_暁 「こんばんわ〜」ゆっくりと扉が開き _暁 ネコミミキャップとパーカーを着た高校生ぐらいの子が入ってくる。 _暁 店内を見渡し _暁 「あれ?今日はまだ誰もきてないんですね〜」 _暁 「マスター、ダージリンとパウンドケーキもらえますか?」といって、席につく/ _akira -> _3_akira _3_暁 「また急に朝晩が寒くなりましたよね〜えっと、こういうのを三寒四温っていうんでしたっけ?」 _3_暁 パウンドケーキをモグモグしつつ _3_暁 「え、受験勉強ですか?…まぁ…ほどほどには…」/ _光里 「ウォウォ!ウォウォ! ウォウォイェイイェイ!」 謎のテンションで歌いながらッパァーン!と扉を開き、挙手。 _光里 「こんばんはぁー!」 スキップさえ出来そうな気分で飛び跳ねると、入店し、見慣れた姿を見てシュバっと敬礼し「アッキー、お疲れ様ですぜ!」/ _3_暁 ポカーンと光里をみつつ _3_暁 「えっと…お疲れ様です?」/ _美冬 「〜♪」少し浮かれ気味の気分で入店。服装は今日はゴスロリ服ではない _美冬 「あ、皆さん来てたんですね。こんばんは」/ _3_暁 「あ、月島さん。こんばんわ」 _3_暁 美冬の来店により、放心状態から回復して、微笑みを浮かべながら/ _光里 「横座るねっ」 にこっと笑って横の席へと適当に腰を下ろすと、何を食べるか思案するように虚空を見上げ 「えーっと、えっと、ガトーショコラくださいっ。後、グレープジュースもっ」 _光里 「あ、いらっしゃいませー! お久しぶりですー!」 振り返ると久々に見た相手の姿が目に入り、手を振り振り/ _3_暁 「お二人とも、何かいいことがあったんですか?」気分よさ気な二人に笑顔を向けながら/ _美冬 「お久しぶりです」「あ、マスター、赤ワインと生ハムください」/ _美冬 「ああ、来月から給料が少し上がるのよ、光さんは?」/ _Mifuyu -> _2_Mifuyu _光里 「ん? 特に何もないけど、今日はなんだか気分がいいだけだよっ」 にこーっ/ _3_暁 「そうなんですか〜」 _3_暁 紅茶を飲みながらニコニコw/ _光里 「アッキーは最近どーお?」 グレープジュースを受け取り、暁くんを覗き込むように/ _Hikali -> _4_Hikali _3_暁 「最近…そうですね〜明後日に定期演奏会の本番があって、それの練習をずっとしてますね」 _3_暁 やわらかく微笑みつつ _3_暁 「後は…」 _3_暁 一度言葉につまって、瞬時に頬を赤らめながら「あ、いえ。何でもないです」/ _静 「マスター、こんばんわ〜っと。お客さんもこんばんわ〜」いつもと変わらぬ穏やかな笑顔でドアを開けて、客の姿を見て挨拶「んじゃ、私は隅っこで。マスター、スピリタスにライムとレモンのミックスジュース。摘みにスモークチーズをカットで」注文して入口の側でスツールに腰を預ける/ _shizu -> _9_shizu _2_美冬 「あ、こんばんはー」>静/ _4_光里 「……え、なになに? 顔が赤いぞ〜?」 つん、と隣に座っている暁くんの頬を突いて _4_光里 そして新たな来店者に視線を向けると久しぶりに見た相手の姿にぱあっと表情を綻ばせ「静さん、こんばんはっ! いらっしゃいませですよ!」/ _3_暁 「こんばんわ、氷室さん」>静 _3_暁 困ったように微笑みながら赤みは増しつつ _3_暁 「いえ、本当。そんなたいしたことではないんですよ…」/ _4_光里 「ほんとにー? そういう人に限って怪しいんだぞー!」 ぷにぷに/ _3_暁 言いづらそうに視線をさまよわせながら _3_暁 「いや、その…ちょっと名前の知らない子から、手紙をもらったというか呼び出しをくらったというか…」/ _9_静 爪楊枝でチーズを口に放り込みながら、ジュースとウォッカを交互に一口ずつ「まさに、世は凡て事も無し、ね」口元を微かに/ _2_美冬 「・・・?果たし状とか?…ではなさそうね」/ _3_暁 「てっきり個人的な用事か頼まれごとかなーと思っていったんですけど…」 _4_光里 「きゃー! それってやっぱり、あれなんじゃない? あれ、あれあれっ」 きらきらと目を輝かせ/ _3_暁 笑みは消え、すごく言いづらそうに _3_暁 「自分の語彙力をさらすはめになったもので」/ _4_光里 「ゴイリョク?」 きょとん/ _3_暁 「付き合って→どこかへ付き合って→買出しに付き合って→新入生歓迎会の買出しの手伝い、と…」 _3_暁 / _4_光里 「う? どういうことー?」 意味が掴みかねたのか、首を傾げて/ _3_暁 「付き合ってください、といわれたので、てっきり買出しに付き合ってほしかったのかと思ったので、了承して何処に行くの、と聞いたら場が凍ったもので…」 _3_暁 トオイメをしながら「それを見ていた人たちに一斉にツッコミをくらってしまったもので」/ _2_美冬 「あらあら」/ _3_暁 「ものすごく恥ずかしかったです」/ _4_光里 「ふぁー……」 ぽかん、と/ _3_暁 「ね、たいしたことない話でしょ?」苦笑しつつ/ _3_暁 (というか、何で同性の僕にそんなこといったんやろ?誰かと間違えたんかな?)/ _4_光里 「コクハクかー! 光里には全然わかんないなあ」 口許に手を添えて/ _3_暁 「僕もいまいちわからないんですよね」困ったように/ _3_暁 「好意を向けられるのはありがたいことですし、うれしいことですけど…恋ってものがいまいち理解できないくて…光里さんと月島さんは恋ってどんなものかわかります?」/ _4_光里 「恋かぁ。」 んーと少し悩んだ後、「どんなものっていうか、感じるもの?かなー。キュンッ!ってきたら、それが運命なんだよ!」/ _3_暁 「キューン………脈拍に異常が見られたらですか?」真顔で/ _9_静 (……青春だねぇ)年寄り臭いことを思いつつ酒を進める/ _4_光里 「ミャクハクとかじゃなくて、気持ち的な問題かなあ。うちもまだそんな思いしたことないけど……こう、特に理由はないけど息がきゅってなるとか。そんな感じなのかなあって」/ _3_暁 「理由もなく、息がきゅっと…」真剣に考えながら _3_暁 「無意識の感情による信号を脳が受け取って体に反映しているということでしょうか」/ _4_光里 「う、うーん? 光里はそーゆーの詳しくないんだけど、そんな感じかなあ。コワイとかよりとは違うと思うよ」 足をぶらぶらとさせて、ガトーショコラにフォークを突き刺し/ _3_暁 パウンドケーキを食べつつ _3_暁 「………難しいですね」ちょっと眉間にしわがよる/ _4_光里 「多分、理解するよーなもんじゃないんだよねー。感じろ!ってカンジ!」 にこーっと/ _3_暁 「感じる…ですか」(それが一番難しいんやけど…)紅茶をのみつつ/ _9_静 「……マスター、ライをストレートで。銘柄はお任せします」スピリタスとジュースの入っていたグラスを戻しながら/ _9_静 「……Turkeyじゃなきゃやっぱりこれか。頂きます」Jim Beamの入ったグラスを受け取り、一口「ちょっとTurkeyよりは軽めかな……でも、これはこれで」クピクピと杯を進める/ _3_暁 「ひかりさんは初恋、とかはまだなんですか?」キョトン、としつつ/ _4_光里 「初恋? うーん、どうかなあ。ちーちゃい頃にはあったかもー。最近はないなあ。キュンってこないんだよねー」/ _3_暁 「キュン、ですか。僕はそういった経験がないのでわかりませんが、一度でも感じたらわかるようになるんでしょうね〜」 _3_暁 紅茶をのみつつ _3_暁 「小さいころか…」/ _4_光里 「そうだねー、そのときはきっとそうだ!って分かるんだよ。」 ふにゃと笑って/ _3_暁 「そうですね」ほわん、と笑ってから _3_暁 「そのときがくるのをのんびり待っとくことにします。今は明後日のほうが大事ですし」/ _3_暁 鳴り響く携帯の音に、一度画面を確認すると「すいません。今日はこのあたりで帰りますね。朝一から練習なので」 _3_暁 パウンドケーキと紅茶を食べ終え _3_暁 「それではまた。おやすみなさい。マスター、ご馳走様でした」 _3_暁 ゆるやかな足取りで店を後にした/ _9_静 「おやすみなさい、いい夜を」一言だけ>暁/ _4_光里 「うん、おやすみなさい! またねっ!」 去っていった暁くんに手を振って見送ると、落ち着きなくきょろきょろし/ _4_光里 「ちょっといってきまーす!」 美冬に断って、そそくさと立ち上がると静さんにそーっと近寄っていき 「お隣いーですかっ?」/ _9_静 「どうぞ」にこやかに>光里/ _4_光里 「わぁい! ありがとうございますっ」 許可が得られると破顔して、横に腰を下ろして/ _4_Hikali -> _8_Hikali _8_光里 「静さんも、光里と同じウンメーのワのキシさんなんですよね?」 まだまだ話したことがない相手だからか、じっと見つめつつ問いを投げ/ _9_静 「そう……ね」ちょっと首を傾げてから答える/ _8_光里 「?」 なんで首を傾げられているのだろうとよくわかっていない様子ながらも、にこにこと微笑み _8_光里 「静さんはもー覚えてないかもですけど、最初に静さんに言われた言葉、頑張って実践してみてますです。」 覚えてるかなあ、と少し恥ずかしそうに頬を掻いて/ _9_静 「自分では自己紹介の時に言うけど、人からそう聞かれるとちょっとね」笑って「ん〜、どっちも?」問い返す/ _8_光里 「そっかー。光里もそうだから、そうですよねー」 肩をすくめてヘヘ、と笑うと _8_光里 「うーん、両方頑張っては見ていますです。ちゃんと出来てるかどーかは、わかんないんですけど」/ _9_静 頭を撫でながら「偉いわね。続けることが重要なの。これからも、頑張りなさいね」優しく微笑む/ _8_光里 撫で受け、小動物のように表情をほころばせて 「はいっ、頑張りますです! だから、また……いろいろ、教えてくださいっ」 ぐっと手を握って/ _9_静 「私なんかで良ければ……と、これ以上は悪いことになりそうね。マスター、また来ます」スツールから腰を浮かせ「じゃあ、後輩さんへ一言。私達は先に答えを見てるようなモノだから、何時でもそのことを踏まえて行動しなさい」 _9_静 「でも、自分の力を卑下したりはしないこと。絶対に後悔するから」ちょっとだけ寂しそうに笑って「お休みなさい。良い週末を」スッとドアの外へ/ _8_光里 「……はいっ。頑張ります。」 自分の力を卑下しない。その言葉に少し打たれたように顔を上げると、意を決したように頷いて明確に答えを返すと、去り行く先輩を見送って _8_光里 「よっし、光里も頑張らなくちゃ。マスター、おごちそうさまでした! またきますねっ」 席を立ち、グレープジュースの余りを一気に飲み干すと駆け足気味に店の外へ飛び出し/