_ルシア ドアベルを鳴らし、店内へ「Good Evening、Master。本当に、この時期はジメジメしてイヤですね」 _ルシア 席を物色、中央ら辺に腰を下ろす「Frozen Daiquiriを……Pineappleでお願いします」注文する/ _ルシア 「……ひんやりしていて、サッパリしますね」二本のストローでシャーベット状のカクテルを飲み、ホッと一息/ _ルシア 「……今日はまた、静かなものですねぇ……まあ、こんな日に出歩く方がどうかしていると言われれば、ね」苦笑/ _lucia -> _5_lucia _5_ルシア 「じゃあ、私は、ですか?」小首を傾げ「まあ、色々です」意味ありげな笑顔/ _5_ルシア 「秘密にするほどのことでもないのですが……一応、学生の身分ですから、私も」肩を竦めてみせる/ _5_ルシア 「……Master、Frozen Banana Daiquiriを」空になったグラスを戻しながら「あと、ホットサンドを……チーズ、ベーコン、トマトで作っていただけますか」注文する/ _5_ルシア 「健啖家だとは言われますけど、そんなに食べてますかねぇ?」ホットサンドを囓りつつ/ _5_ルシア 「……今年ももうそろそろ半分過ぎますね……」小さく溜息/ _5_ルシア 「……ちょっと口数が多いですかね?最近はBARに来る度、誰かいたものだから……少しばかり、人恋しいのかも知れませんね」苦笑してカクテルをストローで/ _5_ルシア 「まあ、音楽に身を委ねるのも、たまには良しとします」目を閉じて、BGMのジャズの音色に耳を傾ける/ _5_ルシア 「……溶けちゃいましたね」グラスを口に当て、溶けたフローズンダイキリを飲み干し「Master、Blue Hawaiianを。ええ、Blue Hawaiiではなく」注文/ _5_ルシア 「今日は面倒なのばかり注文してますね」青白いカクテルを前に「でも、そういう気分なので申し訳ありませんが、もう少しお付き合い願いますね」ストローに口を付ける/ _5_ルシア 「……」ホットサンドとフローズンカクテルを口に、店内で流れるメロディに身を任せ、ただひたすらに心静かに佇む/ _5_ルシア 「……Master、One Irelandを」ミキサーが氷を砕く音が響く「人が居ないと、こんな音でもハッキリ聞こえるんですね……」/ _5_ルシア ストローで氷をつつきながら「……何というか、以外とこういうのばかりでも酔えるモノなんですね」口を付けて吸う「……ちゃんとWhiskeyの風味がしますね」/ _5_ルシア 「……あれも手詰まり、これも進展無し、そっちはやり直し……順調なのは論文だけ……はぁ……」溜息/ _5_ルシア 「普通の大学院生なら、論文が進んでるのは喜ぶべきことなんでしょうけど……通算3度目だしなぁ……今更、長々と書くのも面倒だしなぁ……」ジュッと音を立てて、行儀悪くカクテルを啜り/ _5_ルシア 「……まあ、自分の問題を引き摺ってる時点で、他の人の頼み事を進められるほど器用ではないってだけなんでしょうけど……思ってたほど自分は力がないですね」一息で飲み干す/ _5_ルシア 「Master、Tequila Sunsetを」渋い顔をしながら注文 _5_ルシア 「お酒は楽しく飲むモノだと思いますが……今日はどうも変です」ドアの方を見て「天候の所為、とでもしておきますかね」オレンジ色のカクテルに刺さったストローへ口を運び/ _5_ルシア 「……結局、このまま閉店まで粘れば2時間一人で飲んでた、と」少し考え「立派な酒好きですよね」苦笑する/ _5_ルシア 「……あー、違う……もう2時間過ぎてるんだ……ダメだ、結構煮詰まってるかも……」カクテルを飲みながら、合間合間に呟く/ _5_ルシア 両手を降ろし、カウンターに伏せる「……ラストオーダー前に、Coco Ocoを注文しておきますね……」カウンターに突っ伏したままで/ _5_ルシア 「……安請け合いしすぎなんでしょうね、私……」突っ伏したまま溜息「……自分のことすら満足に出来ないクセにねぇ」自嘲すると、体を起こしてカクテルを口に/ _5_ルシア 「……こういう事を考えてしまうのも、天気のせいにしてしまいましょうかね」溜息、と同時に真っ白なカクテルが出てくる/ _5_ルシア 「最後くらいはAlcohol抜きじゃないと、ね」苦笑して、甘いミルク味のノンアルコールカクテルを口にする/ _5_ルシア 「サッパリと、全部流してしまわないと、ね」自分で自分に気合いを入れ直し/ _5_ルシア 「さて、本当に閉店ギリギリまで粘るのも笑えないですし、そろそろ失礼しますね」カクテルを飲み終え「ではMaster、Good Night。おやすみなさい」ゆったりとした足取りで店の外へ/