__ムツキ ドアベルを元気よく鳴らして入店。いつもと違う所は左手に持った大きな紙袋と、誰かの左手をぎゅっと握った右手。「こんばんはー」/ _暁 右手に大きな紙袋をもって _暁 「こんばんわ〜」と白くてモコモコしたコートにネコミミキャップの子が左手を握られたまま入店/ __ムツキ 上着をクローゼットにかけながら店内を見回して「あれ、今日はボクたちだけ?」/ _暁 「そう、みたいですね・・・」 _暁 同じくコートをかけて、店内を見渡しつつ _暁 「んー平日ですし、忙しいのかもしれませんね。もう少しまってみましょう」/ __ムツキ 「うーん、千夏恵は美冬さんとデートだろうし光司さんもそうだろうけど、、」 __ムツキ (おじ様も噂の女性といいことあったのかな?週明けに学校で聞いて見よっと) __ムツキ 「そうだね。ますたー、濃い目のホットチョコレートとパンケーキください。」そのまま着席/ *nick __mutuki → _3_mutuki _暁 微笑みを浮べながら「あ、そうだ。マスター、いつもおいしい料理ありがとうございます」 _暁 といって、紙袋からラッピングされた一口ガトーショコラをマスターにわたして _暁 「えっと、ダージリンのホットで」といって席に _暁 / *nick _akira → _4_akira _3_ムツキ 暁くんの後に続いてマスターに紙袋を手渡し「あ、これはボクから。いつもありがとうございます」ペコリと礼/ _4_暁 あ、暁の格好は、前日のムツキとチョコをつくったときの格好ににてます/ 有希 「こーんばーんは。」 有希 冷たい風が店内に。すらっとしたシルエットの女が一人/ _3_ムツキ 「あ、こんばんはー」ホットチョコレートをすすりながら手を振ります/ _4_暁 「こんばんわ」ペコリを会釈して/ 有希 若い先客を見つけると、気付かれないように、すうっと気合を入れ直すように息を吸い込み。 有希 「こんばんは、ムツキ、暁くん。」笑顔で席へ/ _3_ムツキ 少し大きめの紙袋をもって有希の元へ「いつもありがとうございます。これ、良かったらベディヴェールの皆さんと食べてください」中身はブラウニーが1ホールです/ _4_暁 「ゆーきさん。こっちもどうぞ」紙袋からラッピングされたホールのガトーショコラをだしてわたします/ 有希 「わ、わ。二人共ありがとー、随分とおっきいね、もしかして・・・手作り?」席に着きつつ/ *nick yu- → _5_yu- _3_ムツキ 「エヘヘ、昨日の夜、宵くんと三人で、うちの厨房使って作ってたのですよ」少しだけエヘンとでも言うように胸を張りながら/ _4_暁 「楽しかったですね」にこにこ笑顔で/ _3_ムツキ 「うん!」満面の笑顔で/ _5_有希 「・・・お、おーっ、おー、・・・おぉ。」笑みはかろうじて保つも、声がだんだん小さく。 _5_有希 「・・・・・・マスター、珈琲やめて、ウィスキーを。」オーダーを取り消し、いつものを。・ _5_有希 / _4_暁 キョトン、としつつ(なんでオーダーかえたんだろう?)と有希をジー/ _3_ムツキ (この間から元気がないし、今日も少し無理してる風なのを察しながらも今こっちから切り出さない方が言いと考えて) _3_ムツキ 暁くんと同じようにキョトンとしながら少し微笑み、小首をかしげて有希さんをジーッと眺めてます/ _5_有希 「はぁ・・・・・・。」真横で視線を注ぐ暁やムツキのことも気づかず、遠い目をしてグラスを一口傾ける。人、それを注意散漫という。/ _5_有希 「・・・ハッ」流石に時間が経って気付く。「え、何?・・・あ、ごめん。えーっと、えーっと、こんなのしかないけど・・・。」 _5_有希 虚空から○ディバの箱を取り出し。「ハッピーバレンタイン、っていうのかな? 私から二人へ。」差し出す/ _3_ムツキ 有希さんが気付いた時には自分の顔を引っ張って変顔をしてるムツキが横に _3_ムツキ で、急にこっちを向かれたのであたわたしながら「あ、ありがとうございますっ Joyeuse Saint-Valentin!」/ _4_暁 「ありがとう、ございます・・・」クスクスと笑いながら箱をうけとって/ _5_有希 「・・・ふたりへ。」ムツキの顔に気づき、暫し硬直。「・・・っ・・・くっ・・・。」下を向いてぷるぷるしてるw/ _3_ムツキ 今更ながら恥ずかしくなって、頂いたチョコを抱きかかえながら真っ赤な顔でうつむいてます/ _4_暁 「可愛かったですよ」ムツキの変顔に対し _4_暁 直接見えてないが/ _5_有希 「・・・ぷっ」暁の言葉でこらえきれなくなって大きな声で笑い出す。/ _4_暁 「ゆーきさん、楽しそうですし、大成功じゃないですか?」ムツキだけに聴こえる声で/ _3_ムツキ 少し頬を膨らませながら「それ、あんまり嬉しくないー」と返した後 _3_ムツキ 一瞬だけウインクを暁くんに返します/ _5_有希 「・・・・・・はぁー・・・あー、可笑しい。」 _5_有希 呼吸を整えたのち、少し寂しげに前を向き。「・・・ありがとね、二人共」つぶやく/ _3_ムツキ 照れ隠しに大きく咳払いをした後 _3_ムツキ 「そういえば、有希さん。ベディヴェールのお仕事はどんな感じですか?」/ _4_暁 笑みをこぼしながら、紅茶をのみつつ、有希とムツキの会話をのんびりききます/ _5_有希 「・・・うーん、最近ダメダメかな。」苦笑し>ムツキ/ _3_ムツキ 落ち込みの原因がそっち関係だと思ってなかったので少し驚いて _3_ムツキ 「え、、何か、あったんですか?」少しだけ神妙に/ _5_有希 「んーとね、まぁ、恥ずかしい話なんだけど、この前魔獣と戦った後からちょっと精神的に引きずっちゃったところがあって」 _5_有希 「それで、仕事には出さないつもりだったんだけど・・・、子供たちはやっぱり気づいちゃうんだよね。・・・ちょっと気を遣ってくれて」 _5_有希 自嘲的に鼻で笑い 「でさ。最近メディアでも取り上げられてるから知ってるかもしれないけど、養護施設への偏見というか、ネタにされることがあってさ」 _5_有希 「それでも、皆、表には出さないで気丈にしてるところで、私だけこんなんだったから。」 _5_有希 「なにやってんだ、って・・・院長からも叱られちゃって。」/ _5_有希 「・・・でも! この間、BARでムツキ達から元気貰ってからは、頑張れてるかなって個人的には思ってるけどね!」ちょっとしんみりとした空気を払うように、大きく/ _4_暁 「無理に頑張り過ぎなくてもいいと思いますよ?僕らで力になれることがあれば手伝いますし」 _4_暁 「ついらことや疲れたときは、一度全部吐き出すだけでも楽になります。全部吐き出して、カラッポになって少し休憩してから、また進めばいいんじゃないでしょうか?」 _4_暁 「過去は変えれませんけど、未来は変えれます。今、現在に最善を尽くすことが大事だと思いますよ」 _4_暁 紅茶のお代わりをもらいつつ、どこか独り言にように/ _3_ムツキ 「【明日パパ】ですね。」「でもそれって、『もし自分が他者を助け、役に立つことができていないなら、生きている価値がない』っていう有希さんの生き方が、子供たちにも伝わってるって事じゃないです?いい事だと思いますよ」年末にもらったメールの一文を引用しながら/ _5_有希 「うん・・・ホントにねー、すっごい良い子達なんだよ」噛み締めるように>ムツキ _5_有希 「・・・空っぽかぁ、空っぽ。」 _5_有希 反芻するように暁の言葉を繰り返し _5_有希 「・・・・・・空っぽになって、戦えなくなったら、どーしようかな、って・・・怖い。」俯き、低い声で/ _4_暁 「そうなったら、僕らが助けますよ」迷いのない言葉で/ _4_暁 「ゆーきさんが戦うことを望むのなら、ですけどね」/ _3_ムツキ 「うん!有希さんがボクを助けてくれたように」 _3_ムツキ 「あ、そうそう。去年から準備を進めてたプロジェクトが、13日から正式稼動を始めたんですよ」 _3_ムツキ 「よければ気晴らしにどうです?」有希のK-PhoneにOXの招待メールが着信します/ _5_有希 「・・・・・・うん、ありがとね?」困ったような笑顔で>暁 _5_有希 「え?・・・・・・気晴らし?」K-PHONEを虚空から取り出し、画面を開く/ _4_暁 「…『僕』がここにいる間だけの話ですけどね」小さく、言葉にもなったか怪しい音量で呟いたあと _4_暁 「すいません、そろそろ宵がうるさいので先に帰りますね。マスター、これ他の皆さんにも出しておいてもらえますか?」 _4_暁 紙袋を渡して _4_暁 「では、お先に失礼します。おやすみなさい」といってさきに退店/ _3_ムツキ 「ボクが主催で運用を始めたSNSです。ゲームもありますし、似たような仕事で似たような悩みを抱えてるどこかの仲間に出会えたりもしますし」 _3_ムツキ 「ってもうこんな時間! マスター、ボクのもお願いしますっ」と紙袋を手渡し _3_ムツキ 「意外な出会いがあったりするかもですよ?」と有希さんに耳打ちした後 _3_ムツキ 「じゃ、ボクも失礼しますね。おやすみなさい」ペコリとおじぎをして退店/ _5_有希 「わ、私は顔合わせないで知らない人とコミュニケーション取るのはちょっとって、あ・・・・・・」ムツキの後ろ姿に言葉が切れ _5_有希 「・・・SNS、ね・・・。ムツキの折角の誘いだし、先入観捨てて、登録だけしてみようかな・・・。」 _5_有希 席を立ち、出口へと歩きつつ「・・・しかし」 _5_有希 「暁くんってば、馬鹿ね。・・・ホントに馬鹿。」 _5_有希 「贄を貰って喜ぶ神様じゃあるまいし。・・・私の前で、居なくなることを前提に話すなんて」 _5_有希 つぶやき、遠くを見やる視線は悲しげで。/