有希 「・・・こんばんはー」 有希 静かな店内とマスターに微笑を返し、店の奥へと進む 有希 「今日は静かだね。・・・んー、そうね、ブランデーをロックで。」 有希 「・・・ふぅ〜。・・・ん? あ、いや、此処に来るとついついのんびりしちゃって。」 有希 「ええ、リラックスさせてもらってます。・・・いや、そんなに別に疲れてないけど」/ 千夏恵 カランコロン、ブラウスにキュロットスカートで入店 千夏恵 「あ、有希さんこんばんは」にっこり/ 有希 「どちらかと言えば、明日からの方が賑やかかなぁー。・・・学校もお休みだし」 有希 「ん、こんばんは」 有希 軽く会釈するように/ *nick yu- → _4_yu- 千夏恵 「琴音さんと合うの久しぶりですね」と隣の席に着席「あ、ますたーアイスティーとほうれん草とベーコンのパスタください」/ *nick Chikae → _5_Chikae _4_有希 「そーだっけ?いつ以来になるかなぁ・・・」/ _5_千夏恵 「確か2月のあたまのほうでしたね」/ _4_有希 「それなら、頻繁に会ってる方じゃないかな、此処では。」苦笑し/ _4_有希 「最近、いろいろあったの?」首をかしげてみせ/ _5_千夏恵 「よく合う人とは2週間に1回ぐらい会うんですけどね」 _4_有希 「えーっ、毎日顔をあわせる人もいるんでしょー?」くすくすとからかうような口調で笑って/ _5_千夏恵 「あ、知名度上げるためと、能力の練習も兼ねて退魔業始めました ムツキちゃんがちょうどOxalis 作ってこれたのでそれのコミュニティ使って」 _5_千夏恵 「美冬ですか?うーん……あわない日もありますよ、私大学で美冬夜勤だとすれ違いになりますし」/ _4_有希 「トリスタンとは別に、ってこと? ちょっと」 _4_有希 「意外だな。」へー、とグラスを口に運ぶ/ _4_有希 「千夏恵ちゃんはクールね。美冬はからかいがいがあるのに」笑って舌を出す/ _5_千夏恵 「魔力抑える方法わかんないですしね、知名度上げとけば無謀にちょっかいかけてくる人もいないでしょうし、あと困ってる人助けられますし」/ _5_千夏恵 「美冬はからかいがいありますね」くすりと笑う/ _4_有希 「ああ、成程、いい考えね。派手に動き回れば、実力的にすぐ名は知れるんじゃないかな」 _4_有希 「あははっ、なーんか力関係がかいま見えた感じ?」<くすりと笑う/ _4_有希 「千夏恵ちゃんは大学も行ってるし・・・行ってるよね? 普通に就職して表の仕事につくものとばかり思ってたよ」/ _5_千夏恵 「表の就職はそっちはそっちでしますよ」/ _5_千夏恵 「……そういえば琴音さん、体調大丈夫なんですか? 黒雪がどうのという話を聞いたんですけど」/ _4_有希 「?・・・・・・大丈夫よ? 疲れてる顔してるかなぁー」頬を掻き掻き _4_有希 「黒雪ってことは、真昼かー? んー、心配してくれるのは嬉しいんだけどねぇ」苦笑して/ _5_千夏恵 「しばらく前に黒雪さんに美冬がずいぶんからかわれたと聞きましたよ」苦笑して「中に飼ってるのの封印って大丈夫なんですか?」/ _4_有希 「・・・あー、うーん、そーだね・・・・・・」 _4_有希 「・・・美冬には大分迷惑かけたと思ってるよ。 何かすんなり許してもらってるけど。」 _4_有希 「力の制御は、大丈夫。 昔は手こずってたけど、今は使いこなせてるよ。」/ _5_千夏恵 「美冬はまあ結果オーライでしょうから」といって自分を指さし/ _4_有希 「?」その意味はわかっていないようで<結果オーライ/ _5_千夏恵 「琴音さんがつつかなきゃ私が美冬の恋人になるのは多分もっと遅かったということです」/ _4_有希 「あー。なるほど。」 _4_有希 「千夏恵ちゃんも、なんだかんだで美冬が決めるのを待ってたんだよね。」/ _5_千夏恵 「待つしか無いですしねーこればっかりは」/ _4_有希 「決めることで関係性も変わってくるしね・・・っと、過ぎたことにどうこう言うのは野暮ね」/ _4_有希 「・・・しかし、まぁ、因果というか、なんというか」 _4_有希 「本意ではないけれど、千夏恵にかかわることは多いなぁ」/ _5_千夏恵 「そうですねー琴音さんいなかったら、多分私は美冬とも出会わないし騎士になってないでしょうしね」/ _4_有希 「うん、だよね」 _4_有希 「でも、罪悪感はなくはないけど、ここまで来ておいて、ゴメンね、ってのは何か違うよなーと」/ _4_有希 「今は幸せそうにしてるし、それを否定することにもなっちゃいそうだから」 _4_有希 / _5_千夏恵 「魔獣王の時琴音さんたちの立っていた位置がほんの数センチ違ってたら、私の家族は死ななかったはずですが、別の誰かがかわりに死んだでしょうしね」 _5_千夏恵 「その時私瓦礫に挟まったんですけど、美冬が死んだ直後の家族の霊呼び出してどかしてくれました」 _5_千夏恵 「家族は大切でしたけど、それだけが全てじゃないですしね。良くないことの後に良いこともあるものです」 _5_千夏恵 「琴音さん達はできるだけたくさん助けたいと思って頑張ったんだから。別にいいですよ」/ _4_有希 「・・・・・・・・・・・まぁ、過去の仮定はしないでおくよ」 _4_有希 くす、と自嘲気味な笑いを漏らす/ _5_千夏恵 「?」自嘲気味な笑いの意味がわからず/ _4_有希 「千夏恵には、霊は見えるのかしら?」/ _5_千夏恵 「んー居るのは分かります。感情があるならそれも。ただ直接は見えないですね、会話はは道具使えばなんとかですね」/ _4_有希 「余波で死んでしまった多くの霊は、なんて言ってるのかしらね?」/ _5_千夏恵 「その時は私は力なかったのでわからないですが、美冬が言うには交通事故や自然災害と同じだそうですよ」 _5_千夏恵 「『何が起きたかわからない』『せめて家族だけでも無事で』『怖い死にたくない』 とかだそうですよ」/ _4_有希 「・・・うん、そっか。 まぁ、大結界のおかげもあるんだろうな」/ _4_有希 「千夏恵は、困ってる人を助けたいから頑張るの?」/ _5_千夏恵 「んー、それだけじゃないですが理由の一つではありますね」/ _4_有希 「他も訊いていい?」/ _5_千夏恵 「いいですよ」/ _4_有希 「あー、だから、別の理由ってこと」/ _5_千夏恵 「んー、一個は美冬が戦うから手伝いたい」 _5_千夏恵 「あとは美冬とずっといるには世界滅ぼされると困っちゃうし」 _5_千夏恵 「副次的に依頼料が入るというのも良いですね」/ _5_千夏恵 「依頼料とれなさそうなときでも首突っ込むときはゆっ込みますけど」/ _4_有希 「あはは、なるほど。・・・それなら、美冬を大事にしないとね」苦笑して/ _5_千夏恵 「あはは、そうですね。ちなみに琴音さんの理由は?困ってる人を助けたいですか?」/ _4_有希 「いや」 _4_有希 「もっと自己満足に近いものじゃないかな、きっと」/ _5_千夏恵 「そうなんですか?」/ _4_有希 「うん。それだけなら、きっと魔獣を倒す以外のこともやってるだろうし」 _4_有希 「私、多分千夏恵が思ってるよりずっと我儘だからね」/ _5_千夏恵 「わがままでずか、まーたしかに」/ _4_有希 席を立ち 「――今日は千夏恵ちゃんとゆっくり話せてよかった。ありがとね」/ _5_千夏恵 「ええ、私も琴音さんと話せて良かったです」同じく席を立ち「マスターごちそうさま」/ _4_有希 そのまま姿を消す/ _5_千夏恵 退店/