_1_ミザリィ からんからん _1_ミザリィ 「……ペリエを」/ _1_ミザリィ カンオケを壁に立てかけてペリエを少しずつ飲む。/ _1_ミザリィ 「しかし誰も来ないな。祝日?ああ、なるほど」/ __頼子 (からんころーーーーーーーーーーん)「こんばんわ……」沈んだ調子で入店します。 __頼子 「あ」ミシェル女史を見かけ、入り口付近で一礼/ _1_ミザリィ かるくペリエの入ったグラスを持ち上げて応える。/ *nick __Yoriko → _3_Yoriko _3_頼子 1個飛ばした席に着きます。 「ますたー、………ええっとほうじ茶と笊蕎麦、お願いします。」/ _1_ミザリィ 「また君か。縁深いものを感じるな。今日は誰も来ないものだと思っていた」 _1_ミザリィ 「こんな時間に店に来て大丈夫なのか?学校があるんだろう」/ _3_頼子 「あ、どうも……」<こんな時間に〜 _3_頼子 「何日かは寝ないでも大丈夫なんですよ、体質?なんでしょうかね。今日はお夕飯食べれなかったし、補充して」 _3_頼子 「明日に備えてます」 _3_頼子 / _1_ミザリィ 「家の人は夕飯を用意してくれないのかい」/ _3_頼子 「いえ、お母さんには外で食べてくるって言ってます」 _3_頼子 「ちょっと修行で、遠出していたので」/ _1_ミザリィ 「シュギョウ?」日本語が上手く伝わりませんでした。/ _3_頼子 「英語でいうトレーニング ですね。語源は確か仏教の用語です。」/ _1_ミザリィ 「君はブディストか」/ _3_頼子 「どちらかというと神道かも……ただ日本は色々とその辺曖昧ですね。宗教、というものに対してこだわりが薄いというか。」<ブディスト?/ _1_ミザリィ 「ふうん……そういうものか」/ _3_頼子 「正月は神社……神道の教会のようなものですね、で祝い、クリスマスはキリスト教、お葬式は仏教 結婚は神道や仏教、キリスト教 色々と方式がありますが、兎に角モザイク方式に祭事を執り行うのが日本の特徴、とも言えますね」/ _1_ミザリィ 「祭りが好きなんだな」/ _3_頼子 「・・・・・そうですね、よさこい祭りとかねぶた祭りとか、色々あります」/ _1_ミザリィ 「ああ、ネブタは分かる。何かの映像で見た」/ _1_ミザリィ 「こう……巨大な人形をライトアップして」/ _1_ミザリィ 「あれは恐ろしいな」/ _3_頼子 「イギリスの方も、色々とお祭りあるんじゃないんですか?」/ _1_ミザリィ 「ハロウィン?イギリス人は幽霊が好きなんだ」/ _3_頼子 「チーズころがし祭りって、ミシェルさんのいたころはあったんですか?」/ _3_頼子 「Trick or Treat! ですねー。私も地域の子供会でやった事あります。」<ハロウィン _1_ミザリィ 「The Cooper's Hill Cheese-Rolling and Wake……あったなそんなものも」/ _3_頼子 「あ、ありがとうございます」ざるそばうけとり、啜る/ _1_ミザリィ 「あれはいつからあったんだか分からないし、参加したいとも思わないが。危ないだろう」/ _3_頼子 「確かケルト文化なんでしたっけ、危ないってどういう事ですか?」 _3_頼子 といいつつ、ワサビを入れてざるそばをいただきます/ _1_ミザリィ 「坂を転がるんだぞ。文字通り骨が折れる」/ _1_ミザリィ 「それ、辛くないか」/ _3_頼子 「ノリが合わないと苦労しそうですよね……」<骨が折れる 「辛いことは辛いですけど、……日本人好みの辛さですね。あ、一口いります」 _3_頼子 ?/ _1_ミザリィ 「いい、私は辛いのは苦手だ。前回それが辛かった」/ _3_頼子 「そうですか……ワサビ抜きはどうです?」/ _1_ミザリィ 「それは抜いてもいいものなのか?」/ _3_頼子 「日本人でも、辛いのダメな人は抜いて食べますよ。 基本おつゆにつけて食べれば味はつきますから」/ _1_ミザリィ 「そうか。今はいい。子供から奪って食べるほど空腹ではないんだ」/ _3_頼子 苦笑しつつ「そんな、一口くらいで大袈裟ですよ」/ _3_頼子 「それに、私は奪われたなんて思わないです。あげる方ですもの」/ _1_ミザリィ 「いいんだ。施しは……」/ _3_頼子 「ん、ひょっとして、何か受けられない理由でもあるんですか?」はてな/ _1_ミザリィ 「ないな。そんなにどうしても私にソバを食べさせるのかい?」ちょっと呆れて/ _3_頼子 「………無い、です、けど」シュンとなって、俯く/ _1_ミザリィ 「……ひとくちおくれ」/ _3_頼子 「えっ……あの、いいん、ですか……?」/ _1_ミザリィ 「急に気が変わったんだ。いいから」/ _3_頼子 「あ、はい」おずおずと、マスターに別のお箸をもらって、新しく用意したおつゆを準備 _3_頼子 「お、お箸、使えますか?」/ _1_ミザリィ 「少しは」一口分巻き取って食べる「どうもありがとう」 _1_ミザリィ その後は壁のほう向いてペリエ飲んでます。気恥ずかしかったらしい/ _3_頼子 「…………!」深々とお礼をします。/ _3_頼子 「あ、あの……お味、どうでした」 _3_頼子 / _1_ミザリィ 「あ、ああ、辛くなかった。美味しかったよ」/ _1_ミザリィ 「この借りはどこかで返す。必ずだ」/ _3_頼子 「…………」背筋をピンと張り、相手の眼を見据えつつ、「はい。」とハッキリ答える/ _3_頼子 (余計なおせっかい、だった、かな……)/ _3_頼子 席に向き直り、残りを食べます/ _1_ミザリィ 無言のままペリエをちびちび飲んでいる/ _1_ミザリィ 「すまない。気を悪くしたか」飲み終わって声をかけてくる/ _3_頼子 「あ、いえ……」こっちも食べ終わる。「日本にいる間、折角だから美味しいもの食べたもらいたいなって色々薦めようと思って……お節介でした」/ _1_ミザリィ 「日本もここの食べ物も嫌いじゃないが、できれば短い滞在にしたい。目標を仕留めてあいつとの共同生活から開放されたいな」/ _3_頼子 「全部終わったら……またどこか別の国に行かれるんですか?」/ _1_ミザリィ 「そうだな。次はどこに行こうか……」/ _3_頼子 「今まで、行ったことのない国はどうです?」/ _1_ミザリィ 「アフリカにはあまり行かないな。現地の神秘に関わる関係は閉ざされている。簡単には仕事が手に入らない」/ _3_頼子 「あっちは”表”の世界でも土着信仰が根強く残ってますからね」<アフリカ  「やっぱりある程度キリスト教圏が強いところに行かれるんですか?」/ _1_ミザリィ 「そう。その方が宣伝が楽だしな。私はダンピールなので魔物払いが出来るとね」/ _3_頼子 「そっか……またそのうち、日本に来たら、寄ってください。」/ _1_ミザリィ 「君はそんなに長い間生きているのかい?」/ _3_頼子 「どうなんでしょう、私の体がどうなるのか、まだよくわからないんです」 _3_頼子 「血統に闇のものが交じってるって言っても、私のお兄ちゃんとか普通に生活できてますし」 _3_頼子 「お兄ちゃんは普通の人間ですし」 _3_頼子 「ただ、その可能性は無いわけじゃないんだなって、ぼんやり考えています。」/ _1_ミザリィ 「安心していい。その時は」 _1_ミザリィ 「私が殺してやる」/ _3_頼子 「……………そうですね、キツかったらお願いするかも」等と悲しそうに笑いながら答える/ _1_ミザリィ 「借りがあるからな」/ _3_頼子 「そうならないことを、祈ります」/ _3_頼子 と、いうところで席を立つ/ _3_頼子 「それじゃあ、おやすみなさい。少し話せてよかったです。ありがとう」 _3_頼子 と言って退店します。/ _1_ミザリィ 「おやすみ。あまり話せなくてすまない」 _1_ミザリィ 「マスター、今夜は疲れた。血の色でないワインを」 _1_ミザリィ 「ボトルキープはあるのか?」 _1_ミザリィ おっと時間を忘れていた、退店しなきゃ/