_1_ミザリィ からんからん _1_ミザリィ 「ペリエ」 _1_ミザリィ カンオケを壁に立てかける/ 光司 「うぃーっす、マスター。ひっさしぶりー」 光司 騒がしいドアの音と共に騒がしい男が入店してくる 光司 「しばらく来てなかったから忘れられて・・・・・・・・」 光司 マスター相手に軽口いう口が止まる・・・視線は銀髪の美少女に釘付けである/ _1_ミザリィ 「はじめまして、〈太陽〉ミザリィ・ミシェル・ミケウス。ミシェルと呼んで」そっけない態度で挨拶をするとペリエに戻る/ 光司 挨拶をされてもまだ衝撃を受けたような顔で呆けていたが 光司 真顔のまま、つかつかと彼女に歩み寄る 光司 いきなり膝立ちになり 光司 「・・・綺麗だ、ミシェル。付き合ってくれ」/ _1_ミザリィ 「はぁ?君、どうかしているんじゃないの」/ 光司 「君みたいな娘を前にして放っておくヤツこそどーかしてるさ」 光司 「あ、マスター、ビールちょーだい。」/ *nick ko-ji → _2_ko-ji _1_ミザリィ 「そんなことより名前は?」/ _2_光司 「そんなこと、ってなあ・・・まぁ、確かに」 _2_光司 「コージ。源光司だ、よろしく」にっこりと爽やかな(自称)笑みで笑いかける/ _1_ミザリィ 「私は忙しい。ここ100年はずっと忙しいんだ。恋をしている暇はない」/ _2_光司 「面白いことをいうなぁ、ミシェルは。恋に落ちたことがあれば、それをする暇がない、なんて言えないさ」 _2_光司 100年、のくだりは都合よく、あしらう言葉のあや、と解釈しているw/ _1_ミザリィ 「次の100年を待ってくれ。とにかく今は無理だ」/ _2_光司 「ははっ好きだな _2_光司 100年。・・・そんなに熱中してる事があるのか?」 _2_光司 ビールをぐびぐび飲んでひと息/ _1_ミザリィ 「魔を滅すること。とりわけヴァンパイアを」/ _2_光司 「ほー、バンパイアハンター、ってやつかぁ。カッコいいな」/ _1_ミザリィ 「今はヴァンパイアと共同生活……まったくストレスが溜まるよ」/ _2_光司 「・・・共同、生活・・・だ、と・・・っ!?」 _2_光司 激しい既視感(美冬と千夏恵の両名に散々迫ってことごとくふられている)に動揺/ _1_ミザリィ 「大丈夫、今はそのカンオケには入ってない」動揺を何か勘違いする/ _2_光司 「そ、それ、お、男じゃないよね!? あ、いや、女でもダメだ、前科がある・・・」 _2_光司 / _1_ミザリィ 「女だけど……前科?」 _1_ミザリィ 「君、吸血鬼の女に迫られても血を与えるんじゃないぞ」/ _2_光司 「(・・・・・・い、いや、落ち着け、まだそうと決まったわけじゃない) _2_光司  へ? いや、まぁ、美人さんだったら考えるよな、常識的に考えて」/ _1_ミザリィ 「美人でもやめておけ」/ _2_光司 「えええ・・・、いや、まぁ、血を吸われると吸血鬼になっちゃうとか、そりゃあ、ちょっと厳しいもんがあるけど・・・ _2_光司 お腹が空いた可愛い子に 『貴方のが・・・ほしいの』なーんて言われちゃったら、そりゃあ、ねぇ、ははっ」 _2_光司 鼻の下を伸ばした緩みきった顔/ _1_ミザリィ (ダメだこの男 _1_ミザリィ )/ _2_光司 「いや!冗談!冗談だって! 実際はそんなことないって。」 _2_光司 「バンパイアハンターの立場からのご忠告、痛み入るよ」今更取り繕う/ _2_光司 「それはさておき、共同生活、って学校の寮とか、そんなのなのか?」/ _1_ミザリィ 「私は見た目より長生きしている。スクールは大昔に修了したよ」 _1_ミザリィ 「姉だ。私一人では情けないが騎士になるには力不足でね。仕事道具さ」/ _2_光司 「お、そうだったのか、それはレディに失礼した (外人でコレで少なくとも成人か・・・ロリータ、ってレベルじゃねーぞ)」 _2_光司 「あぁ、お姉さんか。よかった。(さすがに同性愛にプラスでそれはなかろう)」/ _1_ミザリィ 「あんなのが姉で最悪だ。しかもその力を頼りにしなければならない今はもっと最悪だ」/ _2_光司 「まぁまぁ、兄弟姉妹の仲悪い知り合いなんてごろごろいるけど、落ち着きなって」 _2_光司 「マスター、何か彼女に似合うスイーツを」 _2_光司 「一人暮らしは親御さんが許してくれねーの?」まだズレている奴/ _1_ミザリィ 「だから私は子供じゃない」 _1_ミザリィ 「母は死んだ。父はこれから殺す」/ _1_ミザリィ 差し出されたミルフィーユをフォークで掬って口に運ぶ。/ _2_光司 「・・・へっ?」 間抜けな声が出る _2_光司 「なんか、話しづらいこと、訊いちゃった、か?・・・しかし、父ちゃん殺す、って・・・」/ _1_ミザリィ 「よくあることだ。ダンピールは皆そうだ」/ _2_光司 「・・・・・・いや、よくあるって、そんなんで済む話じゃないだろ」 _2_光司 「・・・父ちゃん殺すので頭がいっぱいだから、恋愛なんてしてる暇ない、と?」 _2_光司 / _1_ミザリィ 「物分かりが良くなったな。そういうこと」/ _2_光司 「それ・・・辛くねーのかよ? 仕事で精一杯で恋愛できません、とか、そんなレベルじゃねーだろ!それ!」 _2_光司 声を荒らげ/ _1_ミザリィ 「ああ。辛いな。あいつが今もこの地球の空気を呼吸しているなんて吐き気がする……」/ _2_光司 「っ・・・・・・もう、あれか、普通の親子とかそーいう範疇じゃあないってことなんだな・・・」 _2_光司 はぁ〜、とため息をつき、やるせない表情で虚空見つめる/ _1_ミザリィ 「何故君がそんな辛そうにする?君の親を殺す話ではないだろう」/ _2_光司 「好きな女には幸せになってほしい、好きな女が悲しい目に合ってるなら辛い、それだけだろ」 _2_光司 はぁ〜、ともうひとため息/ _1_ミザリィ 「ああ。早く仕留められるように祈ってくれ」/ _2_光司 「あぁ、ミシェルが父親を取り逃し続け、いつのまにか忘れちゃうことを祈ってるよ」/ _1_ミザリィ ガタッ光司の胸ぐらをつかむ/ _2_光司 されるがままで続ける「どんな理由があろうが、どんな屑が相手だろうが、殺しなんてしないほうがいいに決まってる」/ _1_ミザリィ 「相手が魔獣でもそんな生温いことを言っているのか?」/ _2_光司 「同じだろ。あんな戦い、ないに越したことはない。 まして、憎しみを持ってやるなんて・・・一番つまんねーことだ」/ _1_ミザリィ 光司を離して「憎しみに生きるのがつまらないだと?」 _1_ミザリィ 「何の目的も何の意義も持たず生きるよりはるかに幸福だ」/ _2_光司 「ふっ・・・ふはははっ・・・ハッハッハ!」 _2_光司 苦笑から笑いが大きくなり、腹を抱えて/ _1_ミザリィ 「君に付き合うことは100年後もお断りだ」そっぽ向いて/ _2_光司 「100年も待てるか!ふつーに寿命で死んでるわ!・・・あ、いや、それこそ吸血鬼にしてもらえばだな・・・」 _2_光司 「・・・ミシェル。 そりゃニートとかに比べたら覇気があっていいかもしれないけどさ、そんなの、オレから見たら50歩100歩だって」冗談めいた口調を元に戻し。 _2_光司 「君のそれは食わず嫌い、と一緒だろーよ」/ _1_ミザリィ 「恋に生きるよりはるかに幸福だ」/ _2_光司 「・・・やれやれ、ちと失礼だが」 _2_光司 「・・・ミシェル、ってヴァージン?」/ _1_ミザリィ 「本当に失礼な男だな君は」/ _2_光司 「いやぁ、褒められると照れるなぁ」/ _1_ミザリィ 「今後私のことはミザリィと呼んでくれ」/ _2_光司 「・・・へ? なんで? ミドルネームからファーストネーム?」きょとんと/ _1_ミザリィ 「ミザリィは私の名、ミシェルは母の名だ。不運になるのは敵だけで十分だと思っていたが、君に母の名を呼ばれるよりはマシというもの」/ 悠香 「こんばんは」カランカラン/ _1_ミザリィ 「こんばんは」/ _2_光司 「・・・不幸? なんかよーわからんが、ミザリィが君の名前ならそ〜呼ぶさ。 あ、オレのこともコージでいいからね!」>ミザリィ/ _1_ミザリィ 「君、ちょっと離れてくれないか。処女厨と隣合わせになりたくない」/ _2_光司 「こんばんはーって、悠香ちゃんじゃん」手をふりふり/ 悠香 「……誰?」と小首をかしげ/ _2_光司 「・・・いや、ミザリィ、ちょっと待て、その不名誉は撤回してもらおう! そんなレッテルで女を選ぶような器の小さい男じゃない」/ _1_ミザリィ 「誰だったかな……今しがた突発的な記憶喪失に襲われてね」/ _2_光司 「・・・ずごー。ちょ、ちょっと待てって、イジメは良くない!」/ *nick Yuuka → _T1_Yuuka _T1_悠香 「いや……誰?」と二人を交互に見ながら/ _1_ミザリィ 「〈太陽〉ミザリィ・ミシェル・ミケウス。ミシェルと呼んで」/ _2_光司 「えええ、まぁ、最近来てなかったしなぁ。・・・源光司、コージでいいからね」あえてミザリィに乗っかった自己紹介/ _T1_悠香 「私は<悪魔>の流山悠香。まぁ、呼び方は私の気に障らない範囲でご自由に」>ミシェル _T1_悠香 「……うーん? もしかして、以前なんかダーツで負けてた人?」>光司/ _2_光司 「ん?・・・オレ、意外とダーツとか得意よ? ビリヤードとかボーリングとかもいける口」 _2_光司 都合の悪いことは記憶から消えてる人/ _1_ミザリィ 「告白しないのかい」>光司/ _2_光司 「まぁ、ともかく、座って話そうよ」 ぽんぽん、と隣の3番席を叩いてみせ/ _T1_悠香 「うーん、それじゃ記憶違いかも」と言いつつ、0番席へ/ *nick _T1_Yuuka → _0_Yuuka _2_光司 「ミザリィ、古傷は抉らなくていい。・・・それに今日のオレは君専用だ」爽やか(自称)スマイル/ _1_ミザリィ 「これを捨てるにはいくら払えばいいんだ?」/ _0_悠香 「多分あの世へ行っても追いかけてきそうだしね。多分向こうは寿命全うしてからだろうけど」/ _2_光司 「・・・あらら。逃げられちゃったよ」ぽりぽり、と頬を掻きながらビールを飲み干し>悠香/ _2_光司 「捨てるってことは今現在所有してもらってる、ってことでいいんですかね!?FA!?」>ミザリィ/ _1_ミザリィ 「黙れ」/ _2_光司 「・・・悪かったよ。――マスター、ビールおかわり。」空のジョッキを掲げ/ _0_悠香 「燃やす?」/ _0_悠香 「流石にBARの中では出来ないけど、多分良く燃えそう」と光司のビールを眺めつつ/ _2_光司 「えええ・・・、オレ、君にそこまでされるようなことしたっけ?」怖ーっ、とつぶやきつつ>悠香ちゃん/ _1_ミザリィ 「騎士でなかったら殺していたかもな。闇のものよりも殺意を抱かせるとは、君もなかなか大したものじゃないか」/ _0_悠香 「いや、もし捨てるとするなら焼却が一番手っ取り早いかなって。日本だと最終的には結構燃やすよね? 燃えるゴミとか燃えないゴミとか」/ _2_光司 「まぁた、殺意とか物騒な〜・・・・・・あはは、・・・はは」段々笑いが乾いていく>ミザリィ/ _2_光司 「・・・燃えないゴミは燃やしちゃダメだからね!?」>悠香ちゃん/ _1_ミザリィ 「〈悪魔〉というには君には殺意は湧かないな。闇のものにしてもより自然の力に近いものを感じる」>悠香/ _0_悠香 「大丈夫、時と場所は弁える位の常識はあるから」>光司 _0_悠香 「なんというかまあ、ドラゴン系だし?」>ミザリィ/ _1_ミザリィ 「ドラゴン?それはそれは……」/ _2_光司 「・・・いや、おにいさんが心配してるのは分別と曜日なんだけどね?」>悠香ちゃん/ _0_悠香 「まぁ実際ドラゴンなのかは不明だけど、ドラゴンっぽいしドラゴンでいいかなって」/ _2_光司 「・・・その口ぶりからすると、例外はあれ、闇のものだとほぼ無条件で殺意を覚える、ってこと?」>ミザリィ/ _0_悠香 「ああ、普通のゴミならきちんと分別して出してるし、曜日も問題無し。普通じゃないのは……まぁ、ゴミ出しする訳にはいかないし」/ _1_ミザリィ 「自然と出てくるもののは仕方ないだろう。無条件に殺しては居ないから安心してくれ。私は理性のないバケモノではない」/ _2_光司 「・・・改めて言うのもなんだけど、生真面目だってよく言われない?」律儀に返事が返ってくるとは>悠香ちゃん/ _1_ミザリィ 「遺体の始末なら手伝おう」/ _2_光司 「いや、見惚れはしても怖がることはないけど・・・そうか・・・体質かぁ・・・難儀だなぁ」>ミザリィ/ _0_悠香 「何か社会から脱落してるレッテル貼られそうな気がして」/ _0_悠香 「あと、『外向き』の顔は大体こんなもんだし。あ、マスター。冷たい麦茶を一つ」/ _2_光司 「・・・『内向き』の顔を見せる相手はずばり――?」>悠香ちゃん/ _0_悠香 「割りと普段から他の騎士には見せている気がするけど……」/ _1_ミザリィ 「だんだん分かってきたぞ、この男の頭のなかはお花畑だ」/ _2_光司 「・・・ごはぁ」<割と普段から他の騎士には〜/ _2_光司 「まぁ、そこは否定しないけどさ。・・・特定の相手に殺意を覚える本能ってのも、普通じゃないだろ?」<お花畑だ>ミザリィ/ _1_ミザリィ 「矯正しろとでも?」/ _2_光司 「まさか。今日あったばっかりだけど、それができればとっくにやってるだろ、ミザリィなら。」 _2_光司 「・・・そういう風になるわけじゃないから、その気持ちもわかんないけど。ただ、オレの尺度に合わせると、辛いなぁとしか思えん」/ _0_悠香 「まぁ価値観とかの違いということで」/ _1_ミザリィ 「……まったくお花畑だ」/ _2_光司 「まぁ、正に『価値観の違い』で片付く話なんだろーけどさ。好きな相手ならそこで済ませたくないわけよ、だからって何すりゃーいいかわかんないんだけど」>悠香ちゃん/ _2_光司 「・・・そろそろ紅葉の季節ですよ〜」<お花畑だ>ミザリィ/ _1_ミザリィ 「今夜会ったばかりの私の何を知っているというんだ?何を好きになる?馬鹿げているぞ」/ _0_悠香 「その人の重荷を背負ってあげるしかないんじゃない? 但し、出来る人は限られてるけど」/ _2_光司 「何も知らない、けど、知りたい。・・・何が好き、ってそりゃあ、最初は外見だけどなぁ、美少女だし。なんつーか、芸術品としての刀を見たときみたいなカンジ?」>ミザリィ/ _1_ミザリィ 「カタナの本質は殺すことだろう?」/ _2_光司 「・・・まぁ、現実は厳しいからなー。その枠に漏れるもんだが・・・立候補くらいはしてもいいだろー」>悠香ちゃん/ _0_悠香 「何が本当の重荷なのか、それをどう背負えば相手が助かるのか。判らないままに背負おうとするのは、私には出来ない真似だけど」 _0_悠香 「自分の人生で精一杯なのに、他人の人生を背負って一生背負った分の責任を持てる自信って中々出てこないし」と肩を竦める/ _2_光司 「本質とか、そんな難しい話はわからん。 綺麗だと思っちゃったものはしょーがないだろ」>ミザリィ/ _1_ミザリィ 「そうかい。君はそこで鑑賞していればいい。私はこの体で殺すべきものを殺すだけだ」/ _2_光司 「どうやればいいか、とか、そんな難しいことは後から考えるんだよ。 オレは馬鹿だしなー、少しでも助けになりたい、って気持ちが先に来て、それ以外のことは見えないんだよ」苦笑。>悠香ちゃん/ _2_光司 「だから・・・それが君の幸せだ、って突き放せるなら、頭にお花畑なんてできてねーっての」>ミザリィ/ _0_悠香 「ん? そう言う人を殊更に否定するつもりはないけど……私は奈落に飛び込む前に、奈落に飛び込んでも大丈夫か考えちゃう人って事」 _0_悠香 「ただ……自分の犠牲を省みず、って言えば格好良いけど何か今は色々台無しよね?」/ _1_ミザリィ 「顔が良ければ誰でも良いんだろう」/ _2_光司 「いや、奈落とか犠牲とか、喩えが悪いよ、悠香ちゃん。好きでやってんだ、って話」>悠香ちゃん/ _2_光司 「・・・だ、誰でもじゃあない。 ・・・あのですね、お二人ともひっじょーにレベルが高いんデスヨ?」/ _0_悠香 「えー」/ _1_ミザリィ 「ああそう」/ _2_光司 「な、なんなの、その気のない返事! う、疑われても、オレは自分の気持ちに嘘がつけないんだ!」/ _0_悠香 「いや、レベルが高いと言われれば確かにそうなのだろうけど、むしろそれで顔が良ければ誰でも良いという疑惑が一層……」/ _1_ミザリィ 「どんな愛の告白より冷める」/ _2_光司 「・・・いや、だって最初はやっぱり外見が大事でしょ。中身は付き合ってみないとわかんないじゃん」/ _0_悠香 「つまり、だ。顔を隠すなり見るに耐えない傷物にするなりしておけば今後は安全ということか。流石にそこまでする気はないが」/ _2_光司 「(・・・まぁ、この二人は特に固そうだしなぁ・・・ナンパとか恋愛自体に忌避感ありそうだ)」 _2_光司 「なんだか分が悪いので、コージさんは戦略的撤退を選択します! っつーことで、マスター、また来るわ」 _2_光司 残りわずかのビールを飲み干すと、マスターに手渡して退店/ _0_悠香 「分が悪いというか、流石に会って直ぐに恋愛をする気にはなれないというか」/ _1_ミザリィ 「あと100年もすれば居なくなる人物だ。気にしても仕方ない」/ _0_悠香 「いや、流石に私はそこまで長生きするのかどうか不明なんだけど」/ _1_ミザリィ 「君の血族はどうなんだ?前例はあるだろう」/ _0_悠香 「そこら辺の記録、全部バッサリ両親が処分したから……家探しすればもしかしたらあるのかも知れないけど」 _0_悠香 「ああ、一応ご先祖様が千年は眠ってたし、其れより前も長生きはしてたから……でも、基本的に千年も代を重ねたらただの人レベルじゃないかな」/ _1_ミザリィ 「ただの人が騎士になれるものか」/ _0_悠香 「切欠があればなれるんじゃない? って言う一般論はおいといて、実際のところどうなのかは私もよく判らないから何ともいえないのよね」 _0_悠香 「知ってそうなご先祖様は肝心なところぼかすし」/ _1_ミザリィ 「もしヨーロッパのドラゴンと同じなら、100年などあっという間だろうな」/ _1_ミザリィ 「気をつけることだ。君の周りにいる人々はあっという間に老いて死ぬ人物だということを忘れない方がいい」/ _0_悠香 「ま、生きるのは定めでも死は自分で選択する事だってできるし、何とかなるでしょ」 _0_悠香 「それに、魔獣に一対一で立ち向かい続けたら騎士だろうがそうでなかろうが、等しく死にかねないし。マスター、麦茶ごちそうさま」 _0_悠香 「さて、私もそろそろお暇するわ。じゃあね」と言って立ち上がる/ _1_ミザリィ 「良い夜を」/ _0_悠香 軽く手を振りつつ退店/ _1_ミザリィ 「明日はやってないのか?そう。ここにいればあいつの相手をしなくて良くて楽なんだが……」 _1_ミザリィ カンオケを担いで「マスター、良い夜を」 _1_ミザリィ 退店/