_統子 がらんがらん。乱暴な音とともに店内に現れた新人騎士。明らかに目が据わっている。 _統子 「スピリタスショットガン!」注文し、受け取るなり煽る。細長いグラスをドンとカウンターに叩き置き、いつもの定位置についた。 *nick _Tohko → _T1_Tohko _T1_統子 「あ゛ーったく。うじうじした男ってほんと好かん」酔いも合わさったのだろう。定まらぬ目で宙を睨む。 _T1_統子 「運命を受け入れないのも、ほんと、せからしか…!」いらいら/ _T1_統子 「ちょっと借りるけん」ダーツの的に向けて指を向ける。その指先が鏃となって的へと発射された _T1_統子 2d6+2 (Toybox) _T1_Tohko -> 2d6+2 = [6,6](6ゾロ)+2 = 14 _T1_統子 ――ブルズアイ _T1_統子 「……ふう」少し落ち着いたようだ/ _T1_統子 「まあ、好かん奴の事ばかり考えてても面白くないけんね」頭を切り替える「マスター、もう一杯」燃料が要る/ __順平 からんからん __順平 「マスター、とりあえずビールを」 __順平 疲れたリクルートスーツの青年が入ってくる __順平 「あ、どうもこんばんはー」>統子さん *nick __junpei → _3_junpei _3_順平 / _T1_統子 ちょうどウォッカを飲み干した所「ん、こんばんは。暑いね」だいぶ酔ってきた感じ/ _3_順平 「スーツってのはやっぱり日本の気候にはあってないですよ」/ _T1_統子 「脱いだら楽になるよ」服に手をかけようとして、前回センパイ騎士に釘を差されたことをかろうじて思い出し「……まあ、TPOやね」まだ理性が効いてた/ _3_順平 「もうお祈りメールは飽き飽きですよ」ビールを飲みながら愚痴る/ _T1_統子 「自営業、楽」肩をすくめて「稼げないけど」/ _3_順平 「何のお仕事してるんですか?」/ _T1_統子 「占い師」にやっと笑って「当たらないけど」/ _3_順平 「自分で言っちゃいけないんじゃ…」/ _T1_統子 「あたってほしい人が占いに来るけん、何いっても当たっとるとよ」/ _3_順平 「なにか占って見せてくださいよ、来週デートできるかとか」/ _T1_統子 無造作に胸元に手を突っ込んで、カードを一枚引いた「法王の逆位置。目上の人間の邪魔が入って思うように動けない。アドバイザーの欠如。意外と本心は一人で大丈夫と思ってるっちゃない?」/ _3_順平 「目上の人間が…くっ卒論ッ」 _3_順平 「いやあ、心には師が降臨してくれますよ」/ _T1_統子 「それならいいけど」また肩をすくめる/ __真昼 ( _3_順平 「一人でもいいというか、あの人を放っておくといけないというか…。/ _T1_統子 「はいはい。ごちそうさま」ふっと笑って「酔い覚ましに散歩してくるっちゃん。またいつか」カードを胸元にしまって、そのままおぼつかない足取りで店を出て行った/ __真昼 (からんからーん)「こんばんわ〜 ^^」普段と変わらず、明るい表情で入店します/ _3_順平 「こんばんはー」/ __真昼 「ふむ……、入れ違いでしたか。」お店を出ていった女性を見て __真昼 「マスター、白ワイン」/ *nick __Mahiru → _2_Mahiru _2_真昼 おつまみにスモークチーズとビーフジャーキーでも注文しておこう。 「どうぞ」>順平/ _3_順平 「えっ、あ、どうも」ジャーキーつまみつつ/ _2_真昼 「今日も猛暑でしたねえ。その恰好(リクルートスーツ)で外出を?」/ _3_順平 「そうなんですよ。もう週末はだいたいこれ……」/ _2_真昼 「消臭はしています?意外と残るもんですよ。」>順平/ _3_順平 「いちおうそれ用のスプレーかけて…匂います?」/ _2_真昼 「今の所は大丈夫かな?」 _2_真昼 「ああ……でもなんか蛇っぽい臭いが」とぼそり/ _3_順平 「えっ?」/ _2_真昼 「冗談です」にこり/ _3_順平 「就活ってどうしたら受かるんですかね……採用ってどこの宇宙にあるんでしょうか」ビールをちびちび飲みながら/ _2_真昼 「採用受かっている片瀬川さんっていないんですか?」純粋な疑問/ _3_順平 「いやあ、近いところには普通に居るんですけど……何故僕だけ苦戦しているのか……」/ _2_真昼 「実際、今までなんて言われてるんですか?」/ _3_順平 「学生時代に何に打ち込んでましたかとか?魔獣と戦ってましたとか言えないので無難にテニスしてたとか本を読んでいたとか…」 _3_順平 「あとなんかアピールが弱いとか言われますねえ」/ _2_真昼 「温泉巡りとかしてませんでしたっけ?」/ _3_順平 「あーあれはサークルの遊びなんで数回開催しただけで、詳しくはないんですよ」/ _3_順平 「僕の長所ってなんでしょうか」/ _2_真昼 「耐久力かな」 _2_真昼 「しんどい事とか、つらい事があって、逃げられずに巻き込まれても、折れない所。」 _2_真昼 「それと、コミュ力ではないけど、かなりの人とはニュートラルに付き合えてますよね」 _2_真昼 「そういった人間関係のプレーンさは、組織人としては評価したい所ですね。」/ _2_真昼 ワイン飲み終わったので、追加注文。/ _3_順平 「結構心折れてるんですけど、まあ、慣れというか、エルリックの時に比べたら…ってなりますね」 _3_順平 「あ。僕もビールをもう一杯。それから軽くポトフを」 _3_順平 「なんというか、皆ちょっとずつ違う別の世界でもう会っているせいか、見ず知らずの人でも他人って感じじゃなくなってしまうんです」/ _3_順平 「ありがとうございます。とりあえずメモしておこう」/ _2_真昼 「そうですか?(まだまだへし折り甲斐がありそう………)少なくとも順平さんよりも折れやすい人間の方が多いと思いますけどね。」 _2_真昼 「役に立てて貰えると幸いです」くすっと笑いながら _2_真昼 「そういえば、琴音さんとは何処まで行く予定なんです?」/ _3_順平 「何処まで?」/ _3_順平 「まだ今度のデートの予定は決まってないですけど」/ _2_真昼 「表の顔でちゃんとした職を求めているって事は、社会的にも認められた立場でいたい理由が何かあるのかなって思いまして。」ワインを一口 _2_真昼 「正式な手続き踏んで結婚とか。あと出産や育児とか。」/ _3_順平 「うーん、そこは多分感傷……ですかね。まだこんな事にならなかったらあったはずの片瀬川順平の人生を残しておきたいというか」 _3_順平 「仕事が安定したら普通にしたいですけど……」/ _2_真昼 「……死んでも、他の人の記録や記憶には残りますか?」 _2_真昼 「ああ、だったら風疹の予防接種は普通に受けて下さいね。注射一本だけで済みますから。」/ _3_順平 「そうですねえ、いつもいつも殺伐とした物語じゃなくて、片瀬川順平の物語はなるべく日常系で残したい」 _3_順平 「?なんで風疹?」 _3_順平 / _2_真昼 「予防できる数少ない病気ですからねえ。」<風疹 「親が予防接種ちゃんと受けていれば掛からないんですが、胎児の時にかかったりすると色々と障害が残りますから。」/ _3_順平 「はあ」一応メモしてる/ _2_真昼 「そういえば、魔界人って風疹にかかるんですかねー。向こう側の人間の症例とかも聞いてみるかな……」/ _3_順平 「どうなんですかね…魔界に居た時に聞いた病気と同じか全然判断がつかないです。まあ、有希さんは大丈夫そうではある……一応予防はしときましょう」/ _2_真昼 「世の中、騎士の思い通りにならない事なんて星の数以上にありますからねえ。まあ、そういう時になったらこっちに連絡ください。妊娠中の世話とか不妊症の治療とかも含めて面倒見ますよ。」/ _3_順平 「産休とかってどうなります?」/ _2_真昼 「ベディヴェールは普通に取れますよ」/ _3_順平 「助かります。ベティヴェールも多分有希さんには大事なところだと思うので」 _3_順平 / _3_順平 はふはふしながらポトフを食べる。/ _3_順平 「凛音さんとはどこまで行く予定なんですか?」/ _2_真昼 「そうだと良いですねー」最後のビーフジャーキーを一撮み。<多分? _2_真昼 「んー」酒をあおる、もう一杯追加注文 「予定は未定……って回答はナシ?」/ _3_順平 「出産とか育児とかまで言わせたんですからダメですよ」笑いながら/ _2_真昼 「まあ、そういう事については今の所魔獣との戦いが全て終わってから考えるつもりですよ。そうなったら識嗣真昼という戦力そのものが機能しなくなりますから。」 _2_真昼 「無論、そうなった場合、最悪のケースも想定してはいますけどね。」 _2_真昼 「まあこれは僕に限らず、他の騎士についても展開していきたいとは考えています。」/ _3_順平 「何かまた別の組織を立ち上げるとか?」/ _2_真昼 「まあ、それもアリかもしれませんけどねえ。」<別の組織? _2_真昼 「賄える限りは、ベディヴェールの力で何とかできれば、と考えています。」/ _3_順平 「しかし、魔獣を全部倒すのって後どれくらいかかるんですかね?」/ _2_真昼 「一年に大体20体強位のペースだから……まあ、10年〜15年、という所ですかねえ。 それまで世界が持てば、の話ですが。」/ _3_順平 「そのどのへんで死ぬことになるのか…」/ _2_真昼 「それこそ、神の気分しだい、な気がしますよ。サイコロ振って、どの目が出るか?って」苦笑/ _3_順平 「宇宙の天秤に挑むには厳しいしなあ」/ _2_真昼 「挑んでも仕方ない項目な気がしますよ、総帥に勝て、と言ってるようなものですし。」 _2_真昼 「だからまあ、いつ死んでも悔いや未練は残るでしょうが、せめて安心は出来る様に生きましょう。」くすりと。/ _3_順平 「保険に入っておくとか」/ _2_真昼 「やってみたら良いんじゃないですかね。」/ _3_順平 「そこはツッコんで欲しかった」/ _2_真昼 「後に残る物って実際大事じゃないですか。」マジレス/ _3_順平 「まあとりあえず、子供が生まれるまではぎりぎり死なないようにがんばりますか」/ _2_真昼 「産まれる事の出来ない子供もいますからね、きちんとこの世に出るまで見てあげてください、お父さん。」にこりと笑う/ _3_順平 「うーん、それはまだ早いっていうか……」照れる/ _2_真昼 「彼女の気まぐれでその辺はどうとでもなるかと」苦笑 「ま、『事故』には気を付けてください」と言って席を立つ。 _2_真昼 「そろそろ時間か……それじゃ、おやすみなさい〜」退店します/ _3_順平 「ほんといつ『事故』にされてしまうか怖いんですって…」 _3_順平 「それじゃ僕も、おやすみなさいマスター」 _3_順平 退店/