MINAZUKI> 舞台はキャメロットの薫の部屋 MINAZUKI> ああ、もう一度 MINAZUKI> 舞台はキャメロットの薫の部屋 MINAZUKI> 薫の部屋に総帥が現れたところから始めます。 marin> 「さて、私に用があるようだが、何かな? つまらない用件なら断るよ、いくらかわいい娘でもね」/ kaoru> 血の気のない顔で布団に寝てます。「あまりつまらなくもない話だと思いますが」 kaoru> 一応きちんと起きあがります/ marin> 「ならば、聞いてあげよう。なにかな?」/ kaoru> 「『契約』を破棄するべき、いや、新しく結びなおすべきだと考えています」/ marin> 「確かにな、そろそろ君も大人だ。結びなおす事に依存はないよ、内容によるけどね」/ kaoru> 肩で息をついで。「単刀直入に言いましょう。この先も、私が戦える限り、私は円卓の騎士であり続ける、橘さんのように退団をすることなく。そのかわりに」/ kaoru> 「『若槻薫』という存在が消滅した後、私の記憶を世界から消してください」/ marin> 「断る」(即決で)/ kaoru> 「……そうですか」淡々と/ marin> 「くだらない考えではあるが気持ちはわからないわけでもない。だが、君を想う人の権利を勝手に踏みにじることはできない。それに人間はいづれ死ぬものだ」/ kaoru> 「傲慢な考えであることはわかってます。でも、私は…いや、よしましょう。」ため息をつく。 kaoru> 「話はそれだけです。結局、くだらない話に時間をとらせてしまいましたね」/ marin> 「そうだね、では、責任をとってもらおうか?」/ kaoru> 「…なんですか」一瞬返事にためらいがあったような間が/ marin> 「先程の君の考えだが、魔獣に常に勝利をすればいいわけだ。そうすれば、記憶を消す理由はないのだからな」 marin> 「そしてまだ、魔獣と戦うというのなら、もう一つ重荷を持ってもらおう」 marin> 「聖騎士 ”戦乙女”の字名をね」/ kaoru> 「いりません。」(即答 「……というわけには、いかないんですね」/ marin> 「却下だ。人からの評価は、自分では覆さないのだよ。勝利の代名詞でもある聖騎士、これで君はまた死ねなくなったということだ」/ kaoru> 「………」深々とため息。「わかりました。力は尽くしましょう」/ marin> 「尽くすだけなら、ただの騎士だ。聖騎士なら力を尽くし、勝利し、そして生き残るんだね、自分のために」/ kaoru> 「自分の…」曖昧な表情を浮かべる/ marin> 「ああ、人のために戦うという意思も、自分に起因するものだ。私も自分のために戦っている、もっとも私の場合は、正義のためではないけどね」 marin> / kaoru> 「それはわたしも同じです<正義のために〜 私が闘うのは、人を傷つけたくないためですから」/ marin> 「私の場合は、……それは、君が私のことをお父さんと言えるようになったら、教えてあげよう」/ kaoru> 「絶対ないですね、それは」瞬間絶対零度下900ポイントくらいの超ゴシック太文字ぐらいの強調で即答/ marin> 「そうか、それは残念だ。では、体を早く直すように」虚空へと消えていきます/ kaoru>  気配が消えたあと。ゆっくりと元のように身を横たえながら。「闘うなら、戦い続ければいい。殺すなら、殺せばいい。自分の手で……なにもかも、私の罪にしてしまえばいい」 kaoru> 布団を頭までかぶって表情を隠したところでEND/