EM> ドラマイベント[誰がための剣] EM> □依頼場所:某市某所 EM> □依頼者 :ある闇のもののグループ EM> □依頼内容 EM>  最近、3人の魔剣使いを要する某組織が、闇のものを滅ぼすために活動しているらしい。 EM>  彼らは闇のものとみれば、女子供善悪関係なく殺しているらしい EM>  彼らを阻止するために、トリスタンに依頼する。 EM>  どうやら教祖がカリスマ性の高い人物らしく、3人も彼に従っているらしい。 EM>  依頼として教祖は滅ぼしてほしいが、残りの3人の生死はトリスタンに委ねる EM>  ただし、生かす場合魔剣だけは破壊してほしい EM>  3人の魔剣使い EM>  風の魔剣 鷹の王を持つ少女 風見唯 EM>  光の魔剣 麗輝を持つ青年 鳴神雅道 EM>  炎の魔剣 真炎を持つ少年 焔 毅 EM>  3人の動向はなんとか掴んでいる EM>   EM> □NPC EM> 教祖アルバート EM>  優れた能力者を適材適所におくことが必要だと説いている。 EM>  ただし、闇のものは、人よりも強力な力をもち、かつ欲望に歯止めがないから滅ぼさなければならないと説いている EM> □3つの道 EM>  風見唯と戦う EM>  鳴神雅道と戦う EM>  焔毅と戦う EM> ***開幕フェイズ*** EM> 時間:20分 EM> 内容:依頼が終わった時点からはじまる EM>    騎士同士で会話し、選択肢を選ぶロールを行う。 EM> 依頼人「ということで、一刻も早くお願いします」長老格の男が頭を下げる。/ I> 「なるほど、わかりました」神妙な面持ちで頷く/ shino> 「了解した。善処させて貰うとしよう」一度きり、ゆっくりと頷いて/ I> 「既にこれだけ情報が揃っているなら、改めてこちらで調査していく必要もありません、ね」/ kuroha> 「…ヒト族と闇のものの溝は、未だにあるのだな…。いや。埋まらぬどころか、深くなっているのだろうか? 何にせよ、対処は素早い方が良かろうな。」Iの肩の上に鴉が一羽/ shino> 「迅速な対応が必要な様だし、早速各人どうするのか決めるとしようか」Iとその肩に乗っている黒羽を見遣って提案し/ kuroha> 「そうだな、もう、魔剣使い3人を潰しにいっても構うまい。」/ shino> 「私は風見唯を当たらせて貰おうとしよう。穏便に…と言うのもおかしいが、こちらの出方次第では比較的荒事に成らずに済みそうだ。私も、その方が良いと思うのでね」/ I> 「というわけで、どうしましょうか。雅道さんはどうやら待ち伏せているようですから、良ければ……私に任せてほしいです。これでも芸の数には自信がありまして」あはは、と笑いながら。/ kuroha> 「ふむ…3方に分散するのだな。なれば、おれは炎の魔剣を使うものに当たるとしよう。刃を交えるのは避けられぬようだしな。」/ I> 「あ、それじゃあ。決まっちゃったみたいですね」>二人/ kuroha> 「そのようだな。丁度良く方向が分かれたか。」/ shino> 「そうらしい。では、行くとしようか」頷き掛けながら、ゆっくりと歩き出す/ I> 「それにしても、三人の魔剣使い……。こういう組織だった活動も珍しいですね」/ kuroha> 「あぁ、そうだな…強い力を持てば、求心力は失われがち故に。」/ kuroha> とん、とIの肩から降りる。/ I> 「中途半端に力を持つと、こういう事を考える人間は出ますからね……あ」黒羽が降りたのに、なぜか声をあげる。/ kuroha> 「…のぅ、群れを束ねるものよ。お前は、ヒトと闇のものの共存はあり得ると思うか?」>依頼人/ shino> 「それで活躍してくれるのは結構だが、無差別にでは困るぞ」振り返って、苦笑混じりに答える/ I> 「ですよねー、やっぱり」苦笑<無差別/ kuroha> 「あぁ、困るものだ。善良なものもわりを食うからな。」苦笑の気配。<無差別/ EM> 長老「確かに難しい血族もおりますが、少なくとも我々は共存するつもりでおります。悪さは昔大天狗殿に叱られてこりましたしな」/ shino> 「外見、力が違うとも、心迄違う事を忘れてはいけない」軽く肩を竦め、長老の言葉には目を細める/ I> 「そういう闇の者たちはたくさんいるのに……(どうして、人間ってこうなんだろう)」/ shino> 「悪い事も良い事も、全て心が有ればこそ。人も闇のものも同じく、様々だと言う事なのだがな」/ kuroha> 「そう、思うものもおるというのに。…人間は恐がりで仕方があるまい。難しい事では無かろうになぁ。」/ I> 「人間にとって、無知は最大の恐怖ですからね。"私達"は、知らないものに対して、殆ど無力ですから」/ shino> 「小心者程、外に向けて攻撃したくなる物かもしれないな。自分を守ると言う事を理由に出来る」/ kuroha> 「あぁ…だが故に人間は愛しい。そして、闇のものも同じように恐がりで、おれには愛しい。」/ I> 「黒羽さん……」/ kuroha> 「…行こうか。」てくてくと歩き出す。/ shino> 「しかし、残念ながら今回はそうも言っていられない様だ。取りあえず、止めなければな…」言い終えると再び歩き出し/ kuroha> 「あぁ、止めねばなるまい。悲しい剣だ。」/ I> 「そう、ですね」独り言のように呟いて、長老に挨拶をし、二人に続くように出ていく。/ EM> ***出演フェイズ*** EM> 時間:90分(各30分) EM> 内容:EMが提示した3つの方法、それぞれにつきシーンを行う。 EM>  あらかじめ、提示された調査方法に基づき、調査すれば必要な情報は得られる。 EM>  問題は、得られた情報について自分がどう思うか、NPCと何を話すかである EM> ***第1幕 ためらいの剣*** EM> [場面] EM>  路地裏 EM> [状況] EM>  遊んだあと、組織へ帰る途中の彼女を襲う EM> [目的] EM>  唯を戦闘不能にする EM> [調査手段] EM>  戦い方は自由 EM> [NPC] EM> 風見唯 EM>  17歳少女 ショートカットの元気な少女 EM>  他の2人とは違い、多少は教祖の方針にためらっているようである EM>  自分の地位に満足しているが、ほとんど剣におんぶにだっこ状態であり、相対してみればそれはわかる EM>  風の魔剣 鷹の王は風を自由に操れるが本人の練り込みがあまく、正確性はない EM>  ただし、その結果、風の乱気流が周囲にでき、防御結界のような役割をしている EM>  近道のため、唯は裏路地を歩く。鼻歌まじりに歩くその姿はとても闇のものを狩る少女には見えない/ shino> ゆったりと、緊張感等は全く感じさせない歩みで裏路地へと入って来て、少し離れた後方から少女に声を掛ける。 shino> 「こんばんは」といつも通りの穏やかな声と雰囲気で/ EM> 振り返り、唯は怪訝そうな顔をします。 EM> 唯「だれ?」/ shino> 「私は四ノ宮と言う。少し、君と話がしたくてね」変わらず穏やかな声で続けて、距離は取ったまま「君は、剣を持っているね。強い力を持っている物だ」/ EM> 唯「……人間にしか見えないけど、闇のもの?」そういいながら、手に風の魔剣が宿ります/ shino> 「期待に答えられないのが残念だが、人間だよ」魔剣を目にしても欠片も動揺した様子を見せず、泰然と/ EM> 唯「人間なのに、闇のものに加担するの。私たちは人のためにやっているのよ」/ shino> 「人の為に動く闇のものも居ると言うのに、それについては感知しないのかね?」/ EM> 唯 (顔が曇る)「そういう例もあるわ、でも、いつ豹変するかわからないわ。そのためには不幸の芽をつまないといけないの? あなたの考え方もわからないわけないけど、引いてくれない。じゅないと大怪我するわよ」風が吹きあれます。といっても東護からみると子供がボールを投げてるような荒い魔力ですが/ shino> 「それは人間にも言える事だな。親しい友人が突然豹変するかもしれない。隣人がもしかしたら犯罪者かもしれない。君が言っている事は、闇のものに対してのみ、極端過ぎるのだよ」僅かに目を細めつつも、やはり態度は変わらずに。淡々と言葉を投げ掛け続ける。 shino> 「それに、君のその力も、君の心の中を現しているかの様だな」/ EM> 唯「おじさんの説教好きなのはわかるけど、教祖様の教えに間違いはないと思うわ、お願い、そこをどいて、おじさんみたいな人を傷つけたくないの」 EM> 風の勢いがます EM> それは暴風、ただし普通の相手ならば EM> だが、正確性のない攻撃では、東護にとってはそよ風に等しい/ shino> 「やれやれ…。そのおじさんの忠告も聞いて貰いたい物だ」口調程は呆れた様子も無く、力が増したのにも微かな笑みさえ浮かべて「残念ながら、退く訳にはいかないのでね」手を挙げる様な動作は起こさずに、ただ静かに一呼吸止めて禁呪を放つ。 shino> 「攻撃する事を禁ず」普段は発しない言葉をわざと発し。一瞬で力を発現させて少女へと/ EM> 唯「え!」咄嗟に攻撃しようとして、その動きを封じられていることに気付く EM> 唯「そんな! わ、私の力が、風壁すら退けたというの!」/ shino> 「言っただろう。君の力はその心の中を現している様だと。荒く、波が有る。それがどういう意味なのか、考えてみたまえ」攻撃を封じても尚、穏やかに声を掛け、ゆっくりと近付いて行く/ EM> 唯「こないで、私は戦わなきゃ、理念のために! それに毅と一緒に戦うためにも! い、いや、こないで。こないで! EM> バケモノ!」/ shino> 「ほう…」少女の言葉に小さく呟いて距離を半分程縮めた所で足を止め「そう、君から見れば私は化け物だろうな。しかし、君を普通の人間が見ても、同じ言葉が返って来るかもしれないと考えた事は無いかな。理念も結構、思いを寄せる人物と共に歩むのも結構。しかし、方法を考えるんだな」/ EM> 唯「あ、あ・・・、あ!」恐怖で身動きがとれません/ shino> 「目覚めたら、より良い方法を見つけている事を願うよ」言い終えると、浄化の力で少女の魔のものに対する恐怖や敵対心をを吹っ飛ばす/ EM> では急激に引き離された力で気絶します。 EM> 彼女の持つ魔剣がからんと音をたてて地面に落ちる・・・・ EM> ***第2幕 傀儡の剣*** EM> [場面] EM>  公園 EM> [内容] EM>  襲撃されることを予測して待ち構えた雅道との戦い EM> [調査手段] EM>  戦い方は自由 EM> [NPC] EM> 鳴神雅道 EM>  21歳 長髪の美形の青年 EM>  教祖の代理として行動することもある EM>  元々父親が教祖の一番弟子&親友であり、父の死後、教祖に仕えている EM>  雅道という名も、本来は父親の名だそうである EM> 光の魔剣 EM>  無数の光の球を操る力を持つ、この剣もまた父親から貰ったものである。 EM> 公園の街路灯の下に雅道は佇んでいる EM> 薄暗い中でも、彼の美しさはかわらない/ I> その光の独壇場に、一人の少女が入ってくる。真紅の髪と瞳をもつ彼女も、また薄暗さの中で際立っており、青年と対になるようににして目の前に佇む。 I> 「こんばんは、初めまして」笑顔で挨拶/ EM> 雅道「やはり来たようだな」その手に魔剣が現れます EM> 雅道「教祖様の思想を阻むものは俺が倒す」/ I> 「あー、思った通りやる気まんまんですね……」苦笑/ EM> 雅道「我らの理想に異を唱える存在が来ることは、すでに承知したからな。理想のわからぬ愚かものが」/ I> 「上から言うようで悪い警告なんですけど、戦闘に介入せず、魔剣を差し出して頂ければ、無闇な被害は出しませんので……」/ EM> 雅道「それは無理だ。俺自身が教祖の剣だからな。理想を阻むののは俺という魔剣が斬る!」/ I> 「当面の目的は魔剣の破壊なんですけれど、それだと――あなたも壊さなくてはいけませんね」困ったように言う。相手が本気だとわかっているからの表情で。/ EM> 雅道「お前は、人ではないな? だが、闇の者でもないようだ。お前のような存在は教祖様の害となる。雅道の名を告ぐ者として、お前を滅ぼさなくてはならない」 EM> 刀身から無数の光の球が現れ、周囲に漂いはじめる/ I> 「ええ、私は確かに人じゃありません。正確には、まあサイボーグとかいうやつですね。でも、こうして人間と一緒に共存できていますよ。そういう闇の者たちも、世界にはたくさんいるんじゃないですか?」/ I> 「人間以外の存在は、表の自然の理に叶わない存在は、邪魔なんですか?」/ EM> 雅道「共存するには優秀な指導者が必要だ。だが、闇のものには人の法を完全に理解する事はできない。完全なる秩序を維持するためには、闇のものは不必要なのだよ。といっても、語っても無駄なようだな。滅べ、愚かなサイボーグよ」 EM> 無数の光の球がランダムな軌跡を描いてIを襲う。 EM> といってもIには軌跡を読むことはできますが/ I> 「っ」大きく跳び退いてかわす。/ I> 「愚かなのは……どっちなんですか!」 EM> 雅道「猪口才な、滅べ、あしきものよ!」/ I> 腕輪から光が放たれたと思うと、一瞬にして放たれた光線が雅道の手足を焼く。焼かれたことに気付かないうちに、Iが手を剣に変えて、腹部を貫く。 I> / EM> 雅道「アル・・・」 EM> 気を失います/ I> 「……闇の世界にも、ルールはあるんですよ」/ EM> ***第3幕 怒りの剣*** EM> [場面] EM>  某児童施設前 EM> [内容] EM>  闇のものだけを扱う児童施設を滅ぼそうとする毅との戦い EM> [調査手段] EM>  戦い方は自由 EM> [NPC] EM> 焔毅 EM>  16歳少年 EM>  かつて、家族を闇のものに殺され、また、中学生の頃、恋人も殺された事から闇のものに強烈な憎しみを持つ EM> 炎の魔剣 EM>  銀色の刀身の魔剣 EM>  刀身に炎を宿らせることができる EM> 魔剣をもった少年が、孤児院へと近づいていく。 EM> その目には怒りを宿して/ kuroha> 少年が孤児院にある程度まで近づいたところで、孤児院に少年の侵入を阻む結界をはります。/ kuroha> そして自分は、真の姿の方で少年の前に影より出現して立ちはだかる。/ EM> 毅は、一瞬驚きますが、魔剣を構えます。 EM> 毅「待ち伏せか!」/ kuroha> 「ヒトの子。いや、焔と言ったか。お前は過去に愛しきものを闇のものに殺されたと聞く。」質問には答えず、少年へ視線を投げかける。/ EM> 毅「ああ、そうだ。お前たちのせいでは。この世界に存在してはいけないバケモノめ!」/ kuroha> 「その憎しみ、恨みは甚だしかっただろう。身を焼く炎のように、心を灼いただろう。」/ kuroha> 「…存在してはならぬ、か。真 kuroha> 人間の傲慢よ。」 kuroha> 「焔よ、闇のものと、ヒトとどう違う? 闇のものとて、仲間が死ねば慟哭するではないか。ヒトであろうと、残虐に他者を殺すではないか。…何故争わねばならぬ。」/ kuroha> 「お前は考えなかったか。その者等にも、家族があったかもしれぬ、恋人が居たのかも知れぬと言う事を。お前の憎しみを、他の者に植え付けているのかも知れぬと言う事を。」/ EM> 毅「うるさい! あの時の怒りは今も俺の身を焼いている。あの時は力は無かった。が、今は教祖様からいただいたこの魔剣がある。この力でお前たちを焼き払う」 EM> / kuroha> 「ただただ、憎しみの剣と言う事か…。」 kuroha> 「過去に囚われる者よ、お前はただ憎しみ故に剣を振るうのだな?」/ EM> 毅「そうだ。お前たちが憎い! 俺のすべてを奪ったお前たちが。だからこそ、お前ら全てを滅ぼし、この哀しみの連鎖を終わらせる!」/ kuroha> 「ヒトの力を借りた復讐は虚しきぞ、ヒトの子。」 kuroha> #最初のヒトは他者です。 kuroha> 「まぁ、よかろう。」 kuroha> 微動だにせず。ただ真っ直ぐに深紅の視線を毅へ向け「…この先に行き、滅ぼすというのならば、おれを殺してから行くが良い。来るならば、存分に力を振るえ。3度までならば、それまでは反撃しない。だが…それが出来ぬなら、お前は大きな代償を払う羽目になる。」四肢の爪で地面を掴み背後の施設を守るかのように翼を大きく広げる。 kuroha> / EM> 毅「くらえ、灼熱の炎を!」紅蓮の炎が黒羽を襲います/ kuroha> 目を細め、翼を広げたまま甘んじて受ける。羽の焦げる嫌な匂いが辺りに漂う「……これがお前の憎しみか?」/ EM> 毅「くそおおお!」魔剣に炎をまとわせて打ち込みます!/ kuroha> 黒羽の体に刃が食い込み血が流れる。肉と血が白い煙を上げて焼ける。毅の体を包み込むように翼をのばし耳元で「…後一撃だぞ。」/ EM> 毅「くそ!」 EM> いったん間合いを取り EM> 毅「ちくしょう」 EM> さらに魔剣から噴き上げる炎が燃え上がり、銀色の刀身が半分ほど赤くなります。 EM> 魔力は半ば暴走し、毅の体すらも焼きます。 EM> 毅「うおおおおおおお!」 EM> 魔剣を振りかぶると襲い掛かります。 EM> 毅「あんたは一体なんなんだー!」渾身の力を込めて振り下ろす!/ kuroha> 「おれか、おれは…」 kuroha> 渾身の斬撃を、あえて額で受けしっかりと刃が食い込む。 kuroha> だくだくと鮮血が溢れるが、熱によりそれもまた蒸発し。 kuroha> 「妻子を殺され、ただ力無き故に守れなかった、堕ちた闇のものぞ!」 kuroha> 頭に食い込んだ魔剣ごと大きく頭を振って、同時に前足の爪で毅をはね飛ばす。/ EM> 毅「ぐああああああ」 EM> 骨の砕ける音とともに転がる。 EM> だが、立ち上がる。 EM> すでに魔剣に施す魔力もない EM> 涙を流しながら、毅は剣を構える。 EM> 毅「なぜだ、なぜ、また勝てないんだ!」 EM> さきほどとは遠く及ばない速度で、黒羽に打ちかかる/ kuroha> 今度はその攻撃を嘴でくわえて魔剣を奪い取り、毅をなるべくそっと前足で押さえ込む。「…前を向け、毅。」/ kuroha> 「過去を睨み続ける剣は、壁を越えられぬ。」/ EM> 毅「くそ、くそおおおおおお!」 EM> 為すすべもなく、ただ号泣する毅 EM> すると強力な魔力ともに、くちばしに加えたはずの魔剣が消滅します/ kuroha> 「果たして、お前を残して逝ってしまった彼らは、復讐を望んでいただろうか…?」前足を退け、消滅した魔剣に目を眇めて。/ EM> ***終幕フェイズ*** EM> 時間:40分 EM> 内容:退魔の時間、どうやって倒すのか? それが必要 EM>    ただし、アフターケアも忘れずに。 EM> □牽制 東護 EM> □崩し I EM> □止め 黒羽 EM> では、あとは教祖のみですが。 EM> 彼は本部にいます/ shino> 教祖が居るであろう場所へと歩いて行きながら、共に進んでいる二人の方へと視線を向け「それぞれ、色々と有ったらしいな」何がとは言わず、それだけ告げて/ I> 「貫く、という意味では。強い人だったのかもしれません」呟き。/ kuroha> 「……残るは、教祖ののみか…。」Iの肩の上で、羽を膨らませて首を縮めながら。「何故に、そのような道を歩んだのか…。」/ EM> 3人は謁見の間につきます EM> すると玉座に座る教祖の姿がいます。 EM> たしかにカリスマ性はあるような雰囲気です。 EM> みなさんからすれば薄いでしょうが。 EM> 教祖「やあ、待っていたよ。どうやら1人だけ招かざる客がいるようだけどね」/ shino> 「一度思い込むと、楽な物なのだよ」教祖の姿を認めつつ、黒羽の言葉に答えて「それはどうも。話が早そうで助かるな」と教祖に向けて言う/ kuroha> 「………ふむ。」姿勢を整えて、視線を教祖へ向ける。/ I> 「招かれざる客、ですか……」/ EM> 教祖「私を倒すつもりだろうが、それでいいのかね? 魔女狩りに限らず、人は超常のものを恐れる。そして、闇のものの中に人を食べるものもいる。そんな中、人と闇のものが分かり合えると。普通の人々は君たちと違って力をもっていないんだよ」 EM> 教祖「だからこそ、私は闇のものを滅ぼすことが必要だと説いているのだよ。そして力あるものが世界を管理する。君たち(Iと東護)にはその資格があるようだ。どうだ、私のために、いや世界のために働いてみないか?」/ shino> 「それは私達や闇のものに限らないな。普通の人ですら、人を殺し人を騙し、文字通り食う者も居るだろう。そちらの理論は極端過ぎるのでね。私は、穏やかに生きようとする闇のものが居る以上、残念ながらその資格を捨てさせて貰う」最初は穏やかに、最後は強い口調で言い切る/ I> 「それに、闇のもの以上に、滅ぼさなければいけない存在だって、いますしね」/ kuroha> 「………極論よな。力無き者への信用を持たぬ。」じぃっと、話の間教祖を見てから、ふいっと興味なさげに周囲に視線を移している。/ EM> 教祖「人は人、闇のものは、闇のものとしか生きていけないとわからないのかね、君の言っていることは理想論だよ」>東護/ kuroha> 「なれば…その境界線にたつ者をどうするのだろうなぁ。どう思う、Iよ。」/ shino> 「理想を語る者が居なくては、潤いが無くていけないな」軽く肩を竦めて見せると、微かに口元を吊り上げる「余裕が無い。無さ過ぎる。その余裕の無さは、教祖としては惜しい所だ」>教祖/ I> 「私としては、人間とか闇の者とかではなくて。てっとりはやく悪い者を何とかしたいですね。そういう事柄でいくのなら、全ての闇の者を滅ぼそうとするそこの教祖様は、まさに悪い者なわけです。……まあ、難しいことは私、言えませんけど。つまりはそういうことじゃないですか?」/ EM> 教祖「やれやれ、残念なことだよ。彼らのように私の思想を理解してもらえればよかったのだけど。だが、君たちの言うI理想と私のいう理想、弱き人々はどちらを選ぶと思うのかね?」>東護 EM> / kuroha> 「ふむ、ヒトの上に立つ求心力はあれど。哀れなるかな、大義はそこに舞い降りぬか。」そっと翼を広げて、Iの肩から降りる。「まるでかの独裁者よ。狼であれと願えど、外からは野犬としか見えぬとは。」/ shino> 「別にどちらを選ぼうと私には関係無いのでね。何、闇のものとてただ手をこまねいている訳が無い。上手く世間に紛れ込んだら、探す事は難しいだろうし、私は彼等と上手くやって行くさ」>教祖/ EM> 教祖「力が強いものの傲慢だね。だが、致し方ない。君たちを何とか倒してみよう。でないと、私も後がないのでね」 EM> その手には、毅のもっていた魔剣 真炎が EM> 教祖「彼にはこの剣の力のすべてを引き出せないようだったが、私は正当な使い手なので、引き出せるのだよ」 EM> 銀色の刀身が、真紅に染まる EM> 教祖「では、死んでくれないかな?」 EM> 魔剣から放たれた紅蓮の炎の嵐が3人を襲います。 EM> というところで、最後の戦闘シーンです/ shino> 「断る」いつになくきっぱりと言い切って、僅かに目を細めたのみで禁呪を発動。魔剣から発せられている炎を含めた力を shino> 封じる/ EM> あまりにもあっさりと封じられ、かすかに動揺しています/ I> 「いい加減で諦めた方がいいですよ」念動力で身動きを封じる。/ kuroha> 「…ふん。傲慢とそれを呼ぶか? お前の信ずるものも、おれからすればただの傲慢よ。」心底、つまらなそうに息を吐き。哀れみの視線を教祖へ向ける。蒼い炎が黒羽を包み、その炎が散った時には、四足の大鴉がそこにいた。 kuroha> 「共存も敵対も、道を選ぶのはその弱き者自身だ。ヒトの歴史を見るが良い。最初はヒト同士でも化け物と呼ばわっていたではないか。」前足の爪に炎を宿らせ、×印に教祖へ斬りつける。「不可能ではない、それをヒト自身が示しているではないか?」/ EM> 教祖「愚かな……」 EM> そう呟きながら、炎に焼かれ死亡します/ shino> 「人を愚かだと言うのは簡単だが、己も愚かだと気付くのは難しい物だな」どこかしみじみと呟いて、焼かれ行く姿を見る/ I> 「…………」/ kuroha> 「あぁ…無知の知、はなかなかに得難きものだ。だが、愚か故にヒトは、闇のものは生きるのかも知れぬ。」翼を大きくうち振り、炎を吹き飛ばす。/ kuroha> 「のぅ、Iよ。全ての者が賢人だったとて、愚かさはなくなると思うか?」>I/ shino> 「愚かで結構。それでも、生きて行くのが道ならば」微かに笑うと、炎が消え去ったのを確認して目を細める/ I> 「賢人だからこその愚かさ、というのもあると思いますよ。ようは、どうやって線引きしていくか、ということですよね。……思考できる生き物の、最大にして最難の問題です」/ kuroha> 「そうだな…。恐らく、なくなる問題では無かろう。道も、線も。」鴉の姿に戻り、Iの肩に乗る「…さて、行くか。それぞれの道を。」/ shino> 「井の中の蛙、大海を知らず。されど空の高さを知る。だ」いつも通りの穏やかな口調で言うと、身を翻し「あぁ。これからも歩いて行くのだろうからね」緩く頷き、静かにその場を立ち去る/ I> 「本当に、生きのるって大変ですね」黒羽に笑いかけながら、後を追うように歩いて行く。/