EM> ドラマイベント[竜は目覚める] EM> □依頼場所:中近東 某国 某所 EM> □依頼者 :某国大臣(通訳 風祭) EM> □依頼内容 EM>  某国のお抱えの魔術師が禁断の秘術を用いて強大な儀式を開こうとしている。 EM>  それを察知した時には、すでに特殊な結界が張られていた。 EM>  結界はさほど強いものではないが、強引に破壊しようとすれば、魔術師のもとまでたどりつく通路まで破壊されるようになっている。 EM>  結界を破壊するには、三角形に構成された結界の頂点にあたる場所にある結界の呪が施された3つの彫刻を、同時刻(誤差数秒)の間に破壊しなくてはならないのだが、結界の特殊な効果と、その場所を守る魔術師の仲間のために、破壊できずにいる。 EM>  そのため、円卓の騎士に白羽の矢がたったものである。 EM> □NPC EM> 魔術師ディオン EM>  魔術師120歳だが、見た目は20代後半の美形の魔術師 EM>  儀式魔術の達人で、今回の魔術儀式は、この地に封じられた竜神を甦られる事である EM>   EM> □結界 EM>  虹色に輝く空間 EM>  結界の奇妙な条件は二つ EM>   ○金属はすべて20倍の重さを持つ EM>   ○強力な魔術を振るうと結界が崩壊し、魔術師のもとまで辿りつけなくなる。 EM>  ただし、この効果は魔術師の仲間には効果は及ぼさないどころか、結界の魔力を利用して通常以上の力を仲間は振るう事ができる。 EM>  つまり、結界により一流の魔術師(魔法戦士)にレベルアップした相手に対し EM>   ○必要最低限度、相手を倒せる程度の魔術をごく短時間使用 EM>   ○無手(もしくは20倍の重さを耐え抜いて金属性の武器)で相手を倒す EM> 必要がある。 EM> □3つの道 EM>  獅子の結界(傭兵ピエール) EM>  鷲の結界(剣士アディン) EM>  牛の結界(魔術師イシリア) EM> ***開幕フェイズ*** EM> すでに手配は終わった。 EM> 今、2人+1匹は、軍用トラックの後部に乗っている EM> トラックはがたごとと揺れ EM> 砂塵まじりの空気が漂っている/ kuroha> 「随分と空気が違う…故郷とは遠く離れているから、当然か」トラックの揺れで転げないようにバランスを取りつつ。/ koma> 「(にーばーしゃーがーごーと、ごーと…)」(ブツブツ言ってる)/ to-ko__> 「やっぱりほこりっぽいなぁ」ぶつぶつ言いながら髪の毛あみあみ。 to-ko__> / EM> (ちなみにどんな服装でしょうか?)/ koma> 「始めて乗りました、居住環境よくないですね」(舌噛みそうです)/ kuroha> 「退魔の依頼というのは、場所を選ばないものなのだな」微かに聞こえるブツブツからさりげなく距離を取りつつ話を振る大鴉>透子、かのか/ koma> (灰色のジャケット、黒のショートパンツ(毎回)>服装)/ to-ko__> (黒色ジャケットに赤のタンクトップ。黒のジーパン……んで、日よけ熱除けのマントも、かな?<服装) koma> 「今回は、珍しく現場まで連れて行ってくれてますけどね」>烏/ kuroha> (言うまでもないと思いますが、右足に銀色の足輪をつけた大きな鴉です<服装)/ kuroha> 「大体は自腹、か? 翼もつものにはあまり関わりがないのでな、考えたことがなかった」>かのか/ to-ko__> 「うちも日本離れるん始めてやわぁ。でも、やることはおんなじやろし」にこり>黒羽/ koma> 「食べ物が合わないと辛いですよ、馴染むまで大変ですよ」>とーこさん/ kuroha> 「そうだな、力が必要なら振るうまで、か。…しかし、日本を離れるというのは落ち着かん」>透子/ EM> トラックが止まります。 EM> 風祭「到着したそうだ。結界を破壊する時間を間違えるなよ」/ koma> 「いったっ」(ぶつかった)/ to-ko__> 「そんな、長いことここ居るわけやないし……って、かのかちゃん大丈夫か?」なでなで<食べ物合わない>かのか/ kuroha> 「おれはそもそも言葉が分からん…おぅ?」制動によりごろごろと転がり。/ koma> 「こぶが出来ましたけど、それ以外に怪我は無いです」<とーこさん/ to-ko__> 「ん、時計貸してもろたし」転がる黒羽を足で押さえようと>風祭、黒羽/ kuroha> すぐ起きあがり「あまりこういう以心伝心は得意ではないが。まぁ、息を合わせるとしようか」/ to-ko__> 「えと、かのかちゃんが牛で、黒羽が鷲やったな?」確認するように二人をみる>かのか、黒羽/ koma> 「質問、私、この資料に書いてある…この人(魔術師イシリア)を担当しますけど、時間が書いてないです」>風祭さん/ kuroha> 抑えてもらったので起きあがりやすかったり「戦闘に夢中になって目的を忘れないようにせねばな。…あぁ、おれは確か鷲の方だったはずだ」/ EM> 風祭「全員同じ時刻だ」/ koma> 「つまり、早すぎても遅すぎてもダメな訳ですね…了解しました」>風祭さん/ kuroha> 「11時50分、だったか。間違えば後が洒落にならないな」/ to-ko__> 「なんや鷲のもおもろそうな相手やったけど、獅子のも楽しみやなぁ」趣旨を忘れかけてるか?という笑顔 to-ko__> 「時間制限ありかぁ。間に合わせるわ」/ koma> 「異国の地にトーコさんの名前を刻む、絶好の機会ですからね(感慨深くうなずく)」>トーコさん koma> / kuroha> トラックから降りて翼を伸ばし、数度羽ばたいて準備運動。微かに笑い「まぁ、一度に2人とは戦えまいて。では、結界を破壊した後にまた会うとしようか」>かのか、透子/ koma> 「了解です」>黒羽/ to-ko__> とん、と軽くトラックから飛び降りて背伸び「んじゃ、また後でな〜」左手に木刀提げて>黒羽、かのか/ kuroha> 「万が一はないと思うが、2人とも無事でな」翼を強くうち振って飛び上がり、岩山の方角へ飛翔していく/ koma> 「……龍ですか本物か否か…」(魔女ルックに変身)/ EM> ***出演フェイズ*** EM> ***第1幕 獅子の結界*** EM> [場面] EM>  岩山に作られた結界 EM> [状況] EM>  獅子の彫刻を発見したところ EM> [目的] EM>  11:50に獅子の結界を破壊する EM> [調査手段] EM>  敵は好戦的な傭兵、その火力侮りがたし EM> [NPC] EM> 傭兵ピエール EM>  歴戦の傭兵、葉巻好き、好戦的 EM>  情報では、体力増強および魔力付与の近代兵器を使うといわれている。 EM>  虹色にたゆたう空間の一角にある岩山の山肌に穴があり、その奥に獅子の彫刻があった。 EM>  周囲には大きな岩が点在しているが、傭兵の姿はない EM> / kuroha> (ふむ…いない、か。恐らく、待ち伏せだろうな)高度を下げて、岩をかすめるように獅子の彫刻がある岩山へ近づいていく。/ kuroha> #あわわわ、今の無しでお願いします kuroha> / to-ko__> 「ン〜♪」右肩に木刀担いで、適当な鼻歌歌いながら彫刻の方に近づく。気軽な風に見えるが、警戒もしている。 to-ko__> 「ありゃ?誰も居らんのか?」ちょっと残念というか肩すかしというかという感じで周りを見る。 to-ko__> / EM> 姿はみえませんが、かすかに気配は感じます。/ to-ko__> 「ま、遊んでくれへんかったら、壊そかなぁ」彫刻の前に立って時計をちらりと見て時間確認/ EM> その刹那 EM> 魔力を帯びた砲弾が透子に襲い掛かります。(簡単にいえばバズーカ砲)/ to-ko__> 「そんなん当たったら痛いやんか」のんびりした口調で言いながら右手に跳んで砲弾を避ける。そして、跳んできた方向を見定めてそちらにダッシュ/ EM> するとバズーカを放り捨てた傭兵が今度はマシンガンをもって乱射します。 EM> ピエール「やるじゃねえか、嬢ちゃん!」/ to-ko__> 「避けただけやん、兄ちゃん」苦笑しながら中りそうな弾だけ僅かに空間歪めて逸らして突進。/ EM> ピエール「ほお、魔術も使えるのか、だが、俺の体も魔術で強化されている、簡単にはまけないぜ」 EM> ナイフを構え、ピエールも透子にむかって走り出します。 EM> ピエール「戦場で鍛えあげた技(アーツ)だ、子供だましの術では防げねえぜ」/ EM> /取り消し EM> トリッキーな動きで襲い掛かります/ to-ko__> 「んな、技には技やで」楽しそうにクスクス笑って紙一重でナイフを避け又は受け流し、隙をついて一撃を入れる。木刀には浄化力を籠めているので、当たった者にかけられている術は浄化で解除。/ EM> ピエール「ぐあああ」 EM> 骨を折れる小気味のいい音とともに吹っ飛び、岩にたたきつけられる。 EM> ピエール「くっ、お嬢ちゃん。若いのにいい腕、いや凄い腕じゃねえか」 EM> 振るえる手で葉巻をくわえる。 EM> ピエール「もう少し圧倒的な力の差を感じることができる戦いができると思ったんだがね」/ to-ko__> 「んま、相手が悪かったと思っとき。十数年、これ(退魔)を仕事にしてきたんやし」左手腰に、右手はポンポンと木刀で肩を叩くようにして見下ろす。/ EM> ピエール「くっ」 EM> 術が解除され、身動きがとれない EM> ピエール「ちっ、浮かれて相手の実力を見誤ったか」 EM> 振るえる手でポケットからライターを取り出そうとするが EM> ピエール「ちっ、重すぎて、持ち上げれないじゃねえ・・・か」 EM> 手がぶらりと下がり、目を閉じます/ to-ko__> 「ま、これでも使とき」マッチ箱を取り出して、ピエールの胸の上に放り投げて像の方に向かう。 to-ko__> 時間を確認して「ちょうどええ時間やな……。……うりゃ」像を破壊。/ EM> ***第2幕 獅子の結界*** EM> [場面] EM>  砂漠につくられた結界 EM> [状況] EM>  宙に浮かぶ鷲の彫刻を発見したところ EM> [目的] EM>  11:50に鷲の結界を破壊する EM> [調査手段] EM>  敵は伝説の魔法戦士、その刃は鋭く強い EM> [NPC] EM> 剣士アディン  EM>  竜につかえていたという伝説の剣士 EM>  ディオンにより甦った。 EM>  風を操り、死者蘇生の呪をかけられている。 EM>  砂塵が吹き荒れる中、上空10メートルほどの位置に鷲の彫刻が見えた。 EM>  その下には、黒髪の剣士の姿があり、その手には曲刀が握られ、目は閉じられていた。 EM> / kuroha> (あれか。宙に浮かんでおるとは、面妖な。…だが、そのまま近づくには行かぬようだな)鷲の彫刻は視認するが、直接は近づかず同時に見つけた戦士の前、5m程離れた地点に一旦降りる。 kuroha> / EM> アディン「鳥か? いや、風が魔と囁いている」 EM> 曲刀を構え EM> アディン「使い魔の類か?」/ kuroha> 「そうさな、ただの鳥であったなら良かったのだが」苦笑の気配を滲ませて呟き「いいや、おれの主人にあたる者はいない。名乗るとすれば黒羽という仮の名しか持たぬ半端物よ」/ EM> アディン「貴公からも死の匂いを感じる、半端者といえば私も同じ、この身はいまだ死んでいる。だが、それゆえに死は私にはない」 EM> アディン「そして、それでも我を甦られた魔術師への恩義がある。それに彼女の目覚めを妨げさせるわけにはいかない」/ kuroha> 「禁忌の術か…我らには許せぬ代物ではあるが、なればこそのしがらみもあろうな」一度言葉を切り「彼女とはおぬしの主か? 何故今更になって古い神を目覚めさせるのか」/ EM> アディン「魔術師の命がけの願いのようだな。復活する事は考えていなかったが、復活できるのならば是非もない。彼女のために剣を振るうのみ」 EM> 刀身から風の魔力が吹き荒れます/ kuroha> 一度身震いして身体に付着していた砂粒を払い「…命がけ、か。良かろう、もとより意見は決裂の定め。恨みはないが禁忌を犯した咎は受けねばならぬ」ばさりと飛び上がる/ EM> アディン「私は不死者、死ぬことはない。我が風の刃に前に滅ぶがいい!」 EM> 烈風が黒羽を襲う!/ kuroha> 「翼あるものは風を読めなくばやってゆけぬ、これしきのことで墜ちるものか」予知の助けを受けて風を読み、逆に波に乗るようにしてアディンに肉薄し目に爪で攻撃を加えようと/ EM> 顔が切り裂かれますが、アディンは苦痛を感じません EM> アディン「無駄だ、いくら傷を受けようと私は滅びぬ」/ kuroha> 「死がなければそうだろうな。術が解けぬ限りは永遠に、か。だが、おぬしを滅ぼすとは誰も言ってはおらぬ」背後に着地しアディンの方に振り向く「だが目を潰せばどうだ? 耳を突き破れば?」/ kuroha> 「苦痛を感じなくても癒えぬ傷を受けて尚、動けるのか?」再び翼を広げ、飛翔を始める/ EM> アディン「やってみるがいい!」再び襲い掛かりますが、結局、黒羽の攻撃を受け、身動きがとれなくなります/ kuroha> 血に濡れた爪を軽く振ってしずくを飛ばし。「それに、だな。我らの目的は滅ぼすことではなく…阻止することだ」鷲の彫刻に向かって肉薄、衝突寸前に一瞬蒼い炎に包まれて形が崩れ、破壊すると同時に鴉に戻る/ EM> ***第3幕 牛の結界*** EM> [場面] EM>  オアシスにある牛の結界 EM> [状況] EM>  牛の結界を発見したところ EM> [目的] EM>  11:50に牛の結界を破壊する。 EM> [調査手段] EM>  麗しき癒しの魔術師、されど女は恐い EM> [NPC] EM> 魔術師イシリア EM>  22歳、ディオンの一番弟子 EM>  治癒の魔術の達人 EM>  とはいえ、結界へ来たからには、多くの兵士や術者を殺害している。 EM> *** EM>  小さなオアシス、池のほとりに牛の彫刻があり、その背にヴェール被った女性がいた。 EM> / koma> (黒ずくめ、目深な唾広な帽子に少し大きめなローブでトコトコと歩いてくる。(魔女ルックらしい)/ koma> 「初めまして、異国の地の魔術師」/ EM> イシリア「あら可愛らしい魔女さんね、命が惜しかったら帰っていただけないかな、私は、私は誰も殺したくないの」/ koma> 「奇遇ですね、私もです。ですので出来れば、素直にあの牛の彫刻を渡して頂けないでしょうか?」/ EM> イシリア「私の魔術は"生命"を司る魔術、ここなら私は生命の力を逆転させて、死を与えることも可能なのよ、だから、ねえ、かえって」 EM> どす黒い呪力が漂います。 EM> これが反転させた魔力ならば、逆転する前は、さぞ清らかな呪力だったのでしょう/ koma> 「せっかちですね、そう結果を急がなくても…。」 koma> 「ところで、龍の復活とかが目的みたいですけど、龍ってなんです?復活させたらどうなるんです?」/ EM> イシリア「この世界の地脈を乱れされると伝承には残っているようですね、でも、そんなことは彼には関係ありません、彼はただ……、いえ、貴女に話すことではありませんね」/ koma> 「案外、力になれるかも知れませんよ。同じ魔術に携わる者としての縁も有りますし。」/ EM> イシリア「彼に協力してくれるの?」/ koma> 「協力出来るかは、内容を知らないので約束しかねますが…、最悪な事態の回避位はできるかも知れませんね」/ EM> イシリア「・・・・・・」 EM> イシリア「いえ、彼の目的は復活させるだけ、その後どうなろうとかまわない、それは私とて同じ」 EM> イシリア「不安要素は排除します。あの人のために。ごめんなさい、死んでください」 EM> 死の呪力が静かにかのかに襲いかかります/ koma> 「…復活させれなければ、まだ、生きていけたのに…同じ時間を一緒……に過ごせた…のに……」(姿が崩れ去っていく)/ EM> イシリア「え、そんな私が騙されるなんて、そんな、この状況で私を騙すなんて、そんなことができるのは、世界でも最高クラスの・・・・・・」/ koma> いつの間にか牛の前に。 koma> 「Mirage<蜃気楼>…コレは割と初歩的な魔術ですよ。」 koma> 「最初に言った様に、殺しは無しですが、宣言通りコレは壊さして貰います」 koma> 「Ashes to Ashes<灰は灰に>」(彫刻を灰にする) koma> 「では、又後ほど…」(再び姿が消える)/ EM> イシリア「ご、ごめんなさい、ディオン」 EM> イシリアは崩れ落ちます/ EM> ***終幕フェイズ*** EM> 彫刻が破壊されると、中央に向かって進む通路が生まれます。 EM> 3人がそれぞれ通路を通っていくと EM> 竜の彫像と、その隣にローブ姿のディオンの姿があります。 EM> ディオン「おや、ここまでこれたとは。それにその力、なるほど君たちが円卓の騎士か」/ to-ko__> 「あんたが、竜を起こそうっていう奇特な兄ちゃんか?」小首かしげ>ディオン/ EM> ディオン「その通りだよ」/ kuroha> 「ふむ。さらには、死者蘇生の禁忌を破った魔術師でもあるか」目を細めて魔術師を見やる>ディオン/ koma> 「質問、龍って何ですか?」/ to-ko__> 「な、起こしてどうするん?」さっきとは反対側に小首かしげ>ディオン/ EM> ディオン「この地を収めていた女王の身に宿った、人には御すことのできない力だ。あらぶる力、一度目覚めれば、この世界を滅ぼしかねないね」 EM> ディオン「どうするも、こうするもない、私は目覚めさせるだけだよ」/ to-ko__> 「……な、にぃちゃん、暇なん?」不思議そうにみる<起こすだけ>ディオン/ EM> ディオン「暇じゃないさ、大忙しだよ」 koma> 「女王に宿った力?…ひょっとして、女王が人身御供かなにかで封印されたんですか?」>ディオン/ EM> ディオン「なにせ、こうやって君たちと会話している間に術式を完成させるほど勤勉だよ」 EM> その刹那、竜の彫刻が砕け散ります。 EM> ディオン「彼女がどうして封印されたか、暴走を恐れてだとは思うが、私には関係ない」 EM> 竜の彫刻が破裂した後には、ローブをまとった一人の女性が現った。 EM> 黒髪の美しい女性 EM> 生気のない白い顔に、赤みがましていく EM> だが EM> 反比例するように、ディオンの体が急激に老化をはじめていた。 EM> 甦る女王 EM> と EM> 死に至る魔術師 EM> 女王の目が開き、魔術師を見る EM> 魔術師は最初から彼女を見ていた。 EM> ディオン「ああ、魔法でみたとおり君は美しい」 EM> ディオン「暗く停滞した世界の中から君を助け出せただけじゃなく、一目だけでも君をみれて幸せだ」 EM> ディオンの体がミイラのようになり崩れ落ちる。 EM> だが、女性の顔には何の感慨も浮かんでいない EM> 「・・・・・・」 EM> 突如、女性の体から竜の形のオーラが吹き荒れる。 EM> 「我は復活せり、世界の破滅を」 EM> オーラが空間を揺さぶり、亀裂が入りはじめます。 EM> 状況 EM>  結界がなくなれば、世界は破滅の危機に陥ります。 EM>  騎士の力があれば倒せますが、いくらか損害は起きるでしょう EM>  結界が破壊される前に倒す描写をしてください。 EM>  なお、すでにほころんでいるので、能力の制限はありません EM> ということで最後の戦闘です/ kuroha> 「何故封じられたか。人に御せぬ力、それ自体が答えだったろうに。かの大魔術師のように、人の恋が綻びを産んだか」大鴉から四足の黒い魔物へ変化「先陣を切らせてもらうぞ、透子、かのか」蒼い炎に身を包み、そのまま炎の塊か何かの様に見える姿で女王へ突撃を行う/ EM> 女王の体が揺らぎ、竜のオーラが少し弱まります/ koma> 「ディオンさんが命を賭けてまで、行った探求心は、魔術師として敬意を称しますが」 koma> 「あなたは別です、魔女として、この星を守る為受け継いでいる力を用って静まって貰います」 koma> 「<Power Sink> / 魔力消沈」(魔力の流れを地球に還元) koma> 「あとは、任せましたよ…」(結構負荷が大きいらしい)/ EM> 竜の力がさらに弱まります。 EM> だが、消えたわけではありません。 EM> 残った魔力をかき集め、次の攻撃に備えようとします/ to-ko__> 「本音言うと、起き抜けやなく万全な状態のあんたと殺りおうてみたかったけどな。ま、しゃぁないか。魔獣と比べたらどれだけ歯ごたえあるか、愉しませてもらうわ」喉で楽しそうに笑って言って、刀を抜き取り、女王の目の前に転移。そして総ての力を浄化する陽炎を刀にまとわりつかせて唐竹割りに頭から斬る。/ EM> 女王はあっさりと切り裂かれます。 EM> 凄まじい力は感じる EM> だが、制御できない力など、本気になった騎士には役にはたたないのだ。 EM> 女王「ふ、ふくしゅうを」 EM> 恨みの言葉を呟きながら、塵へ帰ります/ to-ko__> 「んなもん、する相手ももう居らんやろうに」女王の恨みに呆れ口調/ koma> 「ディオンさんは?」/ EM> 死んでおります/ kuroha> 「世界は復讐の相手にはならぬだろうしな。正直、破滅をもたらすものは魔獣だけで願いたいものだが」ちらりと魔術師の方を見て「…ふむ。あやつはこのまま、ここで眠らせておくか?」/ koma> 「いいぇ、多分、迎えの人が来ますから…このままに」>黒羽/ to-ko__> 「んー、それなり、やったかな?」女王の痕を見下ろして。 to-ko__> そしてさっさと痕から背を向けて「さーて、終わったな。さっさと帰って砂落とそうやないか〜」普段の表情に戻ってかのかと黒羽の方を向く/ kuroha> 「…弟子か。なれば、我らが手を出すべきではないな」かのかの言葉に頷いて「あぁ、日本の水を含んだ空気が恋しいところだ。行くとしよう」透子の言葉に笑い/ koma> (「魔術師として、立派な最後でしたよ。力に成れなくて、申し訳ありません……Liruより…」)<イシリア/ koma> 書き置きをディオンの上に残して、トーコさんと黒羽に付いていく/ EM> ***後日談*** EM> 1人生き残ったイシリアは、ディオンの後を告ぐことで無罪となった。 EM> 彼女は自分の罪を償うために、前よりも真摯に人を助けるようになったそうである。