GM_20> ***魔獣戦線IRCセッション*** GM_20> 注意事項 GM_20> ・文章は簡潔明瞭に! GM_20> ・みんなで楽しくゲームしよう! GM_20> ・世界観はシリアスです! GM_20> ちょっとしたテクニック GM_20> ・弱点知らずに魔獣を戦えばまず死にます。 GM_20> ・舞台裏のチャンネルを有効的に使おう GM_20> ・応援判定は協力です。 GM_20> ・文さえうまく書ければ何でもできる(^^;;) GM_20> 最後に GM_20> ・GMは神です、法です。無茶苦茶な能力判定は却下します。 GM_20> ************ GM_20> それは現在(いま)の物語…… GM_20> 古の封印を破り、魔獣が現代に甦った。 GM_20> 世界を滅亡へと導くといわれる666の獣たち GM_20> だが、魔獣と戦うために立ち上がったものがいた。 GM_20> タロットの象徴により22の位階にわけられし現代の騎士 GM_20> 主義主張は違えど、魔獣討伐の志を同じとする彼らを、 GM_20> 人は「円卓の騎士」と呼んだ。 GM_20> これは円卓の騎士と魔獣との死闘の物語である。 GM_20> ***魔獣戦線セッション  *** GM_20> ***DB−200 青嵐刃 *** GM_20> ***登場フェイズ*** GM_20> 時間:45分(PC一人15分) GM_20> 目的:魔獣の事件の調査に向かう GM_20> ***シーン クローズ*** GM_20> 「お歳暮でこんなにですか?」 GM_20>  円卓の騎士本部事務員清水冬美が驚きの声をあげる。 GM_20>  それほど広くないカウンターには、蟹が10杯以上あり、ブルーマウンテンのコーヒー豆の袋もかなりの数置かれていた。/ CLOSE_10> 微笑して「ええ、今年は本当にお世話になりましたからね。」 CLOSE_10> 「それに…」本部の周りの様子を見て CLOSE_10> 「嗜好品に費やすための費用、あまりないでしょう?」>清水さん/ GM_20> 清水「まあ、正直かつかつですからねえ。そうそうケーキがありますけど、食べます?」/ CLOSE_10> 「ええ、ありがたくいただきます。」と、ケーキを受け取りつつ CLOSE_10> 「そういえば、コーヒーは、ブルーマウンテンでよかったですか?この前、ここでいただいたコーヒーがそれ(ブルマン)だったものですから、それにしたのですが…」/ GM_20> 清水「はい、ありがとうございます」 GM_20> / CLOSE_10> 「今年、お世話になった方にもお歳暮を贈りたいのですが、住所を尋ねるのも不都合があるでしょうし…近いうちに届け物の手続きをお願いしたいのですが、かまわないでしょうか?」/ GM_20> 清水「ええ、構いませんよ」 GM_20> 土屋「あれ、お客さんですか」 GM_20> 奥の部屋から土屋さんが現れます。 GM_20> 土屋「あ、蟹ですね。本物をはじめてみますわ」 GM_20> のほほーん/ CLOSE_10> 「毎度毎度、お世話になっています。<悪魔>の騎士で、クローズと申します」と、丁寧に頭を下げる CLOSE_10> 「コレ(蟹)は本部あてで差し上げておりますので、清水さんと相談しつつならご自由にどうぞ」と、微笑>土屋さん/ GM_20> 土屋「どうも、土屋美春です」 GM_20> 土屋「どうもありがとうございます」 GM_20> で GM_20> ごく普通に接している彼女ですが GM_20> クローズ視点でいくと、 GM_20> なんだかとても美味しそうです。 GM_20> / CLOSE_10> (騎士団本部の方に危害を加えるわけにはいきませんが…やはり騎士団はおもしろいですね…) CLOSE_10> と、思いつつも…一瞬だけ殺気(食欲)を隠し切れずに、眼が血走ったあと… CLOSE_10> 何事も無かったかのように(できるだけ)取り繕います/ GM_20> 土屋さん「食べちゃ、メですよ」のほほんとクローズに微笑みますが GM_20> その顔が急に険しくなり、裏の部屋に駆け込みます。 GM_20> ほぼ同時に清水さんの机の前の電話がなり、応対にでた清水さんの顔も険しくなります/ CLOSE_10> 微笑して「はい、あなたの蟹は食べませんのでご安心ください」と、ごまかしている最中の CLOSE_10> 対応が険しくなったところを見て、(魔獣か!?)と判断し、微笑を消し真剣な顔になります/ GM_20> いろいろ手配をしている間、クローズの隣に総帥が現れます GM_20> 総帥「どうやら、ちょうどいいところにいるようだね」/ CLOSE_10> 顔つきが貪欲なものに変わりながら「魔獣ですか…お歳暮を届けるだけのはずが、棚からボタ餅ですねぇ…!!」>総帥/ GM_20> 総帥「ああ、頼むよ。どうやら、騎士が死んだようだ、詳しい事はあとで清水から話があるだろう、よろしく頼むよ」 GM_20> 虚空へ消えます/ CLOSE_10> では、食べている途中のケーキを一気食い(ほぼ丸呑みで)して…清水さんから話を伺います/ CLOSE_10> (騎士が死ぬ、ですか…これは上物の気配がしますね…)/ GM_20> 清水「はい、じつは……」と説明がはじまります/ CLOSE_10> 「了解です、すぐに現場に向かいます」>清水さん CLOSE_10> そして、ニタニタ笑いをかみ殺しつつ…現場に向かいます CLOSE_10> 以上です/ GM_20> ***シーン 暁生*** GM_20> 帰命頂礼地蔵尊  無仏世界の能化なり GM_20>  これはこの世のことならず、死出の山路の裾野なる賽の河原の物語。聞くにつけても哀れなり。 GM_20>  この世に生まれし甲斐もなく。親に先立つありさまは諸事の哀れをとどめたり。 GM_20>  二つや三つや四つ五つ十にも足らぬ幼子が賽の河原に集まりて、苦患を受くるぞ悲しけれ。…………… GM_20>  東京都内、遡っては江戸の終焉から、つい六十年前に至るまで多くの血を浴び、怨念を大地に染みこませた某山のもっとも穢れが深いとされている場所。その闇を払う松明が灯されている。退魔師の集団に取り囲まれ、対峙する暁生を松明の炎が照らす。 GM_20> 「何故に!!」 GM_20> 暁生を庇うように一人の僧侶が集団を離れ、暁生と他の退魔僧の間に立つ。 GM_20> 「こやつが裏切ったのは明白。見よ。われら裏密の退魔師殺害の場に、悉くこれが残されていたのだぞ。」 GM_20>  僧侶の足下に血曇りを残した八鋒輪鈷杵が投げ出された。それを目にした暁生の顔から血の気が失せ、信じられぬといった風情で暁生の顔と法具を見比べる僧侶に暁生は違うと無言で首を振る。 GM_20> 「われら裏密の、数ある学僧、聖の中でそれを扱えるのはそなた一人。それでもシラを切るか!!」 GM_20>  その頭となる僧の言葉に暁生がようやく声を上げる。 GM_20> 「元奘どの!!違う!!僕は!!」 GM_20>  しかし、暁生の声を合図に取り囲んでいた僧侶の群れが暁生に襲いかかる。 GM_20> 「止せ!!」 GM_20>  抵抗も出来ずにいる暁生を庇うように間に立っていた僧が手にした錫杖を割り込ませる。 GM_20> 「まだ、庇い立てするのか!!慈生!!こ奴の裏切りは明白なのだぞ。こ奴を見たものもいるのだ!!」 GM_20> 「しかし!!」 GM_20>  無抵抗のまま、傷付き、膝をついた暁生を背で庇いながら抗弁を続ける若い僧侶の目の前で対峙していた退魔師の動きが止まる。 GM_20> 「!?」 GM_20>  花の香が季節を裏切った暖かな風に乗って漂ってくる。しかし、その芳香も束の間、血の臭いに取って代わり、目の前の僧侶の頭が消え、血が吹き上がる。 GM_20>  そこ、ここで退魔師の首を失った死体が血を吹き出しながら断末魔のままに転げ回る。 GM_20> 「!!」 GM_20>  慈生を庇おうと前に暁生が出ようとしたその時、八鋒輪鈷杵が暁生の頬をかすめて、傍らの慈生の首を切断する。同時に暁生の足と腹にも突き刺さり、その場に縫い止められる。 GM_20> 「これは………」 GM_20> 八鋒輪鈷杵が放たれて来た場所へと目を凝らし見やると、そこの闇が凝縮し、一つの影を形作る。 GM_20> ふいに澄んで柔らかな声が聞こえる。 GM_20>  娑婆と違いて幼子の、雨露しのぐ住処さえ無ければ、涙の絶え間無し。 GM_20>  河原に明け暮れ野宿して、西に向いて父恋し、東に向いて母恋し。 GM_20>  恋し恋しと泣く声は、この世の声とは事変わり、悲しさ骨身を通すなり。 GM_20>  聞こえてくる地蔵和讃を呆然と聞き入る暁生の視界の中で一層濃く凝縮した影は、やがて、ほの白い面影を浮かび上がらせる。 GM_20> 『………私の坊や』 GM_20>  影は一気に距離を縮め、暁生の前に立つ GM_20> 『おいで………共に』 GM_20>  暁生とうり二つと言って過言でない面差しを松明の明かりに浮かび上がらせる。 GM_20> 『お前と私も似た者同士。この世に生きる場所はない。』 GM_20>  白くしなやかな指が伸ばされる。その指から逃れるように暁生は縫い止められた部分が引き裂けるのも構わず起きあがると、その手から逃れるように身を翻した。  GM_20> 暁生は派手な破壊音を立てて、窓を破り、暗い室内へと転がり込んだ。剥き出しのコンクリートの床に叩きつけられた暁生は、そのままの形で横たわる。足元からじわりと熱を帯びた痺れが這い上がる。うめきを殺し声を噛んで、体を覆う違和感に耐える。足先の痺れが頂点に達したのか、感覚すら失われる。背を丸まらせ、床に爪を立てて耐えていた暁生の指先や、反り返り床を蹴っている爪先の色と形が変化し、人のそれではない体毛に覆われ始める。体型の変化 GM_20> 「誰だ?」 GM_20> ドアの開く音と低い誰何の声が聞こえた。かろうじて残っていた暁生の意識が応えようとするが、口から漏れるのは異形のケモノの唸り声だけだった。 GM_20> 「暁生!!」 GM_20> 部屋履きの音が床を移動し、暁生が蹲る部屋の隅、窓際へと近づいてくる。 GM_20> 「怪我しているな?…だが、どうして。」 GM_20> 足音の主、那智が、世間話めいた緊張感の無い口調で、無造作に近づき、傍らに膝を突く。痛みと混乱、警戒と怯えに目を光らせ、毛を逆立てた闇の獣が間際まで近づいてきた那智へと威嚇の声を上げる。それを意に介せず宥めるように那智は、牙を剥き出しにし、唸りを上げる鼻先へと手を差し出した。 GM_20> 「―っ!!」 GM_20> 大きな牙が那智の手の甲を刺し貫く。一滴、血玉が弾ける。次の瞬間、床へと牙の先を伝って血が流れ落ちる。唸りを止めず、闇の中で目を光らせて那智の肉を引き裂こうと牙を引こうとする。那智の手が伸び、狼の顎下へと周り、ゆっくりと宥めるように撫でる。引かれそうになった顎が留まるが、それでも唸りは続いた。毛並みを整え、櫛をかけるように那智の指が穏やかに狼の顎下を探る。唸りが止まり、ゆっくりと那智の手を解放する。牙が抜けた途端、傷口 GM_20> ソファベッドの背もたれを倒してベッドにすると、シーツに暁生の体を包み、運ぶ。横たえた暁生の、血の気の失せた体に那智は眉を寄せる。己を落ち着かせるように、深い息を吐くと、那智は救急箱から消毒薬を取り出し、ガーゼに染ませて、傷口の汚れを拭い始める。相当な痛さをもたらすはずの手当てに、暁生は反応を示さない。那智の表情が更に翳った。再び大きく深い呼吸を繰り返してから、那智は、清めた傷口を縫い止めるように細いテープを貼り、その徐・uー浦寛叉応治魔獣舞台:GM_20> がる。薄暗がりに煙を漂わせ、肺から回る眩暈に漂う。溜息めいた息と共に煙を吐く。それを繰り返し、やがて、横たわる暁生へと視線を落とす。剃り上げて青い頭の切り傷が血をにじませている。 GM_20>  「綺麗な髪だったのにな…」 GM_20>  短くなった煙草を揉み消すと、身を屈めて、指を傷に触れないようにと頭皮へと滑らせる。そのまま額を撫でるように指を動かす。巻いた包帯の際から古いこめかみの傷が覗く。躊躇いがちにその傷跡へと指を走らせ、そのまま、ゆっくりと頬骨から頤へと滑らせる。指の腹に細かい傷が触れ、薄い瘡蓋が肌に当たる。 GM_20> 「………ん…」 GM_20>  ゆっくりと暁生が目を開き、力ない視線で那智を見上げる。 GM_20> 「痛むか?」 GM_20>  掛けられた声に意識が向けられ、暁生は片肘を付き、那智の制止する手を退け、起き上がる。 GM_20> 「ごめんなさい。…。」 GM_20>  暁生の謝罪に那智が驚いたように目を見張る。 GM_20> 「どうして君が謝罪を?謝るのは僕の方だろう?」 GM_20> 「そのことはもう」 GM_20> 「でも、あんなことをしておいて。どれだけ謝っても足りないだろう。」 GM_20> 「…それでも、多分、そう仕向けたのは僕です。そして、そうしながらも、こうやって自分の都合で那智さんに頼っている。だから」 GM_20>  言いかけた暁生の言葉を遮るように傷口に触れないようにして、暁生の頭を自分の胸元に押しつけるように那智が抱き寄せる。 GM_20> 「こうやって頼りにしてくれるのが嬉しいよ。今、腕の中にいてくれるだけで充分だ。」 GM_20>  那智は宥めるように暁生の背を軽く叩き、撫で下ろす。その動作につれて暁生の身体の強張りが取れ、深い息が漏れる。 GM_20> その時、安らぎを含んだ沈黙を破るように那智の携帯がなる。/ Akio_10> 暁生の体に緊張が走り、那智の体を押し戻す。 Akio_10> 「…魔獣が」/ GM_20> 携帯の音が止み GM_20> あからさまに空間が歪み、総帥が姿を現す。 GM_20> 総帥「やあ、急にわるいね」/ Akio_10> 那智への依頼と考え、那智の顔を見上げ、総帥と対峙出来るように無言で体をずらす。/ GM_20> 総帥「いや、用はあるのは君だよ、聖魔闘士 葛城暁生君」/ Akio_10> 「僕にですか?」不審を露に眉根を寄せ、ベッドから足を下ろし、座った格好で総帥と視線を合わす。/ GM_20> 総帥「急で申し訳ないんだがね、どうやら騎士が死んだようだ」/ Akio_10> 「騎士が?誰ですか?」一気に声に緊張をはらませ、ベッドから降りる。/ GM_20> 総帥「阪本篤寿、水島圭一の2人だ。それに……」/ Akio_10> 「二人も…そとも全員が?」詰め寄るように総帥に近づく。/ GM_20> 総帥「一人はなんとか生きているようだが、ね。ただ、その魔獣はどうやら、君のよく知る騎士の関係者のようだ」/ Akio_10>  那智が背中掛けてきたシャツを無意識に掻きあわせ、 Akio_10>  那智が背中掛けてきたシャツを無意識に掻きあわせる。、 Akio_10> 「関係者」喉に絡んだ声で呟き、一層眉間の憂いを深くする。/ GM_20> 総帥「ああ、だからこそ、君に闘ってもらいたいのだが、いいかな?」/ Akio_10> 「…勿論…」言葉少なに頷くと、深い息を吐き、唇を噛む。/ GM_20> 総帥「じゃあ、よろしく頼むよ。さて”彼女”に伝えにいくよ」 GM_20> 虚空へ消えます/ Akio_10> 「彼女…では」低く呟くと、那智に一瞥もせず、置きっぱなしになっていた衣服を取り出すべく、クロークを漁り、着替え始める。/ Akio_10> 動きの邪魔になる部分の包帯を解き、衣服を身に着けると、コートを羽織る。/ Akio_10> 跪き、床に投げられた八鋒輪鈷杵を取り上げ、手に握りこむ。/ hinoe> 那智「この時間からどこに行くんだ?まだ時間は先だろう?休んでいけ。集合場所までは送るから」暁生の傷に障らないように肩を押さえる/ Akio_10> 「いえ…これは全て僕自身で決着をつけるべきことだと思います。多分、彼女も同様に」 Akio_10> 逃れるように肩を押さえる手から離れ、振り返ることなく、玄関を出ていく。/ GM_20> ***シーン 斐桜*** GM_20>  なんだか妙に不安な夜だった。ねっとりと、纏わりつくような夢を見ていた。空が冥い、そんな夢だったかもしれない・・・。 GM_20>  春の終わりの蒸し暑さ。咽るような花の匂い。昨日は15の誕生日(「おめでとう、斐桜。」)忘れられない。 GM_20>   GM_20> ――目が覚めた。きっと、確かに。 GM_20>   GM_20>  けれど包み込む闇は夢と同じ色で、だからそれはあまりにも夢の続きのようで・・・(ユメデアレ。ドウカ。) GM_20>  あまりにも。 GM_20>  唐突に、何かが倒れるような音が階下から響く。 GM_20>   GM_20> 「・・・数馬先生? 大先生?」 GM_20>   GM_20>  手探りで階段を降り、広い道場の板の間に辿り着いた。 GM_20>  圧倒的な闇、その中に灯る蒼い炎。揺らぐ 揺らぐ 踊る 狐火(ゆらゆらあなたのいのちのほむら) GM_20>   GM_20>  そして・・・ GM_20>   GM_20> 「大先生!!」 GM_20> 「・・・斐桜っ逃げろ!」 GM_20>  振り返る殺戮者(くらぁり。ねぇほらいとしいひとよ・・・イ・ト・シ・イ・・・) GM_20> 「・・・数馬先生?」 GM_20>  灼けつくような痛みを感じて、涙がひとすじ。   そのとき壊れたのは? GM_20>   GM_20>  ――自分の体かそれとも心か、もしくは世界そのものか―― GM_20>   GM_20> 「かずま・・・せん・・・せい・・・?なん・・・で?」 GM_20>   GM_20> 「・・・てくれ・・・。」 GM_20>   GM_20> 「え?」 GM_20>   GM_20> 「・・・殺してくれ・・・」 GM_20>   GM_20> ゆらり。 GM_20>   GM_20> 水面の向こうの鯉のように。消えてゆく、闇に紛れる。とろとろ、とろとろ、粘性の黒。 GM_20>   GM_20> 「まって・・・。待って下さい!お願い、行かないで・・・数馬先生っ!!」 GM_20>   GM_20>  呼びかけは虚しく(ドウシテ?どうして?・・・ドウシテイッチャウノ?アタシヲ・・・ひとりにしないでっていったのにね) GM_20>   GM_20> 追いかける薄紅は、追いつけず舞い狂い、血溜りに浮かび、遣る瀬無く廻る。 GM_20>   GM_20> 大切なひと GM_20>   GM_20> 「命よりも?そう」 GM_20>   GM_20> それなのに、その姿は闇に溶け、境界線が朧ろで、滴る鮮血以外の(ぽたり)その姿かたちすらも(ぽたり)思い(ぽたり)出せない。 GM_20>   GM_20> ぴちゃん・・・雫は深紅の薔薇の花びら。 GM_20>   GM_20> あぁ、やはりそれは夢の続きのようで(ユメデアッテ、ドウカ・・・オネガイ。イカナイデ。) GM_20>   GM_20> 殺してくれ GM_20>   GM_20> 殺すべきか。けれど、殺せるのか。殺さなければ。だけど、殺したくは・・・ない。 GM_20>   GM_20> ・・・ドウカ、ドウカ・・・ GM_20>   GM_20> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ GM_20>   GM_20> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ GM_20>   GM_20> 「お願い。」 GM_20>   GM_20>  小さく呟いて唇を噛む。 GM_20>   GM_20>  今朝一本の電話を受けた。それからずっと何度も何度もリピートしているあの場面。まるで壊れたテープレコーダーにでもなってしまったようで、いい加減頭痛がしてきた。 GM_20>  だが、それでも止めることが出来なかった。 GM_20>  どれ程思い返しても足りない。 GM_20>  いつもの通学電車から急遽乗り換えた慣れぬ電車に乗って、今戦いの地へ赴く。それは再会の地であり、そして終焉をも意味する。 GM_20>  どうか、どうか・・・ GM_20> / GM_20> ***邂逅フェイズ*** GM_20> 時間:45分 GM_20> 目的:PCが集合し、最新情報の入手および今後の相談をする。 GM_20> ***舞台挨拶*** GM_20>   GM_20> 道化師「物事に解くべき謎がございます。今宵提示する謎は二つ」 GM_20> 道化師「謎は、その真相を探る間に、紐解かれるでしょう」 GM_20> 道化師「さてさて、皆々様は、その謎を解くことができるでしょうか?」 GM_20> ***連絡所*** GM_20> 連絡所行く人は宣言してください/ hiou_10_> 行きます/ Akio_10> 行きます/ CLOSE_10> いきます CLOSE_10> / GM_20> では、暁生到着済み、斐桜が来たところから、お願いします。そして、クローズはいつでもOKです/ Akio_10> コートの襟を立て、顎を埋めるようにして咥え煙草を燻らせて、ぼんやりと煙の流れを眺めている。/ hiou_10_> 黒髪を北風に弄らせ、どこか焦点の合わぬ目で歩いてくる。ふと先客を認め、一瞬目を伏せ、一呼吸おいてからいつものように明るく声をかける。「暁生くん!」/ Akio_10> 暗く垂れこめた冬空へと視線を流し、煙草を指に取る。足元で微かに砂利を踏む音がする。声に反応し、煙草を挟んだ指を軽く上げる。/ hiou_10_> 「ちょっとー、あれから一週間っきゃ経ってないじゃん!本部も横暴だよねー」冗談ぽく笑いながら、嬉しげに隣に立つ/ Akio_10> ウールのチャコールグレイのスラックス。淡いベージュのカシミヤハイネックニット。 Akio_10> 眼鏡。黒のロングカシミアコート。革靴。/ hiou_10_> あ、制服です/ Akio_10> 「本当だ。ほら、怪我の治る暇もないでしょ?(喉を鳴らして笑い、頭のかさぶたを見せる。)」/ hiou_10_> 「あー、怪我の治りが遅いなんて、暁生君もうおじいさんじゃん!」あっはははと笑う。それがごく新しい傷だということには気付かない/ Akio_10> 「人のことを笑うと、示咲さんもあっと言う間におばさんになります。」混ぜ返し、頭をぐしゃぐしゃに折角のストレートヘアを乱そうとする。/ hiou_10_> 「にゃー!何すんの!!うっさい、あたしはオバサンじゃなくてアデージョになるんだからぁ!」きゃぁきゃぁ/ Akio_10> 「あでーじょ?変な生き物のことかな?」わざとか知らずかある意味的確な言葉を吐く。/ CLOSE_10> (騎士を殺した魔獣か…楽しみですねぇ…)と、不自然なほどニコニコと微笑んでいる男が寺のほうへ向かっていく CLOSE_10> 斐桜と暁生を特に気に留めないまま、寺に一直線です CLOSE_10> 服装はいつものスーツの上に、黒いコートを羽織っています/ Akio_10> 近づいてくる人の気配に、片手で斐桜を制し、視線を送る。「あなたがもう一人の?」>クローズ/ CLOSE_10> 「なるほど、すでにお二人はそろっていたわけですね。はい、私が残りの3人目です」と、微笑しつつ >暁生 hiou_10_> 「あ、3人揃った?よっし、連絡所までダーッシュ!!」ぴょんと飛び上がると、一気に境内の階段をかけあがり、二人を置いてけぼりに/ CLOSE_10> 「<悪魔>の騎士でクローズと申します。よろしくお願いしますね」>暁生 とあいさつしつつ、 Akio_10> 「よろしく。戦車の騎士。葛城です。」煙草を足元に落とし、踏み消すと、普段どおり礼儀正しく、しかし感情を交えない口調で挨拶をする。>クローズ/ CLOSE_10> タロットを少しだけ見せて、しまいます/ CLOSE_10> では、暁生に会釈してから、寺に向かいます/ Akio_10> タロットに頷き、内ポケットから指に挟んでタロットを取り出し見せる。>クローズ/ Akio_10> 「行きましょう。まずは仕事から。これが済んだから今度こそ、受験準備をしましょう」>斐桜。 Akio_10> にっこりと言い置くと、急がぬ歩調で寺へと向かう。/ GM_20> (最新情報) GM_20> [魔獣の容姿] GM_20>  青い光を放つ刀剣をもった胴着袴の青年 GM_20> [被害の傾向] GM_20>  退魔士や、古流剣術の使い手がほとんどである。 GM_20> <魔術師>の騎士 阪本篤寿 GM_20> <力>の騎士 水島圭一 GM_20> は殺害され、 GM_20> <星>の騎士 東律樹 GM_20> は生き残り、自分の研究所に残っている。。 GM_20> [魔獣の邪力]  GM_20>  長大な日本刀による斬撃、特に上半身が吹き飛んだ死体が多いようである。 GM_20>  青い光による攻撃 GM_20> [魔獣の正体] GM_20>  大貫数馬という青年 GM_20>  大貫流の剣術の使い手、なぜ魔獣になったか不明 GM_20>  数年前から行方不明になっている GM_20> [関連情報]()内がいる場所 GM_20> その1 大貫司(大貫家道場) GM_20>  大貫司の父 行方不明になった際、腕に傷を負い、まともに剣を振れなくなっている。 GM_20> その2 東律樹(研究室) GM_20>  円卓の騎士の一人、死んではいないが今回の戦いで退団している。 GM_20>   GM_20> その3 御宿かなみ(自宅) GM_20>  退魔士 御宿源次郎の娘、30歳 GM_20>  本人も結界の技を使う退魔士であるが、死んだ源次郎が今回の魔獣の最初の被害者である。 GM_20> (斐桜情報) GM_20>  大貫の知り合いの退魔士 騎士に引き連れた人 GM_20> その4 連絡員 GM_20>  月城教授(病院) GM_20>  シゲさん(警察) GM_20>  / Akio_10> 「……」あえて、普段どおりの表情で、斐桜の間近で、情報を受け取る。「それぞれ、どこを調べるかですね。あなたとは手合わせは初めてですが、何を得意とされていますか?」>クローズ/ hiou_10_> 「あたしは・・・とりあえず大貫道場に。それからちょっと心当たりがあるからそこに行くね。」二人のほうは見ないまま。声は平静を装っているが、指先が異様に白く冷たい/ Akio_10> 「御宿と言う女性自身は魔獣には遭遇したのですか?」/ CLOSE_10> 「そうですね…気の停滞と、接近戦…ですね」>暁生/ Akio_10> 斐桜の指先の変化を視界の隅に捉え、手を伸ばしてその指を手袋に包まれた右手の指で握りこもうとする。>斐桜/ GM_20> 連絡員「いえ、そこまで確認がとれません」>遭遇 Akio_10> 「戦闘が得意ですか?…聞き込みはどちらを回られますか?情報収集を行えそうな場所はありますか?」>クローズ/ Akio_10> 「死んだ方に関しての記録は御宿家にあるのですか?」/ hiou_10_> びくっとして手を引く。「あ、ちょっと、冷え性?あははは。」ごまかして笑う。「やだねー、2週連続で魔獣なんて。」悪戯っぽく笑って見せるが、やっぱり顔色は悪い>暁生/ CLOSE_10> (示咲さんの様子が尋常ではありませんねぇ…何か因縁があるようですが…) GM_20> 連絡員「多少はあると思います」/ CLOSE_10> 「基本は対人関係が得意ですので、物事の観察よりも聞き込みの方へ行きたいですね」>暁生 CLOSE_10> 「葛城さんは、どちらへ参られますか?」>暁生/ Akio_10> 「女の子は冷やすのが一番体に毒ですから。」手を引かれたのを見て、肩を抱きこもうとする。「少しは暖まればいいけど…ツキがあるのだか。ないのだか。」こちらも悪戯な表情で笑って、わざとらしくウィンクしてみせる。>斐桜/ Akio_10> 「元々、退魔を生業にしていますから、御宿家に行くのが一番順当かと。あなたはどちらへ?」>クロース/ CLOSE_10> 「そうですね、騎士の東さんのお話を伺おうと思います。」>暁生 CLOSE_10> 「退魔を生業ですか…まあ、私も闇のものですが、今回は多めに見ておいてください」と、微笑>暁生/ hiou_10_> ぎゅぅ、と暁生の腕に縋る。「ツキ?ついてるよもちろん!また暁生君と一緒になれたし♪」にっこりと。だが、実際には身体に力を込めて、肩の震えを抑えている>暁生/ Akio_10> 「分かれたほうが確かに効率がいいですね。…でも、示咲さんは道場周りに集中した方がいいように思いますが。僕は警察も合わせて行きます。ネットカフェはどうしますか?」>ALL/ CLOSE_10> 「そうですね…東さんのお話を伺った後に、私が参ります(ネットカフェ)」>暁生/ CLOSE_10> 訂正:ネットカフェ→病院/ Akio_10> 腕にすがり付いてきた斐桜を抱え込むように両腕で包む。「ツイているのは僕のほうかも。」息声で笑うと、震える肩を自分が那智にそうされたように軽く叩き、宥める。/ Akio_10> 訂正ネットカフェ→病院 Akio_10> / CLOSE_10> 「さて、殆どが上半身を攻撃されているようですが…下半身に攻撃を加えられたものはいましたか?」>連絡員/ GM_20> 連絡員「いまのところはいないようです」/ Akio_10> 「青い光の前兆は何かありますか?」/ hiou_10_> にこーっと笑って離れる。「一足お先に、あたしもう行こうかな。」身を翻した途端、笑顔は消えている。小走りに逃げるように、部屋から出てゆく。冬空を見上げ、一つ大きく呼吸を(ついてるよ、もう一度会えるんだから。あたしはきっと幸せなんだ)/ CLOSE_10> 「青い光で攻撃されたものは、どうなりましたか?」>連絡員/ Akio_10> 「殺害された騎士の遺体の上半身の傷に特徴はありますか?」/ Akio_10> 「先走らないように。必ず、僕もいっしょにいくから」出て行く斐桜の背に声を掛ける。/ GM_20> 連絡員「上半身に傷があったそうです。騎士の場合は、手足に光による傷があったそうです」/ CLOSE_10> 「示咲さん、携帯電話の番号をお願いします。情報の伝達を円滑に行うことは重要ですから」>斐桜/ Akio_10> 「手足だけですか?」淡々と必要な情報を得るべく感情を抑えて、質問を続ける。/ CLOSE_10> 「葛城さんも、(番号を)お願いしますね」>暁生/ CLOSE_10> 訂正:斐桜はすでに出て行ったようなので、斐桜に対するセリフはありません。/ Akio_10> 「どうぞ」騎士の仕事用携帯のプロフィール表示の番号を見せる。/ CLOSE_10> 軽く会釈をして、番号を控えワンコールします/ Akio_10> ワンコールを受け取り、番号を登録するとクロースに頷く。/ CLOSE_10> 微笑して頷き返した後、連絡員に挨拶して…ここから出ていきます/ Akio_10> 「手足以外の傷の有無と傷自体の特徴はありますか?」/ GM_20> 連絡員「いえ、顔とかにもあったようです」暁生/ GM_20> 連絡員「傷の特徴は特に」/ Akio_10> 「ありがとう…」頷くと、一礼し、連絡所を去っていく。/ GM_20> ***調査フェイズ*** GM_20> 時間:135分(一人45分) GM_20> 目的:魔獣の居場所や、邪力の弱点を調査する。 GM_20> ***シーン クローズ*** GM_20> どうします?/ CLOSE_10> 元騎士の東律樹の元へ向かいます/ GM_20> では、指示された研究室につきます。 GM_20> 人の気配はなんとなく感じられますが、電気もついておらずシンと静まりかえっています/ CLOSE_10> 「円卓の騎士の者です。東さん、いらっしゃいますか?」>研究室内 CLOSE_10> と、挨拶しながらも、暗がり、上から、後ろから、何か攻撃されないか警戒しています(能力1.寄せ集めの知識を使いながら)/ GM_20> ほい、では研究室の奥に、白衣を着た30代の男性がいます。 GM_20> 頬はやつれ、生気をあまり感じられません/ CLOSE_10> 「私は<悪魔>の騎士で、クローズと申します。東律樹さんに相違ありませんね?」>律樹/ CLOSE_10> 邪力の関係でやつれたっぽいか…それとも、何か精神的なショックでやつれていそうなのか…そのあたりに気を配り観察します/ GM_20> 東「ああ、そうだよ。しばらく研究で魔獣と戦っていなかったけど、はじめましてだね」 GM_20> 精神的ショックのようです/ CLOSE_10> 「申し訳ありませんが、今回の魔獣について…あなたの知っている情報を教えていただけませんか?」 CLOSE_10> 「特に、被害者の傾向から上半身への攻撃が多かったようなのですが…そして…」すこし言い難いそうに CLOSE_10> 「なぜ、あなたが助かったのか、です。」>律樹  そして、心底から気遣う"よう"に/ GM_20> 東「そうだね、ちゃんと話さないといけないよね。騎士としたの最後の義務としてね」 GM_20> 東「僕たちが調査しようとしたら、連絡所にきたらすぐにやってきたんだ。僕らはすぐに臨戦態勢を整えたけど、弱点もわからないのだから、対処しようがなかった」 GM_20> 東「あまりに早くてよくわからなかったが、あかねや阪本の雷撃は、青い光で弾かれ、逆に攻撃を受けた」 GM_20> 東「水島の体ははっきり見ていないが上半身が弾けとんだ、次は阪本だ。そして次は僕だったんだが、あかねがかばって・・・」 GM_20> 東「動かなくなったあかねを見て、崩れた僕を魔獣はなぜか見逃したんだ」 GM_20> / CLOSE_10> (「あかねさん」についてはこちらから、言及するのはやめておきましょうか。どうやら東さんの大切な存在らしい…わざわざ地雷を踏む必要も、ないですからね) CLOSE_10> 「阪本さんも、上半身が消し飛んでしまったのですか?そして、青い光は防御に使った…ということでしょうか?」>律樹/ GM_20> 東「そんな感じだったね。吹っ飛んだのは、あかねもだけどね。普通ならあの程度なら大丈夫のはずなんだけどね」/ CLOSE_10> 「普通なら…邪力によるものだから、影響を強く受けたということでしょうか?」>律樹/ GM_20> 東「そうだろうね。完全にずたずたにされていたからね」/ CLOSE_10> (思ったより反応は薄い…となると「あかねさん」について聞いてみましょうか…) CLOSE_10> 「酷なようですが…あかねさんは、どのように攻撃を受け吹きとばされましたか?」/ GM_20> 東「剣によるものだったけど、早くてよくわからなかったよ、急に胸のあたりを中心に吹き飛んだのさ」/ CLOSE_10> 「剣…ですか。青い光は使わなかったのですね?」/ GM_20> 東「いや、つかっていたよ。ただ、とどめは剣だった」/ CLOSE_10> 「雷だけが、そのまま反射されたのですか?」 CLOSE_10> 「そして、距離は邪力に関係がありそうだったでしょうか?」 CLOSE_10> 「また、下半身へは攻撃しないのか、できないのか…どちらか思い当たるでしょうか?」/ GM_20> 東「反射されたというか、剣で受け返されたり、青い光で迎撃されていたよ」 GM_20> 東「いや、刀で下半身も攻撃はしていたよ、とどめは上半身のようだけど」/ CLOSE_10> 「あなたが助かった時のことですが…どのような体勢をとっていましたか?地面に横たわっていた、もしくは座っていた、など…ですが」/ GM_20> 東「膝をついて、あかねを抱きしめていたよ」/ CLOSE_10> 「そうですか…」 CLOSE_10> 「最後になりますが…上半身の攻撃の後は、下半身への攻撃はきませんでしたか?」/ GM_20> 東「きていないというか、もう上半身が飛んでいたからな」/ CLOSE_10> 苦笑し「最後といっておきながらなんですが…抱きしめた状態で、魔獣を見たとき…」 CLOSE_10> 「魔獣の様子…表情などはどうだったでしょう?」/ GM_20> 東「表情? なんだか楽しそうだったな。あと、なんだか正々堂々勝負しようぜ、とかいっていた気がするよ」/ CLOSE_10> 最敬礼で礼をし「傷をえぐるようなことを伺ってしまい、申し訳ありませんでした」 CLOSE_10> 「私達で、決着はつけます」/ GM_20> 東「ああ、ありがとう。もう一度あかねを育ててみるつもりだが、そもそも奇跡に近かったからね。再び育つかわからないしね」 GM_20> 机の上には鉢植えがあります。 GM_20> / CLOSE_10> では…鉢植えに向かって、礼をした後、研究所から出て行き CLOSE_10> 暁生に電話をかけます/ GM_20> ほい/ CLOSE_10> 「もしもし、葛城さん?クローズですが…」>暁生/ Akio_10> 「どうも…何か情報が?」/ CLOSE_10> 「ええ、東さんに話を伺ったところ…」と、聞いた話を説明し、 CLOSE_10> 「このことを示咲さんにも伝えたいのですが、葛城さんは示咲さんの番号をご存知ですか?」>暁生/ Akio_10> 「こちらから伝えます。それで、病院の情報はどうなっていますか?」/ CLOSE_10> 「すいませんが、まだ立ち寄っていないところですね…」 CLOSE_10> 「女性の電話に勝手にかけるのもなんですので、葛城さんから示咲さんへの連絡をお願いします。」 CLOSE_10> 「あ、それとですね…私の番号を示咲さんに伝えておいてください。お願いします」>暁生 CLOSE_10> クローズからは、以上です/ GM_20> ***シーン 暁生*** GM_20> どうします?/ Akio_10> まず、シゲさんのところへ行きます。/ GM_20> では、仏頂面のシゲさんがいます GM_20> シゲさん「よお」/ Akio_10> 「こんにちわ。今回の件について情報をお願いします。」/ GM_20> シゲさん「今、相手の足取りを探しているんだが、なかなか掴めない。まるでこっちの行動を予測されているようだ」 GM_20> シゲさん「ただ、最初の被害者御宿の家の近くでよく目撃されている」 GM_20> シゲさん「今回はこの程度しか情報がはいっていねえ、どうなっているんだ。どうも魔獣だけの仕業じゃねえ気がするがな」/ Akio_10> 「御宿家の周囲に現れ始めたのはいつ頃からですか?」シゲさんの言葉に、僅かに首を傾げ、懐から煙草を取り出し、見せて素っていいかと目顔で問う。/ GM_20> シゲさん「今回の魔獣が現れだしたころだな。ちょいと失踪時期と辻褄をあってなさすぎるがな」/ Akio_10> 「失踪時期?それは?大貫氏の失踪時期ですか?」煙草を咥え、唇で抜き出し、火をつける。/ GM_20> シゲさん「ああ、数年たっているからな。ただ理由がさっぱりわからねえ」/ Akio_10> 「理由を知るべきは示咲さんですから。僕に必要なのは『魔獣』の情報です。…御宿家で聞き込む以上の情報はお持ちではないのですね?」煙を吐きながら、続ける。/ GM_20> シゲさん「ああ、恥ずかしい話だがな」/ Akio_10> 「では、御宿家で聞き込んできます。ありがとう」相手の言葉に頷くと、御宿家に移動します。/ GM_20> ほい、つきました/ Akio_10> では、御宿かなみに接触するべく、インターフォンのベルを鳴らします。/ GM_20> では扉が開き GM_20> 大人な感じの女性が現れます GM_20> 女性「何の用でしょうか?」/ Akio_10> 「こんにちは…お父様の件でお聞きしたいことがあります。よろしいでしょうか?」/ GM_20> 女性「失礼ですが、初対面だと思うのですが」/ Akio_10> 「失敬。」タロット見せて、身分を明かす。「理由は納得していただけますね?」/ GM_20> 御宿「・・・・・」なんだか凄い目で睨みますが、中へ通してくれます/ Akio_10> 「失礼します。」相手の視線を受け流し、中へ。「お参りをさせていただいてよろしいでしょうか?」/ GM_20> 御宿「どうぞ」一応仏壇まで通してくれます GM_20> ただ、術者の家のせいなのか、あちらこちらに結界が張られているようです/ Akio_10> (その結果は術を使って破る必要のある程度ですか?) GM_20> いえ、邪魔にならない場所です/ Akio_10> 作法どおり、線香を上げ、お参りを済ます。「不躾で申しわけありませんが…お父様の死について御存知のことを教えていただけませんか?」/ GM_20> 御宿「いえ、この家の庭で亡くなっていたのですが、なぜ殺されたのか皆目見当が」/ Akio_10> 「お辛いでしょうが、どのような状態で亡くなられていましたか?」/ Akio_10> 「話していただけませんか?」/ GM_20> 御宿「いえ、気づいた時には、すでに亡くなっていたので、細かい事は……」/ Akio_10> 「遺体の状態はどのようなものでしたか?そして、最近、この家の付近で変異があると聞いています。それについて御存知ですか?」/ GM_20> 御宿 GM_20> 御宿「上半身がなくなっていました。家の付近のことは聞いており、私も相手を探しているのですが、居場所まではまだ」/ Akio_10> 「相手の姿はご覧になりましたか?また、お父様が亡くなる直前にどのような退魔を請け負っておられましたか?」/ GM_20> 御宿「いえ、そのあたりはぜんぜん」 GM_20> 気づきますが、あまりにもそっけなさすぎる気がします/ Akio_10> 相手のそっけなさに薄く笑い、すこし首を竦めるが構わずに続ける。 Akio_10> 「亡くなる直前に何か変わった様子はありませんでしたか?そして3年前、当家に何かありませんでしたか?」静かに畳みかけ、問いを続ける。/ Akio_10> すこし、息を引き、声を低くして、しかし、有無を言わせぬ口調で GM_20> 御宿「ああ、父が一人の少女を連れてきたような気がしましたが、それが何か?」 Akio_10> 「青い光をご覧になりましたか?…。『大貫数馬」に心当たりは?」/ GM_20> 「・・・!」 Akio_10> 「一人の少女?それはどんな?」/ GM_20>  一瞬目が泳ぎ、蔵のほうを見る GM_20> 御宿「確か、ひおうさんといっていましたが」/ Akio_10> 相手の様子の変化に気付く。「御存知ですね?そして蔵の中を見せていただけませんか?…ひおうですか。変わった名の少女ですね。」動揺を表に出さず、淡々と続け、相手の反応を見る。/ GM_20> 御宿「く、蔵には……、わかりました」 GM_20> 蔵に案内します。蝶番と結界を時、扉をあけます/ Akio_10> (蔵の中の様子はどのようなものですか?) Akio_10> / GM_20> 暗いのではっきりとわかりませんが、邪気は感じます/ Akio_10> 「ひおうさんはこの中に?」小型の八鋒輪鈷杵をコートの懐から取り出して、手の中に隠して構えながら問う。/ GM_20> 御宿「・・・・」沈黙しています/ Akio_10> 「何があるか。あるいは何がいるのか。教えていただけますね?」静かに、しかし有無を言わせぬ威圧をこめる。/ GM_20> 御宿「・・・・・」 GM_20> 沈黙したまま、蔵の中へ飛び込みます/ Akio_10> 舌打ちをすると、御宿の後を追って、蔵の中へ入ります。/ GM_20> 能力0 GM_20> 結界作成 GM_20> 自分ごと暁生を蔵の中の結界に閉じ込める。 GM_20> 御宿「私の夢は覚めてしまった、でも、せめて、彼のために」 GM_20> 0+2d6 dice2< GM_20: 0+8(2D6: 4 4) = 8 GM_20> / Akio_10> 「臨・兵・闘・者・皆・陳・列・在・前」浄化の力で結界を破ります。/ GM_20> ほい/ Akio_10> 2+2d6 dice2< Akio_10: 2+9(2D6: 5 4) = 11 Akio_10> / GM_20> では GM_20> あっけなく結界は崩壊します。 GM_20> 御宿「くそっ、なんて力、騎士ってみんなこうなのね」/ Akio_10> 「教えていただけますね?何があったのか。何を御存知なのか?」穏やかに手を差し出し、問いを繰り返す。/ GM_20> 御宿「ふざけるな」 GM_20> その手をはじく GM_20> 御宿「あの女のせいで、彼はあんな体になって、そして目覚めていってしまったのよ。ずっと眠っているだけだったら、私のものだったはずなのに!」 GM_20> 御宿「あなたもあの女の仲間なんでしょ!」/ Akio_10> 「力尽くは避けたいのですが」穏やかな口調はそのままに、払われた手をねじ上げようとする。「女性といえどもあなたは術者。容赦の必要はないでしょうね。…あんな体とは?目覚めとは?そして、それ以前に何故眠っていたのですか?…仲間も何も。退魔を行う術者として、魔を醸すとは許されぬ行いでしょう」(能力4のダイスは必要ですか?)/ GM_20> 御宿「魔といっても、あの日から彼はずって眠っていただけよ、だから私は結界で親からも隠し、ずっとここにいさせてあげた。でも、ついこの間、背広をきた若い男がやってきて、”時が来た、ようやく戦えるぞ”っていったら、目を覚まし、私に礼をいうと去って言ってしまったのよ」/ Akio_10> 「でも、『彼』は、この家の付近で出没しています。心当たりがありますね?父上が亡くなられたのも「目覚め」以後ですね?」/ GM_20> 御宿「ここを出て行ってからはどこにいるかは知らないわ、止めようとする私の結界を破った彼は、私の父親を殺した後、どこかへいってしまったから」/ Akio_10> 「彼が放つ青い光をご覧になりましたね?それはどこからどのようにして生み出されたのですか?」/ GM_20> 御宿「彼が本気になると、自然と周囲にでていたわ、詳しい事は本当に知らないの。どっちにしたって、いろいろ聞いても無理よ、あなたも、そしてあの小娘も彼にかかって死ぬわ。彼の望むとおり、あの小娘と正々堂々たたかったあとでね」/ Akio_10> 「太刀筋は?」表情をなくした平板な声で問う。/ GM_20> 御宿「どうして、そこまであなたに話す理由があるの?」開き直って笑みを浮かべる/ Akio_10> 「僕が『騎士』であり、御山随一の退魔師だから」口元を冷ややかに歪め、目に金の光を宿らせて、御宿の頭を鷲掴みにしようとする。「彼女を殺させる訳にはいきませんから。話していただきます。」(ダイスですか?)/ GM_20> 御宿「いやよ」 GM_20> 彼女の体から術力があふれます。 GM_20> 彼女自身にむけて GM_20> そして、彼女の瞳から生気が失われ、全身から力が抜けます/ Akio_10> 「愚かな…退魔師としての矜持は捨て果てて…」苦い表情で首を振り、息をつくと、その場を離れ、自分の情報とクロースの情報を伝えるべく斐桜に電話をしながら御宿家を立ち去っていく。/ Akio_10> 以上です。/ GM_20> ***シーン 斐桜*** GM_20> どうします?/ hiou_10> 大貫道場へ/ GM_20> では、道場です。 GM_20> 道場で、司が一人日本酒を飲んでいます/ hiou_10> 「大先生。」声をかけ、真正面に正座します。「数馬先生が・・・。」/ GM_20> 司「よお、斐桜、元気、じゃねえみたいだな。まあ、座れよ」/ hiou_10> 「もー、大先生、飲みすぎですってば。・・・数馬先生、見付かったそうです。」困ったように笑う。「あの夜のこと、話していただけますか?」/ GM_20> 司「そうか」 GM_20> 司「あの夜のことか、あれはどこからか、あいつが日本刀を手に入れたことから始まった。どういう経緯であいつが入手したかまでは聞いていない。だが、その刀を鞘から抜いたとき、こう、なんだか得たいのしれない力みてえなもんが、刀からあいつへ乗り移っていったんだ」 GM_20> 司「俺は剣士だからな、どうしようもできなかった。あとはお前の知っているとおりさ」/ hiou_10> 「鞘から抜く前は、力無かったんですか?」>司 あと、頑張って思い出して見ます。司の傷はどんなものでしたか?それから倒れてた状況は?/ GM_20> 切 GM_20> 手を斬られただけですね GM_20> 司「ああ、どうやらなかったようだ」/ hiou_10> 傷を負った司を見つけたときの斐桜がとった行動は?/ GM_20> いや、ただ呆然としていただけです/ hiou_10> 斐桜、立ってました?/ GM_20> 立っていましたよ/ hiou_10> 「大先生、手を切られて・・・よく死なずに済みましたね。あの時どうしたんですか?」>司/ GM_20> 司「どうしたもこうしたも、あいつは、まだ自分の意識をもっていたからな。まあ。俺が憎まれていたら殺されたいただろうけどな」/ hiou_10> 「攻撃は刀でした?それとも青い光ですか?」>司/ GM_20> 司「刀にきまっているだろ? あいつも剣士のはしくれだ」/ hiou_10> 「数馬先生、どこを狙っていました?間合いや位置は?」段々と真剣な剣士としての顔になってゆく/ hiou_10> 「あの光はいつ出てました?タイミングとか、条件とか、大先生に心当たりはありますか?」/ GM_20> 司「おいおい、久しぶりにきてみれば、質問ばかりじゃねえか」苦笑する。 GM_20> 司「その前に、俺に酌するぐらいの心仕えはないのかよ」/ GM_20> 司「おいおい、質問ぜめだな。せめて酌ぐらいしねえか」/ hiou_10> 「だぁめです!大先生、この間お医者さんに血圧高いって言われたじゃないですかー。平日の昼間っから飲むなんてダメですよ。」くすくすと笑って、お銚子を取り上げる/ GM_20> 司「つれないなあ。せっかく、いい事を教えてやろうと思ったのによ」/ hiou_10> ぴた、と動きが止まり「はぁい、おひとつどーぞぉv・・・って、何やらしてんですか」笑いながら突っ込みをいれつつもお酌を(笑/ GM_20> 司「やっぱ、じょしこーせーについでもらえる酒はうまいな」 GM_20> 一気に飲み干すとひょっこりと立つ。 GM_20> 壁にかけてある竹刀を二本はずし、一本を斐桜に放り投げる GM_20> 司「久しぶりに稽古をつけようか」無傷な左手で竹刀を構える/ hiou_10> 思わず竹刀を受け取り、突然の稽古にちょっと戸惑う。だがものすんごく嬉しげに笑って「はい!」ちゃきっと正眼の構え/ GM_20> 司「じつはだな、お前に教えてなかった技があるんだよ」/ hiou_10> 「・・・!はい。」本当に久々に稽古をつけてもらう嬉しさと、技を伝えてもらえる嬉しさで、どきどきどきどき。真剣な顔に/ GM_20> 司「それは一つの技であり、万の型がある。まあ、教えていないが、お前の腕と今までの修行の成果があれば、たぶん、一度見ればわかるだろう」 GM_20> 片手で上段に構えてから、面を打つ GM_20> と見せかけての小手打ち GM_20> だが、それもまた変化する GM_20> 能力2 GM_20> 軌跡が突然かわり、刺突技、すなわち突き GM_20> 狙いは、心臓 GM_20> ダメージ攻撃 GM_20> 2+2d6 GM_20> 2+2D6 dice2< GM_20: 2+2D6 = 7 GM_20> どぞ/ GM_20> (ちなみに竹刀なので死ぬ事はありません)/ hiou_10> 相手の動きにつれて、守備を変化させてゆく。最初は面を弾くために上段にあげ、さらに小手を避けるためにそのまま手を引き、最後、付きを払うために引いた手を払う。能力3/ GM_20> どぞ/ hiou_10> 2d6+3 dice2< hiou_10: 6(2D6: 5 1)+3 = 9 GM_20> では GM_20> 司の竹刀が宙を舞います。 GM_20> 司「やれやれ、奥義すらも効かないか、年はとりたくないねえ」/ hiou_10> ぎりぎりのところで防いだが、息が上がっている。息を整えてからすっと左足を引いて正座をし、竹刀を自分の右側に置き、三つ指ついて礼。「ありがとうございます。」/ GM_20> 司「今の技が、おれっちの流派の奥伝”御生(おお)貫き”だ。御生は、命を、すなわち心の臓のことをさす。お前に教えた形にすべてにもこの技の形は隠されている」 GM_20> 司「本来は、宗家しか知らない。だが、すべての技はその虚実を用いて、この技を繰り出すために存在する。むろん、あいつも知っている」 GM_20> 司「奥義といっても、しょせん、手の内がばれれば、ただの技だ。お前にはもうすべての技を教えた。欲しけりゃ、免許皆伝もやるぜ?」/ hiou_10> 「心して遣います。」すと立ち上がり、「免許は、生きて帰ったらいただきたいと思います。」にっこりと/ GM_20> 司「ああ、あいつをよろしく頼むぜ、あいつはお前と本気で正々堂々と戦いたいって、もらしていた事あったからな。もっとも、正々堂々なんて武術の世界じゃ幻想だがな」/ hiou_10> 「正々堂々、ですか・・・数馬先生らしいですね。」くすっと笑い。「精一杯戦って参ります。どうか・・・貴方の息子を殺しに行く斐桜を許していただけますか?」/ GM_20> 司「ああ、もしもの事を考え、奥義だけはお前にも話してなかったんだが、こうなっちまってはな。頼むぜ、あいつが望んだ闘いをさせて成仏させてくれよ」/ hiou_10> 「はい。」>司 そして自分の部屋に立ち寄り、胴着と袴一式を纏めて鞄に突っ込む。(「斐桜!」)ふと数馬の明るい呼び声が聞こえた気がして振り返り、そんな自分に苦笑して、二人に連絡を入れる/ hiou_10> 以上です/ GM_20> ***シーン クローズ*** GM_20> どうします?/ CLOSE_10> 病院へ向かいます/ GM_20> ほい、つきました。 GM_20> あまりに楽しそうではない教授の姿があります/ CLOSE_10> 「お久しぶりです、月城教授。今回もまたお願いしますね」挨拶をします CLOSE_10> 「今回の魔獣の邪力についてですが…何か思い当たるものはありますか?特に…青い光について、ですが」 CLOSE_10> / GM_20> 月城「上半身の攻撃だが、衝撃が内から外へ流れている。内部破壊の技じゃないかな」 GM_20> 月城「青い光についてはよくわからないんだよなあ」 GM_20> ***プレイヤーへの挑戦状*** GM_20>  真理に至る方法は無限大、されど、GMが用意するヒントは限りある GM_20>  魔獣と相対するまでに与えれしヒントはすべて提示した GM_20>  ゆえに私はここに宣言する GM_20>    GM_20> 「私はプレイヤーに挑戦する!」 GM_20>  調査フェイズ終了までに用意したヒントはすべて提示した。 GM_20>  その謎を解き明かしたものには勝利を、解けなかったものには死が与えられるだろう GM_20>  残り時間は、ロールを楽しむもよし、私ですら気づいていないヒントを引きずり出すのもよし GM_20>  それはプレイヤーの自由である GM_20> **************** CLOSE_10> 「なるほど、そういうことですか…本来は内部破壊だが、あまりの衝撃に上半身が吹き飛んだ、と…」 CLOSE_10> 「青い光…そちらは、むずかしいですか…」/ CLOSE_10> 「いつもありがとうございます、コレにて私は失礼しますね」>教授 CLOSE_10> といって、病院から出て行きます/ GM_20> ***集合フェイズ*** GM_20> 時間:15分 GM_20> 目的:PCが集合し、魔獣のいる場所に向かう。 hiou_10> 電話連絡にて、御宿家前に集合!/ Akio_10> 斐桜の電話を受けた後、革の上下とワークブーツ。金に色の目を剥き出しにして、手袋を外し、八鋒輪鈷杵を手に無言で戦いへの準備に没頭している。/ hiou_10> 来る途中、胴着と袴に着替え、髪はポニーテールに。/ CLOSE_10> スーツ姿に、ネクタイ。スーツケースを持っているのはいつもと同じ。 CLOSE_10> / Akio_10> 「闘いを済ませたら、今度は受験に向けての別の戦いだね。その時もパディを名乗り出ましょうか?」わざと軽口を叩き、笑いかける>斐桜/ hiou_10> ちょっと考え事をしていたので反応が遅れる。「・・・!受験?知らない知らないそんな単語!!」とっさに笑顔を取り繕い、いつも通り軽く>暁生/ CLOSE_10> 妙に嬉しそうな笑顔を浮かべ、待機中/ hiou_10> 「さてと。虚に惑わされないこと。相手は心臓を狙ってくると思うよ。他に気付いたことは?」/ Akio_10> 右手で頭を軽く叩こうとしながら「知らないで済まないでしょう。…コンコン。動いてますか?」頭に向かって尋ねてから「上段の攻撃は致死性のものらしいことと、下への攻撃に盲点があるようですね。」確認するようにクロースに視線を送る>斐桜/ CLOSE_10> 暁生に視線を合わせ、軽く頷く/ hiou_10> 「・・・知らないよ。あたしは全てをこれに賭けてんだから。」拗ねたように呟く>暁生/ hiou_10> 「刀を抜く前は力も無かったらしいけど・・・。抜刀前に遭遇できたら、そもそも抜かせないのも手かもしんない。」/ Akio_10> 「オッズはどうだろうね。僕も賭けにのったら配当が下がってしまいますね。」呟く声をいなし、抜刀の言葉に息を吐く「先制できればベストか」/ Akio_10> 「生きて帰ろう。それだけは誓って欲しい」真剣な表情で見つめる>斐桜/ GM_20> ***戦闘フェイズ*** GM_20> 時間:なし GM_20> 目的:魔獣と戦うこと GM_20> では、携帯電話が鳴り出します。 GM_20> シゲさん「今、所轄の刑事から連絡があった。大貫数馬を近くのグランドで発見したとの連絡があった」/ hiou_10> 見つめ返す。が、すっと目を逸らす。「分かってる。」唇を噛み>暁生/ Akio_10> 「ありがとう。直ぐに向かいます。」シゲさんに答え、逸らされた視線にほろ苦く笑う。/ hiou_10> びくっと。「!!・・・行こう。」二人の返事を待たずに走り出す/ CLOSE_10> 適当に、斐桜についていきます/ Akio_10> 「……」ずっと急いている斐桜の背を見やり、徐に、後を追う。/ GM_20> では、グランドの中央に、数馬が日本刀を持って立っています/ CLOSE_10> すでに刀は抜いていますか?>GM/ GM_20> 抜いてますね/ hiou_10> 数馬の姿を認め、走り寄ろうとしてぎりぎり思いとどまる。「・・・数馬先生・・・」思わず呟く/ GM_20> 数馬「よお、斐桜。暫く見ぬうちに綺麗になったようだな」にっこりと微笑みます/ Akio_10> 斐桜の背後に影の様に立ち、斐桜越しに数馬を見つめる。/ CLOSE_10> とても嬉しそうに、ニタニタ笑っています/ hiou_10> 懐かしい笑顔に思わず泣きそうに笑う。「先生・・・ずっと探してたんですよ?ずっと、ずっと・・・本当に・・・」/ GM_20> 数馬「すまんなあ、なかなか踏ん切りがつかずにな、何年もかかってしまったよ」/ hiou_10> ふるふると首を振り、「でも、また会えたから・・・。また、笑ってもらえたから。」無意識に1歩1歩近づいてゆく/ GM_20> 数馬「おっと、まった斐桜、教えたろ。そこから先は、俺の剣の間合いだ」/ Akio_10> 「いけない」断固とした口調で斐桜の肩を抱きとめようとする。/ hiou_10> ぴたっと止まり、「・・・そうでしたね。なんか懐かしいです。」くすっと笑い、虚空から出現した桜の花びらで、一振りの日本刀を形成する。>数馬/ GM_20> 数馬「いい刀だ。地の利、そして武器、技は当然必要だが、自分の勝てる場所、そして武器を手に入れるのも剣士として当然のことだ」 GM_20> 数馬「お前の剣腕は皆伝の俺を超えていた。そして魔剣ももっていた。だからかな、俺も同じような剣をもってお前と対等の力をもって戦ってみたかったんだ。まさか、ここまで世界に存在を否定されるものになるとは思わなかったけどな」/ hiou_10> 悲しげに笑う。「まさか。私が先生に勝てるわけがないじゃないですか。だって・・・私は先生がいないと生きてゆけないのに。」/ hiou_10> (「殺してくれ」)あの夜、最後に投げかけられた言葉を思い出す。「それでも戦わなきゃ、殺さなきゃならないんですね。」/ GM_20> 数馬「剣士の性だな。だから、魔獣に完全に融合ができなかったんだろう。そして、助言をうけて突き抜けた今も、これが最善とは思えない」 GM_20> 数馬「ああ、もう、俺はこの世界を滅ぼすものだからな。 GM_20> 数馬「だが、手を抜くつもりはない。手を抜いてはこうなった意味もない。審判は頼めるな」 GM_20> 数馬の視線の先、そこには、いつの間にか背広をきた少年の姿がある。 GM_20> 調停者「いいでしょう。魔獣と騎士の戦いの果ては明らか。だが、それがあなたが掴み取る未来への因子なら、立ち会いましょう」 GM_20> 数馬「かたじけない」/ CLOSE_10> 「調停者か…!!」思いっきり、血走った眼で調停者を睨みつけています/ Akio_10> 「アルカナ…か」倦んだ声で呟き、冷えた一瞥をくれる<調停者。/ GM_20> 調停者「いかにも、<運命の輪>のアルカナ、だが、残念ながら今は私と戦う時ではないと忠告しよう」 GM_20> 数馬「そうだ」 GM_20> 抜き放っている刀身から、青白い光が放たれ、数馬の周囲に漂います。 GM_20> 数馬「いざ、尋常に勝負!」 GM_20> イニシアチブです GM_20> 2d6 dice2< GM_20: 5(2D6: 4 1) = 5 CLOSE_10> 2d6 dice2< CLOSE_10: 7(2D6: 5 2) = 7 hiou_10> 2d6 dice2< hiou_10: 2(2D6: 1 1) = 2 Akio_10> 2d6 dice2< Akio_10: 10(2D6: 4 6) = 10 GM_20> ***第1ラウンド*** GM_20> GM20 暁生10 クローズ10 斐桜10 GM_20> 暁生どうぞ GM_20> / Akio_10> 刀の動きを封じるべく、腕を狙って八鋒輪鈷杵を放つ。大日如来の浄化の光で光を打ち消し、刀の妖気を払う。刀へは異形の蛇が絡みつき、折ろうとする。能力1〜4で Akio_10> 「オン・アボキャベイロシャノウ・マカボダラ・マニハンドマ・ジンバラ・ハラバリタヤ・ウン」/ GM_20> ほい、応援は?/ Akio_10> お願いします〜〜/ hiou_10> します/ CLOSE_10> します/ hiou_10> 舞い上がる桜が、青い光を迎撃。光と花びらが乱舞し交錯する。能力4で/ GM_20> ほい/ CLOSE_10> 能力4.心臓への攻撃が来ることを最警戒しながら、上半身への攻撃をかわしつつ他者吸収/ GM_20> では、+18で振ってください/ Akio_10> 18+2d6 Akio_10> 2d6+18 dice2< Akio_10: 8(2D6: 2 6) = 8 +18 GM_20> 邪力1234 GM_20> 邪力1魔獣の力をつかって GM_20> 邪力2魔剣自身の強度で耐える GM_20> 邪力4青い光が、吸収しようとするクローズを迎撃 GM_20> 邪力3 一瞬の隙をついて、暁生の心臓めがけて奥義がはしる! GM_20> 20+2d6 dice2< GM_20: 20+6(2D6: 5 1) = 26 GM_20> では、互いの攻防はギリギリです/ GM_17> では、クローズ/ CLOSE_9> 「ああ、そこの魔獣。そんなに心臓を突きたいのですか…」 CLOSE_9> 能力2の分裂を使い、手のひらからとがった骨を出し CLOSE_9> 自分の心臓を抉り出し(強靭な闇の者なので、特に支障はありません。後で分裂を使い元に戻れば言いだけですので) CLOSE_9> 「ハハハハハ残念でしたねぇ!!あなたの突きたい心臓は、ほら!ここだ!!」 CLOSE_9> 自分の心臓を地面に投げ捨て、踏みにじります CLOSE_9> 狂ったように笑いながら…虚無の眼で(青い光で)迎撃しようとする意思をカット CLOSE_9> 寄せ集めの知識で、的確な攻撃方法を考察 CLOSE_9> 逆ヘッドスライディングの形で滑り込み、直接触れ、他者吸収で捕食 CLOSE_9> 能力1,2,3,4/ GM_17> ほい、応援は?/ hiou_9> します。やっぱり光VS桜で。能力4/ Akio_7> します/ Akio_7> 突っ込んでくる奥義の剣を封じるべく切っ先に向けて八鋒輪鈷杵を放つ。能力4で/ GM_17> では、+18で/ CLOSE_9> 2d6+18 dice2< CLOSE_9: 9(2D6: 4 5)+18 = 27 GM_17> では邪力124 GM_17> 邪力1 魔獣の力で全力に GM_17> 邪力2 魔剣の力を最大限にして、下にいるクローズに突き刺す GM_17> 邪力4 八鋒輪鈷杵とそれを放った暁生を青い光が攻撃/ GM_17> 14+2d6 dice2< GM_17: 14+4(2D6: 1 3) = 18 GM_17> では、捕食されます。 GM_17> 数馬「ぐおおおおおおおおおお」 GM_6> 数馬「ま、まだだ。俺は斐桜と戦いたいんだ!」 GM_6> 数馬「斐桜、親父はお前に奥伝を教えたか?」/ hiou_8> 「はい。」/ GM_6> 数馬「じゃあ、隠しても仕方ねえな」/ GM_6> 体を半身にして、突きの構えを取る GM_6> 数馬「来い、斐桜」/ GM_6> どぞ/ hiou_8> (どうぞ、どうぞ、神様、私にあの人を殺す勇気を・・・!!)震える手で守春を握り締め、必死に祈っている。 hiou_8> (大丈夫だよ斐桜)「大丈夫ですよ先生。」 hiou_8> (お前には未来があるんだ)「貴方には今があります。」 hiou_8> (正々堂々と生きられるから)「正々堂々と戦えますから。」 hiou_8> (お前がそう望んでいるのなら)「貴方がそう望んでいるのなら。」 hiou_8> (だから笑っていていいんだよ)「だから笑っていてくださいね。」 hiou_8> 哀しげに笑いかけ、真正面正眼に構える。そして初めて見せる真剣な表情。瞳に宿る光は決意。迷いはもう無い。 hiou_8> 「貴方が私を生きさせてくれたように、私は貴方を……殺します。」 hiou_8> 心臓への攻撃を警戒し、身を低くして相手の懐に飛び込む。左下から逆袈裟に切り上げ。その動作で突きをも防ぐように。桜は青い光を防ぐ hiou_8> 能力1234/ GM_6> ほい、応援は?/ CLOSE_6> します/ Akio_6> します/ Akio_6> 心臓へ突っ込んでくる切っ先からそれぞれの胸元を庇う盾になるように八鋒輪鈷杵を投げ、切っ先を制する。能力4で/ CLOSE_6> 能力3、虚無の眼で数馬の視界を一時的に奪います/ GM_6> ほい/ GM_6> ほい/ GM_6> では+17で振ってください/ hiou_8> 2d6+17 dice2< hiou_8: 8(2D6: 3 5)+17 = 25 GM_6> では GM_6> 逆袈裟の一撃が数馬の体を切り裂きます。 GM_6> 数馬「いい剣筋だ。強くなったな、斐桜。愛しているよ」 GM_6> そのまま塵にかえっていき…… GM_6> ……あとは魔玉のみが残った。 GM_6> / hiou_8> 取り落とした守春は桜へと帰り、二人を包むように舞う。「・・・・・あ・・・やだ・・・先生?・・・先生!!」崩れ行く数馬を抱きしめようとするが、その腕の隙間から塵がこぼれて消えてゆく・・・/ GM_6> 調停者「確かに立ち会いました。これも因果の結果、また新たなる因と果が巡る先で会いましょう」 GM_6> 調停者が去って生きます/ GM_6> ***退場フェイズ*** GM_6> 時間:15分(一人5分) GM_6> 目的:現場から去る。 GM_6> ***シーン 暁生*** Akio_6> 八鋒輪鈷杵を収め、離れた位置から斐桜を見つめている。 Akio_6> やがて、ゆっくりと息を吐き、何事も言わず、斐桜に背を向けると、グラウンドのフェンスへと向かって歩いていく。 Akio_6> 「…呪縛から逃れられたことを言祝がなくいてはいけないかもしれないかな。」 Akio_6> ぼんやりと Akio_6> 呟き、立ち止まって斐桜を見やる。 Akio_6> 「僕は解き放たれるのはいつだろう。」 Akio_6> また、低く呟くと再び向きを変え、グラウンドの出入り口に向かう。 Akio_6> フェンス越しに見覚えのある自動車と人影を見つけ、ほろ苦く、それでもどこか嬉しそうに微笑する。 Akio_6> 「…ただいま。」/ GM_6> ***シーン クローズ*** CLOSE_6> 「さて…こんな内容でいいでしょう…」 CLOSE_6> (特に、問題はないはずですね…) CLOSE_6> 「後は、清水さんにお願いをするだけですねぇ…」 CLOSE_6> 今度は目立たぬように、宅配便の人間の服を着て本部に現れ CLOSE_6> 以下の品の発注を依頼 CLOSE_6> 羽遠様、特上サーロインステーキセット CLOSE_6> 麻生様、生の蟹詰め合わせ CLOSE_6> 奥貫様、新巻鮭セット CLOSE_6> 長峰様、生の蟹詰め合わせ CLOSE_6> 識嗣様、生の蟹、うに缶詰のセット(1つずつ) CLOSE_6> 四宮様、ブルーマウンテン1キログラム CLOSE_6> ヒューガ様、特上サーロインステーキセット CLOSE_6> 間宮様、特上サーロインステーキセット CLOSE_6> 若槻様、新巻鮭セット CLOSE_6> 琴音様、世界の紅茶・飲み比べセット CLOSE_6> 今年、魔獣戦やトリスタンでご一緒した方々に… CLOSE_6> 「これをもって、私の今年はそろそろおしまいですね」 CLOSE_6> 清水さんに、郵送手続きをお願いする品を持ってきて、 CLOSE_6> 満足気にうなづくクローズの姿があった/ CLOSE_6> 訂正:うなづく→頷く CLOSE_6> / CLOSE_6> 以上です/ GM_6> ***シーン 斐桜*** hiou_8> 「嘘、やだよ。行かないで、行かないで下さい、お願い……あたしを……置いて逝かないで……っ!」 hiou_8> 腕の中の塵は無くなり、そのまま自分の肩を抱いて座り込む。 hiou_8> 「先生、先生、先生、先生……」 hiou_8> 繰り返し呟く。肩が震え、声が震え。ただ無性に、最期の優しい笑顔だけが瞼に浮かぶ。 hiou_8> 「数馬先生……どうかこれからも変わらずずっと傍に……斐桜の傍にいてください……愛してます……永遠に……」 hiou_8> 搾りだすような悲痛な囁き。 hiou_8> まるで感情が壊れてしまったようで、涙を流すことすら出来ない。 hiou_8> 代わりに空が泣く様に、虚空から桜の花弁が零れ出す。 hiou_8> はらはら… hiou_8> 地面に、そして少女の髪に、肩に、積もることなく触れた途端に掻き消える幻の桜花。 hiou_8> はらはら、はらはら…… hiou_8> いつまでも hiou_8> はらはら…… hiou_8> /