[EM] ○ドラマイベント[カムイミンタラで遊べ!?]○ [EM] そろそろ春の足音が聞こえそうな3月下旬。 [EM] しかし、ここは北国、北海道。 [EM] なめてはいけません。 [EM] 暖冬だからといっても、まだまだ冬。 [EM] そんな厳しい寒さを逆手に楽しむ、あるお祭りがあります。 [EM] I川の河川敷を利用した広さ1万平方mの会場内に氷柱、氷のトンネル、アイスドームなどの氷の建造物が立ち並び。メインの展望台は、高さ12m。夜には様々な色の照明が入り、幻想的な光の競演を楽しめます。 [EM] また期間中には、花火が打ち上げられるなど多彩なイベント盛り沢山。 [EM] 日本最大の山岳国立公園。 [EM] かつて「神々の遊ぶ庭」と呼ばれた自然織り成すその麓、柱状摂理で有名な断崖絶壁が24?も続く峡谷の中ほどにあり、大型ホテルや旅館が建ち並んでいる温泉郷。 [EM] ぜひHまつりにお越しのさいは、心と身体も湯につかり温まっていってください。 [EM]                                by S観光協会より [EM] ****** [EM] ドラマイベント[カムイミンタラで遊べ!?] [EM] □依頼場所:北海道K町S観光協会Hまつり実行委員会事務所。 [EM] □依頼者 :S観光協会会長。 [EM] □依頼内容 [EM] ・この時期に大々的に行なわれている冬の祭り会場で、何処からともなく現れる鬼の仮面をした集団が不思議な力で地元&観光客(特に子供)を追い出している。 [EM] ・鬼の仮面集団以外にもジュリアナ扇子を持ったボディコンや動く雪ダルマの目撃情報もあるらしい。 [EM] ・今のところ怪我人は出ていないが、観光客の減少に繋がっているので困っている。 [EM] ・警察でも対処できなかった為、地元の術者に依頼したが返り討ちに遭い、トリスタンに依頼する事になった。 [EM] ・この祭りの存続問題になりかねないので穏便に解決して欲しい。 [EM] (*道北なので暖かい衣服で来てください) [EM] [NPC] [EM] 安西・東田・北野 [EM] S観光協会Hまつり実行委員会ボランティアの青年たち(*PCたちの案内&移動のお手伝い等をします) [EM] □三つの道 [EM] ・追い払われた地元の子供たちに話を聞きに行く。 [EM] ・鬼仮面達と戦ったらしい地元の術者に話を聞きに行く。 [EM] ・会場警備中、鬼仮面達出現。追い払われている人たちを助ける。 [EM] ****** [EM] □準備フェイズ [EM] [時間なし] [EM] 三つの道を選ぶ順番を2d6で決めてください。/ [CLOSE] 2d6 dice2< CLOSE: 7(2D6: 3 4) = 7 [shinya] 2d6 dice2< shinya: 8(2D6: 3 5) = 8 [Koma] 2d6 dice2< Koma: 2(2D6: 1 1) = 2 [EM] □開幕フェイズ [EM] [時間20分] [EM] 依頼が終わった時点からはじまる。 [EM] 騎士同士の紹介は終わっている&選択肢を選ぶロールを行なう。 [EM] ****** [EM] まつり実行委員会事務所として使われている石油ストーブがついているプレハブ小屋内。パイプ椅子に皆は座り、観光協会会長が状況を説明する。 [EM] 会長「・・・と今年だけこのような状況になって困っています。どうか、長年続いているこの祭りに悪影響が残らないよう問題を解決してください」 [EM] 会長「後、彼らに道案内として車をご用意しました。どうぞ、お使い下さい」後ろに控えていた3人の青年たちを紹介します。 [EM] 会長「安西君、東田君、北野君、皆さんのサポートを頼みましたよ」ボランティアの青年たちに向けて言う。 [EM] 3人「「「はい」」」やや緊張気味に頷いている。 [EM] 会長「では、トリスタンの皆さん、できれば穏便にお願いします」高齢の会長はゆっくりと皆さんに頭を下げました。/ [shinya] 「任せてくださいっす」スキーをやったあとなのか、雪のついたスキーウェアでちょっとだけすっきりした表情で答えます/ [CLOSE] 「ここは観光地ですから、穏便に行くことは承知していますよ。ご安心ください」>会長 と、微笑 [CLOSE] (万が一のことがあっても、証拠なんて残すつもりはありませんしね…)/ [Koma] 灰色のジャケット、黒のショートパンツに春だけど防寒ブーツと言った姿で大きな旅行鞄に腰掛けて話しを聞いてる。/ [shinya] 「……先輩、寒くないっすか?」かのかを見て/ [CLOSE] いつもと違い革靴ではなく、現地調達した冬靴を履いています。皮の手袋+黒コートの防寒装備で/ [CLOSE] アルミのスーツケースも、肩から掛けるタイプの鞄でしっかりと寒冷地バージョンに変更しています/ [Koma] 「鍛えてますから…(ニッコリ)」>真也(寒くない?)/ [shinya] 「さすがっすね」真面目に関心している>かのか [shinya] 「で、どうします?」/ [CLOSE] 「そうですねぇ…」 [CLOSE] ポケットからカイロ(未開封)を取り出し「とりあえず、どうぞ」>かのか、真也 と、カイロを1つずつプレゼント/ [shinya] 「あ、すいません」ぺこぺこ頭を下げる/ [Koma] 「ありがとう、大切にしておきます」>クローズ/ [Koma] 「それで、行く先は決まったの?」<二人/ [shinya] 「あ、なら、俺は会場を警備するっす、また、何かあったらこまるし」/ [CLOSE] 「では、私は…子供たちの話を聞いてこようかと思います」>かのか/ [Koma] 「となると、私はその相手と直接遭遇した方の処ですね。承りました」>二人/ [CLOSE] 少し考えながら(安"西"、"東"田、"北"野…) [CLOSE] 「ところで会長さんは、苗字に南が付いたりしますか?」>会長/ [EM] 会長「ええ、私は南沢と申しますが?」>クローズ/ [CLOSE] 笑いながら「先ほどの3人の方が、西と東と北が付いていましたから、ひょっとして、と思ったんですよ。ただそれだけです」>会長/ [EM] 会長「ここは東西南北が関わった名前が多いのですよ」>クローズ/ [CLOSE] 「なるほど…」>会長 [CLOSE] 「さて、それではそろそろ仕事にかかります。では、北野さん。同行願えますか?」>北野/ [shinya] 「なら、俺も巡回にいくっす」といって立ち去る/ [EM] 北野「は、はい、車を用意します」>クローズ/ [CLOSE] ではここから出て行きます/ [Koma] 「それでは御武運を…」(退出)/ [EM]  それぞれのボランティアが後をついて行きます。 [EM] シーンチェンジ/ [EM] □出演フェイズ [EM] [時間各30分] [EM] EMが提示した3つの方法、それぞれのシーンを行なう。 [EM] あらかじめ提示された調査方法に基づき、調査すれば必要な情報は得られる。 [EM] 問題は、得られた情報について自分がどう思うか、NPCと何を話すかである。 [EM] **********第一幕 子供は雪の子?********** [EM] [場面] [EM] 地元の小学校の昼休み。 [EM] [状況] [EM] よく被害に遭う小学生たちが体育館に集まっている。 [EM] [目的] [EM] 鬼仮面達が何故子供たちを特に追い出すようになったのか原因を探る。 [EM] [調査手段] [EM] お子様相手に聞きだすには? [EM] ****** [EM] 北野青年が学校に事情を話し、よく被害に遭った小学生たちを体育館に集めてくれました。 [EM] 北野「みんなー、大切な事だから、この人の質問に答えてくださいねー」なんだか体操のお兄さん風で子供たちに言っています。/ [CLOSE] 微笑しながら「鬼の仮面の人たちに追い出されてしまっているようですけど、皆さんはどういうことが特に困っていますか?」>子供たち/ [EM] 子供A「まつり会場の遊び場で遊べないんです」 [EM] 子供B「遊ぼうとすると吹雪いてきて、鬼の仮面をした人たちが追いかけて来るの」 [EM] 子供C「こわい・・・」くちぐちにいろいろ言っています。>クローズ/ [CLOSE] 「お祭りの会場だけ、仮面の人たちはきますか?」>子供たち [CLOSE] ぼそっと「こういう事態は、今年が初めてですよね?」>北野青年/ [EM] 北野「ええ、そうなんです」困ったように>クローズ/ [EM] 子供D「会場だけだと思います」>クローズ/ [CLOSE] 「ふむ…」 [CLOSE] 「誰か大人の人が一緒に居た場合はどうでしたか?子供たちが居る時だけ吹雪いてきています?」>子供たち/ [EM] 子供A「大人といっしょの時は・・・とても強い吹雪が吹いてきて動けなくなってました」 [EM] 子供D「僕たちだけの時も、吹雪くけど、鬼の仮面をした人たちが追いかけてくるんです」>クローズ/ [CLOSE] 「大人と一緒だと動けないほど強く、子供だけだと軽く吹雪いて鬼の仮面が追いかけてくる…」>独り言、内容を整頓中 [CLOSE] 「攻撃が目的なら、初めから強い吹雪を使えばいい…子供だけだとわざわざ追いかけてくる理由は何だ…?」 [CLOSE] 一転して子供たちに微笑をし [CLOSE] 「鬼の仮面の人たちですが、慎重はどれぐらいだったか覚えていませんか?」>子供たち (子供と遊ぼうとして逃げられているのか、子供を襲って遊ぼうとしている、ですかね?)/ [CLOSE] 訂正:慎重→身長/ [EM] 子供C「とっても大きいの」 [EM] 子供A「・・・でも2メートルはないと思います」 [EM] 子供C「おこってるの」なんだか泣いてしまいそうです。>クローズ/ [CLOSE] 微笑しながら「ここには鬼の仮面は居ませんから、安心して構いませんよ」>子供C と、頭を少しなでます(とりあえず、慰めようとしているように見せるのは重要ですね、心象が良くなる…) [CLOSE] 「鬼の仮面は、何か追いかけてくるときに喋るか、叫ぶかしていませんか?子供だけ追いかけようとしているのは何か伝えようとしていることがあると思うのですが」>子供たち/ [EM] 子供D「あの子供会場で・・・ここで遊ぶなってけっこう言ってました」>クローズ/ [EM] 子供C涙目でクローズを見てましたが、なんとか泣かないですみようです/ [CLOSE] 「北野さんは、この事件が起こる前後に会場で何かあったりしたか、聞いていませんか?」>北野青年 [CLOSE] 「遊ぶな、ですか。ふむ…」 [EM] 北野「あー・・・えと、不思議な雪ダルマを見たとか、寒そうな格好をした女性を見たとかなら聞きましたが」>クローズ/ [CLOSE] 「雪ダルマや、寒そうな格好をした女性、ですか…」(おそらくそれでしょうね、自分の遊び場を主張する理由は知りませんが…) [CLOSE] 「そういう人たち(雪ダルマとか雪女っぽいのとか)を、あなた方は見かけたりしてませんか?」>子供たち/ [EM]  雪ダルマとの事で子供たちがちょっとざわつきます。 [EM] 子供A「・・・僕たちの言うことを信じてくれますか?」自分でも困っているみたいです。>くろーず/ [CLOSE] 「信じないなら、わざわざ雪ダルマのことを聞いたりしませんよ」>子供たち と、適当に一人、頭をなでながらにっこり笑う/ [EM] 子供D「鬼の仮面の人たちが来る前に、動く雪ダルマを見つけたんです」 [EM] 子供B「いっしょにあそんだの」 [EM] 子供A「走ってたら、雪ダルマが転んで身体がこわれたんです」 [EM] 子供D「そうしたら・・・とつぜん、吹雪いてきて・・・寒そうな女の人がきて消えたんです」>クローズ/ [CLOSE] 「なるほど、分かりました。」(早計は危険ですが、きっかけはそれでしょうね) [CLOSE] 「原因なのかは、はっきりしないですけど…関係はありそうですね」 [CLOSE] 携帯を取り出し、真也とかのかにメールを [CLOSE] もし、かのかの機種が古すぎてメールが使えないなら、電話をかけます(笑) [CLOSE] そして [CLOSE] 「お祭りの会場で遊べなかった分、ここで私たち(北野青年含む)と遊びませんか?」>子供たち [CLOSE] 「なぁに、私が話をしていたことにすれば、昼休みが終わってもしばらくは大丈夫ですよ」>子供たち と、にっこり笑い [CLOSE] ここでシーンチェンジします/ [EM] **********第ニ幕 雪で戦う?********** [EM] [場面]  [EM] 術者の家。  [EM] [状況]  [EM] 集合住宅の一室でお茶を出されている。 [EM] [目的] [EM] 鬼仮面達の正体を探る。 [EM] [調査手段] [EM] どうやら彼は鬼仮面達の正体を知っているようだが・・・さて、どう聞くか? [EM] [NPC] [EM] 興梠一心(こうろぎ・いっしん) [EM] 浅黒くがっしりとした中年男性。地元に根付いた術者らしい。 [EM] ****** [EM]  東田青年が事情を話し、居間に通された。 [EM] よそから来た退魔士に対してやや警戒しているようだが、お茶&菓子(せんべい)を出してくれました。 [EM] 後、体調が優れないのか、マスクをしてごほごほしてます。 [EM] 興梠「なんぞ話があるらしいが・・・何かな?」多少思う事があるようです。/ [Koma] 「…イシオロレ……」/ [EM] 興梠「・・・さすがと言うべきか・・・まあ、固くならなくてもよいと思うがな・・・」ちと苦笑しつつ挨拶します。>かのか/ [Koma] 「アイヌ語って難しいですね。多少語学には自信があったのですが、まだまだでした…」 [Koma] 始めまして、遅れましたが、トリスタンからの依頼で伺わせて貰った駒ヶ岳と言います。」(お辞儀)/ [EM] 興梠「俺は興梠一心。この地に古くから住まう者の一人だ。まだ、若いようだが、お前さんのような方が今回の依頼を受けてくださったのなら心配はないだろう」警戒が解かれたようです。>かのか/ [Koma] 「いえいえ、私の様な若輩者はマダマダです。護るべき土地は違いますが、心意気もまだまだ、あなたには遠く及ばない様ですし…」 [Koma] 「ところで、あなたは今回の騒動をどうお考えですか?」(お茶を飲みつつ)/ [EM] 興梠「鬼の仮面をしている彼らか・・・正体は雪の精霊・・・まあ、この土地に古くから住んでいる雪妖だ。たいして人に悪さをする雪妖ではなかったのだが・・・今年は事情がちがうらしい」ごほごほ。>かのか/ [Koma] 「…雪の神様でしたか…」(ちょっとだけ、先生の事を思い出した) [Koma] 「雪の神様…大変だったでしょうね、今年は暖冬でしたから」/ [EM] 興梠「まあ、この土地神であって、世界の気候までは計りしれんだろうからな」>かのか/ [Koma] 「ですが、雪神様が雪が少ないから!って人を襲うのは、理由としては少し乏しく無いですか?本題が別にあるのでは?」/ [EM] 興梠「察しの通り、今回の騒動は雪が少ないのが問題ではないらしい・・・まあ、俺もすべてを知るわけではないのだが」 [EM] ごほごほっと咳をして、お茶を飲み。 [EM] 興梠「会長からの依頼で俺は彼らの元へ出向いて問題を解決しようとしたのがら、彼らの話では人間の子が悪いと言っていてな。そこの事情は俺ではわからなかったのだ」>かのか/ [EM] ↑解決しようとしたのだが(訂正) [Koma] 「逆恨み、八つ当たり、この線も捨てがたいですが…まだ何とも言えませんね」 [Koma] 「ところで体調が悪いようですが、風邪か何かですか?まだ働き盛りなのに、拗らすと難ですよ」/ [EM] 興梠「うむ、これは、まあ、なんとか話し合いで問題を解決したかったのだが、雪妖たちは納得しなくてな。ある勝負をする事になったのだ」 [EM] 興梠「君は、冬の子供用の宝探しゲームを知っているかね? 雪の中に埋めたミカンを探し出すゲームなのだが・・・それで勝負を挑まれてな」ごほごほ。 [EM] 興梠「失礼・・・ある山中で勝負したのだが・・・負けた挙句に、この年で雪遊びに興じた所為で今は風邪をこじらせているという訳だよ」苦笑しながら、やはりごほごほと咳をしています。/ [Koma] 「……それは非道い目に遭いますよ…雪山で雪神様と雪合戦するなんて…」(とぉい目をしてる) [Koma] 「取り敢えず、その雪遊びに勝てばこの件から手を引いてくれるんですね?」/ [EM] 興梠「まあ、雪妖たちは人間に対して危害は加えないよう約束させられているからな。必然的に話し合いで決着がつかない場合はこのような勝負事になるだろう」 [EM] 興梠「とりあえず、雪妖たちの頭領に話せばいいはずだ」ごほごほ。>かのか/ [Koma] 「ボディコンとか言う格好をしてるらしいですけど、これはアイヌの衣装か何でしょうか?」 [EM] 興梠「」ぶふぁっ! ごほごほごほ」非常に咽てます。 [Koma] 「取り敢えず、貴重な情報も聞けましたし…お礼と言うか何か体に良いモノ作りますね、台所借ります」 [Koma] 「ボランティアの人、 興梠さんの看病を。私は二人に連絡してから料理に入ります」(聞いた事を伝達〜)/ [EM] 興梠「お、お前さんのような若いのにはわからんだろうが・・・決して、アレは民族衣装ではないない」困ったようにかのかに言っています。/ [Koma] 「アイヌの正装はボディコン衣装と」(他人の台所を使い大鍋で何やら造りはじめる)/ [EM] 興梠「いや、ちがうのだがな」汗かきつつ呟いてます。>かのか [EM] 興梠「(の土地神はすべて繋がっている・・・無駄な血はウェンカムイを呼ぶ。そのような事にならないことを祈るか・・・) [EM] シーンチェンジします。 [EM] **********第三幕 吹雪と共にやってくる?********** [EM] [場面] [EM] 昼の祭り会場。 [EM] [状況] [EM] 会場内を警備中、そこに鬼仮面達が現れる。 [EM] [目的] [EM] 地元&観光客達を守る。鬼仮面達の居場所を探る。 [EM] [調査手段] [EM] 戦うも良いが、会場を壊さないように。手加減してワザと逃げさせ、後を追うも良し。脅すのも良し。 [EM] [NPC] [EM] ナマハゲのような鬼の仮面に、蓑をつけた集団。局地的な吹雪と共にやってくる。 [EM] ****** [EM]  安西青年に案内され、真也は会場を見渡せる場所に移動。 [EM] まつり最終日間近なのだが、観光客の姿は少ないです。 [EM]  しかし、子供専用会場で遊ぶ子供たちの楽しげな姿は見えます。 [EM]  ・・・と、晴れていたはずの空が急に曇りだし、恐ろしいスピードで吹雪が会場を襲い始めました。 [EM] 鬼仮面A「この会場で遊ぶやつぁいねがー!!」 [EM] 鬼仮面B「寒い中遊んでいるやつぁ、喰っちまうぞー!!」 [EM] 吹雪の中からガナリ声を響かせた鬼仮面達が出現。地元&観光客たちを脅しています。 [EM] 観光客「きゃー!?」 [EM] 観光客「なんだ!」 [EM] 子供「えーん!!」 [EM] 子供「こわいよ〜!!」 [EM] 地元民「イヤー!」 [EM] ボランティア「逃げろ! また来たぞ!!」 [EM] 地元&観光客たちの悲鳴に交じり、子供たちの泣き声が聞こえます。 [EM] 鬼仮面C「冬をなめんじゃねーぞ!!」 [EM] 鬼仮面D「ガキはコタツの中でゲームでもしてろー!」 [EM] どうもワザと子供たちを追い駆け回しているようにも見えます。/ [shinya] 「うわ、まずいっすね」 [shinya] 「はやく、みんなを逃がしてください、俺、なんとか食い止めますから」といって、スキーのストックをもって、子供と鬼仮面の間に入り込みます/ [EM] 鬼仮面A「うお!? なんだてめぇは!? くっちまうぞ!!」目標を子供から真也に向けてガアオーと脅しています>真也/ [shinya] 「……お前を殺していいんだな」観客には顔が見えない位置に移動して、殺意だけを放ちます。 [shinya] ストックがぶるぶると震えています。 [shinya] 突き刺すのを必死にこらえているがゆえに? [shinya] 「いいんだな?」 [shinya] 「いいんだろ?」 [shinya] 「いくぞ?」 [shinya] / [EM] びくぅっと、殺気だけで鬼仮面たちは真也の存在に塊ました。まさしく、蛇に睨まれた蛙状態。声も出ないようです。>真也/ [shinya] なにげない動作で、だが、動けないタイミングでストックがとんと、正面の鬼仮面の胸にあたります。 [shinya] ええ、あたるだけです、今は。 [shinya] 「はやく答えてくれよ。ギャラリーがいなくなったら、おっぱじめるからよ」 [shinya] 「ああ、早くみんな逃げてくれないかなあ」 [shinya] 「そうそう、みんなまとめて相手してやるから、待っていろよ」>鬼仮面たち [shinya] 笑いが止まらない表情をしています/ [EM] こてっと、胸を突かれた鬼仮面は尻餅をつくとずさささっと器用に後ろに下がりました。 [EM] 鬼仮面A「こ、これは敵わん!」 [EM] 鬼仮面B「ど、どうする!?」あわあわとあたふたしてます。 [EM] すると・・・ [EM] どこからともなく、高笑いが響き。 [EM] ?「何事じゃ!」と今までで一番強い局所的な吹雪が起こり、中から女性が出てきました。 [EM]  現れたのは真っ赤なジュリアナ扇子を片手にぴっちぴちのボディコン姿の女性です・・・なんだか、バブルの生き残りみたいなイタイタしさです(笑) [EM] 雪妖A「おおお! 我らが女神! 小僧、教えてやろう! このお方こそ、マタカムイ(冬神)の愛娘であらせられる、我らの頭領!」 [EM] 雪妖B「そして、我らのアイドルであらせられる!」 [EM] 雪妖C「うぉぉ〜(ハート)!!」 [EM] 雪妖D「雪妖界のお立ち台ギャル! ピリカウパシカムイ様だぁ!!」 [EM]  アイドルが来た事で雪妖たちは恐慌状態から復活して勝手に盛り上がっています。 [EM] (*以降:ピリカ=ピリカウパシカムイとなります)/ [shinya] 「えーっと [shinya] 」ついていけない [shinya] 「よくわからんっすが」 [shinya] 「そのケバイおばさんが、リーダーっすか?」/ [EM] 鬼仮面A「そう言っているだろうが!」真也の言葉に鬼仮面たちが喚いてます。 [EM] しかし・・・。 [EM] ピリカ「む、お主・・・もしやトリタンスとやらから来た者かえ?」意外に冷静に状況をみているようです。/ [shinya] 「そうっすが」辺りを見回しますが、観客は無事逃げています?/ [EM] 地元&観光客は安西以外全員逃げ終わりました。 [EM] / [shinya] 「じゃあ、とりあえず」 [shinya]  ストックを本気で構え [shinya] 「死ね」 [shinya] ボディコンにむかって、本気で斬りかかります。 [shinya] ただ、あまりにも我慢していて、ちょっと本気になりすぎたので、相手を殺しきるまえに、ストックが砕け散りますけど/ [EM] ピリカ「おぉーおそろしや。噂に違わぬ、その力。まこと禍々しき魔獣と戦う者よ」 [EM] 鬼仮面たち「ひぇぇぇぇ!?」それだけで鬼仮面たちはびびってます。 [EM] ピリカ「お主、我らと戦うつもりかえ? 我らはその気はないのだが?」扇子で口元を隠しつつ、実は引きつってます。>真也/ [shinya] 「あ、戦うつもりはないっすか?」 [shinya] がさごそと、もう一本のストックを取り出し<気>で強化 [shinya] 「俺は最初から殺す気だぜ」/ [EM] ピリカ「そちらが、戦いたくても、我らは戦えぬ・・・それに、我らをその手で殺めてみよ。たちまち、この地はどうなるであろうな? お主は依頼されて来たのであろう? どうじゃ? ここは一つ、ゲームで勝負をつけぬか?」>真也/ [shinya] 「いちいち偉そうだな、お前?」 [shinya] 「どちらの命が優位かわかっているのか?」 [shinya] 「殺されたくないのなら、それらしい言い方があるんじゃねえのか?」 [shinya] 「こっちはさっきから、我慢に我慢に、我慢しているんだ」 [shinya] 「それは、挑発ととっていいんだな?」/ [EM] ピリカ(・・・恐ろしき血の気の多い人間の子よ) [EM] ピリカ「・・・こちらはキレイに事が片付くよう、簡単なゲームに誘っているだけぞ?」真也の殺気に押されているようです。 [EM] 安西「・・・きょ、京月さん! 向こうもそう言ってるので、どうかお、穏便になりませんか、か?」がたがた震えながら安西が物陰から言ってます。>真也/ [shinya] 「依頼ですから仕方ないっすね」 [shinya] やれやれとため息をつき・・・ [shinya] 苛立ちまぎれに、ストックで地面を思いっきり穿ちます。 [shinya] 神さえも突き殺せそうな勢いで。 [shinya] 「……さっき、これをやっていればよかったすよ」 [shinya] もう一度ため息をつき、自分の手でストックを折ると [shinya] 「で、ゲームって何をするっすか? 内容次第じゃ、あとで百回くらい突きをいれるっすよ」/ [EM] 苛立った真也のストック地面付きに全員がびくっと振るえた後・・・ [EM] ピリカ「う、うむ、よくぞ聞いてくれた!」突然元気良く扇子を構えると [EM] ピリカ「この近くには大量の雪に覆われた雪原がある! と、なればやる事は・・・雪合戦じゃー!!」どーんっと言っています。>真也/ [shinya] 「かまわんすけど、当然、石をいれたり、<気>を込めるのはありだし、その結果、死ぬのはかまわんすよね?」/ [EM] ピリカ「こちらが戦う場所を作るゆえ、のちにお主へ使いを出す。そちらも人数をそろえよ!」 [EM] 鬼仮面たち「って、雪合戦で死人がでるルールがあるかぁー!?」 [EM] 安西「お、おお穏便にぃぃ!?」びくびく>真也/ [shinya] 「むずかしいっすね、まあ、先輩たちならなんとかなるでしょう、いいっすよ、やりましょう」/ [EM] ピリカ「では、使いを待て! さらばじゃ!!」オーホッホッホッホと高笑いしながら吹雪と共に去っていきます。 [EM] シーンチェンジします。 [EM] □終幕フェイズ [EM] [時間40分] [EM]  退魔の時間、どうやって倒すのか? それが問題。 [EM]  ただし、アフターケアも忘れずに。 [EM] ****** [EM]  ここはカムイミンタラ(神々が遊ぶ庭)。 [EM] 今この冬の大地でトリスタンVS雪妖達の熱き戦いの幕が切って落とされようとしていた! [EM]  まず、今回の雪合戦のルールを説明しよう!! [EM] ?フィールド内の人数は自由。 [EM] ?攻撃は雪球のみ。 [EM] ?玉数制限なし。 [EM] ?雪玉に当たったらOUT。 [EM] ?敵チームの全滅か、リーダーを倒せば勝負が決まる。 [EM]  そして、フィールド内には三つのシェルターが設置されている! [EM]  そのシェルターに身を潜め、雪玉を作りつつ、敵に投げつけろ! [EM]  ちなみに殺しはダメだぞ♪ [EM] 以上、幸運を祈る!! [Koma] 「質問!」 [Koma] / [EM] ピリカ「なんじゃ?」>かのか/ [Koma] 「雪玉が当たればOUT [Koma] なのは判りましたが、かすらす程度でもOUTですか?」/ [EM] 審判役「かすりはSAFEです!」>かのか/ [CLOSE] 「私からも質問です、雪玉を受け止めた場合はどうなりますか?」>ピリカ/ [EM] 審判役「受け止めるのはOUTです!」>クローズ/ [Koma] 「つまりは、リーダーに雪玉をぶつければ、良い訳ですね」/ [shinya] 「仲間の玉が当たった場合はどうなんすか?」 [shinya] / [EM] 審判役「そうです!」>かのか [EM] 審判役「仲間の玉は無効です!」>真也/ [CLOSE] 「審判役の方が、明らかにえこひいきをしていると判断した場合は…その方に未来は有りませんが、よろしいですか?」>ピリカ/ [Koma] 「禁止事項はそれだけですね。」/ [shinya] クロースの問いをきいて、楽しそうに木刀を振る/ [EM] 審判役「私は審判を司る者・・・不正はありえません!」クローズ/ [EM] ピリカ「では、リーダーを決めよ! もちろん、こちらは我ぞ!」バシッとお立ち台に立って宣言してます。/ [CLOSE] 「リーダーですが、誰にします?」>かのか、真也/ [shinya] 「では、対抗して、こちらは駒ヶ岳先輩を」/ [Koma] 「リーダー…私がしましょうか…取り敢えず当たらない要に努力しますから」/ [EM] ピリカ「決まったな、では、皆の者、ゆくぞ!」ビシッと扇子をトリスタンチームに向けています。 [EM] ピリカ様ファンクラブ雪妖たち「「「「イィーーーッ!!」」」」 [EM] ピリカは最後列でふんぞり返っています。 [EM]  ちなみに人(?)海戦術で雪妖大量投入のピリカチーム。ずら〜と湧いてでてきた雪妖たち・・・数え切れません。 [EM] 審判役「それでは試合を始めまーす! レディー・・・ゴー!!」旗を振って、雪合戦の開始が告げられました。 [EM] 雪妖A「悪ぃ子悪ぃ子ぉぉ!!」 [EM] 雪妖B「喰っちまうぞぉぉぉ!!」 [EM] 雪妖C「おらおらおらおらぁぁぁ!!」 [EM] 雪妖C「おらおらおらおらぁぁぁ!!」 [EM] ピリカ「オーホッホッホッホッホ! 圧倒的ではないか、我がチームはぁ!!」 [EM]  数にモノを言わせた大量の雪球攻撃が雨霰の如く一斉にトリスタンチームに襲い掛かります! [EM] ***牽制、崩し、止め、をどうぞ***/ [Koma] 「リーダーが当たらなければ負けは無いんですね…かする程度ではセーフ…」 [Koma] 「Into Thin Air(霧化)」(かのかの体が散霧する)/ [EM] 爆弾のように降り注ぐ雪玉は・・・しかし、数撃てば当たるわけでもなく、最後尾のシェルターに隠れ、さらにその姿を霧化してしまったので、かのかには、まったく、かすりもしなかった! [EM] 鬼仮面たち「おのれ! 第二弾一斉発射!!」/ [CLOSE] では… [CLOSE] 虚無の眼を使って、飛んでくる雪玉のエネルギーを停滞。飛ばずにそのまま垂直に下に落ちていきます [CLOSE] ですが、発動条件をごまかすために [CLOSE] パンッ!と両手を叩いて「ハッ!」と叫んでいます。 [CLOSE] ついでに、ピリカの取り巻きの運動エネルギーを停滞させ、金縛り状態に [EM] 鬼仮面A「ぅ、うぉ!? あ、あやしげな術を!?」 [EM] 間違えました↑ [CLOSE] 「ずいぶん親切ですねぇ、本気で投げようとしないなんて」>敵 [CLOSE] と、嫌みったらしくニヤニヤ笑っています/ [EM] 鬼仮面B「な、なにぃ!?」 [EM] 鬼仮面C「か、身体が!? う、うごかなぃ!?」 [EM] 鬼仮面D「ピリカウパシカムイさまぁ!?」 [EM] ピリカ「な!? ど、どうしたのじゃ、お前たち!?」ゆうゆうと座っていたのですが、がばっと立ち上がり、周りの状況に驚いています。 [EM] ピリカ「お、おのれぇ!」ピリカの周囲の吹雪が吹き荒れ、鬼仮面達が作った雪球が大量にトリスタンチームに襲い掛かります。!/ [shinya] 「よお、知っているか?」 [shinya] 「人は気合だけでなんでもできるらしいぜ」 [shinya] 強烈な殺意に退魔の血が呼応して、物理的な力をもった<気>を周囲に放出する [shinya] 「殺す、殺す、殺す、殺す、殺す・・・・いや、我慢しろ」 [shinya] だが、<気>はすべての雪玉を破壊する。 [shinya] そのまま、ゆっくりとピリカに近づいていく。 [shinya] ほんの少しだけ理性を残すために、早く動けない。 [shinya] だが、殺意の壁が雪玉を弾いていく。 [shinya] 「おまえ吹雪と、俺の気合とどっちが強いか勝負だな」 [shinya] 近づきながら呟きます [shinya] 「殺す、殺す、殺すな、殺す、殺す、殺す、やっぱり殺す、いや殺すな」 [shinya] かすかに自制しながら、でも、少しずつ笑みを浮かべんながら、ピリカの前にたち。 [shinya] 必死に [shinya] 必死に [shinya] おもいっきり我慢して [shinya] 審判が認める程度の強さで雪玉を投げます/ [EM] ピリカ「おのれぇ! こしゃくなぁ!」最大出力の暴風雪となりながらも歩いてくる真也に表情は完全に引きつり、青ざめ、唇を紫色に変えて、力を奮うが、それでも敵わず。 [EM] ボォッコォォォォ!!っともはや、雪玉でさえありえない音を出しながらピリカにHIT! [EM] ピリカ「#?う*□@ぺ×&%お+¥ぇぇぇぇ!!!」 [EM]  軽く、数メートル吹っ飛びうつ伏せでぴくぴくしています。 [EM] すると・・・。 [EM]  倒れたピリカの周囲に雪ダルマの子供たちが次々と集まって何かを言っています。 [EM] 雪子供A「ママ、僕たちいじめられていないの」 [EM] 雪子供B「自分で転んだだけなの」 [EM] 雪子供C「みんなと遊びたいよ」 [EM]  その声に母強し、がばっと顔だけ子供たちに向けると [EM] ピリカ「・・・・な、な、なんと!? 我の勘違いであったか・・・」かぁーと顔を赤らめ「くぅっ、し、仕方ない、約束はちゃんと守る! さらばじゃ!!」ちょっぴり涙目になりながら、よろよろと吹雪と共に帰っていきました。 [EM] 雪妖A「あぁー! お待ちをー!!」 [EM] 雪妖B「ピリカウパシカムイ様〜! 待ってぇ〜!」 [EM] 痺れて動けない雪妖たちがじたばたしています。/ [CLOSE] とりあえず、雪球の剛速球にパチパチと拍手しつつ [CLOSE] 「たいしたものですね、京月さん。すごい音がしてましたよ」>真也/ [Koma] 「お疲れ様でした」(姿が見えつつ有るが、未だ薄い)/ [shinya] 「で、ゲームは終わったんだから、一匹くらいはいいんじゃ・・・」/ [CLOSE] にこにこと「それに関しては自己責任でお願いしますね」>真也 [shinya] 「だめっすね」がっくりと肩を落とします/ [CLOSE] 「あ、そうそう。もうあなた方も動いていいですよ。このままじゃ京月さんに殺されそうですからね」>金縛った雪妖たち/ [EM] 雪妖A「おお、動ける!」 [EM] 雪妖B「我らも帰るぞ!」 [EM]  ピリカの後をぞろぞろと妖たちが逃げるように追っていきました。/ [shinya] 「なんだったんすかね? あれ?」不満そうに二人に尋ねる/ [Koma] 「さて、私達も引き上げますか…雪神様を見ていたらちょっとだけ、ノスタルジーに…」 [Koma] 「雪神様ですよ、この土地の護る護り神です」>ボディコン>真也/ [CLOSE] 「どちらにしろ、はた迷惑というヤツでしょうね。」 [CLOSE] くすっと笑って「来年、彼らがまた同じ事をしたなら遠慮なくどうぞ。今度は私も止めません」>真也 [CLOSE] さて、依頼主に事の顛末を報告しにいきますかね… [CLOSE] 「では、お二人とも、またお会いしましょう」>かのか、真也 [CLOSE] 以上です/ [Koma] 「それでは、私はこれで…スイ ウヌカラアン ロー(またお会いしましょう。) 」<お二人/ [EM] ***後日談*** [EM]  どうやら、自分の子供が人間の子にいじめられたと勘違いしたピリカは、人間達がつくった祭り会場を占拠し、子供と遊びまくる事を計画する程の親ばかだったようです。 [EM] かくして・・・。 [EM]  今年度のH祭りは暖冬の影響も懸念されたが、何故か、急に気温が下がりだしたおかげで、氷の建造物も崩れる事なく、無事終了を迎えました・・・めでたし、めでたし♪ [EM]  そして・・・? [EM]  一つのウワサが地元の子供たちの中で広がりました。 [EM] 大人たちの知らない場所で動く雪ダルマたちと一緒に遊べるらしいと・・・でも、それはまた別のお話♪ [EM] ******* [EM]  以上、ドラマイベント「カムイミンタラで遊べ!?」終了でっす。 [EM]  ご参加いただき、ありがとうございました&皆さん、お疲れ様です〜(深礼)/ [CLOSE] お疲れ様です〜 [Koma] お疲れ様でした〜