[minazuki] ■□■ プ ロ ロ ー グ ■□■ [minazuki]   [minazuki] それは現在(いま)の物語…… [minazuki]   [minazuki] 古の封印を破り、魔獣が現代に甦った。 [minazuki] 世界を滅亡へと導くといわれる666の獣たち [minazuki]   [minazuki] だが、魔獣と戦うために立ち上がったものがいた。 [minazuki] タロットの象徴により22の位階にわけられし現代の騎士 [minazuki] 主義主張は違えど、魔獣討伐の志を同じとする彼らを、 [minazuki] 人は「円卓の騎士」と呼んだ。 [minazuki]   [minazuki] これは、世界最強クラスの能力者”円卓の騎士”と世界を滅ぼす”666の魔獣”との戦いを中心とした現代異能バトルである。 [minazuki]   [minazuki] ■□■ 魔獣戦線 セッション ■□■ [minazuki] ■□■ DB−208 炎刃姫 ■□■ [minazuki] ■□■ 登 場 フ ェ イ ズ ■□■ [minazuki] 時間:45分[1シーン:15分] [minazuki] 目的:魔獣の事件の調査に向かう [minazuki] ***シーン SWOン*** [minazuki]  喫茶店ぱぁしばる [minazuki]  数多くの支店をもつチェーン店であるが、そのうちの一つに、記者は取材に訪れていた。 [minazuki]  そう記者は、ある情報を入手したのだ。 [minazuki]  その支店長は美人であり、占い師も生業としていることを。 [minazuki]  これはネタになると思い、直接交渉するために訪れていたのだ。 [minazuki] 記者「いやあ、お噂はかねがね聞いていましたが、ここまでお美しいとは、制服もとてもお似合いですよ」 [minazuki] 記者「しかも占いも上手だとか、いやあ、天は二物を与えずってのは嘘ですねえ」 [minazuki] 記者「それで、今度あなたにスポットを当て、記事を書きたいんですよ。そうですね、タイトルは「美人占い師が経営する喫茶店。その素顔に迫る!」といったところでしょうか?」 [minazuki] 記者「店と占い師の知名度はアップ。私の雑誌も売り上げアップ、いいことづくめです。さっそく取材をしたいのですか? よろしいでしょうか?」/ [SWON_10] ぱぁしばるの制服(支店長用)に身を包んだスヲンは、その記者を前に困った笑みを浮かべていた。 [SWON_10] 「あの、電話でもお話しましたが、まだ私はここの責任者というわけではないんです。」 [SWON_10] 「ですから、私に記事の是非を伺っても、答えられないのですが・・・。」 [SWON_10] しかし、本来の店長は奥に引っ込んでおり、どうやら事態を面白がっているようである。/ [minazuki] 記者「くう、その謙虚な態度、そこに痺れる、憧れっるぅ! そんなアナタなら記事にするのです。責任者かどうか、とか、そんな些細なこと、誰も気にしませんて」 [minazuki] 記者「まあ、記事を載せるかどうかはおいとくとして、とりあえずお話でもしません?」 [minazuki] ボイスレコダーをさりげなくチェックしつつ尋ねてくる/7 [minazuki] / [SWON_10] (ああもう、困りましたわ・・・。私の「言葉」で追い払うのは簡単ですけど、それでは根本的な解決になりませんし・・・) [SWON_10] 周りの客や、バイトの女性達も好機の視線を寄せており、どうも言い逃れは難しいようである。 [SWON_10] 兎も角、何とか通常の説得をしようとした、その時・・・。/ [minazuki] 携帯電話が鳴り響く [minazuki] 円卓の騎士専用の電話が/ [SWON_10] 「・・・!(この電話が鳴るのも、随分久しぶりですね。)」 [SWON_10] 「失礼。取引先からの連絡のようです。暫くお待ちを。」 [SWON_10] ガラッと表情を厳しいものに変え、店の裏に回って携帯を取り出す。 [SWON_10] / [minazuki] 清水「”姫”SWONさんですね、円卓の騎士本部清水です。魔獣討伐を依頼したいのですが、よろしいでしょうか?」/ [SWON_10] 情報を聞き取り、僅かに頷く。「了解いたしました。少し感が鈍っているかもしれませんが、全力を尽くします。」 [SWON_10] 電話を切り、身代わり人形を取り出そうとして、ふと思いとどまる。 [SWON_10] 「・・・ご免なさい、店長。今日は無断で、早退させて頂きますわ。」 [SWON_10] 悪戯っぽい笑みを浮かべ、走り書きのメモだけを残して、聖騎士”姫”・スヲンは再び戦場へと向かうのであった。/ [minazuki] ***シーン 暁生*** [minazuki] 夜の帳はまだ明け切らず、薄い群青に染まった空に犬の遠吠えと微かな自動車の唸りが響く。 [minazuki] 膝を立てまま咥え煙草の煙を燻らせて、開いた窓から流れ込む夜気に身を曝し、、ぼんやりとうす暗がりの街路を眺めている。 [minazuki] 「火、貰うぞ。」 [minazuki]  声とともに、肩越しに顎をつかまれ、強引に煙草の先端を合わして火を移される。 [minazuki]  那智の煙草に火が着くとともに、顎を掴んでいた指がそのまま、古傷へと移動していく。その手を煩わしげに左手で払う。 [minazuki] 「また、広がっているな。」 [minazuki]  一瞬、暁生は意味が汲み取れず、訝しげに眉を寄せる。痛みを帯びた表情の那智が意味を悟らせるように黒く染まった指先へと唇を寄せると [minazuki] その刹那、闇に染まった左手の傷跡から蛇状の気が立ち上がり、那智へと突き刺さる。 [minazuki] 「っくぅ!!」 [minazuki]  衝撃に身をこわばらせる那智の手を振り払い、暁生は苦痛に歪む那智の顔へと拳を向け、殴る勢いのまま跳ね飛ばした。 [minazuki] 「……手荒いな。」 [minazuki]  切れた口の端を指で押さえながら、再び、暁生の左腕へと触れようとする。 [minazuki] 「いい加減にしてください。」 [minazuki] 「心配するのは当然だろう。」 [minazuki] 「どうしようもないことです。」 [minazuki]  いらだつ様子で暁生は落ちかかる髪を掻きあげ、せわしなく煙草をふかす。 [minazuki] 「放って置けるものではないだろう。」 [minazuki]  心配を露にする那智に向かって、暁生は薄く皮肉めいた笑いを見せる。 [minazuki] 「…この傷が広がってどうしようもなくなったら、最初の願い通りにしてもらうだけです。」 [minazuki] 「浄化できないのか。」 [minazuki]  薄笑いのまま、那智の鼻先へと煙を吹きかける。 [minazuki] 「できるものなら」 [minazuki]  不愉快そうに顔を曇らせ、むせる那智に暁生は笑いかける。 [minazuki] 「何が変わろうと、僕の願いは同じですから。」 [minazuki]  身を翻した暁生に那智が手を差し出した瞬間、暁生の携帯が鳴った。 / [Akio_10] 暁生後 [Akio_10] 暁生へ言葉を返そうとする那智を目で制し、携帯電話を取り上げる。「葛城です。魔獣はどこに?」 [Akio_10] / [minazuki] 清水「え、えーと、北海道です、かなり被害も出ている模様です」/ [Akio_10] 「北海道…遠いな。…」調度いいと口の中で呟いてから「今からだと朝一のフライトがいいでしょうね。押さえておいてください。空港で待機しています。」携帯を持ったまま、立ち上がり、通りすがりに煙草を消すと、携帯をあごに挟んで、外出着に着替え始める。/ [minazuki] 清水「は、はい、わかりました、では、よろしくお願いします」必要事項を連絡すると、電話がきれます/ [Akio_10] 必要事項に確認するように、視線をわずかに上下させる。 [Akio_10] 着替えを終え、必要なものを詰め込んだバッグを手に、玄関へと向かう。 [Akio_10] 靴を履き終え、扉に手をかけようとして、そのまま手を止める。 [Akio_10] こちらに背を向けて煙草をふかしている那智 [Akio_10] を [Akio_10] こちらに背を向けて煙草をふかしている那智を見やるが、何事もいうことなく、部屋を後にする。(以上です。)/ [minazuki] ***シーン 明人*** [minazuki]  <恋人>の騎士雷堂明人は、自宅のガレージにいた。 [minazuki]  天気は晴れ、新車のミニバンを洗うにはちょうどいい日であった。 [minazuki] / [Akito_10] では、ワックス掛けの後は、撥水コーティング剤を丁寧に掛けていく [Akito_10] 18歳の大学生になって、ようやく手に入れた新しい“相棒”を/ [minazuki] その時、車載のネット対応カーナビからメール到着の発信音が鳴ります/ [Akito_10] では、手を止めて車に乗り込み、内容を確認します/ [minazuki] 今回の魔獣討伐を依頼するメールです/ [Akito_10] そこで前回の戦いでアルカナの一撃を受けた時のことを思い出す [Akito_10] あの一撃で電精との融合を切り離された時には、自分と彼等の絆が断ち切られたのかと正直怖くなった時期もあった [Akito_10] だけど…“友達”はちゃんとここにいる。 [Akito_10] 窓の外では、白銀の狼が尻尾を振っている。明人を励ますように [Akito_10] 「じゃあ…大学生になってからの初陣だな」 [Akito_10] 早速承諾のメールと共に、魔獣戦で使うかも知れない品物を、幾つか手配して貰いたいというメールを送信する/ [minazuki] では、了解の旨のメールが届きました/ [Akito_10] では、リボルバーウルフに車で北海道へ行くためのルートやスケジュールの設定を頼んでから、中座していた洗車に戻ります/ [minazuki] ■□■ 邂 逅 フ ェ イ ズ ■□■ [minazuki] 時間:30分[シーン:なし] [minazuki] 目的:PCが集合し、最新情報の入手および今後の相談をする。 [minazuki] ■□■ 舞 台 挨 拶 ■□■ [minazuki] 「物事に解くべき謎がございます。今宵提示する謎は三つ」 [minazuki] 「二つは邪力、そして魔獣の居場所あるいは誘き出す手段」 [minazuki] 「謎は、その真相を探る間に、紐解かれるでしょう」 [minazuki] 「さてさて、皆々様は、その謎を解くことができるでしょうか?」 [minazuki] ■□■ 連 絡 所 ■□■ [minazuki] 連絡所行く人は宣言してください [minazuki] / [Akito_10] 行きます/ [SWON_10] いきますー/ [Akio_10] いきます。/ [minazuki] ■□■ 到 着 順 ■□■ [minazuki] ・すでに到着済み :暁生 [minazuki] ・シーン直後に到着:SWON [minazuki] ・いつでも登場可能:明人 [minazuki] でどうぞ/ [Akio_10] 僧侶としての服装で、本堂の本尊の前に座っている。/ [SWON_10] 春先の暑い日差の中、目の上に手をかざして日を遮りながら、眩しそうに目を細めたスヲンが階段を上がってくる。 [SWON_10] 「最近は、この時期でもすっかり暑くなりましたね・・・。」<白のノースリーブシャツ、ズボンといつもの白づくめスタイル/ [Akio_10] 堂の外の人の気配に気づき、ゆっくりと膝をくって振り返る。/ [SWON_10] 「こんにちわ、葛城様。本日は、よろしくお願いいたします。」<傍に近づき、微笑みながら一礼>明人/ [Akio_10] 「こちらこそ。よろしく」近づいてきたSWONを座ったまま見上げ、会釈する。/ [SWON_10] 訂正:明人→暁生/ [SWON_10] 「今日は暑いですね。その格好も、大変ではありませんか?」<やや視線を周りに向けながら、世間話/ [Akio_10] 「袈裟衣にも袷と単がありますから。素材も季節で変わりますし。大丈夫です。」穏やかに答え、ゆっくりと首を振る「どうぞ」勧めるようにSWONの足元に円座を置く。/ [SWON_10] 「はい、ありがとうございます。」<微笑んで、髪を挟まないように慎重に座る。少し気分が悪そうかな? とは思っているが、口には出さず/ [Akio_10] 「もうお一方が遅いですね。」世話話をするような口調で/ [Akito_10] では、白のワイシャツに赤のネクタイ、グレーのスラックスといった出で立ちで、石段を駆け上がって参ります [Akito_10] 「はぁ、はぁ…遅くなりました、駐車場が遠かったもので。ご無沙汰しておりましたが、宜しくお願いします」と頭を下げる>二人/ [SWON_10] 「お住まいの距離もあるでしょうから、ね。」<やや紫外線を気にしながら、柔らかい口調で「あ、来られたようですわ。」>暁生/ [SWON_10] 「はい、よろしくですわ、雷堂様。」<微笑んで、一礼>明人/ [Akio_10] 「いらっしゃいましたね。」>SWON。乱れないように裾をさばいて立ち上がる。「こちらこそ」>明人/ [Akito_10] 「まずは詳しいお話しの前に…電話より役に立つ時が有ると思いますのでこれを」 [Akito_10] と言って、騎士団本部に用意して頂いた、小型通信機を差し出します/ [Akio_10] 「ありがとう」明人の行動を受け流し、連絡員のいる場所へと促す。「まずは情報戦ですから>ALL/ [SWON_10] 「はい。お気遣い、ありがとうございます。」<受け取って、使い方を教わる。「ええ、では参りましょうか。」/ [minazuki] ■□■ 最 新 情 報 ■□■ [minazuki]   [minazuki] □魔獣の正体 [minazuki]  黄金の鎧を着た美しい青年 [minazuki]  画像がはっきりと映っていないが、おそらく郊外で心理カウンセラーをやっている”木野麗人”だと思われている。 [minazuki]   [minazuki] □魔獣としての力 [minazuki]  大地を移動し、人の血を吸う蔓化の植物、そして青年を中心に宙に浮かぶ無数の華 [minazuki]  華はただ散っていくだけだが、どうやら華が散る度に人が死んでいくようである。 [minazuki]   [minazuki] □魔獣の出現位置 [minazuki] ・市街地 [minazuki]  ただし、ほぼ壊滅状態である。 [minazuki]  すでに人はほとんど住んでおらず、あるのは、無数に植えられた木と、蠢く根により破壊されたアスファルトとコンクリート [minazuki] □魔獣の現在の居場所 [minazuki] ・自宅兼診察室の郊外の家にいるようである。 [minazuki] □関連情報 [minazuki] ・駅前  [minazuki]   特に謎の木が生えている場所 [minazuki]   駅があるだけではなく、主要道路へ通じる道路もあるため、交通量が多い [minazuki]   昨日も、駅前を通り抜けようとした車が魔獣の手にかかっている [minazuki] ・ハートカウンセリング”麗” [minazuki]   木野麗人の自宅、こんな状態になっても、診察を続けているらしい [minazuki]   もっとも、自宅あたりでは事件は起きていない。 [minazuki] ・総合病院 [minazuki]   隣の市にある総合病院 [minazuki]   偶然、助かった少女”橘明日香”が入院している [minazuki] ・箱山町 [minazuki]   種田市から200キロほど離れた町 [minazuki]   どうやら、木野麗人はここの出身らしい [minazuki] 以上/ [SWON_10] 「・・・痛ましい事件ですね。」<僅かに目礼「死因としては、その華が触った事が原因でしょうか? それとも、吸血による失血死?」>連絡員/ [Akio_10] 「今も出現場所は広がっているのですか?」>連絡員/ [minazuki] 連絡員「死因は両方のようです。出現位置広がっています」/ [Akio_10] [ [SWON_10] 「華のサンプルですとか、毒性があるかなどは?」>連絡員/ [Akio_10] 「その広がり方に特徴は?何かを中心にしていますか?」/ [minazuki] 連絡員「広がり方は不明です。華のサンプルはありません」/ [Akio_10] 「…現場を見なければどうしようもないということですね」ため息交じりに呟くと首を振り、移動を促す>ALL/ [SWON_10] 「そのようですわね。では、私は入院している橘さんを伺ってみようと思います。」/ [Akito_10] 「俺の方はまず、出没条件とかを機械で洗い直してみます」>ALL/ [Akio_10] 「僕は今回は移動の手段を持たないのでしないのカウンセリングルームに行ってきます。」>ALL/ [Akito_10] 「宜しければ、車でお送りしますよ。その為に乗ってきましたから」>暁生/ [SWON_10] 「被害は、現在も広がっているようです。皆様、十分に注意致しましょう。」<再度全員に一礼して、踵を返しこの場を立ち去ります。/ [Akio_10] 「効率よく、別行動のほうがいいでしょう。ことは急を要しますから。まだ、被害が広がっています。」>明人 [Akito_10] 「了解しました。連絡だけは密に…ということで」>暁生/ [Akio_10] さらりと袈裟の衣擦れの音をさせて、そのまま背を向けてその場を退出する。/ [Akito_10] では、こちらも車に急いで戻ります/ [minazuki] ■□■ 調 査 フ ェ イ ズ ■□■ [minazuki] 時間:180分[1シーン:60分] [minazuki] 目的:魔獣の居場所や、邪力の弱点を調査する。 [minazuki]   [minazuki] ■□■ 現 場 情 報■□■ [minazuki] ・シゲさん[刑事] [minazuki]  木野麗人は偽名で、本名は大田信也というようだ。住所も送る [minazuki] ・月城教授[万能知識] [minazuki]  男の多くは根によって殺されており、女性や老人、子供は傷の無い死体が多い。 [minazuki]  傷のない死体は、まったく死因がわからない、まるで突然魂だけがなくなったような感じだ。 [minazuki] ・ファルコン[インターネット] [minazuki]  ネットの噂では、木野麗人はカウンセラーというより教祖っぽい雰囲気があるようだ [minazuki] ・”闇の目”の花山[裏社会] [minazuki]  火事場泥棒を狙っている人間も、植物の餌食にあっているようだ。 [minazuki]  それだけではなく、植物が蠢くため、回収できない遺体も多いようだ。 [minazuki] ***シーン 暁生*** [minazuki] どうします/ [Akio_10] 花山さんのところに行きます。/ [minazuki] つきました/ [Akio_10] 合掌で挨拶し、花山氏に餌食になった相手の様子と遺体の状況を尋ねる。/ [minazuki] 花山「いや、どうやら植物にやられたらしいとかしか聞いていない。回収しようにもまたやられるかもしれないしな、奴らはそもそも薄情だから危険なら助けにいかないだろう」/ [Akio_10] 「遺体が魔獣に取り込まれたり、魔獣の眷属と化す状況ではありませんね?」花山の目を見据えて尋ねる。/ [minazuki] 花山「そこまではわからないなあ」/ [Akio_10] 「では、あなたの手札をみせていただけますか?」 [Akio_10] ふてぶてしい表情で切り返す。/ [minazuki] 花山「今のところは特にないなあ」/ [Akio_10] 「では、カウンセリングルームへ行くしかなさそうだ」カウンセリングルームに移動します。/ [minazuki] では [minazuki] 山のふもとにあるペンションの様な建物ですね [minazuki] 街のほうはひどい状況なのに、どうやら営業中のようです/ [minazuki] 診察中だ/ [Akio_10] カンセリングルームのドアチャイムを鳴らし、来訪を告げる。/ [Akio_10] カンセリング→カウンセリングルーム [minazuki] すると [minazuki] ドアが開き、一人の青年が現れます。 [minazuki] 長髪の美形の青年ですね。 [minazuki] 暁生をみると、透明感のある笑みを浮かべます。 [minazuki] やわらかい笑みですが、なんとなく希薄そうな笑みに感じます。 [minazuki] 麗人「なんのようでしょうか?」/ [Akio_10] 「こんにちは。市街地と違ってこちらは落ち着いているようですね。…あちらの様子で何かご存知でしょうか?ご遺体がそのままの痛ましい状態だと聞き及んでいますので」/ [minazuki] 麗人「そうですか、それは大変ですねえ。しかし、ここはこのように他の家からも離れていますので、くわしいことはわかりません、他の方に聞いてください」/ [Akio_10] 「では、反対に、こちらが無事な理由はなんでしょうか?」穏やかだが有無を言わせない口調で問い返す。/ [minazuki] 麗人「さて、そんなことを私に尋ねられても困るのですが?」/ [Akio_10] 「実は、街を襲っている変化があなたにそっくりだと言うことを耳にしました。不思議だと思われませんか?」声は静かなままに、問いを重ねる。/ [minazuki] 麗人「なるほど、あなたは、私が今回の犯人だと思うわけですね」/ [Akio_10] 「簡潔に申し上げれば、覚えはありませんか?」にこやかな表情のまま/ [minazuki] 麗人「覚えですかありますよ、私が魔獣ですから」/ [Akio_10] 「自覚はあったのですね。」深いため息をつく。「では、あなたは何故魔獣に?」柔らかな表情を崩さず、しかし袖の中に手が法具を握っている。/ [minazuki] 麗人「まあ、立ち話もなんですので、お茶でもしませんか?」/ [Akio_10] 「光栄です。遠慮なくいただきましょう。」法具を持つのと反対の手で、携帯のリダイヤル機能を押し、他の騎士(多分SWONさん?)に会話を傍受させようとする。/ [minazuki] 麗人「小細工はやめにしませんか?」 [minazuki] といいながら中に案内する。 [minazuki] 綺麗なフローリングの部屋です。 [minazuki] ただ、植物が多いですから/ [minazuki] 多いですが/ [Akio_10] 「あなたに比べればちっぽけな存在ですから、この程度のハンディはつけていただかないと」軽い口調で答え、案内された部屋に入る。/ [minazuki] では、麗人が紅茶をだします。 [minazuki] 麗人「それで何をお聞きしたいのですか?」/ [Akio_10] 「あなたが魔獣になった訳を。そして何をしようとしているか。贅沢を言えば、弱点を教えていただければ一番有難いでしょうね。」つらつらと事も無げに告げる。/ [minazuki] 麗人「なら、あなたには死んでもらいましょうか?」/ [Akio_10] 「それはごめんこうむります。無駄に捨てる命は持ち合わせていませんから。」/ [minazuki] 麗人「そうですか、そのほうが私も楽でいいのですが。では、逆にお聞きしますが、なぜ、あなたは魔獣と戦うのですか?:/ [Akio_10] 会話を交わしつつ、周りの状態を見ます。植物に変わったところ、たとえば、通常との生育の違い等々はありますか? [Akio_10] 「僕にとっては、戦うことが運命であり、望みを果たす手段ですから。」/ [minazuki] 麗人「戦うことはやめれないのですか、それほどあなたの望みは大切なものなのですか? 誰かを犠牲に、踏みにじることがあっても」/ [Akio_10] 「今まで止むを得ず散らした命のためにも、受ける業は覚悟の上です。…で?あなたの側の理由は?」/ [minazuki] 麗人「私のですか? 私の理由は簡単ですよ、人間は滅んでもいい、そう思ったからです」 [minazuki] 植物は特に異常はないようです/ [Akio_10] 「何故、人間は滅んでいいと?」冷え切った紅茶はそのままに/ [minazuki] 麗人「それは、人間は存在していても悪にしかならないからですよ」 [minazuki] 麗人「この日本を見てください。世界全体からみれば、豊かな国になるこの日本で、今何が起きているか」 [Akio_10] では、魔獣くんの様子に何か通常の人間と違うところはありますか?「人の存在を悪だと断罪する理由は…それを業と言い、あるいは原罪というのでは?それを乗り越え、より良きものとなるのが人としての勤めだと思います。」/ [minazuki] 麗人「それが、自分が育ててくれた親を殺し、自分が生んだ子を平気で殺し、自分の欲望を満たすために人を裏切る」 [minazuki] 麗人「それが人間の本性なのですよ」 [minazuki] 麗人「原罪、ですか。僧侶のわりに面白いことをいいますね」かすかに笑う [minazuki] / [Akio_10] 「それを修羅道というのです。そして六道輪廻のうちに、いつか仏と成るということです。宗教者と言うのは他の宗教の知識や教えを否定するものではありませんから。」/ [minazuki] 麗人「なるほど、素晴らしい意見ですね」応用に頷く/なんだか達観しているような感じがします [Akio_10] では、身体的な様子で常人と変わるところはありますか?<魔獣 [minazuki] 邪気を放っているだけです。 [Akio_10] 「理想なのはわかっていますが、他宗派の言葉にありますね『悪人なおもて往生を遂ぐ。』人が生きていく希望だと思います。」/ [Akio_10] 邪気の放っている場所に特徴ありますか?/ [minazuki] 麗人「あなたの生き方は、その割には覚悟が足りないような気もしますが」穏やかに笑う「受ける業は覚悟の上、ですか、聞こえはいいですが、判断を人に任せているだけでは?」/ [Akio_10] 「覚悟を極めず揺らぐのも人ゆえにです。僕は所詮『人』、毎日を自信なく生きる衆生ですから。しかたありませんね。己一人で生きていければ人に己を委ねずともよいのでしょうが」/ [minazuki] 麗人「それが人の限界でしょうねえ、私も迷いはあるのでしょう。ゆえに私の邪力はその迷いゆえの制約があるようですからね」 [minazuki] 麗人「さて、そろそろと帰ってもらいましょうか。どうもあなたを話をしていても平行線のようだ」/ [Akio_10] 魔獣の服装と部屋に写真があったら、それにうつっているものを [Akio_10] 教えてください。 [Akio_10] 「そうですね…再び見えるのはいずれかの生死を決するときに」言い終わり、合掌で挨拶を返す。/ [minazuki] 白衣です。写真はありません [Akio_10] 白衣に特徴は?/ [minazuki] 麗人「その時は死を覚悟していることを願っていますよ」 [minazuki] 特徴はありません。 [minazuki] 時間です/ [minazuki] ***シーン SWON*** [minazuki] どうします?/ [SWON_10] では、病院に移動して、橘明日香さんに面会を求めます。/ [minazuki] では、通してもらえます。 [minazuki] 個室ではなく、集団の部屋のようです/ [SWON_10] 学生くらいの年代でしょうか? 動けそう?/ [minazuki] 10歳です、元気にしています/ [SWON_10] 「こんにちわ、明日香ちゃん。少しお話したいんだけど、向こうでジュースでもどうかな?」<優しく話しかけます/ [minazuki] 明日香「うん」 [minazuki] とことことSWONについていきます/ [SWON_10] 「いい子ね。」ジュースをこぼさないように、そっと渡します。「思い出すのも怖いかもしれないけど、あなたがここに来る前に見た事を、出来るだけ詳しく、教えてもらえないかしら>」>明日香/ [minazuki] 明日香「なにを知りたいの?」/ [SWON_10] 「貴方の周りで、沢山人が倒れたと思うの。その時、貴方は何か持ってたり、普段は聞かないような音を聞いたりしなかった?」>明日香/ [minazuki] 明日香「お母さんがつくってくれた手提げカバンもっていたよ、聞かない音、うーん、おまわりさんが拳銃を撃っていたよ」/ [SWON_10] 「そのカバンは、今でも持ってるかしら? よかったら、見せてくれないかな?」>明日香/ [minazuki] 明日香「いいよ」 [minazuki] といって手提げカバンを見せてくれます [minazuki] 特に変わったものはありません/ [SWON_10] 「周りの草や蔓は、あなたを襲わなかった? 後、華のようなものに触らなかった?」>明日香/ [minazuki] 明日香「うーん、よく覚えていないんだ」 [minazuki] 明日香「急に周りがうるさくなって」 [minazuki] 明日香「お母さんが手を引っ張ったから走ったんだけど、急に立ち止まって、みたら」 [minazuki] 明日香「ぴかぴかの鎧をきた人がいたんだ。そのまわりにいっぱい華が咲いていて、私びっくりしたの」 [minazuki] 明日香「そしたらおまわりさんが拳銃をうって、そしたら、蔓がおまわりさんにくっついてきて [minazuki] 明日香「お母さんが私を抱いてしゃがんだの」 [minazuki] 明日香「それで気がついたら、お母さんが動かなくなったの」/ [SWON_10] 「・・・そう。ご免ね、変なことばかり聞いて。」<悲しげな瞳で、優しく頭を撫でる。「抱かれた時、華の様子は見えた? 後、息苦しかったりしなかった?」>明日香/ [minazuki] 明日香「ううん、おかあさんのせいで何も見えなかったの。そういえば、鎧の人が何かいっていたんだけど、思い出せないなあ」/ [SWON_10] 「・・・少し、私の目を見てくれるかな?」<視線を合わせて集中し、「心を見る瞳」で意識化に沈んでいるその台詞を読み取ろうとします。能力3/ [minazuki] この華が散るまでが、あなたたちの遺された命です [minazuki] 無駄な抵抗をせず、死までの僅かな時間を待ちなさい/ [minazuki] 以上です/ [SWON_10] 緑色になった目を元に戻して、再び微笑む。「うん、ありがとう。とっても参考になったわ。まだ暫くは騒がしいかもしれないけど・・・。元気でね。」>明日香/ [minazuki] 明日香「うん、またね」/ [SWON_10] では、他2人に連絡を取ってから、シーンチェンジを。/ [minazuki] ***シーン 明人*** [minazuki] どうします?/ [Akito_10] まずは、車からインターネットに接続して、リボルバーウルフに木野の宗教家めいたという主張について調べてみます。能力4で/ [Akito_10] 訂正:調べて貰います/ [minazuki] 木野の発言が宗教家っぽいという程度で、根拠となるデーターがわるわけではありません/ [Akito_10] その主張において、人はどうあるべきかだとか、どのように語っていたのかを知りたいのですが、どうでしょうか?/ [minazuki] うーん、特にそんな記事はないようです [minazuki] / [Akito_10] でしたら、彼が出身地・箱山町について調べようと思います [Akito_10] 近辺に生息している植物や、土地柄などを/ [minazuki] 田舎ですね、植物も判明します/ [Akito_10] その植物の中に、魔獣が操ってる代物に似たものは御座いますか?/ [minazuki] 特にはないようです/ [Akito_10] 了解しました。ネットから調べられる限りで、何故彼が故郷を離れたのか、推察できる情報は見つかりませんでしょうか?/ [minazuki] どういう観点で調べます?/ [Akito_10] 街中…特に彼のいた学校や職場で、人死を中心にした事件がありませんでしたでしょうか?/ [minazuki] では [minazuki] 彼の妻が殺されています/ [Akito_10] その事件をより詳しく調べようと思います。犯人と木野夫婦の間柄や、犯行動機などを/ [minazuki] 発生は、5年前、妻瑠璃を殺された。 [minazuki] 犯人は19歳の少年、無職で引きこもりがちだったが、街で偶然瑠璃子を見て、横恋慕して襲って抵抗したため、殺害したと供述。 [minazuki] / [Akito_10] その時、使用した凶器は何だったのでしょうか?/ [minazuki] ナイフだそうです/ [Akito_10] ありがとうございます。次にもし可能なら、瑠璃子さんの経歴や人となりを調べてみます/ [minazuki] 調べれました/ [Akito_10] 彼女が好きな花は、もしかしたら魔獣が生み出した花に似ている…ということはございませんでしょうか?/ [minazuki] そこまではわかりません/ [Akito_10] では、ここからは事件現場について。 [Akito_10] 救助隊や警察のデータベースを中心に、遺体の改修を試みて失敗した時は、痛いに植物が絡み付いていたのでしょうか? [Akito_10] 訂正:遺体に [Akito_10] そして、その植物を切り落としたりしようとしたら、襲ってきたのでしょうか?/ [minazuki] 理由まではわかりませんが、植物が襲い掛かってくることがあったため、救出を断念しているようです/ [Akito_10] こちらから一切植物に手を出さなかった人達も、植物に襲われたケースは御座いますでしょうか?/ [minazuki] そこまではわかりません/ [Akito_10] 有難う御座いました。このシーンで調べた情報を、他の皆さんに伝えてシーン終了願います/ [minazuki] ***シーン SWON*** [minazuki] どうします?/ [SWON_10] では、駅前に移動します。/ [minazuki] ほい [minazuki]  それは異様な光景であった。 [minazuki]  アスファルトはひび割れ、コンクリートの壁に穴が空いている。 [minazuki]  人はいない。 [minazuki]  あるのは遺体、遺体、遺体、遺体 [minazuki]  肉の塊であり、すでに腐り始めたものまである。 [minazuki]  電柱や壁に、蔓科の植物が巻きついている。 [minazuki] / [SWON_10] 「・・・くっ!」<凄惨な光景に目を覆いたいが、軽く頭を振って意識を保ちます [SWON_10] 遺体には、蔓が絡み付いていますか?/ [minazuki] 絡み付いているのもあれば [minazuki] 外傷がまったくないのもあります [minazuki] / [SWON_10] 絡みつきと外傷があるのは、やはり男性だけですか?/ [minazuki] いえ、男性が比較的多いってことだけですね [minazuki] 女性もいます。 [minazuki] ただ子供は比較的両方とも外傷無しで死んでいます/ [SWON_10] 「攻撃対象が、ほぼ大人限定ですね。やはり、攻撃性と関連が・・・?」<絡み疲れている周囲に、武器が落ちてる事は多くありませんか?/ [minazuki] 警察官の遺体の側に拳銃がおちていたり [minazuki] いかんも暴力団っぽい人たちがナイフや拳銃持ったまま倒れています*/ [SWON_10] では、素手の状態でそっと蔓に絡まれた遺体の1つに近づいてみます。/ [minazuki] ほい。近づきました/ [SWON_10] 「・・・動きません、ね。」<慎重に、蔓に手を伸ばして、動きが無ければ触れてみます。/ [minazuki] 触ると蔓が震えます/ [SWON_10] 「!」<さっと手を引きます。それ以上の動きは?/ [minazuki] 特にありません、震えたときも反射的に震えたような感じです/ [SWON_10] では、自分に巻きついて来るような動きさえないのでれば、蔓を解こうと試みます。/ [minazuki] 解くことはできますが、かなり難しいです。 [minazuki] 蔓から、死体にむかって何か伸びているみたいですね、はがすと、時々、皮膚などもめくれてきます/ [SWON_10] 「・・・やはり、何かしらの道具を使わないと無理なようですが、それを使うと、襲われる仕組みのようですね。」<唇をかみ締めて、悔しそうに諦めます [SWON_10] 「・・・待っててくださいね。元を倒したら、必ず・・・供養いたします。」<静かに合掌して、黙礼 [SWON_10] そして、2人に連絡をとって、シーンチェンジを。/ [minazuki] ***シーン 明人*** [minazuki] どうしましす?/ [minazuki] ■□■プレイヤーへの挑戦状■□■ [minazuki]  真理に至る方法は無限大、されど、GMが用意するヒントは限りある [minazuki]  魔獣と相対するまでに与えれしヒントはほぼ(80%)提示した [minazuki]  ゆえに私はここに宣言する [minazuki]    [minazuki] 「私はプレイヤーに挑戦する!」 [minazuki]  調査フェイズ終了までに用意したヒントはすべて提示した。 [minazuki]  その謎を解き明かしたものには勝利を、解けなかったものには死が与えられるだろう [minazuki]  残り時間は、ロールを楽しむもよし、私ですら気づいていないヒントを引きずり出すのもよし [minazuki]  それはプレイヤーの自由である [minazuki] ■□■■□■■□■■□■■□■  [Akito_10] でしたら、他の方々と喫茶店で落合、情報交換と今後についての話し合いの席を設けようと思います/ [minazuki] ほい/ [Akito_10] 訂正:落ち合い/ [Akito_10] では、先に人気が少なめの席を取ってお待ちしています/ [minazuki] ほい [minazuki] / [SWON_10] 出発時よりも、やや顔色が悪くなって喫茶店に来ます。 [SWON_10] 「現場を見てきましたが・・・予想以上に、凄惨な光景でしたわ。」<溜息をついて/ [Akito_10] 「申し訳御座いません。私が行った方が良かった…ですよね」と気まずくてつい謝る>SWON/ [SWON_10] 「いえ、どちらにしても後で見る時はありますし・・・。これ以上の光景にも、遭遇した事はありますから。」<やや弱い微笑み/ [Akito_10] 「…そうですよね。俺なんてまだまだひよっこですものね…」 [Akito_10] 「だけど、彼の悲しみは、俺にも分かるから。尚更やりきれないんですよ」同じく溜息>SWON/ [SWON_10] 「あ、経験が浅いですとか、そういった事ではありませんから。」<そこは慌てて否定「悲しみは・・・そうですね。どうしても魔獣に相対する場合、そういった負の感情の塊には遭遇しやすいですから・・・。」/ [Akito_10] 「ほんの少し巡り合わせが悪かったら、俺もあっち側に立っていたかも知れません…」 [Akito_10] 「俺が騎士になる前に思っていたよりも、魔獣は人間臭すぎて…やりきれないことばかりです」/ [SWON_10] 「私もよく考えますよ、そういう事は。」<手を胸元で組んで「でも、そのほんの少しの巡り会わせが、私達をこの場に導いたのは、やはり意味があると思えるのです。」/ [Akio_10_] 「魔獣となった限り、人に仇なす存在となった限りは、討つしか方法は残されていませんから」/ [minazuki] ■□■集合フェイズ■□■ [minazuki] 時間:15分 [minazuki] 目的:PCが集合し、魔獣のいる場所に向かう。 [SWON_10] 「・・・はい。開き直りかもしれませんが、最終的にはそうするしかありませんからね。」<溜息/ [Akio_10_] 「騎士となった限りは、方法があるだけよいのかもしれませんね。ただ。 [Akio_10_] 手をこまねいて眺めているだけではないですから」/ [SWON_10] 「では、改めて整理しましょう。」<仕事の顔に戻って「魔獣の推定邪力は、蔓による吸血攻撃と、華による魂の破壊攻撃と思われます。」 [SWON_10] 「蔓による攻撃は、こちらが攻撃をしない限り、おそらく何もしてこない筈です。」 [SWON_10] 「また、華は視認による確認をしなければ、その効果を表さないと思われます。」 [SWON_10] 「これについて、補足または意見はありませんか?」/ [Akio_10_] 「魔獣と対峙しても、何も掴めず終いでしたから」困ったような表情で、意見の言葉に首をすくめる/ [Akito_10] 「華については、その“死の宣告“を言い終えるまでの間に華から目を逸らせば良いのかも知れませんが…こればかりは実戦で試すしか無さそうですね」/ [SWON_10] 「いえ、魔獣に直接相対するのは、それでだけで貴重な情報ですわ。」<いたわるように>暁生/ [Akio_10_] 「過去の英雄にならって、相手の姿を鏡に映して見ますか?」労られる様子に苦笑しつつ/ [Akio_10_] (まだ、魔獣は市街地で暴れているのでしょうか?)/ [SWON_10] 「そうですね。直接的な視認で無ければ、効果を出さないかもしれませんわね。」/ [Akio_10_] 「鏡を手に入れておく必要がありそうですね」直接の言葉に頷く/ [SWON_10] 「はい。私は手持ちでありますが・・・。」<化粧のコンパクトを見せて/ [Akito_10] 「最悪、放棄された車からミラーをひっぺかしても良いでしょうしね」/ [Akio_10_] 「廃墟の中に、破片ぐらいはありそうですし、残された自動車の車体から手に入れる方法もありますから。大丈夫でしょう」/ [SWON_10] 「・・・壊すのはお勧めしたくありませんが、既に壊れてるものなら・・・。」<やや首を傾げて、いいのかな?と問いかける感じで/ [Akio_10_] 「是非も無しと」やや悪戯な表情で笑い、問いかけに頷く。/ [SWON_10] 「・・・非常事態ですし、ね。」<苦笑して/ [GM_20] ■□■戦闘フェイズ■□■ [GM_20] 時間:なし [GM_20] 目的:魔獣と戦うこと [GM_20] では、どうします?/ [SWON_10] 「・・・では、そろそろ参りましょか?」<表情を引き締めて、さっと席を立つ/ [Akito_10] 「はい。犠牲者のためにも、そして彼のためにも」そう言って席を立つ/ [Akio_10_] 「魔獣のいる場所は定まっています。そこへ………」戦闘用の衣服に着替えた姿で席を立つ。/ [GM_20] では、どこへ行きます/ [SWON_10] カウンセリング”麗”へ/ [GM_20] ほい [GM_20] では、つきました/ [Akio_10_] 調査フェイズの来訪時と様子に変わりはありますか?/ [GM_20] かわりはないです/ [Akio_10_] では、先ほど同様に、チャイムを鳴らし、来訪を告げます。「先ほどの続きを話しませんか?………あなたが言わなかったこと。僕が聞かなかったことを聞かせてください。」/ [GM_20] 麗人「話の続き、ですか?」 [GM_20] 麗人「殺し合いに来るのを最近はそういうのですか?」/ [Akio_10_] 「あなたが何故人を憎むか…直接それを聞かせてください。……相手を命を引き受けるのですから。それ相応のものを背負う覚悟はしています。」/ [SWON_10] 「・・・。」<黙って様子を伺っています/ [GM_20] 麗人「なら、あなたも背負ってもらいましょう」 [GM_20] カウンセリングの事務所から、無数の蔓があふれ出します/ [SWON_10] 「!」<咄嗟に後方に飛び、素早く髪飾りと指輪を装着。戦闘態勢を整えます/ [Akio_10_] 「臨・兵・闘・皆・陳・列・在・前」九字を唱え、あふれ出てきた蔓へと手刀を向ける。/ [GM_20] 蔓の動きがとまり、中から麗人が現れます。 [GM_20] 麗人「予想どおり仲間をつれてきたようだね」/ [Akio_10_] 「ちっぽけな存在ですから、それなりの知恵を使わないと不利は否めませんから」/ [Akito_10] 「木野さん、いや大田信也さん…俺も、理不尽に大切な人を奪われたから、気持ちは分かるけれども」 [Akito_10] 「それでも…人はみんな消えるべきだとまでは、思えない。まだ、信じていられる人がいるから」/ [GM_20] 麗人「だから僕を殺すと、君は大義名分を振りかざしているけど、けっきょくわかりあえていない、それだけじゃないのかな?」/ [Akio_10_] 「例え、世界全てを引き替えてもよい存在がいたとしても…そして、それを失ったとしても、人として生きていく法(のり)は踏み外してはいけませんから。」/ [GM_20] 麗人「僕はもう人間ではない、魔獣だよ。この世界を破滅に導き、そして世界を変えるもの」/ [SWON_10] 「・・・。」<語りは他の2人に任せて、戦闘の感を取り戻すのに専念/ [Akito_10] 「あなたの今の在り方は、大切だった人がこの世界にいた…という名残まで消し去ってしまう」 [Akito_10] 「貴方は、最愛の人を自らの手で、もう一度殺そうとしているんですよ?」/ [Akio_10_] 「その世界を護るために僕は産まれたから。………この世界に生きるために僕は闘っているから。例えそれが欺瞞であっても。…魔獣を滅ぼすために存在しているのですから」静かに印を組み、対峙する。/ [GM_20] 麗人「君は何をいっているのかな、少年。自分の価値観を押し付けて浸っているだけの君に何がわかるというのかな?」 [GM_20] 麗人「君は自分も大切な人を殺されたといっているが、それは僕の時と等価値なのかな? それを推し量れるほど、君は僕のことをしっているのかな?」/ [Akio_10_] 「あなたが失った嘆きに変化してしまったように、僕が手に入れた不安に怯えているように………理解は必要ないでしょう。あなたはあなたの思い故。僕は僕の背負ったもの故。知る必要もありませんね。あなたは魔獣。僕は騎士。それに尽きます。………魔獣と騎士…闘うのみ」 [Akio_10_] 己に言いきかせるように喉に絡んだ声で返す。/ [GM_20] 麗人「どうやら、君(暁生)のほうは、まだ覚悟ができているようだね、でも、できれば無駄な抵抗はしてほしくない。それは浅ましい行為だからね」// [GM_20] 麗人の体から邪気が吹き荒れ、いつの間にか黄金の鎧をまとっている。 [GM_20] 麗人「さて、裁きの時間だ」 [GM_20] 麗人の周囲に、5枚の華が浮かんでいる [GM_20] 麗人「おや、二人多いようだけど、いいだろう。この華一つ一つが君たちの命だ、もっとも一つの華では足りないほど力に満ち溢れているようだけど、この華が散った時、あなたちはその魂の大半を削られる」 [GM_20] 麗人「できれば、おとなしく死をまってくれないかな?」/ [Akio_10_] 「人としての生の足掻きを笑うことは人としての生の輝きを否定することです。…浅ましいと見えて、人の生き様は愛おしく何よりも素晴らしい。見苦しく足掻いて見せます。」ゆっくりと首を振り、魔獣を見据える/ [Akito_10] 「待てるのなら、ここまでやって来ませんよ。それに、喜びも悲しみも、誰かに共感することは有れども、比べて優劣を付けるものじゃない」/ [GM_20] 麗人「共感できていないじゃないか、君は?」苦笑すると、SWONを見る。 [GM_20] 麗人「そちらも準備万端のようですね、さてはじめましょう」 [GM_20] ってことでイニシアチブです/ [GM_20] 2d6 dice2< GM_20: 8(2D6: 3 5) = 8 [SWON_10] 2d6 dice2< SWON_10: 5(2D6: 3 2) = 5 [Akito_10] 2d6 dice2< Akito_10: 7(2D6: 1 6) = 7 [Akio_10_] 2d6 dice2< Akio_10_: 9(2D6: 4 5) = 9 [GM_20] ***第1ラウンド*** [GM_20] GM20 暁生10 明人10 SWON10 [GM_20] では、どうぞ/ [Akio_10_] 目をつぶり、顔を伏せて相手をみない状態で、抜き打ちに花弁へと法具を放ち、その動きに従って闇の蛇が左腕から延びて同時に攻撃をし、唱えられた真言による不動明王の力が本体へと襲いかかります。能力1から4全てで、援護をお願いします。/ [GM_20] ほい/ [GM_20] 応援は?/ [SWON_10] しますー/ [Akito_10] します。能力3でこちらも蔓に武器を向けないよう、華を見ないようにして近づいてリボルバーウルフと融合。魔獣を羽交い締めにして動きを止めようとします/。 [GM_20] ほい/ [SWON_10] 華は直視せずに鏡で全体の動きを確認。「咲きほこる『華』よ。その散りゆく動きを止めよ!」<全てを制する言葉/ [GM_20] では+17で/ [Akio_10_] 「ノウマクサンマンダ・バザラダンカン・センダマカロシャダ・ソワタヤ・ウンタラタ・カンマン」 [Akio_10_] 17+2d6 dice2< Akio_10_: 17+6(2D6: 2 4) = 23 [GM_20] 邪力1234 [GM_20] 3:攻撃をしてきた暁生、そして明人を蔓が攻撃 [GM_20] 2+1:攻撃自身は黄金の鎧で受け止め [GM_20] そして [GM_20] 4:宙に漂う華の一つが完全に散る [GM_20] 麗人「どうやら、君の命がおわりのようだ」 [GM_20] 20+2d6 dice2< GM_20: 20+7(2D6: 1 6) = 27 [GM_20] あ、ごめん [GM_20] 邪力4封印だ [GM_20] 華が破壊されたので散ることができません [GM_20] と訂正 [GM_20] 邪力はとおします。 [GM_20] ただし、花弁の一つが破壊されたことで [GM_20] SWONの体にかかりはじめた重圧が消えます/ [SWON_9] 「・・・プレッシャーが消えた?」<急に軽くなった体に、違和感を感じて戸惑う/ [GM_20] 麗人「なるほど、天はやはり、この選択を選ぶか」 [GM_20] 二つ華が消えましたが。 [GM_20] また、二つの花が現れます/ [GM_20] では、魔獣の攻撃です。 [Akio_7_] 「なるほど………華が全ての原因か。それならば燃やし尽くすのみ…一息に破壊するしかなさそうですね。」受けた攻撃に膝をつき、肩で息をしながら不敵に呟く。/ [GM_20] 邪力34 [GM_20] 非ダメージ攻撃 [GM_20] ターゲットは明人 [GM_20] の [GM_20] 融合しているリボルバーウルフ [GM_20] 判定は明人で構いません [GM_20] 花びらが散り、リボルバーウルフが消滅し、蔓が明人のまわりを囲み攻撃/ [GM_20] 14+2d6 dice2< GM_20: 14+9(2D6: 5 4) = 23 [GM_18] / [GM_17] で、そろそろ反応が/ [Akito_9] では、非ダメージでしたら全力で行かず… [Akito_9] 能力3+4で、更にブレードファルコンと複合化融合。攻撃する前にまず、蔓を素手で掴んで握り、震えているのを確認。その後ガンブレードで華が散る前に全部撃ち抜こうとします/ [GM_17] ほい、応援は?/ [SWON_9] 今回は無しで/ [GM_17] ほい/ [GM_17] では、+7で振ってください [Akito_9] 2d6+7 dice2< Akito_9: 11(2D6: 6 5)+7 = 18 [GM_17] では、邪力4封印されます、蔓は明人に襲い掛かりますが無傷ですみます。 [GM_17] では明人です/ [Akito_8] それでは、能力2+3+4。複合変身を維持したまま、可能な限り姿勢を低くします [Akito_8] そして華がまた再生しているようなら華を、そうでないなら蔓をガンブレードで掃射します/ [GM_17] ほい、応援は?/ [SWON_9] しますー/ [Akio_3_] します。/ [SWON_9] 姿勢を手を付くくらいまで低く保ち、「多くの蔓よ、その動きを封じよ!」<全てを制する言葉、能力4/ [Akio_3_] 法具を放ち、伸ばされてくる蔓が自分たちへと触れてくるのを妨げ、蔓との接触を断つ。能力4で/ [GM_17] では+17で [GM_17] / [Akito_8] 2d6+17 dice2< Akito_8: 7(2D6: 6 1)+17 = 24 [GM_17] 邪力123 [GM_17] 蔓が明人を襲う [GM_17] 攻撃は鎧で受け止める [GM_17] 12+2d6 dice2< GM_17: 12+2(2D6: 1 1) = 14 [GM_17] では、蔓がずたずたになっていきます [GM_6] 麗人「でも、君の覚悟では僕の力を封じても、僕の心を揺さぶることはできないようだ」 [GM_6] ってことでSWONでSY。 [GM_6] / [SWON_9] 周りの様子をみて、暁生の近くへ移動。 [SWON_9] 「葛城様。今回私は援護に徹します。力を譲歩するので、殲滅を。」>暁生 [SWON_9] 「我が力の一部よ。葛城暁生へ移りたまえ!」<体力3点譲歩/ [GM_6] ほい [GM_6] ではイニシアチブです [GM_6] 2d6 dice2< GM_6: 7(2D6: 1 6) = 7 [SWON_6] 2d6 dice2< SWON_6: 4(2D6: 3 1) = 4 [Akito_6] 2d6 dice2< Akito_6: 6(2D6: 5 1) = 6 [Akio_2_] 2d6 dice2< Akio_2_: 4(2D6: 3 1) = 4 [GM_6] ***第2ラウンド*** [GM_6] GM6 暁生5 明人6 SWON6 [GM_6] 麗人「やれやれ、僕が負けるのかな?」 [GM_6] 微笑をうかべ、3人を見る [GM_6] では明人です/ [Akito_6] では…1234の全力攻撃で。複合変身のまま、SWONさんを抱えて地面から離れます [Akito_6] そして華が再生してないなら今度は本体に向かって飛翔し、ガンブレードによる空中連撃を仕掛けます/ [Akito_6] 補足:能力2は気迫を込めて相手にプレッシャー掛けます/ [GM_6] ほい応援は?/ [SWON_6] しますー/ [Akio_5_] します/ [Akio_5_] 「オン・マユキランディ・ソワカ」真言を唱えながら体術で上空へと跳躍し、地面との接触を断ち、攻撃をかわして、明人の援護とする。能力4で/ [SWON_6] (さ、さすがに空中戦は初めてです。スカートじゃなくで、よかった・・・。)やや赤くなりながら「これで最後です! 蔓の束縛よ、全てを解放せよ!」<全てを制する言葉、能力4/ [GM_6] では+18で/ [Akito_6] 2d6+18 dice2< Akito_6: 4(2D6: 3 1)+18 = 22 [GM_6] 邪力123 [GM_6] 蔓が頭上にむけて伸びていきます [GM_6] 防御は鎧で [GM_6] 12+2d6 dice2< GM_6: 12+7(2D6: 3 4) = 19 [GM_6] 12+2d6 dice2< GM_6: 12+6(2D6: 4 2) = 18 [GM_6] 麗人「そうか、君が僕を倒すのか」 [GM_6] 麗人「わかりあえない、人間に倒される、この不条理がこの世界をささえるんだね」 [GM_6] 最後まで微笑を浮かべたまま、魔獣は塵にかえり、あとは魔玉が残った/ [GM_6] ■□■退場フェイズ■□■ [GM_6] 時間:30分(一人10分) [GM_6] 目的:現場から去る。 [GM_6] ***シーン SWON*** [SWON_6] 現場から立ち去り、何気なく携帯の電源を入れたSWONは [SWON_6] そのメールの数と [SWON_6] 着信履歴の多さに、眩暈を起こしそうになった [SWON_6] あわててぱぁしばるの電話番号へ連絡を入れる [SWON_6] 「ちょっと店長! 確かに取材をボイコットしたのは悪いと思ってますが [SWON_6] どうして取材の件数と、雑誌社が増えてるんですか!? [SWON_6] ・・・いえ、ですから私はその気はないと・・・って、もしもし!? もしもし・・・!?」 [SWON_6] 切れた電話を呆然と見つめる彼女を逃さぬように [SWON_6] さらに鳴り響く、携帯の着信音 [SWON_6] 見慣れぬその番号は、おそらく別の記者からだろう。 [SWON_6] SWONは、長い溜息をついて [SWON_6] そっと、携帯の電源を切るのだった・・・。/ [GM_6] ***シーン 暁生*** [Akio_5_]  静かに自宅のドアを開く。室内は暗く、人の気配はない。 [Akio_5_] 「流石に呆れ果てましたか」独り言を呟き、そのまま、部屋にはいると、部屋の隅の作りつけの机に、気配を感じさせぬほどに深く眠り込んで突っ伏している那智の姿を見る。 [Akio_5_] 「……。」困った表情で微笑し、ベッドから薄い上掛けを取ると、眠り込んだ背中に掛ける。 [Akio_5_] 「風邪を引くか、体が凝るかなのに」 [Akio_5_] 呆れた口調で背中に語りかける。 [Akio_5_] 「…世界と天秤にかけても、世界を滅ぼしても欲しい者。失いたくない者。………失えば世界を滅ぼしてしまいたくなる者…。誰かをそう思えてしまえるのは、本当に幸福なのでしょうか…。そして…。もし世界と何かを引き替えにしなければならなくなったら、その時は」 [Akio_5_] ためらいがちに那智の背中にもたれ、その肩に腕を回して、体重を預け、額を押し当てながら呟くと目を閉じ深い息を吐く。 [Akio_5_] 薄い夜明け前の青い光が差し込んできた部屋には、那智の静かな深い寝息だけが聞こえている。/ [GM_6] ***シーン 明人*** [Akito_6] 木野の為に作ったささやかな、手作りの墓の前で手を合わせてさっきの戦いを思い起こす [Akito_6] …リボルバーウルフの華が散らされそうになった時は、本当に怖かった [Akito_6] 自分達の絆が、永遠に引き裂かれるのかと思うと、己が身が裂かれるような思いだった [Akito_6] 「確かに貴方と俺…いや、人同士は完全には分かり合えないんだろう…」 [Akito_6] (人の数だけ想いも、真実も、世界も在るんだろうから) [Akito_6] 「だけど、俺達が互いに完全に分かり合うことが出来ない…という点については、意見が一致していた。理解していた…のかなぁ」 [Akito_6] だが、それに答える者は既に何処にもなく… [Akito_6] 明人は、自分にしか見えない友達と共にその場を去ることしかできなかった/