[EM_10_15] ############################# [EM_10_15] #        魔獣戦線 退魔イベント        # [EM_10_15] #      ジュエルコレクター〜パイライト〜     # [EM_10_15] #            開 幕            # [EM_10_15] ############################# [EM_10_15]   [EM_10_15]  ギリシャ語で火を意味する音を持つパイライトは、 [EM_10_15]  その中心に火を抱き火花を発する石として知られる。 [EM_10_15]  そして、勇気を与え気力を高める石だと言われている。 [EM_10_15]  だが、時にそれは「愚者の金」とも呼ばれているのだ。 [EM_10_15]   [EM_10_15] ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ [EM_10_15] □          依頼フェイズ           □ [EM_10_15] ■   時 間:30分                 ■ [EM_10_15] □   目 的:依頼場所に集結し、依頼者の話を聞く   □ [EM_10_15] ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ [EM_10_15] 登場の順番 [EM_10_15] 1:ルシア  2:ムツキ  3:有希 [EM_10_15] ============================= [EM_10_15]  何人かの若い男性が練習に励むボクシングジムの奥にある扉。その扉の中の部屋に、2人の男性が来客を待っていた。 [EM_10_15]  一方の男は初老に見えるが年の割に鍛えられた身体を持ち、顎鬚をさすっては落ち着かない様子で椅子に腰掛けている。 [EM_10_15]  その隣の椅子にどっしりと腰かけている中年の男性は鋭い目で部屋の時計を見ると、初老の男性に問いかけた。 [EM_10_15] ??「蟹山さん、その退魔師だか拝み屋だとかいう連中はいつ来るんだ。」 [EM_10_15]  蟹山と呼ばれた初老の男性が、伏し目がちに答える。 [EM_10_15] 蟹山「あと10分ほどで約束の時間です。しかし永井さん、、、」 [EM_10_15]  何かを言おうとした蟹山を手で制すると、永井という男は腕を組んで [EM_10_15] 永井「さっきも言ったとおり、要は天斗の馬鹿を押さえればいいんだ。余計なことは喋るな。」 [EM_10_15]  と、蟹山を睨み付ける。その威圧的な態度に不服げな表情で蟹山は頷き、黙り込んだ。 [EM_10_15]  そして、時計の針が約束の時間を示し…。 [EM_10_15]  では、登場してください。/ [lucia_10] 明らかに場違いな、フード付きパーカーにミニスカート、ニーソックスと言った出で立ちの黒縁眼鏡にツインテールの栗色の髪を揺らしたルシアが参上 [lucia_10] 「Good Evening.Tristanから参りましたデス」イントネーションが微妙におかしい/ [EM_10_15] 「お、おぅ?……当ジムの会長の蟹山です。トリスタンの方、とおっしゃいましたな。」半信半疑な表情で返事した>ルシア/ [lucia_10] 「Yes.その通りデスよ、Mr.蟹山」にっこりと微笑んで答える/ [EM_10_15] 蟹山「そうですか。これは失礼。おかけください。」と、椅子をすすめます [EM_10_15] 蟹山さんの隣にいる体格のどっしりした男性が、面白くなさそうな目でルシア嬢を見てます。/ [lucia_10] (……ふむ、ちょっと微妙な力関係にあるようですね)素直に勧められるまま、椅子に腰を下ろす/ [EM_10_15] 蟹山「こちらは、当事務のスポンサーで…」と、蟹山が隣の男性を紹介しようとしますが、それを遮り [EM_10_15] 永井「永井鷹介だ。よろしく頼むよ」と、横柄な口調で自己紹介しました>ルシア/ [mutuki_10] しばらくして、ジムのドアが遠慮がちに開き、そこからジーンズにトレーナー姿の小学生らしき少女が顔を出します。 [mutuki_10] 「あの、、えっと、、、蟹山ボクシングジムはこちらですか?」 [mutuki_10] 小さな声でおどおどと話しかけます/ [EM_10_15] サンドバッグを打っていた高校生くらいの男性が、ムツキ嬢を見つけて声をかけます [EM_10_15] 男性「そうだけど、ジムに何の用だい、お嬢ちゃん?」>ムツキ/ [mutuki_10] Σ(゜口゜;「あの、、えっと、トリスタンから派遣されました三笠ムツキっていいます。お仕事の依頼で来ました」/ [EM_10_15] 男性「あ〜、なんか会長が通してくれって言ってたお客さんかな。さっきも来たけど…こっちにおいで。」 [EM_10_15] と、男性は会長室に案内してくれました。 [EM_10_15] 男性「会長〜、なんかさっき言ってたお客さんみたいですよ〜」と扉を開けて、ムツキ嬢を中へ通してくれます。 [EM_10_15] 蟹山「おう、入ってもらえ……え?」いかつい顔の蟹山会長が、スゲー微妙な表情でムツキ嬢を見ました/ [mutuki_10] 「ありがとうございます!」ペコリと青年にお辞儀してお辞儀して中へ。会長の表情にびくっとしながらもおずおずと歩を進めます/ [EM_10_15] 男性「どういたしまして」と、男性はにこやかな表情で立ち去り [EM_10_15] 蟹山「当ジムの会長の蟹山です。トリスタンの方ですかね。」と、確認を>ムツキ嬢/ [lucia_10] (……バロール起動……Data検索開始……Search……Complete……)にこやかに微笑みながら、こっそりとバッグの口を開けてバロールを覗かせる/ [mutuki_10] 「あ、はいっ!よろしくお願いします」と勢い良く深々とお辞儀します。そしてルシアさんのほうに向き直って小さくお辞儀。/ [yu-_10] ボクシングジム内に突如黒衣の少女が姿を現す [yu-_10] 姿形に相応しくない威圧感を滲ませながら奥の部屋へとまっすぐ進み [yu-_10] ノックも無しにドアを開ける [yu-_10] 「依頼を受けて来た者だけれど?」/ [EM_10_15] 突如現れた有希嬢にジムの中は騒然とし、直後に沈黙。扉を開けると、蟹山会長が何事かと腰を浮かせたところでした。 [EM_10_15] 蟹山「トリスタンの方ですか。お待ちしてました。どうぞ。」 [EM_10_15] 有希嬢の威圧感に気おされながら、蟹山は席をすすめます>有希/ [yu-_10] 「事前に話は聞いているけれど、詳細が聞きたいわね」 [yu-_10] 勧められるままに座り、早速口をひらく [yu-_10] / [lucia_10] 「Good Evening、Miss琴音。宜しくお願いしますデスよ」全くの平常運転>有希/ [EM_10_15] 初期情報(依頼主より) [EM_10_15] ○天斗が振るっている不思議な力とは、拳から大量の火花を放ち、それに包まれた物を粉砕するというものだ。 [EM_10_15] ○彼はもともと世界チャンピオンを狙える技量を持つプロボクサーだったが、一か月前に事故で拳を痛め、引退した。 [EM_10_15] ○天斗に襲撃されたのは、都内のカラーギャング「DarkAroma」のメンバー。 [EM_10_15] ○DarkAromaの溜まり場は、都内某所の公園。リーダーは立石淳哉。 [EM_10_15] ○天斗と付き合いがあった谷倉洋子(たにくら ようこ)という女性が、天斗を探しているそうだ。 [EM_10_15] ○谷倉洋子の住所は、都内某区のアパート。天斗のアパートの近くだ。 [EM_10_15] 蟹山はこれらの情報を話し、永井の様子を窺いながら、皆さんの動きを待ちます/ [lucia_10] 無言でK-Phoneを使って情報整理中/ [mutuki_10] 有希さんのほうを向いて小さくお辞儀。緊張で身を固くしてます/ [yu-_10] 室内の面子を見回し、ため息をつき [yu-_10] 「えーっと、対象を捕まえればいいのね?」/ [EM_10_15] 蟹山「そうですな。天斗に事件を起こさないようにしてもらえれば。」>有希/ [yu-_10] 「一カ月前の事故、というのは?」/ [EM_10_15] 永井「うちの広告を背負わせたやったのに、この様だ。どうやっても構わんから、早くあのバカを止めてくれ。」>有希/ [EM_10_15] 蟹山「それは…」と言って、蟹山は永井のようすを伺い、言いよどみます<事故>有希/ [EM_10_15] 永井「事故のことはどうでもいいだろう。要はやつが暴れるのを止めればいいんだ。腕は確かなんだろうな!」>3人に/ [lucia_10] 「……調査するPointは公園、Miss谷倉……それとMr.大城自身デスかね」K-Phoneに情報を追加しながらポツリと/ [mutuki_10] 「えっと、、それは対象の生死問わない、ということですか?」おどおどと、でも冷静に躊躇なく聞き返します/ [EM_10_15] 蟹山「それは…あいつは自棄になっているだけなんです。命に関わるようなことにはしないでください。」意外な言葉にぎくりと驚き、不安そうな表情で訴えます>ムツキ/ [yu-_10] 「別に隠すようなことでも無いでしょう?」「このジムの人数を束ねても、私たち1人も倒せないでしょうね」眈々と/ [lucia_10] 「事故が何かの原因であるなら、それを知らずに調査しても上手く行かないと思いますけどね……」そう言いながら永井に近付き、喉を突く寸前で手を止めてみせる 能力1/ [mutuki_10] 会長さんの発言に対する永井さんの反応をうかがいます/ [EM_10_15] ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ [EM_10_15] □          事件フェイズ           □ [EM_10_15] ■   時 間:120分 (1シーン:40分)     ■ [EM_10_15] □   目 的:事件を調査する             □ [EM_10_15] ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ [EM_10_15] 調査の順番 [EM_10_15] 1:ルシア   2:ムツキ   3:有希 [EM_10_15] ============================= [EM_10_15] ####シーン ルシア (40分)#### [yu-_10] 「(手が早いパーティーね、私も人のことは言えないのでしょうけど)」/ [EM_10_15] では、先ほどの続きです。ルシア嬢の行動に、永井はびくりと身を竦ませます。蟹山会長は反応しますが、手は出せませんね。 [EM_10_15] 永井「な、何のつもりだ。さっさと事件を解決したらどうだ。高い金を払っているんだぞ」仰け反りながら喚きました>3人に [EM_10_15] 永井は、さすがに驚いています/ [lucia_10] 「おそらくこの中では一番弱いであろうワタクシでもこの程度デス。少しは信じていただけましたでしょうか?」にこやかに/ [yu-_10] 「西條、だったかしら?その辺にしておきなさい。依頼主を脅すもんじゃないわよ」 [yu-_10] たしなめつつも口元は笑っている/ [EM_10_15] 永井「くっ……腕が確かなのはわかった。だったら早く天斗を止めてみせろ! 不愉快だ。」と喚くと、永井は乱暴に立ち上がり部屋を出て行こうとします。/ [lucia_10] 「……それもそうデスね。どれほど非協力的であってもClientはClient……さて、どうやって依頼を遂行しましょうか?」にこやかに出て行くのを待っている/ [EM_10_15] では、永井は出ていき、蟹山会長が口を開きます。 [EM_10_15] 蟹山「いやはや、見苦しいところをお見せして申し訳ない。ワシとしても早く天斗を止めてほしいのが本当のところです。よろしくお願いします。」と頭を下げます/ [lucia_10] 「では、先程おっしゃらなかった、事故のことについて [lucia_10] 聞かせていただけますでしょうか?」穏やかな声音で/ [mutuki_10] 「あの、、えっと、、こちらこそごめんなさい会長さん。信頼していただけないとお仕事にならないので……」とあたふたしながら頭を下げます/ [EM_10_15] 蟹山会長は、観念したように切り出します [EM_10_15] 蟹山「実は、天斗は事故で拳を痛めたのではなく、DarkAromaの連中に襲われて潰されたんです。」 [EM_10_15] 蟹山「今やっていることは、復讐なんでしょうな…。」半ば諦めたような表情で呟きます。/ [lucia_10] 「……Revengerか……全く、最近は誰も彼もEasyになったものだわ……不幸なのは自分だけだと勘違いして……」苦虫を噛み潰したような顔で呟く [lucia_10] 「さて、どう調べますか?」>二人/ [yu-_10] 「(最近騎士登録された、三笠、だったかしらね)」横目であたふたを見ながら/ [yu-_10] 「本人周辺から行くなら次はその女性かしら?」/ [yu-_10] 「異能の詳細を調べるならそのギャングのリーダーに話を聞くべきでしょうけど」/ [mutuki_10] 「えっと、会長さん。さっき聞いた事件の時に、恋人さんはご一緒だったんですか?」/ [EM_10_15] 蟹山「一緒だったようです。」沈痛な表情で答えます>ムツキ/ [lucia_10] 「All right.ではワタクシはMiss谷倉にお話を伺いに行こうと思います。お二人はどうなされますか?」少し考えたあとで>二人/ [mutuki_10] 「あの、、とりあえず資料の調べものはボクが、、そういう風にできてますから」 [mutuki_10] 「そのままカラーギャングさんの所にも行ってきます」/ [yu-_10] 「じゃ、私は三笠について行こうかしら」くすり、と笑いつつ [yu-_10] 「良いでしょう?」にっこり/ [lucia_10] 「OK.ではそのように」K-Phoneのデータ修正を終え、ジムを後にする/ [EM_10_15] はい。 [EM_10_15] それでは、ルシア嬢、どうしますか?/ [mutuki_10] 「よ、よろしくお願いします!」勢い良くお辞儀/ [lucia_10] 谷倉さんの住所へ移動します/ [EM_10_15] はい。それでは… [EM_10_15]  あなたが目的のアパートに近づくと、「誰かっ…きゃぁっ!」という女性の叫び声がしました。 [EM_10_15]  見れば、数人の男が小柄な女性…谷倉さんのようです…を駐車場に止めてあるミニバンへと連れて行こうとしているところです。 [EM_10_15]  どうしますか?/ [lucia_10] 「……面倒なこと……」バッグの口を大きく開けて放り投げ、バロール全機起動 [lucia_10] 「Hey!何してますか?」大きな声で注意を引きつつ距離を詰める/ [EM_10_15] 男A「アン。なんだよねぇちゃん。痛い思いしたくねぇならあっち行ってな。それとも俺達とデートでもするかい?」黒いバンダナを左腕に巻いた男たちの1人が、へらへら笑って近づいてきます。 [EM_10_15] 他の男たちは、車への積み込み作業続行中/ [lucia_10] 全部で何人ですか?/ [EM_10_15] 3人です。ルシアの目の前に1人、車に2人/ [lucia_10] 「……女を誘うならまず、その臭い息を吐く口を閉じてろ、このへにゃちん玉無し野郎」低い声で思い切り罵倒して、その脇をすり抜け車の方に近付く/ [EM_10_15] それでは、男はそれを妨害しようとします。また、他の2人もぐったりしている女性を置いておいて、ルシア嬢に対応しようとします。スタンガンバチバチ。 [EM_10_15] 男A「あっち行ってろって言っただろ!」殴りかかってきます [EM_10_15] 障壁 一般人(0)+公衆(4) [EM_10_15]  男たちは殴りかかってくるが素人だ。しかしアパートから何人かの視線を感じる…上手く立ち回らなくては…。 [EM_10_15] 2d6+4 dice2< EM_10_15: 6(2D6: 2 4)+4 = 10 [EM_10_15] / [EM_10_15] 行動をお願いします/ [lucia_10] 一人目の膝を蹴り砕きつつ踏み台にして、二人目の顎を蹴り割り、三人目の手首を勢いのままに地面に叩きつけて粉砕する バロールで行動観測し、並列思考で高速解析、軍隊格闘術で先程のように完全に叩き潰す 能力1234/ [EM_10_15] +10で判定どうぞ/ [lucia_10] 2d6+10 dice2< lucia_10: 5(2D6: 2 3)+10 = 15 [EM_5_15] 男達「うぎゃああっ」×3 [EM_5_15] 一瞬で男たちは無力化され、呻きながら倒れました。谷倉さんはフラフラしていますが、意識はあるようで、「あ、ありがとうございます」と、小さな声でルシアに声をかけてきます/ [lucia_7] 「……ちょっと静かにしてて下さいね」と谷倉さんに言ってから大きな声で「はーい、カット!やられ役の皆さん、大丈夫ですか?あら、ちょっと綺麗に入りすぎたみたい」とか言いながらバンに放り込んでいく/ [EM_5_15] 男達「ぎゃぁっ」「むぐぐぐぐぐ」「いてえよぉひでえよぉ」とか呻きながら放り込まれました/ [lucia_7] 「……貴方達、BlackAromaのMemberね?ってことは……Miss谷倉で間違いなさそうね?」にっこり/ [EM_5_15] む、誰に話しかけていますか?/ [EM_5_15] 失礼、男達ですね。/ [lucia_7] 前は単なる自己確認。後は本人確認で谷倉さんへ/ [EM_5_15] あ、了解です [EM_5_15] 谷倉「本当にありがとうございました。またあんな目にあわされるのかと…。」 [EM_5_15] 谷倉「谷倉は私ですが、あなたは?」>ルシア/ [lucia_7] 「……申し訳ないのデスけれど、あるところから頼まれて貴女の恋人を止めるために雇われた者デス」申し訳なさそうな顔で/ [EM_5_15] 谷倉「天斗を? あぁ、お願いです。彼を止めてください。」谷倉さんは、思うように動かない体で懇願します/ [lucia_7] 「Yes.ワタクシはその為に来たのデス。色々と聞きたいことがあるのですがお伺いしてよろしいでしょうか?」/ [EM_5_15] 谷倉「はい。私でわかることでしたら」/ [lucia_7] 「Mr.大城が、現在異能と呼べる力を震っていますが、あれは以前からのモノなのでしょうか?そうではないとしたら、いつからだか分かりますか?」/ [EM_5_15] 谷倉「私も話でしか聞いていませんけど、天斗が「力を手に入れた。復讐する」って連絡をしてきて、事件を起こし始めたのは一週間前です。」/ [lucia_7] 「それ以降、彼とは会ってないのデスか?」/ [EM_5_15] 谷倉「アパートにも帰ってこないし、いったいどこにいるのか…あんな事件さえなければ…」/ [EM_5_15] 谷倉「はい。心当たりを探してはいるんですけど。」/ [lucia_7] 「……あんな事件、デスか……」少しだけ考えてから「分かる範囲で、その事件について詳しく教えていただけますか?」/ [EM_5_15]  あなたがそれを尋ねると、彼女は辛そうな表情でぽつりぽつりと事情を話し始めます。 [EM_5_15] 洋子「あれは、彼がチャンピオンへ挑戦する権利をかけた大事な試合に勝った一週間後でした。」 [EM_5_15] 洋子「試合の疲れも抜けたからって、祝勝会があって、私もそこに呼ばれたんです。」 [EM_5_15] 洋子「その帰り道、急に私たちに車が突っ込んできて。驚いている私から、あいつらがバッグを奪って逃げたんです。」 [EM_5_15] 洋子「彼が追いかけていなくなった隙に、車から降りてきた男たちが私を捕まえて、」 [EM_5_15] 洋子「私を人質に取られて、彼は何もできずに殴られて…」洋子は涙を流し、言葉に詰まってしまいます。/ [lucia_7] 「……ふむ。その先は……」言葉を一旦切ってから転がってる連中に冷ややかな目を向けて「彼等に訊いた方が早そうデスね」にやり/ [EM_5_15] バンの中からは呻き声が/ [lucia_7] 「……さて、楽しいごうも……尋問Timeの始まりデスよ」にこにことバンに入ってドアを閉めた(この後は想像にお任せします) シーンチェンジで/ [EM_5_15] ####シーン ムツキ (40分)#### [EM_5_15] ムツキ嬢のシーンです。どうしますか?/ [mutuki_10] ジムの外に出ると長いトレンチコートをまとい、目深に帽子を被った2mくらいの人(?)が待ってます [mutuki_10] 「ジャンヌ、おまたせ♪」そう言うと、ムツキはその人物に抱きつき、そのまま抱きかかえられます [mutuki_10] 「えっと、、ユウキ、さん。少し調べ物してきますので、その間の行動はお任せします。」 [mutuki_10] 「ジャンヌ。ユウキさんをフォローしてね」そういい残してジャンヌ経由で能力3「電子の妖精」発動。ネット世界で情報を集めます。 [mutuki_10] とりあえずキーワードは、BlackAroma。その主要構成員並びにその個人情報、組織の背後関係、関わってきたで事件。今回の引き金になった事件の詳細。 [mutuki_10] この辺りを掲示板や噂だけじゃなく警察のDBや住基ネット情報等にもアクセスして詳細に。/ [EM_5_15] はい [EM_5_15] 十分な情報がない状態からの調査ですので、障壁判定になります。障壁(2)情報不足。 [EM_5_15] 2d6+2 dice2< EM_5_15: 7(2D6: 6 1)+2 = 9 [EM_5_15] 能力行使は3だけでいいでしょうか? 他に使いたい能力があるようでしたら追加は可能です。/ [mutuki_10] 能力3と1で [mutuki_10] お願いします/ [EM_5_15] それでは、+4で判定をお願いします。/ [mutuki_10] 2d6+4 dice2< mutuki_10: 6(2D6: 1 5)+4 = 10 [EM_4_15] それでは、ネット上にある情報からDarkAromaのメンバーについて、個人情報の特定を終えました。 [EM_4_15] リーダーの立石淳哉は、渋澤組という暴力団との繋がりがあり、それを利用してトップに立っているようです。 [EM_4_15] 立石は渋澤組の命令で危険な仕事を請け負うことがあり、DarkAromaのメンバーをうまく利用してそれをこなしていたようです。 [EM_4_15] 今回の事件も渋澤組の関与が疑われますが、はっきりとした証拠はネットからはつかめませんでした/ [mutuki_9] じゃあ、そのままルシアさんのスマートフォンにアクセス [mutuki_9] 「もしもし、ルシアさん。恋人さんと逢えましたでしょうか?」/ [mutuki_9] そして恋人さん経由で、大城さんの自宅電話番号、携帯番号を入手します/ [EM_4_15] はい。入手しました。/ [mutuki_9] そして向こうの手に入れた情報も聞いたうえで、その電話番号を元に電話会社の通話記録、メール記録を検索。そこから通信相手を特定。1週間前辺りを重点的に。 [mutuki_9] / [mutuki_9] あ、後。渋沢組の組事務所の場所、電話番号も。/ [EM_4_15] 電話やメールでは、谷倉さんとの通話があったのみです。一週間前ごろには、 [EM_4_15] 「不思議な女に出会って、信じられない力を手に入れた。」 [EM_4_15] 「これからあいつらを調べて、復讐する。俺のことは探さないでくれ。」 [EM_4_15] 「アパートに戻ることもないから、入らないように。」 [EM_4_15] という記録が見つかります。 [EM_4_15] 渋澤組についての事務所の場所や電話番号なども入手しました/ [mutuki_9] じゃあルシアさんに大城さんの自宅情報を聞いて身体に戻ります。行き先はまず大城さんのアパート、続いて渋沢組 [mutuki_9] / [EM_4_15] すみません、時間が終わりましたので、有希嬢のシーンに行きます。 [EM_4_15] ####シーン 有希 (10分)#### [EM_4_15] 場所は蟹山ボクシングジムの前です。ムツキ嬢が意識を取り戻し、情報交換を終えました。 [EM_4_15] どうしますか?/ [yu-_10] 公園、ギャングの溜まり場に転移。リーダーに接触を試みよう/ [EM_4_15]  溜まり場の公園に着きました。公園はそれほど広くはなく、3か所ほど照明が灯っています。 [EM_4_15]  公園内は無残な様相で、遊具の一部は消し飛び、地面にも抉れたような痕跡が残っています。 [EM_4_15]  水飲み場らしい建物の照明の下に、座り込んで話をしている2人の人影が見えました。 [EM_4_15] 聞いている情報に比べて、人数が少なすぎます。また、リーダーの立石もいないようです。/ [yu-_10] その二人に [yu-_10] 話を聞いて見よう「貴方達、ブラックアロマとかって連中を御存知?」/ [EM_4_15] 少年「なんだねぇちゃん、俺たちに用事か?」有希嬢の雰囲気にちょっとおびえた様子で答えます/ [yu-_10] 「別に怖がらなくったって良いのよ?ただ貴方たちのリーダーと話をしたいだけだから」くす/ [EM_4_15] 少年「立石さんなら、今はいねぇよ。ちょっとした作戦で出かけてる。」/ [yu-_10] 「あら、そう。場所を教えてくれる?」/ [EM_4_15] 少年「なんで教えなきゃなんねぇんだよ。だいいち、ねぇちゃん何者だ?」2人は立ち上がって、有希嬢に向かい合いました/ [yu-_10] 「別に貴方達が、天斗という男の事を知っているのならそれで良いんだけど」相手のやる気は無視しつつ/ [EM_4_15] 「なんだてめぇ。大城の仲間か!?」有無も言わさず掴みかかってきました/ [EM_4_15] あ、ごめん。障壁判定です。 [EM_4_15] 障壁(0)…一般人がんばります。掴みかかって有希嬢を取り押さえようとします [EM_4_15] 2d6+0 dice2< EM_4_15: 3(2D6: 2 1)+0 = 3 [EM_4_15] 行動をお願いします/ [yu-_10] 能力4、転移で背後に回り、ヒザかっくんw/ [EM_4_15] +4でお願いします。 [EM_4_15] / [yu-_10] 2d6+4/ dice2< yu-_10: 10(2D6: 6 4)+4/ = [EM_0_15] 少年「消えたっくらわぁ!」素っ頓狂な声をあげて派手にこける少年 [EM_0_15] 少年「な…なんだよ。てめぇもおかしな力を使うのかよ」怯えた表情で後ずさります。 [EM_0_15] それでは、時間が終わっていますので、1アクションをお願いします。質問でもOKです(少年らが回答して事件フェイズを終えます)。/ [yu-_10] 「私は早く動いただけだから」クスクス笑いながら「大城天斗を捕まえたいんだけど、どんな力なのか教えてくれない?」/ [EM_0_15] 少年「仲間が言うには、大城がいきなりやってきて、あいつをみんなで取り囲んだらしいんだ。」 [EM_0_15] 少年「そしたら大城は手から火花を出して、そこのジャングルジムを一発でバラバラにしちまった。」 [EM_0_15] 少年「みんな逃げようとしたんだけど、何人か逃げ遅れたんだ。離れていても火花に追いつかれたって言ってた。」 [EM_0_15] 少年「火花に包まれたら全身がガクガクってなって、ショックで身動きができなくなったらしい。」 [EM_0_15] 少年「あとはみんな両手両足の骨を砕かれて、病院送り。ひでぇ奴だよ。」 [EM_0_15] 少年「でも、大城を捕まえるって言うなら、もう遅いぜ。今頃立石さんが女を人質にして、倒しているころだろうからな。」/ [EM_0_15] というわけで、時間です。/ [EM_0_15] ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ [EM_0_15] □          退魔フェイズ           □ [EM_0_15] ■   時 間:制限なし(目標90分)         ■ [EM_0_15] □   目 的:退魔の依頼を果たし、事後処理を行う   □ [EM_0_15] ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ [EM_0_15] 全員集合していてもOKです。どうしますか?/ [mutuki_9] とりあえずルシアさんのところ集まって、恋人さんの部屋の鍵もらって [mutuki_9] 大城さんの部屋にあるだろうキーアイテムを確認したいんですが、いかがでしょう?/ [mutuki_9] 訂正:恋人さんに大城の部屋の鍵もらって [mutuki_9] / [mutuki_9] では、一旦ルシアさんのところに集合し、情報交換します。「……と言うわけで、大城さんは一週間前謎の女性から力を渡されたと思われます。そして同じメール上で何故か彼女に、部屋に入るなと念押ししています。以上の事からボクは彼の部屋に能力に関わる何かがあると思うんですが……どうですか?」小動物のように小首をかしげながら、少し不安げに二人に問いかけます。/ [lucia_7] 「……今回のMissionに時間制限は有りませんでしたし、どうしてもと言うならワタクシは行ってみても構わないとは思いますが。幸いなことに彼等の目論見は失敗していることですしね」何か怪しげな呻き声の聞こえるバンをチラッと見てほくそ笑む/ [yu-_10] 「女性と会って、か。」しばし考え込み [yu-_10] 過去の仕事から水のグレイルがふと頭をよぎるが、 [yu-_10] 「いや、考え過ぎね」「私もその彼女の安全が保障されているのなら構わないわ」/ [EM_15] 谷倉「あの、天斗の部屋に行くなら、私も一緒に行きます。鍵は預かっていますし。」と、同行を申し出ます>3人/ [mutuki_9] 「あ、ありがとうございますっ!」少し震えた声でぺこりとお辞儀。/ [lucia_7] 「では、早速参りましょうか」気楽な感じで/ [mutuki_9] 皆さんに異論無いようなら移動します/ [EM_15] では、移動しました。 [EM_15]  安っぽいアパートの1階に、天斗の部屋があります。 [EM_15]  洋子が鍵を持っているので、中に入ることができました。 [EM_15]  中は意外なほど小奇麗で、殺風景という印象さえ受けます。 [EM_15]  本棚に並んだボクシング関係の書籍と、その上に飾られた沢山のトロフィーなどが目につきます。/ [mutuki_9] 「えっと、、恋人さん、、何かおかしいところありませんか?」/ [EM_15] どうしますか?/ [EM_15] 谷倉「いえ、昨日来た時から特に変わったところはありませんが…。」ちょっと照れくさいような表情で答えます>ムツキ/ [mutuki_9] では、おずおずと恋人さんにお辞儀してから、何か無いか部屋を漁ります [mutuki_9] / [EM_15] それでは、本棚の上に並んだトロフィーの一つを持った時、それが異様に重いことに気づきます。 [EM_15] 洋子「あ、そこにあるのは、彼がアマチュアのころから大事にしている記念品なんです。これだけは自分で手入れするから触るなって。」 [EM_15] よく見てみると、そのトロフィーには普通はついている大会名などのプレートもなく、デザインも他と違う印象を受けます。 [EM_15] 洋子「あら。こんなトロフィーは見たことがありません…それに、何の大会のトロフィーなのかプレートもついていないし」/ [mutuki_9] (「……もしかして」) [mutuki_9] 「ユウキさん、これっ!!」/ [yu-_10] 「他ものとは様子が違うけれど、そんなに注目するものかしら?」/ [yu-_10] 「貴女が知らない物、というのは確かに変ね」洋子の方を向く/ [yu-_10] 能力0で分かる範囲だと、このトロフィーの特徴は、先程提示されたもの以外にありますか?/ [mutuki_9] 両手で件のトロフィーを「うんしょうんしょ」と必死で運んできます/ [EM_15] 時間をおいて観察すると、時々、何らかの術力がトロフィーから放たれていることを感じ取れます/ [yu-_10] 「術力が働いている品なのは間違いないわね…。彼と対峙したときに見せて見ましょうか?」/ [lucia_7] 部屋に入ってからの一部始終を記録しつつ口に飴玉(?)を放り込んでコロコロ/ [yu-_10] 「お子様にはちょっと重い?かしら?」からかうように言うと [yu-_10] ムツキからトロフィーを取り上げ、そのままルシアにパス/ [lucia_7] 受け取って「持っていきますか?そう受け取りますけど?」分かっていて聞いてみる/ [mutuki_9] 「あ、お、お願いします!」/ [EM_15] では、その時… [EM_15]  部屋の入口の方から涼しげな女性の声がします。 [EM_15] ???「そのトロフィーに手を触れるのは止めていただきたい。」>ALL/ [EM_15] 退魔フェイズを中断します [mutuki_9] !! [EM_15] ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ [EM_15] □          対決フェイズ           □ [EM_15] ■   時 間:制限なし                ■ [EM_15] □   目 的:現れたジュエルコレクターに対処せよ   □ [EM_15] ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ [EM_15] 部屋の入口を見ると、蒼のワンピースに銀のストールを身に着けた女性が立っています。/ [mutuki_9] 「あなたは、、もしかして大城さんに力を与えたって言う……」 [mutuki_9] 声のほうを向き身構えます/ [EM_15] ソード「いかにも。私はジュエル・コレクターが一人、風のソード。貴殿らには初めてお目にかかる。」 [EM_15]  ソードは、腰に下げた優美な細い剣の柄に左手をかけながら目礼しました。/ [lucia_7] 「……ふむ。結局はコレが当たりだと言うことデスかね」トロフィーを持ったまま/ [mutuki_9] 「じゅえりゅこれくたあ?」リσ_σリ?? [mutuki_9] 「あなたはいったい、、そして大城さんに何をしたんですか?」/ [EM_15] ソード「そのトロフィーは私が契約の証として天斗に与えたもの。貴殿らが触れていいものではない。」>ルシア [EM_15] ソード「私は彼に力を与えただけだよ。彼の望みをかなえる力だ。」>ムツキ/ [yu-_10] 「ジュエルコレクター。へぇ、貴女もそうなのね」 [yu-_10] 洋子の前に立ちつつ対峙。 [mutuki_9] 「力を与えて、その代償を求める契約を持ちかける…あなたは魔の獣なんですか?」 [yu-_10] 「貴女とは直接面識はないけれど、その名をかたるなら、狩らせてもらうわ [mutuki_9] / [yu-_10] 」/ [EM_15] ソード「力なき者の前に立つ意気は見事。そして貴殿らの力なら、その言葉も真実となろう。」>有希 [EM_15] ソード「しかし、私も目的がある。何もせずに引き下がることはできんな。」 [EM_15] 全身に緩やかな風をまとい、ソードは3人に殺気を放ちます/ [lucia_7] 「……力を与えるなら、その使い方まで責任を持って見守るべきなのよ」表情が消える「それをしないと言うなら、こんなものは意味が無い」バロールが音も無く広がっていく [lucia_7] 「状況開始、殲滅目標……風のソード、認識した」冷ややかに淡々と告げる/ [mutuki_9] 黙って後ろに下がります/ [EM_15] では、ソードが動きます [EM_15] ソード「こういうやり方も嫌いではない。貴殿らの力、見せていただこうか。」 [EM_15]  ソードが左手を剣の柄から離すと、剣の柄が独りでに鞘から飛び出します。 [EM_15]  激しい動きで宙を舞う柄には剣身がなく、代わりにすさまじい風を吹き出して部屋の中で暴れます。 [EM_15] 障壁 一流能力者(2)+不運(4) 風の刃が周囲を無差別に切り裂く。狭い部屋の中では威力が倍増だ。 [EM_15] 目標は有希。 [EM_15] 2d6+6 狩られてたまるかー dice2< EM_15: 6(2D6: 1 5)+6 = 12  狩られてたまるかー [EM_15] 行動をどうぞ/ [yu-_10] 洋子を含め、仲間とともに転移で部屋の外へ回避 [yu-_10] 回避前に威圧感&ショックイメージを刻み込んで霍乱 [yu-_10] 転移直前に残しておいた大量の爆弾で部屋ごと吹き飛ばす [yu-_10] 能力4231/ [EM_15] 了解です。応援はありますか?/ [mutuki_9] ユウキさんを応援:具体的には外に待機させていたラ・ピュセル(能力4)で敵の背面を突く [EM_15] はい。 [mutuki_9] / [EM_15] / [lucia_7] 応援します [lucia_7] 「風の刃……風速、角度、方向、範囲……計測完了」回避できるポイントを指示 能力4/ [EM_15] はい [EM_15] では、+18で判定お願いします/ [yu-_10] 2d6+18 dice2< yu-_10: 9(2D6: 4 5)+18 = 27 [yu-_10] / [EM_0] ソード「なるほど、恐るべき力だな。」 [EM_0]  そう言い残すと、彼女は一陣の風と化して消えてしまいました。/ [lucia_6] 「状況部分的完了……目標達成ならず、か」フゥ、と溜息一つ/ [EM_0] さて、あとは天斗の居場所を何らかの手段で調べ、彼を捕まえれば終了です。障壁判定はありませんので、行動をどうぞ/ [mutuki_8] 「随分とあっけなかったですね……」 [yu-_7] 「さて、邪魔者はいなくなったわ。貴女 [mutuki_8] そのまま事務的に、大城さんの携帯番号を元に携帯の位置情報を検索します(能力3) [yu-_7] 彼と連絡をとって、どうにか会えるようにしてもらえないかしら?」洋子に優しく話しかける/ [mutuki_8] / [yu-_7] あ、自分の行動取り消しで構いません/ [EM_0] では、ムツキが大城の携帯を調べると、近くの河川公園にあることがわかります/ [mutuki_8] では起き上がって「大城さんの位置情報、特定しました」/ [lucia_6] 「……では、目の前でコレを壊してMission Completeといきますか」トロフィーを見せ/ [yu-_7] 「さっさと捕まえに行きましょうか」四人でその公園に転移/ [EM_0] 公園につくと、20人ほどの男たちが倒れている中、髪を短く刈り上げた精悍な男が、金髪の男を捕まえ、拳を振り上げた場面に出くわします。 [EM_0] 拳を振り上げているのが大城天斗、金髪の男が立石のようです/ [mutuki_8] 「待って!!」/ [lucia_6] 「Hey、Stop!それを振り下ろしたら後悔しますよ」/ [EM_0] 天斗「なんだお前らは?」驚きの表情で立石を離す天斗。/ [yu-_7] 「ほら、貴女が止めてあげなさい」洋子の背中を押す/ [EM_0] 洋子「天斗。もうやめて。こんなことをしても何にもならないわ!」有希に後押しされ、叫びます/ [EM_0] 天斗「くっ…うるせぇ! 俺はこいつらに夢を壊されたんだ。その上お前まで。絶対ゆるせねぇ!」 [EM_0] 言うが早いか、天斗は拳を振り上げ、立石に向かって突き伸ばします。強力な術力が拳から放たれますが…/ [mutuki_8] 「バカッ!!! その上恋人さんに一生の苦しみを背負わせる気なの?」 [mutuki_8] 「あなたがその人を殺せば、恋人さんはあなたにそれをさせてしまった事を一生後悔して過ごす。それでもいいの?」/ [lucia_6] 「これで、The End!こんなモノに頼るなど、許さない!」トロフィーを地面に叩きつける/ [EM_0] トロフィーを地面に叩きつけると、それは粉々に砕け [EM_0] 同時に、天斗の手に集まっていた術力は霧散します。 [EM_0] 天斗「そんな…どうしてそれを?」唖然とした表情の天斗は、砕けたトロフィーを見てがっくりと膝をつき [EM_0] 天斗「ちくしょおおおおっ!」天に向けて絶叫、そのまま力なく地に伏せます。 [EM_0] 洋子が駆け寄って彼を抱きしめ、嗚咽を漏らす天斗に何事かを言っています。/ [lucia_6] 「……さて、替わりにワタクシがゆっくりと話を訊いてあげますデスよ」立石に近付いて笑顔でそう告げる/ [mutuki_8] …「渋澤組」との関係の詳細。その渋澤組の後ろにあるもの。お聞きしたい事はたくさんあります。 [mutuki_8] という形で後日談に繋ぎます。/ [EM_0] こうして、事件は幕を閉じた。 [EM_0] 戦う力を失った天斗だが、心の内に復讐の念を抱え、戦いとは縁のない世界へと戻っていった。 [EM_0] 彼はしばらくは苦しむだろう。しかし、彼を愛する人々に支えられ、もう一度立ち上がる日が来るはずだ。 [EM_0] ちなみにDarkAromaは、その後、壊滅したらしい。何があったのかは皆口を閉ざし、話さなかったそうだ。 [EM_0] ############################# [EM_0] #      ジュエルコレクター〜パイライト〜     # [EM_0] #            終 幕            # [EM_0] #############################