[EP] タイトル:サディストな能力者 [EP] EM  :水無月冬弥 [EP] 開催日時:1月11日(月) 22:00(この日だけ時間が違います。 [EP] 参加人数:3人 [EP] 参加希望:開催日時までにトリスタンに書き込み [EP] 依頼日時:1月11日(月) 18:00 [EP] 依頼場所:某警察署 [EP] 依頼者 :署長  [EP] 依頼内容: [EP]  最近、この街で謎の事件が起きている。 [EP]  路上を歩いていた人が突然苦しみだすというものである。 [EP]  ある一定時間だけだが、まるで体を切られたかのような痛みがあるらしい。 [EP]  じっさい、衣服には何か鋭利なもので切り裂かれた痕はあるものの、体には傷一つついていない。 [EP]  このことから、異能によるものと考え、トリスタンに依頼した。 [EP] ***準備フェイズ*** [EP] 時間 数分 [EP] 目的 出演フェイズ、閉幕フェイズの順番を決める。。 [EP] では、それぞれ、「2d6+2d6」と振ってください。/ [mutuki_m] 2d6+2d6 dice2< mutuki_m: 3(2D6: 2 1)+8(2D6: 5 3) = 11 [lucia] 2d6+2d6 dice2< lucia: 9(2D6: 6 3)+9(2D6: 4 5) = 18 [manabu] 2d6+2d6 dice2< manabu: 6(2D6: 4 2)+7(2D6: 6 1) = 13 [EP] 【順番決定】 [EP] 出演フェイズ [EP]  第1シーン:ムツキ [EP]  第2シーン:学 [EP]  第3シーン:ルシア [EP] 退場フェイズ [EP]  牽制:学 [EP]  崩し:ムツキ [EP]  止め:ルシア [EP] でいきます。 [EP] ***開幕フェイズ*** [EP] 時間 20分 [EP] 目的 依頼人から聞いた依頼の内容を聞き、雑談をする。 [EP] 署長「……ということでよろしくお願いします」/ [EP] かなり不安そうな顔で3人に頭を下げる/ [mutuki_m] 「了解しました」と事務的な口調で軽く礼。不安そうな様子にもあまり意に返さず/ [manabu] 「はっはい、まかせてください」頭を下げる。警察署の中ということで、それなりに心弾ませながら。/ [lucia] 「BusinessはBusiness、承けた以上はClearしてみせますデスよ」ニッコリと>署長/ [mutuki_m] 「案件は所謂日本のカマイタチ伝説に酷似。という事は対象も3人チームの可能性ありデスネ」とこれまた機械的な口調で/ [manabu] 「鎌鼬・・・ですか?」そういえば、某有名妖怪漫画で見たなと鎌鼬を思い出す。/ [lucia] 「(……さて、こちらのMr.一二三と仰る彼は、どのくらいの戦力になるのでしょうかね?)さて、皆様どのように動きますか?」>二人/ [mutuki_m] 「サブロー…」何かを思い出すような顔でぽーっと中空を見つめます/ [mutuki_m] そしてルシアの声にはっとして、 [mutuki_m] 「あ、そ、、そうですね。とりあえず本件はまだ何も確かな情報がない状態ですし、、、」 [mutuki_m] また街中ですので容疑者の尾行任務はボクに任せていただけますか?」/ [manabu] 「えっ?そんな、危ないんじゃ・・・その・・・女の子だし・・・」ちょっと、しりすぼみになりながら/ [lucia] 「1st、問題の人物に関する調査。2nd、被害者からの事情聴取。3rd、本人を直接見張る、と……Miss三笠は尾行しますか。では、Mr.一二三はいかがしますか?」/ [mutuki_m] 「……あ、、だ、大丈夫です。私自身が現場に出向くわけじゃないですからっ」と少し緊張した風に答えます/ [manabu] 「そうなんだ」ほっとして [manabu] 「そっそのう・・・」三笠ちゃんの方をチラッと見てルシアさんに・・・「じゃあ、・・・僕は、ちょっ調査に・・・」/ [lucia] 「では、問題の人物の身内にお話を伺いに行っていただけますね。ワタクシは被害者の方の見舞がてらお話を聞いてくることにしますデス」/ [EP] 【終了宣言】 ……かくして、騎士は依頼を果たすべく行動を開始した。 [EP]   [EP] ***出演フェイズ*** [EP] 時間 90分(各30分) [EP] 目的 EMが提示した3つのシーンを行う。 [EP] ***シーン1 妖しい男*** [EP] 目的:織田幻夜を尾行、状況を確認 [EP]    相手に正体をばれても構わないが、派手な異能は周囲に人がいるので禁止 [EP] 能力:限定(秘匿) [EP] NPC:織田幻夜 わりとオサレな29歳の青年 [EP] 状況 [EP]  騎士は織田幻夜を尾行していた。 [EP]  織田は事件があった現場に度々目撃された人物であった。 [EP]  警察が調べた範囲では、この街から車で2時間ほどの山間部の出身で、仕事は普通の社会人、品行方正なタイプのようである。 [EP]  彼を尾行してはや2時間、特に変わった様子はなかった、そう今までは。 [EP]  だが、歩いている彼が、笑ったのに気がついた。 [EP]  ぞっとするような暗い笑みを。 [EP] / [mutuki_m] 状況:ムツキ本人はBARマーリン。電子の妖精で精神を飛ばしてあちこちの監視カメラを飛び回りながら彼を追尾。ジャンヌはビル屋上を飛び移りながら尾行しています/ [EP] 了解。 [EP] では [EP] ニヤリと笑う織田の視線の先には仲のよさそうなカップルの姿があります/ [mutuki_m] 一瞬嫌な予感が走りながらも、それが何かが分からないムツキは状況を静観してしまいます/ [EP] 了解。 [EP] では、織田の右手が軽く持ち上がります。 [EP] データー的には不自然な気圧、気流の乱れを感じますが、なぜその様な現象が起きるのか不明です/ [mutuki_m] 「気圧、風流に異常検知。まさか本当にカマイタチ……」そう考えながらもさすがに危険を察知してカメラを借りている周辺の監視カメラの警報装置を片っ端から鳴らします/ [mutuki_m] そしてジャンヌは突入待機/ [EP] では、驚くカップル、焦る織田 [EP] だが、その右手が振り下ろされ、カマイタチがカップルにむかって放たれる/ [mutuki_m] そこに突然空から黒い影が割り込む。全身包帯でロングコート、幅広帽子にサングラス姿の女性(?)が。そしてそのままカマイタチを受け止め、カップルに「逃ゲテ、ハヤク!」とボコーダーがかかったような声で叫ぶ。/ [EP] カップルたちは逃げ出します。 [EP] といっても、どちらかというとサングラスな女性の登場にびっくりしたようですが。 [EP] さてカマイタチですが [EP] コートは切り裂くものの、装甲で簡単にはじかれ霧散します。 [EP] その様子に織田が目をむきます。 [EP] 織田「なぜだ、なぜ、僕の術が効かない、痛みに泣き叫ばない。俺の刃は金属だって切り裂くのに」/ [mutuki_m] そんな彼の叫びを一切無視するような冷たい機械音声が、彼に告げます。「織田幻夜サン。一連のカマイタチ現象による殺傷事件についてお伺いしたい事がアリマス。ご同行イタダケマスネ」/ [EP] 織田「なっ」 [EP] 無数のカマイタチが顔にめがけて放たれます/ [mutuki_m] その「女性」は避けることすらしなかった。無数の真空の刃が彼女の顔の包帯を切り裂きサングラスを吹き飛ばす。しかし、その後に現れたのは血塗られた惨状ではなく、傷一つなく輝く銀色の仮面。 [mutuki_m] そしていつの間にかその場所には、彼女達を除いて誰もいなくなっていた。 [mutuki_m] という訳でムツキは裏で警察情報を操作して、この辺りを一時的に立ち入り禁止区域とします/ [EP] 織田「ひいいいいいい!」 [EP] 織田「バケモノめえええええええええええ!」 [EP] あわてふためきながら逃げていきます/ [EP] 【終了宣言】 ……かくして、騎士は依頼を果たすべく行動を開始した。 [EP] 訂正 [EP] 【行動結果】 ……かくして、騎士の行動により、犯人はまちがいなく織田幻夜であることが判明した。 [EP] ***シーン2 織田幻夜という男*** [EP] 目的:被害者石川亮太から話を聞く [EP] 能力:自由 [EP] NPC: [EP]  石川亮太 20代の好青年 [EP]  藤田美香 20代のわりと大人しめの美女 [EP] 状況 [EP]  これまでの被害者の中で一番ひどい被害にあったのは石川に間違いない。 [EP]  なぜなら、服がボロボロになるまで異能を使われたのだ。 [EP]  そのための精神的ショックが酷いのか、未だ、入院中である。 [EP]  付き添いでいる藤田も現場にいた一人である。 [EP]  なぜ、彼らが一番被害が大きいのか、それは織田の同僚だったせいかもしれない。 [EP]  騎士は、警察の助力もあって彼らから話を聞くことができた。 [EP]  今、病室で刑事からあなたを紹介されたところである。 [EP]  なお、犯人の家族にあうのは心元ないので、学が担当することになった/ [manabu] 「すっすいません。失礼します」扉を開けて、病室に/ [EP] では、石川くんはベッドで横になったまま、藤田さんはベッドのそばにいます。 [EP] 石川「すみません、横になったままで、なんだか体に力が入らなくて」 [EP] 髪の毛の一部が白くなっています/ [manabu] 「いえ、いいんです。命が一番大切なんですから!・・・すいません、ですから・・・そのままでいいです」それから、ベッドのそば辺りまで移動/ [EP] 藤田さんも頭を下げます。その手はしっかりと横になっている石川さんの手を握っています/ [manabu] 「はい・・・僕達の事は・・・聞いてますよね? すいません。嫌ならいいですけど・・・その・・・被害にあわれた時のこと・・・教えてくれますか?・・・嫌ならいいんです。本当に・・・」/ [EP] 石川「あの日、会社の近くの喫茶店で待ち合わせをしていて、二人で喫茶店を出た時に急に起きたんだ」 [EP] 石川「服がずたずたに切り裂かれ、俺の体も・・・・・・」 [EP] 石川「うっ・・・・・・」 [EP] 当時の事を思い出し、がくがくと震えだします/ [manabu] (そういえば・・・)以前に読んだ本で、あまりに恐怖を感じると、髪が脱色すると書いてあったのを思い出す。 [manabu] 「それは・・・すいません・・・」それを思い出したせいで、聞く自信がなくなってきた。/ [EP] 石川「いや、こちらこそ。体はぜんぜん平気なのに。なさけない」/ [manabu] 「そんな、僕なんか、自分だけは、苦しむことなんてなかったんです。もっと辛かった人がいるのに、その隣にいただけで、その隣にいた大切な人も、死んじゃって・・・」 [manabu] 「思うとか、イメージは、とても、・・・肉体以上に大切なんです。脳が思い込めば、ほんとにない痛みでも、ほんとの痛みになるんです、だから、関係ないんです。平気なんて強がらずに、早くや治すことを考えてください」 [manabu] / [EP] 石川「いや。本当にあの時は激痛が走ったんだ。本当に全身が切り裂かれるような痛みだった。 [EP] 石川「死んだと思ったんだ、でも」 [EP] 藤田「ええ、亮太の体には傷一つもなかったの、服はあんなに切り裂かれていたのに。ほんと、魔法見たいに」/ [manabu] 「・・・わかりました・・・その・・・次の質問です・・・亮太さんは、他の被害者の人に比べて・・・執拗に傷つけられてるんです・・・その・・・織田幻夜さんと・・・」 [manabu] 「・・・その執拗さの、理由など・・・思い当たりがあれば・・・教えてください・・・もう、これ以上、被害者は出しません。出させません!」頭を下げる/ [EP] 藤田「織田さん・・・・」ぶるっと体を振るわせる。 [EP] 藤田「やはり、織田さんが犯人なのですか?」/ [manabu] 「それは、今、僕と同じ仲間の人が、調べてます・・・けど・・・今の所、可能性は一番高い人・・・です」/ [EP] 藤田「あの人が犯人かはわからない。でも、亮太が苦しんでいる間……」 [EP] 藤田「……あの人笑っていたのに、気持ち悪いぞっとする笑みで、ずっと亮太を見ていたの」 [EP] 藤田「あの人。うすきみ悪くて、前に会社の裏で野良猫蹴飛ばして笑っているところも見たことあるし」 [EP] 藤田「この前、お茶に誘われたときも断ったんですが、その時もじっとわたしを見つめて恐かった・・・・」/ [EP] 【行動結果】 かくして、騎士の行動により、織田がサディストであることが判明した。/ [EP] ***シーン3 異能の血脈*** [EP] 目的:母親から異能について聞き出す [EP] 能力:自由 [EP] NPC:織田香(60歳くらい、落ち追いた感じの女性) [EP] 状況 [EP]  事件を解決するには異能について知る事が必要である。 [EP]  騎士は、織田の母親から異能について聞き出そうと家を訪れていた。 [EP]  居間に通され、事件の概要と、幻夜が絡んでいるかもしれないことを母親に説明する。 [EP]  母親は最初は驚いていたが、説明が進むにつれて暗い表情を浮かべるようになる。 [EP] / [lucia] 「……以上のことから、今回の傷害事件の犯人は幻夜氏と思われます。ご心痛とは思いますが、我々としては身柄を抑える必要がありますので、ご協力をお願いします」キチンと正座して、深く頭を下げてお願いする/ [EP] 母親「……・」かなり悩んでいます。 [EP] 母親「息子はどうなるのでしょうか?」 [EP] その問いは、彼女が息子が異能の使い手であることを知っていることを裏付けていた/ [lucia] 「……被害者の状態や人数は兎も角、異能で起こした事件は表の方では裁けません。だからといって、いきなり命を奪うとは言いませんが、相応の、表に出せないような処分があるとは思います」今言えそうなことだけ告げる/ [EP] 母親「そうですよね、その事はお義父さんから聞いたことがあります」 [EP] 母親「もしも犯罪などをしてしまったら、命を奪われても仕方がないと」/ [lucia] 「……異能の種類や使い方次第では、それこそ腕一本で済む可能性もありますし、命を奪うしかない場合もあります。その判断のためにも、異能の詳細を、ご存知の限りで構いませんので教えて下さいませんか?」再び深く頭を下げる/ [EP] 母親「はい」 [EP] 母親「この家には先祖がカマイタチを結婚したことがあるという言い伝えが残っていました」 [EP] 母親「その証拠に風を操るものが何人かいたそうです」 [EP] 母親「息子もその血のせいで力が……・」/ [lucia] (血脈か……そうすると、物理的な手段では封印は出来ない……)「何か、決まった仕草とか、呪文みたいなものはあるのでしょうか?」/ [EP] 母親「自由に使えるようです。切れ味もするどいそうなのですが、人や生き物には効果がない、というか切り裂いた次の瞬間には傷がなおるのです」 [EP] 母親「痛みだけは残るようで、この力に覚醒してから息子は、異能で人をいたぶることに目覚めてしまって」/ [lucia] (……性根が問題か……正直、イヤだなぁ……)「……では、お母様は幻夜氏が命を落とすことがあっても構いませんか?勿論、そうならないように最大限の努力は致しますが」念を押す/ [EP] 母親はしばらく考えて。 [EP] 母親「そうなっても仕方ありません」 [EP] 母親「実は、ここでもかなり悪さをして、退魔士の人にこらしめてもらったことがあるんです」 [EP] 母親「その時、異能は振るわないと約束し、いづらくなってここを出たのに… [EP] 母親「息子の事、よろしくお願いします」 [EP] 深々と頭を下げる/ [lucia] 「……分かりました。幻夜氏のこと、私共の方で対処させていただきます。ありがとうございました」深々と頭を下げると、すぐさま家の外へ/ [EP] 【行動結果】 かくして、騎士の行動により、特殊なカマイタチを操る事が判明した。 [EP] ***終幕フェイズ*** [EP] 時間  70分(目標) [EP] 目的  依頼を果たす。 [EP] では、深夜 [EP] 織田は逃げていた。 [EP] 謎の怪物、いやロボットから。 [EP] 織田「ありえない、あんなのありえない」 [EP] 織田は逃げている間に、公園へと辿りついていた。 [EP] いや、それは彼が知らない間に誘導されていたのだ。 [EP] しんと静まり返った公園 [EP] 街灯が寒々と周りを照らし出す中、 [EP] 織田と対峙する影があった/ [mutuki_m] 「お待ちしてました。織田幻夜さん」そこに現れたのは彼の嗜虐欲を刺激するような小さく、、か弱い女の子だった。 [mutuki_m] 「貴方はもう逃げられません。おとなしく投降して頂けるなら、当面の生命は保障すると、パパ…大佐は仰っています」/ [lucia] 織田の後から、涼しげな声が聞こえる「……状況開始、バロール展開……」 [lucia] ルシアは左手の指を掛けていた眼鏡のフレームに当てて滑らせるように動かす。横に置いてあったバッグから、黒い球体が5つ、飛び出して織田の周囲に広がっていく/ [EP] 織田「なんだ、お前は。あの女の仲間か!」目が血走っている/ [EP] 織田「なんだ、これは魔力の流れもかんじねえ」バロールに目を剥く/ [lucia] 「……織田幻夜。更正の機会を与えられたにも関わらず、再度罪を犯した貴方には、闇の掟に従って、相応の罰が下されます」冷たく無表情に言い放つ/ [manabu] 靴を浮かして、無音で、公園にたどり着いて。「あの・・・すいません。僕には、人を傷つけて楽しいなんて、気持ちはわかりません。けど、その・・・誰も傷つかないのが、一番いいことなんです。お願いします。約束だけでもしてくれませんか?」頭をさげる。/ [EP] びくっとして学をみて。 [EP] 織田「なんだと。貴様らいったい何者なんだ。くそ、ガキの分際で……・」状況に戸惑い、かなり苛立っているようです/ [lucia] 「ダメです。彼は一度約束しておきながら、再度罪を犯しました。この世界に、二度目はありません」前半は織田に、後半は学に、突きつけるように冷たく言う/ [manabu] 「・・・はい」それからうつむき、黙り込む/ [mutuki_m] その時、 [mutuki_m] ザシュっという大きな音と共にジャンヌが到着。そしてその口から流れるのはいつものジャンヌではない、壮年の男の声 [mutuki_m] 「まあまあ。皆少し落ち着こうじゃないか」 [mutuki_m] 声のイメージ: http://blog-imgs-34.fc2.com/s/o/s/sosdan777/1102p4.jpg [mutuki_m] 「彼が以前に一度交わした約束を反故にして、再び異能を振るって人を殺傷してしまった。その事実は許しがたい」 [mutuki_m] 「しかしながら、彼がこうして反省しているのも事実。そこでどうだろう、もし彼自身が望むなら、私たちフランス軍が彼の身元を引き受けようと思うんだが……」 [mutuki_m] その声を聞いたムツキは少し嬉しそうに「……パパ」と呟く [mutuki_m] 「どうかね?織田幻夜君。選択肢は君にある」壮年の男の声を語る白銀の仮面が、彼の目前にずずいっと詰め寄ります。/ [EP] 織田「バケモノが」 [EP] 織田「俺が何をした。服は傷つけたかもしれないけど、命はとっていない」 [EP] 織田「それなのに断罪されるというのか!」/ [lucia] 「……OK、交渉決裂。誤解しているようだけど……犯罪の重さなど重要じゃない。異能を使ったことこそが貴方の罪だと知れ」溜息一つ/ [mutuki_m] パパ「異能を使うと言う事は、そういうリスクを伴う事なんだよ。ここにいるみんなはみんな知ってる。こんな小さな女の子でも」 [mutuki_m] パパ「まったまったルシア君。彼も突然の状況で混乱してるだろうし、ファイナルアンサーはもう少し待ってあげようよ」/ [EP] 織田「うるさい、うるさい、うるさい」 [EP] 織田を中心に風が吹きあれる。 [EP] 織田「ただ、人の苦しむ顔がみたいだけなのに、殺されてたまるものか」 [EP] 織田「昔と違うんだ、俺は強くなったんだ!」 [EP] / [mutuki_m] パパ「やれやれ命は保障するといってるのに、、仕方ない、、ムツキ?」 [mutuki_m] 「YES Papan」その声と同時にジャンヌは偽装を解き、白銀の美しい走行を白日の下に晒す/ [lucia] 「……Dr.三笠、わざわざEUのUGFからご出張ですか。とはいえ、向こうには折角の御提言を聞くつもりはないようですよ。まあ、うち(機械工学技術開発部)では必要ないので、死ななければお渡ししますわ」オーバーリアクションで肩を竦める/ [mutuki_m] 「いやあ済まないねえルシア君、助かるよ♪」/ [manabu] 「・・・そんな・・・ひどいですよ。人が苦しむ所なんて、見ても、何も楽しくなんてないです!どうして!」うつむいていた顔を上げて、真っ直ぐに織田を見据える。(その目は髪の毛で見えないが)/ [EP] では、最後の戦闘いきます。 [EP] 織田「くそおおおおお、これが俺の全力全開だああ!」 [EP] カマイタチが3人を襲う/ [EP]  牽制:学/ [manabu] 鉄板を、三人の前それぞれに、何十枚も呼び出して、それを重ね合わせて、カマイタチを防ぐ。 [manabu] / [EP] 織田「貴様は能力者かああああ」 [EP]  崩し:ムツキ/ [mutuki_m] ジャンヌはすかさずムツキをカバー。そのまま異能者にすら捕らえる事が困難なほどのスピードで織田に肉薄。テイザー(電気銃)を打ち込みます。(今回はあくまで捕獲を優先)/ [EP] 織田「ぐあああああ」痺れます/ [EP]  止め:ルシア/ [lucia] 「……さあ、死なないように神に祈りなさい」スムーズに織田に近付くと、崩れかかる身体に膝蹴り。浮いた顎に撃ち下ろしのパンチ。倒れたところで右肩の骨を踏み抜いて折る [lucia] 「これが、神の思し召し、ですわ」ニッコリと/ [EP] 織田「お、おれは悪くない」 [EP] といって気を失う/ [mutuki_m] パパ「うんうん、悪くない悪くない。おじさんと一緒にいい所に行こうね。君のその力が万人の役に立つようになるところへ」/ [lucia] 「……さて、こんなものかしらね」気怠そうに溜息/ [manabu] 「どうして、悪くないなんて・・・言えるんでしょう・・・」誰にともなく呟く/ [mutuki_m] パパ「さて、じゃあこの子はもらって行くよ。学君も異存はないよね?」 [mutuki_m] 「大丈夫、悪いようにはしないからさ♪」/ [manabu] 「・・・その・・・どうするんですか?・・・具体的に」/ [mutuki_m] 「それは、ひ・み・つ♪」 [mutuki_m] パパ「ジャンヌ。状況終了だ。彼を確保して帰還したまえ」ジャンヌ「了解デス」ジャンヌは小田君を運んでいずこかへ消えていきます。/ [lucia] 「どんな理由であれ、異能を用いて人を傷付けた以上、何らかの罰を受けなければならないのデス。ワタクシ達の世界は、そうやって成り立っているのデスよ」慰めるように(いつの間にか口調変化)>学/ [manabu] うぬを言わせぬ速度で、連れて行かれたので、ぽかんとする/ [manabu] 「・・・はい・・・わかりました」/ [mutuki_m] ミカサ「えっと、、学ぶさん、、大丈夫だと思います。パパは優しいし……」/ [manabu] 「・・・うん・・・ありがとう」/ [lucia] 「ワタクシも、気にならないと言えば嘘にはなりますが……それでも、彼は生きているのですから」ちょっと思案顔/ [EP] 【後日談】 [EP]  こうして事件は終了した。 [EP]  これ以降、同じような事件は二度と起きることはなかった。 [EP]  この事件で心に酷いダメージを負った石川も藤田の献身的な介護で回復し、二人は結婚することになる。 [EP]   [EP]  そして、今回の事件の犯人、織田幻夜 [EP]  手続き上は、一身上の都合で退職したことになっており、誰も特に疑うことなく街から姿を消した。 [EP]  その後、彼の姿を見たものはいない。