[EM_10_15] ############################# [EM_10_15] #        魔獣戦線 退魔イベント        # [EM_10_15] #          妄 執 の 妖          # [EM_10_15] #            開 幕            # [EM_10_15] ############################# [EM_10_15]   [EM_10_15]   [EM_10_15] ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ [EM_10_15] □          依頼フェイズ           □ [EM_10_15] ■  時 間:目標30分(差分は事件フェイズで調整)  ■ [EM_10_15] □  目 的:依頼場所に集結し、調査指針を立てる    □ [EM_10_15] ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ [EM_10_15] 登場の順番 [EM_10_15] 1:悠人  2:広司  3:ルシア [EM_10_15] ============================= [EM_10_15]  都内の某市にある一戸建ての小さな家のリビングで、髪の長い女性が、大きなお腹に手を当てながらソファに腰掛けていた。 [EM_10_15]  ソファの前のガラステーブルには、4人分の紅茶とチーズケーキ。 [EM_10_15]  落ち着かない様子で窓の外を見る彼女の目には、不安の影が落ちている。 [EM_10_15] 史香「もうすぐ約束の時間ね…。」 [EM_10_15]  依頼主である本藤史香(ほんどう ふみか)は、そう呟いて立ち上がった。 [EM_10_15]  それでは、登場してください。/ [Yuuto_10] ―――そう彼女がつぶやくとほぼ同時に、呼び鈴の音が鳴る。 [Yuuto_10] そして出迎えに出たならば、玄関の向こう、そこに立っていた青年…いや、少年か?は濁った光を宿す眼で彼女を見据え言った「―――はじめまして、依頼を請けた者です」/ [EM_10_15] 史香「トリスタンの方ですか?」依頼主であろう女性は、不安気に悠人に尋ねます。/ [Yuuto_10] 「はい、そうです……俺が年若いのが不安かもしれませんが、実力は、結果で証明しましょう」と、張り付いたような笑みを浮かべて。 [Yuuto_10] / [EM_10_15] 史香「そ、そうですか。それじゃぁ、上がってください。お話では3人、ということでしたけど…」と、悠人をリビングへ案内します/ [kouji_10] と、やり取りをしている所へ、再び呼び鈴が鳴る。ドアを開けると、頼りなさげな眼鏡の青年が立っていた。 [kouji_10] 「こんにちは。トリスタンから派遣された者ですが・・・本藤さんでしょうか?」/ [EM_10_15] 史香「はい、そうです。どうぞ上がってください。」幾分ほっとした様子で、広司をリビングへ案内します/ [EM_10_15] 史香「もう1人来られるのですか?」と、リビングでお茶を用意しながら、史香が2人に尋ねました>悠人、広司/ [Yuuto_10] 「ええ、それぞれ別々にここに集まっていますので、やや遅れているのでしょう」/ [kouji_10] まだ勝手がわからないので「そうみたいですね・・・」とあいまいな笑みを浮かべています。/ [lucia_10] 三度呼び鈴が鳴る。ドアの外には栗色の髪を三つ編みにして垂らした、スーツ姿の眼鏡の女性。どこからみても、日本人とは思えない。 [lucia_10] 「今日は、本藤様のお宅でしょうか?私、トリスタンから参りましたルシア・クリスティア・西條と申します。本日はよろしくお願いいたします」きれいなお辞儀/ [EM_10_15] 「そうですか。あ、お茶をどうぞ。」と、テーブルにお茶を置き、大きなお腹に「よいしょ」と声をかけると依頼主は玄関へ向かう。 [EM_10_15] 「はい、依頼をした本藤です。よろしくお願いします。」と、お辞儀に反応して、ちょっと大変そうにお辞儀 [EM_10_15] 「皆さん来られてます、上がってください」と、ルシアをリビングへ案内します。/ [lucia_10] 「失礼いたします」非常に丁寧な態度で後を着いていく/ [EM_10_15] リビングに全員が揃い、依頼主がお茶の用意をしてます。/ [EM_10_15] 史香「こちらもどうぞ」と、皆さんの前にお茶と菓子が置かれ、依頼主がソファに腰をかけました。 [EM_10_15] 史香「それで、依頼の件ですけれど、どうしたらいいでしょうか」と、おずおずと3人に問いかけます/ [Yuuto_10] 「依頼に書いてあった事柄以外で何か気になった事は御座いましたか?」/ [EM_10_15] 史香「そうですね…」と、史香は口を開きます。 [EM_10_15] 史香「夫の本藤伸行(ほんどう のぶゆき)が不審な振る舞いをし始めたのは、2ヶ月ほど前からです。」 [EM_10_15] 史香「最初は隠し事をしている感じがするだけでしたが、最近は表情も虚ろで、普通の状態とは思えません。」 [EM_10_15] 史香「夫の会社の人や知人から、夫が髪の長い女性と一緒にいたという話を聞きました。」 [EM_10_15] 史香「夫の調査を依頼した探偵は巨大な化け物に襲われて重傷を負ったと、探偵会社の人から聞きました。」 [EM_10_15] 史香「もうすぐこの子も産まれるっていうのに、あの人がこんな状態では、どうしたらいいのか…」 [EM_10_15] 史香「最近は異様にお腹が重いし、体の調子も良くないんです…せめて夫に相談できれば気持ちは楽になるんですけど。」 [EM_10_15]  そう言うと、史香は暗い表情でうつむきました。/ [kouji_10] 「ご主人の様子がおかしくなったのは2ヶ月前からとのことですが、 [kouji_10] その頃、会社やご家庭で変わったことはありませんでしたか?」/ [EM_10_15] 史香は首を傾げて記憶を探るようにしてから、話し始めます。 [EM_10_15] 史香「最初は、仕事が忙しくなったって言って遅く帰るようになったのがきっかけでした。」 [EM_10_15] 史香「帰りが遅くなってからしばらくして、毎日一箱吸っていたたばこをやめたんです。」 [EM_10_15] 史香「それから、私に対する態度が急に変わって、まるで上の空で相手をしている様子になったんです。」 [EM_10_15] 史香「だんだん表情も虚ろになっていって、最近はまるで人形が動いているような感じで…」 [EM_10_15] 史香「会社に連絡したら、いつも定時に帰っているって。知り合いからも女の人と一緒にいたとか聞いて。」 [EM_10_15] 史香「それで、探偵に依頼したんです。」/ [lucia_10] (……さて、Mr.佐山は戦力として、もう一人はどうなのでしょうね……)話を聞きながら、K-Phoneを操作/ [lucia_10] 「では、具体的な話はその探偵なり職場なりに聞いた方が良さそうですね」メモを取りつつ/ [Yuuto_10] 「そうですね…分担はどうしますか?」<ルシア/ [lucia_10] 「私が探偵に聞きに行きます。あとは……一人はここで……念のため、残っていて貰いたいですね。Mr.御苑、お願いできますか?」/ [kouji_10] 「わかりました。何かあったら全力でガードしますので」/ [Yuuto_10] 「お願いします、では、俺は職場の方に聴きに行きましょう」/ [lucia_10] 「では、Mr.佐山。私達は早速移動しましょう。奥様、どうか気を楽にしてお待ち下さい。Tristanは必ず依頼を完遂致しますので」丁寧にお辞儀してから、探偵会社に向かう/ [kouji_10] 「そちらもお気をつけて」と見送ります/ [Yuuto_10] 「お互いに」言って旦那さんの会社へ向かおう/ [EM_10_15] 史香「皆さん、どうか主人を元に戻してください・・・お願いします。」と、2人を見送って依頼フェイズ終了/ [EM_10_15] ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ [EM_10_15] □          事件フェイズ           □ [EM_10_15] ■   時 間:基本120分(1シーン:基本40分)  ■ [EM_10_15] □   目 的:事件を調査する             □ [EM_10_15] ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ [EM_10_15] 調査の順番 [EM_10_15] 1:ルシア  2:広司  3:悠人 [EM_10_15] ============================= [EM_10_15] ###シーン ルシア(37分)### [EM_10_15] それでは、どうしますか?/ [lucia_10] まず、その探偵会社に一本連絡を入れて、担当者と会いたい旨を伝える/ [EM_10_15] 史香の依頼を受けていた、野沢探偵事務所と連絡が取れました。調査を担当したのは瀧澤健人という男です。 [EM_10_15] 会う約束もすぐに出来ます。/ [lucia_10] では、早速会いに行きます/ [EM_10_15] それでは、事務所の近くの喫茶店で会おうという話になりました。 [EM_10_15] 約束の場所に着いた。そこには史香に聞いた容貌の男がいる。 [EM_10_15] 長髪でちゃらちゃらとアクセサリーを身につけた若い男だ。軽薄そうな印象を受けるが、挙動にはそれほど隙はない。 [EM_10_15] 健人「えーと、トリスタンの人ですかね? ども、瀧澤です。」口調は軽いが、硬い表情で話しかけてきます。/ [lucia_10] 「本藤様の依頼した調査について、何か通常と違う話を聞かせていただけると聞きましたので」表面上は堅苦しい様子で応じる/ [EM_10_15] 健人「あんたは俺の言うこと、信じてくれるよね? 事務所じゃ俺が気が狂ったみたいに言われて参ってるんだよ。」大げさに途方にくれるようなジェスチャーをしながら>ルシア/ [lucia_10] 「話の内容次第ですよ、と言うと冷たいようですが、知りたいのは事実だけです。それが事実であるなら、私は貴方の言うことを」一旦言葉を切り「……全面的に信用しますよ」/ [EM_10_15] 「あ〜・・・それじゃぁ、何から話せばいい?」指輪で飾った手で頬杖をして、口元をへの字に歪めながら>ルシア/ [lucia_10] 「まず、貴方が行っていた調査の概要。そして、それを中断した時の詳細を」眼鏡の位置をちょっと直して/ [EM_10_15] 健人「本藤さんに頼まれたのは、旦那さんの素行調査だよ。ま、よくある浮気調査だと思ったね。」 [EM_10_15] 健人「あの日の夜、俺達は、俺がバックアップに回って、高野さんが女を尾行してたんだよ。」 [EM_10_15] 健人「で、いきなり女の姿を見失って、探しても見当たらないから、一服して帰ろうって話をして…」 [EM_10_15] 健人「俺がちょっと目を離してから高野さんを見たら、後ろの暗がりから白い影がヌッと出てきて…」 [EM_10_15] 健人「高野さんに飛びついたんだ。暗かったけどバカでかい蛇だってわかったよ。」 [EM_10_15] 健人「それで、高野さんは噛み付かれたり絞めつけられたりで大怪我して、今も意識不明なんだ。」/ [EM_10_15] 健人「そんなことになったもんだから、調査も中止になってね。いや、続けろって言われても俺は嫌だけど」と言ってから、コーヒーをゴクリと飲み下します。/ [lucia_10] (……話からすると蛇の怪物の様ですね。ふむ……)「その怪物の、具体的な特徴とかはありませんでしたか?相手が分かれば、対処のしようもあるというモノですし」/ [EM_10_15] 健人「特徴って言われてもなぁ。とにかくでかい蛇だったよ。あの時は腰が抜けてて逃げるのに必死だったからなぁ。」/ [lucia_10] 「……ふむ、そうですか。分かりました。その悩みのタネ、取り除けると思いますよ。では、失礼致します」にこやかに立ち去る/ [EM_10_15] 「はいよ。じゃぁな。」と、手を振ってルシアを見送ります。/ [EM_10_15] もちょっと時間がありますけど、どうしますか?/ [lucia_10] 手近なネットカフェに飛び込み、以下のキーワードで検索「大蛇」「怪物」「日本」/ [EM_10_15] 検索はできます。ヤマタノオロチが筆頭に出てきますが、これは事件とは関係なさそうですね。どういったことを調べますか?/ [lucia_10] 取り敢えず、今までの情報をメモにしてメール転送。シーンチェンジで/ [EM_10_15] はい [EM_10_15] / [EM_10_15] ###シーン 広司(37分)### [EM_10_15] 広司は依頼主と一緒にリビングにいます。どうしますか?/ [kouji_10] とりあえず、気が進みませんが能力1「感情分析」を使いっぱなしにします。 [kouji_10] 化け物の侵入を感知できるかもしれないし、依頼人の精神状態も把握できますので。 [kouji_10] / [kouji_10] あと、依頼人の顔色や様子を見ます。具合が悪そうかどうか。/ [EM_10_15] それでは、依頼主との会話を通じて、彼女が夫の身を案じていること、夫に裏切られているのではないかと非常に不安をいだいていることを強く感じ取れます。 [EM_10_15] また、史香の様子を注意深く観察すると、彼女の体内に、異質な魔力らしいものを感じました。/ [kouji_10] (・・・?! これは・・・まいったなあ・・・) [kouji_10] 「えーと、お加減があまり良くないとのこでしたが、いかがですか? いくらか良くなられましたか?」/ [EM_10_15] 史香「はい、大丈夫です。具合が悪いっていっても、お腹の重さが気になるくらいですから。初めての赤ちゃんで神経質になっているだけかも」と、お腹をさすりながら答えます/ [kouji_10] 「そうですか。今、何ヶ月なんですか? 検診などもあって大変だと聞きますが」と、さりげなく赤ちゃんの方に話を持っていこうと。/ [EM_10_15] 史香「もうすぐ産まれるんです。予定日は来週で。」赤ちゃんの話になると、少しほっとしたように笑顔が浮かびます/ [kouji_10] 「それは楽しみですね。じゃあ順調なんですねえ。ご主人も、それで煙草をやめられたんでしょうかね」/ [EM_10_15] 史香「そうだといいんですけど…子どもができたってわかってもやめようとしなかったのに、急にやめたのは別の理由がありそうで…。」疑念を抱きつつ表情を曇らせます。/ [kouji_10] 「仕事の都合でしょうかね。ところで、ご主人の会社というのはどのような?」 [kouji_10] / [EM_10_15] 史香「IT関係の会社です。主人は、営業ですけど。」/ [kouji_10] 「ということは、《髪の長い女性》を見かけたのも営業の方ということでしょうか? [kouji_10] あなたは直接目撃した事は無い?」 [kouji_10] / [EM_10_15] 史香「はい。その女性のことは主人と同じ部署の人から聞きました。」 [EM_10_15] 史香「私も直接会って問い詰めようと思ったんですけど、身重ですし」 [EM_10_15] 史香「探偵事務所の人も、女の人のことは教えてくれませんでした・・・」 [EM_10_15] / [kouji_10] えーと、今さらですが、依頼人の外見は・・・? 特に髪形。/ [EM_10_15] おっとりとした感じの優しげな女性。ゆるくパーマをかけた肩の上くらいまでの髪。服装はゆったりとした妊婦用のワンピース。/ [kouji_10] 「そうですか。あまり思いつめない方がいいですよ。もうじき赤ちゃんも産まれることですし」と言葉をかけます。/ [kouji_10] 話の概要をメールで連絡して終わります/ [EM_10_15] 史香「ありがとう…でも、探偵さんからあの女は危険だから近付くなって言われて・・・あの人が危ない目に合うと思うと・・・」/ [EM_10_15] ###シーン 悠人(37分)### [EM_10_15] どうしますか?/ [Yuuto_10_] ではまず旦那さんの会社の同僚さんに電話して、かれについての話しを伺えないか聞いてみよう/ [Yuuto_10_] ……は!?連絡先聞いてない予感!?/ [EM_10_15] や、史香から聞いていたことでいいですよ。電話して、部署を伝えると繋げてもらえます。 [EM_10_15] 同僚さんが電話に出ました/ [Yuuto_10_] 「初めまして、私は狭山悠人と申しまして、本藤伸行さんについて本藤史香さんから頼まれ、調査している者なのですが…」 [Yuuto_10_] 「本藤伸行さんの最近の行動について少々話しをお伺いしたいのですが、お時間を頂けるでしょうか?」と、異様に丁寧な口調で/ [EM_10_15] 同僚「あぁ、、、もしかして探偵さんですか? まぁ、少しくらいならいいですよ。」幾分声を落として/ [Yuuto_10_] 「はい、ありがとうございます…では、まず、最近伸行さんは髪の長い女性の方と会っていたと聞いているのですが、それについて何か知っている事は御座いますでしょうか」 [Yuuto_10_] 「それと…彼の様子が可笑しくなったのは2ヶ月程前だそうですが、その前後で何か彼に合ったか、心当たりは御座いますでしょうか?」/ [EM_10_15] 同僚「先月に繁華街で2人を見かけたんですけどね。女の方はすごい美人で。恋人みたいに寄り添って歩いていたんです。でも、本藤は、、最近ずっとそうなんですけど、心ここにあらずって言うか、虚ろな表情で。ちょっと異常だなって思いました。」 [EM_10_15] 同僚「で、2ヶ月くらい前から、付き合いが悪くなりましたね。仕事は定時に帰っちまうし、前はよく一緒に飲み歩いたんですけど、それもしなくなったし」 [EM_10_15] 同僚「それと、煙草もぷっつりとやめてましたね。子どもができても「俺は一生吸うよ」って豪語していたのに」/ [Yuuto_10_] 「ふ…む…煙草をやめた理由等については、何も?/ [EM_10_15] 「子どもが産まれるからとか、値段が上がったからとか言ってましたけど。そういう理由じゃない感じでしたね。」/ [Yuuto_10_] 「―――なるほど…お話ありがとうございます、参考になりました」と、礼を良い。 [Yuuto_10_] 「ああ、そうだ、それと…二ヶ月前頃、伸行さんはどこかへ出掛けたり等はしていたでしょうか?あと、今はどちらにいらっしゃるかは、おわかりになられますか?」 [Yuuto_10_] / [EM_10_15] 同僚「いえ、都内の営業しかしていませんね。旅行に行ったっていう話も聞いてないです。」 [EM_10_15] 同僚「今いる場所ですか・・・さっき、直帰するって連絡があったんですけど・・・すみません、わかりません。」/ [Yuuto_10_] 「なるほど…ありがとうございます、いえ、こちらも申し訳ありません」わからない、との言葉にそうかえしつつ「では、失礼致します、お時間を頂き、有難う御座いました」と、言って電話を切る。 [Yuuto_10_] そして聞いた情報をメールで送信して、一旦俺の情報収集フェイズは終了、余った時間は他の人に回したく/ [EM_10_15] はい/ [EM_10_15] ###シーン 広司(12分)### [EM_10_15] 依頼主の家にいます。どうしますか?/ [kouji_10] ちょっと最後の言葉も気になったので依頼人に尋ねます。 [kouji_10] 「ずいぶんと女性の事を気になさいますが、何かお心当たりでも? [kouji_10]  大変失礼ながら、ご主人は女性との噂の多い方なのでしょうか・・・?」/ [EM_10_15] 「いえ、学生の頃から付き合っていますけど、そういう人じゃありません。だから、今度のことは余計ショックで。」/ [kouji_10] 「そうですか。不躾なことを聞いて申し訳ありませんでした」と詫びて終わります。/ [EM_10_15] ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ [EM_10_15] □          退魔フェイズ           □ [EM_10_15] ■   時 間:制限なし(目標90分)         ■ [EM_10_15] □   目 的:退魔の依頼を果たし、事後処理を行う   □ [EM_10_15] ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ [EM_10_15] さて、どうしますか?/ [lucia_10] 連絡を取り交わしつつ、一旦本藤家に戻る/ [Yuuto_10_] 同じく/ [kouji_10] 依頼人に煙草のストックがないか聞いて、あるようなら分けてもらいたいのですが。/ [EM_10_15] はい。それでは、本藤家で全員集合しました。/ [EM_10_15] 史香「煙草ですか? えぇ、買い置きはあったはずです。確か、ライターとかと一緒にあの人の机の引き出しにしまってあったと…持ってきますね。」 [kouji_10] 「お願いします」/ [EM_10_15] 史香「ありました」と、煙草を5箱ほど持ってきます/ [lucia_10] 「正直言って、何か重要なPieceが足りません。本藤氏に直接話を聞いた方が良いと思いましたので戻って参りました」不満げな顔/ [kouji_10] 「どうもありがとございます」礼を言って、2人に渡します。依頼人にも持っていてもらいますか。/ [Yuuto_10_] (まぁ、何であれ人に害を成す手合いは叩き殺すだけだがな…)/ [kouji_10] 「蛇とのつながりが不明です [kouji_10] 訂正:「蛇とのつながりが不明ですよねえ」/ [EM_10_15] 「そうですか…」意気消沈して、うなだれます>ルシア/ [lucia_10] 「蛇というのは、あくまでも目撃者の証言ですので、そのものであるとは限りません。ですが……それが何者であれ、異能を用いて一般人の生活を脅かすのであれば……」そこで言葉を区切る/ [EM_10_15] 史香「蛇? 蛇がなにか関係あるのですか?」/ [lucia_10] 「奥様の依頼を受けた探偵が襲われたのは、巨大な蛇だったそうです。何か心当たりでも?」/ [EM_10_15] 史香「いえ、主人が子供の頃、山でつがいの蛇にひどい悪戯をして殺してしまって、お父さんにひどく怒られたって話していたことがあって…」 [EM_10_15] と、史香が話したところで、玄関の扉がガチャリと開きます。 [EM_10_15] コツン、コツン、と、靴のまま廊下からリビングへと、足音が近づいてきます。/ [kouji_10] 能力1で様子を伺います。/ [Yuuto_10_] 「奥さんは少し奥の部屋へ、少々危険かもしれませんので [Yuuto_10_] 」/ [EM_25] リビングの扉が開き、スーツ姿の男性が入ってきました。精悍そうな体格や顔つきをしていますが、今は恐怖にやつれ、心ここにあらずという感じです。 [EM_25] 悠人に促されて奥の部屋に行こうとした史香ですが、男の顔を見て、「あなた? 一体どうしたの?」と、怯えた様子で声をかけました。 [EM_25] 伸行「史香、すまない…逃げてくれ。あいつは俺達の子供を…」彼は必死に声を絞り出します/ [EM_25] 広司にはわかりますが、彼は強力な魔力で精神を支配されているようです。支配が緩んでいるのか、彼の意志の力なのか、史香を助けるために声を絞り出しているという感じですね。/ [lucia_10] 無言のまま、バロールを展開/ [Yuuto_10_] 「―――奥さんは奥の部屋へ、旦那さんの事は、我々に任せて」/ [Yuuto_10_] と、再度促したあと…「概ね理解した」ニィィ…と笑いつつゆらりと立ち上がる/ [kouji_10] 依頼人が避難したなら、能力3の結界で依頼人をガードします/ [EM_25] 史香「でも、あの人g…」と言いかけたところで、彼女は苦痛に顔を歪ませ、腹部を押さえて倒れます。 [EM_25] 史香「お、、、お腹が、、、」 [EM_25] 伸行「うわああぁぁぁぁっ。史香ぁっ! 俺が悪かった。頼む、やめてくれぇぇぇ!」伸行が悲痛な叫びを上げます。/ [kouji_10] 能力4の禁呪で、依頼人の腹部から出るのを阻止。「まだ早すぎますよ。そこでおとなしくしていなさい!」 [kouji_10] すみません、能力2と組み合わせで。 [EM_25] では、障壁判定です。 [EM_25] 障壁 余波(2) 史香の体内で何が起きているかはっきりしていない。彼女に影響を及ぼさないように慎重に術をかけなくては。 [EM_25] 2+2d6 dice2< EM_25: 2+8(2D6: 5 3) = 10 [EM_25] では、判定をお願いします。先程の能力行使でよければ基本値6で。他の能力も加算するのであれば、宣言をお願いします。/ [kouji_10] さっきの宣言のままでいきます [EM_25] 了解です。それでは、応援はありますか?/ [Yuuto_10_] できそうにないのでしません/ [lucia_10] 今のところ何も思いつかないので様子見で/ [EM_25] では、+6で判定お願いします/ [kouji_10] はい。  2d6+6 [kouji_10] 2d6+6 dice2< kouji_10: 9(2D6: 5 4)+6 = 15 [kouji_10] / [EM_20] それでは、史香の体内で暴れていた魔力が抑えこまれ、彼女の表情がやわらぎます。 [EM_20] それを見た伸行が、安堵の表情を浮かべ、 [EM_20] 伸行「史香…。誰だか知らないが、史香を助けてやってくれ。あいつは俺達の子供を食い殺させようとしているんだ…俺が史香の体に、あいつの力を運んじまった…」 [EM_20] と、皆さんに訴えます。/ [Yuuto_10_] 「…それで、その“あいつ”はどちらに?今は遠方でしょうか」/ [lucia_10] 「……と言われましてもねぇ……形が無いどころか、未だに姿さえ現さぬ相手に何をすれば良いのか……」溜息一つ/ [kouji_9] ご主人の方の精神支配は解けた様子ですか? [kouji_9] / [EM_20] 解けていません。身動きひとつできずにいます。 [EM_20] 伸行「あいつは、、、、」と、悠人の問いに答えようとしたところで、玄関から、誰かが入ってくる気配があります。 [EM_20] ??「せっかくこいつの絶望を聞いて楽しめると思っていたのに、思わぬ邪魔が入ったものね・・・」と妖艶な女性の声が近づき、 [EM_20] 長い濡れたような髪の、グラマラスな女性が姿を現しました/ [Yuuto_10_] そうしてやってきた存在を見て、ニィィ…と笑みを浮かべ「そうか…そちらから来たか…!」 [Yuuto_10_] 「これは都合が良い、実に…実に最良だ」/ [lucia_10] 「ふむ……そちらからお越しいただけるとは、労力が減って何よりです」笑いもせずに淡々と話す [lucia_10] 「理解できるかどうかは兎も角……Earth to Earth、Ash to Ash、Dust to Dust.さあ、邪霊は地へ帰れ」宣言する/ [EM_20] ??「何者かは知らないけれど、威勢のいいこと。でも、無駄よ。私を止めることはできない。」 [EM_20] ??「この男は、私の夫と、私と、そして産んだばかりの子供たちを、焼き、踏みにじり、殺した。この私の憎しみを妨げることは許さない!」 [EM_20] 言うが早いか、彼女の身体が真っ白に脱色し、変化し、巨大な蛇へと変身します。 [EM_20] では、戦闘開始。イニシアチブをお願いします。 [EM_20] 2d6 dice2< EM_20: 11(2D6: 6 5) = 11 [EM_20] / [Yuuto_10_] 2d6/ dice2< Yuuto_10_: 8(2D6: 3 5)/ = [lucia_10] 2d6 dice2< lucia_10: 7(2D6: 6 1) = 7 [kouji_9] 2d6 dice2< kouji_9: 7(2D6: 5 2) = 7 [kouji_9] / [Yuuto_10_] 2d6 dice2< Yuuto_10_: 7(2D6: 1 6) = 7 [Yuuto_10_] / [EM_20] では、敵から行動です。 [EM_20] 大蛇「つまらない術をかけたのはあなたね。さぁ、術を解きなさい。」と、大蛇は広司をじっと見つめます。 [EM_20] 障壁 異能(6)+全力攻撃(4)+感情(2) [EM_20] 大蛇に見つめられると、強力な魔力が広司の心を縛り、禁呪を解かせようと襲いかかります。強烈な憎悪に支えられた支配の蛇眼。 [EM_20] 2d6+12 dice2< EM_20: 2(2D6: 1 1)+12 = 14 [EM_20] では、対応行動をどうぞ/ [kouji_9] 能力4の禁呪で蛇の頭部の活動を封じ、能力3で結界を張り、能力2で前2つの効果を底上げします/ [EM_20] はい。応援はありますか?/ [lucia_10] します/ [Yuuto_10_] します/ [EM_20] どうぞ〜/ [kouji_9] あ、すみません。結界は蛇の周囲に張ります/ [EM_20] はい、了解です。 [EM_20] / [kouji_9] 11+2d6 dice2< kouji_9: 11+2(2D6: 1 1) = 13 [Yuuto_10_] 能力3:異常なまでの殺意を垂れ流し、大蛇に重圧を与えて行動を阻害する。/ [EM_20] はい。/ [lucia_10] 「恨みは分かるし、同情も出来よう。それでも、私達は相容れない状態にある。右の頬を打たれたら……今はこちらも打ち返そう」視線を逸らしても相手の位置が分かるように詳細に指示を出す 能力4/ [EM_20] はい。それでは、+16で判定お願いします。/ [kouji_9] 2d6+16 dice2< kouji_9: 7(2D6: 4 3)+16 = 23 [kouji_9] / [EM_20] 大蛇「な、、この私の魔力が、押される? そんなバカな!?」強烈な呪力と殺意で魔力を抑えこまれ、大蛇はたじろぎます。 [EM_20] / [EM_8] んでは、次は悠人〜。/ [kouji_7] 「復讐に走っても空しいだけですよ。行くべき場所に戻ってください」/ [Yuuto_9] 「復讐について俺が偉そうに抜かす気は無いがな」言いつつ煙草を箱から全て抜いて手に握りこみ「貴様が人に仇なすならば、貴様は俺の敵だ!」言いつつ一気に突撃する [Yuuto_9] 能力4:狂気じみた憎悪が痛みと恐怖、そして身体能力の箍を外し [Yuuto_9] 能力3:凄まじい憎悪が敵の動きを縛り [Yuuto_9] 能力2:自らの危険を一切省みず、真正面から突っ込むと、煙草を握った拳を大蛇の口に叩き込み [Yuuto_9] 能力1:その煙草を蛇の体内で叩き込むと同時に放り込む、言わば毒を無理やり突っ込む。 [Yuuto_9] 能力1+2+3+4で/ [EM_8] はい。応援ありますか?/ [lucia_9] します/ [kouji_7] します/ [EM_8] はい、どうぞ/ [lucia_9] 「……Mr.佐山、壊すのは相手だけにして下さいね」視線を逸らして接近できるルートを計算、指示する。実は、イスに座ったまま動いていない 能力4/ [kouji_7] 能力4の禁呪で全身の動きを封じます。「反撃しないでもらいますよ」/ [EM_8] では、+18で判定お願いします。/ [Yuuto_9] 2d6+18/ dice2< Yuuto_9: 7(2D6: 3 4)+18 = 25 / [EM_8] 大蛇「行くべき場所? 私のいるべき場所は20年前に踏み潰されたのよ。この男に!」 [EM_8] 悠人の攻撃を、伸行を操って身代わりにして逸らし、その隙に尻尾の一撃を叩き込む。 [EM_8] 障壁 異能(6)+不意打ち(4)+能力(2) [EM_8] 2d6+12 dice2< EM_8: 4(2D6: 1 3)+12 = 16 [EM_8] 大蛇「ぎゃあああぁぁぁ」煙草を無理やり叩き込まれ、その毒にもがき苦しみ、 [EM_8] 大蛇は、急速にしぼんでいった [EM_8] 大蛇「わた、し、の、こど、も、た、ち・・・」 [EM_8] 史香を見て、微かな声で呟くと、 [EM_8] 50cm程の長さになった傷だらけの干からびた死骸と化した/ [Yuuto_9] 「は、はは…はははははははは!!」萎んで行き、干からびた骸と化したそれに、続けざまに拳を叩き込む [Yuuto_9] 床が凹み、何か固い物がへし折れる音を上げ、その干からびた死骸が形すら伴わなくなった頃、拳を振り下ろす事をやめると、片足でその死骸の合った場所を踏みにじり [Yuuto_9] 「例え貴様の憎悪がドレほどに正しくとも…それがどうした…く、はは、あははははははは!!」と、高笑いをあげる、その両腕は、本来ありえない方向にネジ曲がっていた/ [lucia_9] 痛々しい姿を見て「……またですか」溜息一つ/ [kouji_7] 禁呪で痛覚を禁じます。/ [EM_8] 伸行と史香は、青ざめた顔で戦いの結末を凝視しています。/ [kouji_7] ↑>悠人/ [Yuuto_6] 「はははは…ふぅ」と、息をつき「…?ああ、腕ですか…別に構いません、奴等が殺せたのだから」と、言いつつ、痛みが消えれば「…?ああ、ありがとうございます」広司の行為を気づいたか、平然と礼を/ [Yuuto_6] 「さて…俺がここにいると、少々あれでしょう、後はお任せします」と、二人に言うと、折れた腕を真っ直ぐな方向になるように壁に当てて揃えてから、退出していく/ [lucia_9] 「どれほど深い、正しい恨みであろうとも……まだ生まれてすらいない赤ん坊にまで手を出すことは許されることではない」淡々と呟き「貴方も人の親になるのだから、同じ様なことを二度とせず、せめてアレを憐れんであげて下さいな」伸行に冷たく言い放つと、ようやく座っていたイスから立ち上がり、バロールを回収して退出する/ [kouji_7] 「いろいろ大変でしたが、元気なお子さんが産まれるよう、祈っていますよ」と柄にも無い言葉を口にして退出します。 [kouji_7] / [EM_8] 伸行は史香の近くに這い寄り、がくがくと震えるように頷きながら皆さんを見送ります。/ [EM_8] ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ [EM_8] □                           □ [EM_8] ■           後 日 談           ■ [EM_8] □                           □ [EM_8] ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ [EM_8] こうして、魔力を身につけた妖蛇の復讐は騎士たちによって防がれた。 [EM_8] その後、トリスタン宛に本藤夫妻から感謝の手紙が届く。 [EM_8] その手紙によると、子供は無事に生まれたようだ。 [EM_8] ############################# [EM_8] #          妄 執 の 妖          # [EM_8] #            終 幕            # [EM_8] #############################