(EM_10) =============================== (EM_10)  ※このイベントはフィクションであり、 (EM_10)   実在の人物、団体、事件などには一切関係ありません。 (EM_10)   (EM_10) ================================ (EM_10) ***** 退魔イベント 病気がちの園児 ***** (EM_10) 結は生まれつき心臓に疾患があった。 (EM_10) そのせいで病弱だったが、手術をおえて元気になる……はずだった。 (EM_10) 手術を終えても他の病気や怪我が絶えない…… (EM_10) 結にかけられた呪いの正体とは? ***** 依頼フェイズ 30分 ***** 登場の順番 1:アルルカン・ライド 2:上杉暁 3:アリア ============================ (EM_10) 依頼人のマンションはオートロックなので (EM_10) いちどマンションの前の公園スペースに集合ししたあと依頼人に会いに行ってください。ではどうぞ。/ 長身長髪で日中はまだ暑いこの時期に真っ黒なロングコートを着た、どう考えても浮いている男が公園のベンチに腰をかけている (騎士に直接会うのは初めてだが・・・さてどんな奴等か・・・)気力のない顔つきで、虚空を眺め他の二人を待つ/ 公園を見渡し、ベンチに腰掛けている、明らかに今の時期浮いている男性を見て、一瞬硬直してから 「えっと…騎士の方、ですよね?初めまして、<星>の騎士、上杉暁です」 ベンチに近づき、丁寧に頭を下げながら「今日はよろしくお願いします」と挨拶をします/ マンションの前の公園で、暁の後ろ姿を見つけ、話している黒衣の男に気がつく。 (暁さん…と、騎士の方、かしら?) 近づいて「こんにちは、暁さん。そして…騎士の方、ですよね?」ニッコリと/ 死人の様な目で二人を一瞥し「あぁ・・・?お前たちが騎士か・・・?」 「まぁ・・・しっかり働いてくれればそれで良いが・・・こんな子供も騎士をやっているのか」物珍しそうに暁を見る/ 「こんにちわ、アリアさん。今日はよろしくお願いします」丁寧に挨拶をしてから 「はい、春から騎士になりました。一応今は高校2年です」<ライド/ ちなみに服装はベージュのロングスカートに濃茶の半袖ブラウス。 「まあ、騎士には色々な方がいらっしゃいますから」 にっこり笑顔を返しながら、この変わり者も間違い無く騎士だなと確信していたりする。 「3人集まってここで話しててもなんですし、行きませんか?」と、マンションの入り口を視線で指す。/ 「あぁ、そうだな、とりあえず言っておくが俺は<皇帝>の騎士アルルカン・ライドだ」と言って立ち上がり 「じゃぁいくか」ぼそっとつぶやく/ 「あ、申し遅れました。<愚者>の騎士、アリアです。よろしくお願いします」会釈してついてく/ 「はい、よろしくお願いします。ライドさん」といってアリアとライドについていきます/ マンションのロビーの入り口は自動ドアで、となりにインターホンとカメラがある感じの一般的なオートロックなマンションです/ 「今井和也はいるか、依頼を受けてやってきたものだ」とだけインターホンで呼びかけます/ インターホンを押すと女性の声で 女性「あ、はい主人が依頼した方ですねお待してましたどうぞ」 と、ロビーのドアが開きます。 騎士たちのがマンションの依頼人の部屋までゆくと女性が出迎えてくれます 黒髪のストレートで育ちの良い印象を受けます。 今井早苗「和也の妻の早苗です。主人が依頼した方たちですね、今主人を呼んできますのでおまちください」 とリビングに通され 今井早苗「あなたー、依頼していた方がいらっしゃったわよ」 と奥に声をかけると 仕事用にしている部屋からバタバタとスーツを着た男性が現れます。 今井和也「や、どうもすみません、仕事のほうが立て込んでしまっていて、依頼した今井和也です。」 今井和也「今日お願いしたいのは娘の結のことで…… と依頼情報にあった内容を説明されます。 今井和也「あ、あとトリスタンさんにに依頼した後、今朝になってポストにこんなものが」 と藁人形と写真をテーブルに置きました 今井和也「そして非常に申し訳ないのですがこのあと外せない打ち合わせがあって、私は仕事に行かなければならなくて、あわただしい挨拶しか出来ずにすみません」 今井和也「妻の早苗も事情は全部知っているので何かあれば妻にきいてください」 今井和也「結、きっとすぐに良くなるからな」 寝室のドアを開けて娘に声をかけてから 今井和也「じゃあ早苗後は頼んだよ」 後ろ髪を引かれる思いで和也は仕事に向かいます。/ 「ありがとうございます。お疲れ様です」と声をかけて向き直り、 その占い師からは、具体的には何を?」/ >早苗/ 今井早苗「3人でデパートの占いコーナーを通りかかった時 『もし、そこのご夫婦、娘さんに良くないものがついている』と、それで占ってもらったんですが 『これはおそらく呪いのたぐいだ、私の力では及ばない。なにか呪われるようなことでもしなさったか?』と 『力のあるものに解決してもらうしか無いね』と言われたので主人が色々探してトリスタンさんを見つけたという次第です」 「んー…具体的な話はない、と…」独り言のように呟く/ 「藁人形か…べただな…だがしっかりした物であれば呪いくらいはあるだろうな…」そう言うと何の躊躇も無く写真と藁人形を手に取る 「お前たち二人のどっちか、魔力の類を使える者はいるか?」と確認/ 「すいません。僕は機械系で…魔術とかで現象が起こるものや物質を変化させているものなら検知はできますけど…」/ 「お手上げです」と、両手を上げる/ 「そうか・・・ではこの二つは俺が預かっても良いか?」早苗さんに確認/ 今井早苗「あ、はい。お願いします」/ 「わかった、では俺はここに残ろうと思うが・・・お前たちはどうする?」/ 「保育園の方に顔を出してみますね」/ 「じゃあ、僕は皆瀬さんのところに話をきいてきますね。あと、この写真、コピーとらせてもらっていいですか?」 「携帯の写メでもいいんですけど」/ 今井早苗「あ、はい。うちのプリンタ、コピー機能在るんでコピーしましょうか?」/ 「はい、お願いします」/ 今井早苗に写真を手渡して、コピーが終わったら再び回収/ 今井早苗「じゃあお願いします」とコピーを撮ってきて渡してもらいました/ 「ありがとうございます。じゃあ、いってきますね」コピーをカバンにいれて、皆瀬のところに向います/ 「では、失礼します」と、保育園へ/ (EM_10) ***** 事件フェイズ(120分/1シーン40分) ***** (EM_10) 調査の順番 (EM_10) 1:アルルカン・ライド 2:アリア 3:上杉暁 (EM_10) ============================ ***** シーン アルルカン・ライド (40分) ***** どうします?/ では、早苗さんの了承を得た後に結ちゃんの様子を見に行きます/ 今井早苗「あ、はいどうぞ」と結の寝室に通されました 結は寝てます、熱があるのか寝苦しそうです 早苗がタオルで額の汗とかを拭きます 今井早苗「ああ…結……」/ とりあえず今の状態を良くする序に、今後の未来に悪いことが起きない様に幸運の宣告をこっそり告げます 「安心していいぞ、その苦しみから助け出してやる」 その容姿からは考えられないほど優しい声で囁き掛ける/ では結の寝息が少し落ち着いてきて、寝顔も安らかになって来ました/ 「さて・・・今井早苗、幾つか質問させてもらう」と普段通りの抑揚の無い声に戻る/ 今井早苗「結……落ち着いてきたみたい……良かった」 今井早苗「はい、なんでしょう」/ 「まず最初にこの写真だ、見覚えはあるか?」さっき受け取った写真を取り出して、早苗には触れさせないようにしながら見せる 今井早苗「見覚えはないです、でも……場所は保育園ですね、横に写っているのは保育士の小西さんです」 写真には保育園で結と小西保子と他の園児が小さいですが写っています/ 「いつ頃の写真かわかるか・・・?」/ 今井早苗「結の服がこの服だから……。多分……一ヶ月以内の写真だと思います。」/ 「そうか・・・」そういって写真を懐に戻し 「手術をしたらしいが、その手術が終わってから初めて怪我や病気をしたのはいつ頃だ?」/ 今井早苗「4月の中頃です、手術が無事終わったから保育園に預けて私も少し仕事始められるかなって入園させた矢先に高熱を出したんです」/ 「ふむ・・・」と結の方をいったん一瞥し 「次にこの子が恨まれる…とは思えないが…お前たち夫妻やこの子が恨まれる心当たりはあるか?」 「まぁ呪いだ、逆恨みのように理不尽な怨み辛みはあるだろうがな」/ 今井早苗「……ちがうと思うのだけど…………保育園の保育士の愛美です」 今井早苗「彼女私の高校からの友達で……、和也…私の夫と昔付き合っていたんです……」 今井早苗「去年まで地方の実家にいたらしいんですけど、保育園に入園させた時にばったり再開して」 今井早苗「でも……向こうももう昔のことって気にしてなかったみたいだし、そのまま結を入園させたんです」/ 「ほぉ…可能性としてはそいつもあるわけだ…」聞こえない程度の声で呟いて 「あぁそうだ、今井和也が見たという子供に取り付く黒い影とやらは、どんなモノだった?どんな形だった?」/ 今井早苗「決まった形のない黒い霧というかモヤみたいな感じだったと言ってました」 と早苗が答えたところで と、さっきまで安らかだった結が急に苦しみ出します 今井早苗「結!?どうしたの!?」 早苗は結に飛びついて様子をみます 黒いもやのようなものが結にまとわりついています どこからともなく湧きだしたような感じです 早苗にはその黒いもやは見えていないようです 【障壁判定】を開始します 異能(6)+障害物(2)結に接触しているため能力を使うのに早苗が邪魔です 2d6+8 (Toybox) EM_10 -> 2d6+8 = [1,5]+8 = 14 どうぞ/ 腰に付けてあるハンドベルサイズの鐘を取り出すと即座に40cm程の大きさに変化し、ライドの顔には仮面の様な物が出現する 「お前が呪いの正体か…?その子から離れてもらおうか」 仮面を通して黒いもやの運命を見据え、死の宣告を下し弔いの鐘を響かせる 「宣告する、貴様はここで消えうせる、我が弔いの鐘を聞け…!」 能力4 3 1/ はい+8でどうぞ/ 2d6+8 (Toybox) raido_10 -> 2d6+8 = [4,5]+8 = 17 では弔いの鐘の音が響くと黒い霧は霧散しました 結のようすも落ち着いていきます で、ライドは霧が出ているとき写真と藁人形が微かに力を放っている事に気づきました/ もやが消えると同時に鐘は元のサイズに戻り、仮面も消え元の姿に戻る (この人形・・・こいつが力の源か・・・?) とりあえず今起こったこと、そして得た情報をアリアと暁に伝えて終了です/ ***** シーン アリア(40分) ***** 保育園に付きました。今日は休みの日なので小西保子と宮本愛美しか出勤していないようです。二人は別の場所で作業しています。どうします/ まずは小西さんに話を聞きに行きます。/ 小西保子「はい、なんでしょう?入園のご相談ですか?」/ 「お忙しいところすみません。結ちゃんのことでお聞きしたいのですが、よろしいでしょうか?」 ニコニコ笑顔で相手を安心させるオーラを出しつつ/ 小西保子「結ちゃん?今井さんのお知り合いかしら?」/ 「ええ、最近友達になったばかりなんですけど。あ、まなみさんの話とかも聞いてますよー。 「でも結ちゃん、(心臓の病気で)頑張ってるのに、また大変な事になったみたいで…園では変わったことなかったです?」世間話をする体で/ 小西保子「結ちゃん手術頑張ったらしいのにね、よく病気とか怪我とかする子よね」 小西保子「この間も、カラスが建物の中に入っちゃって結ちゃんの方にいったんだけど、宮本さんがかばってくれたおかげで結ちゃんも他の園児も誰も怪我しなかったのよ」 小西保子「宮本さんは少し怪我しちゃったけどね、園児が突かれたりしなくてほんと良かったわ」/ 「それは危なかったですね。まなみさん、体を張ってまで助けるって、なかなかできないことですね。さすがです」 「きっと保育士として一生懸命で、あまり結婚とかは考えてないんでしょうかね?」噂がないか振ってみる/ 小西保子「よくやってくれているわよー、子供好で、世話とかもしっかりしてるし」 小西保子「今井さんの旦那さんと前に付き合ってたことがあるらしいけど、今の奥さんとつき会う前のことらしいし、それで特に問題になったことは無いわね」 小西保子「そういえば、今付き合ってる人とかのはなしは聞かないわね……ってあらやだ私ったら……いまのここだけの話しよ」/ 「仕事に夢中になってる方が、良い人が現れると思いますから」クスッと笑って 「ちなみに、1ヶ月ほど前に結ちゃんと小西さんとで、まなみさんに写真撮ってもらいませんでした?早苗さんに見せてもらったんですけど」/ 小西保子「写真?なかったと思うけど……今井さんがもってたのなら私が忘れてるだけかしら???」 「あれ?そうでしたか。結構よく写ってたのでご存知かと思って。じゃあ、まなみさんに聞いてみますね。お忙しいところ、ありがとうございました」 ペコリとお辞儀して顔を上げ、笑顔を向ける際に癒しの気操術で仕事の疲れを癒してまなみさんのところへ/ 小西保子「ええ、今井さんに良くしてあげてね、あのひと結ちゃんのことで大変なのにとっても頑張ってるから」と保子に見送られ 愛美のところにつきました 巻き毛のおとなしそうな雰囲気の女性で 右腕にさっきのカラスの話の怪我と思われる跡がまだ少し残ってます 宮本愛美「なんでしょう?」/ 「お忙しいところすみません。ちょっと結ちゃんのことでお聞きしたくて。少しお時間よろしいですか?」例によって良い人オーラ/ 宮本愛美「あ、はい……えと、その前に関係をお聞きしても?」/ 「そうですね…」呟き、少し考えて 「結ちゃんのことで依頼を受けた者です。その調査のためにお伺いしました。よく結ちゃんのことを見てらっしゃるまなみさんなら、わかるかと思いまして」正直に話してみる/ 宮本愛美「調査・・・ですか?……手術頑張ったのに、なぜか病気や怪我が絶えないみたいなんですよねかわいそうに」 宮本愛美「でも今井さんも病気は仕方ないにしても怪我はもう少し家できをつけてあげればいいのに……と思いますけど、何かにつけて不運だとは思いますけど」/ 「その右腕の傷もその時のですよね。大変だったようですね……ところで、1ヶ月ほど前に結ちゃんの写真とか撮られました?それともその日、何かイベントしてました?」/ 宮本愛美「??写真?用もないしとってないですよ。イベントとかも特になかったはすですけど」/ 「あら…うーん」少し考え、じっとまなみの目を見て、穏やかに語りかける。 「写真を撮ったのは真実さんではないのですね…? じゃあ…皆瀬さんという方は園に来られますか?」ゆっくり語りかけながら幻影術で嘘を見抜きつつ。 宮本愛美「写真はとってないです、皆瀬って私の友人のですよね、仕事が無い時に合うことはありますけど、ここにはこないですよ」 嘘はついていないようです/ 「そうですか…。お忙しいところ、ありがとうございました」笑顔で挨拶して去り、2人に情報を連絡して終わりです/ ***** シーン 上杉暁(40分) ***** どうします?/ では、移動しながらコピーした写真の映像解析をおこないます。 写真に写っている背景や影等から、どれぐらいの位置からとったもので、時間はいつごろ、身長がどれぐらいの人がとった等の情報を解析します/ 時間は14時前後。身長は155cm程度。 写真の画角から望遠機能で撮影されているとわかりました。 園の敷地を確認していませんがおそらく敷地外からと思いました/ 写真から得られる情報は他にはありませんか?あと使用しているカメラの種類とか、ある程度特定できませんか?画角とかで/ あと、早苗と和也とは会っているので、身長ってわかりますよね?/ 早苗ならその高さになりますね和也は10cmほど背が高いです/ カメラは有名メーカの中で多分これだろうというのがあたりが付きました/ 了解です。ではアリアに一応保険として小西と宮本の身長を聞く、もしくは写真で全身を撮ってもらって送ってもらうことは可能でしょか?/ では連絡をとりました。宮本も背の高さは該当します 小西は背が小さいです/ 了解です。では皆瀬の所にいきます/ マンションにつきました/ 皆瀬友香「はーいどちらさん?」/ 皆瀬って結ちゃんが呪われてるってことしってます?>GM/ 皆瀬が知ってるかどうかを騎士たちが知らないですね/ 「こんにちわ。今井和也さんの依頼で調査をしてます、上杉暁といいます。すみませんが、少しお話を窺えないでしょうか?」/ 皆瀬友香「今井んとこ?なんかあったん?まあどうぞ」 ショートカットの背の高いボーイッシュな感じの女性です170cm/ 「ありがとうございます」《森羅 起動 知覚速度を60倍に設定》といって部屋に入り、高速の知覚速度で部屋の状況を瞬時に情報収拾します。 「まず、この写真を見てもらいたいのですが…」といってコピーした写真を見せます 皆瀬友香「ん?何だこれ?写ってるの早苗のとこの結だよね、なんでやぶれた跡があるの?」/ EM,破れた跡は暁には見えてますか?/ 補修してコピーしたわけではないので普通にわかります/ やぶれた=傷です/ 「破れたのにはちょっと訳があるんですが…まず、この写真に見覚えはありませんか?」 写真を見せてから皆瀬に変化がないか高速の知覚と視覚から得た情報を解析して観察します/ 皆瀬友香「んー?見たことないなぁ」 特段変わった表情の反応はありません/ 「では…宮本さんと早苗さんのことについてうかがってもいいですか?高校からの友人とお聞きしてます」/ 皆瀬友香「ああ、いいよ」 皆瀬友香「愛美と和也は大学時代付き合ってたんだ。んで愛美が大学卒業したあと家の事情で実家に戻ることになって、 ああ、愛美は高校の時から一人ぐらしだったんだ。 で、そのまま疎遠になって自然消滅みたいになったんだ その後早苗と和也が付き合って結婚したんだよ」/ 「早苗さんと和也さんが付き合ったことは宮本さんは知らなかったんですよね?早苗さんは和也さんが宮本さんと付き合っていたtことは知っていたんですか?」/ 皆瀬友香「や、知ってたよ」/ 「え、両方共しってたんですか?」/ あ訂正 皆瀬友香「和也と愛美が付き合ってたのは早苗は知ってたよ。早苗と和也が付き合ったことは愛美は付き合い始めてしばらくしてから知ったはず」/ 「うーん…僕は恋愛自体したことがないので何とも言えませんが…何もなかったんですが?お二人の間で」/ 皆瀬友香「あるかと思ったけどなかったねー、愛美はまだ和也のこと気になってたみたいだけど、どっちかっていうと愛美は色々我慢する方だし」/ 「そうなんですか…」といって、皆瀬の視線と意識が自分からそれた刹那 《自己領域 展開》周囲の時間が延びる感覚と共に、光速に引き伸ばされた空間の中で立ち上がって周囲を見渡します (外観速度や時速24万キロ(光速)なので認識はできないはず) 部屋内にカメラかプリンタ、パソコンはありますか?/ カメラ、プリンタはないですねパソコンはあります/ では、パソコンをハッキングして早苗、宮本、このパソコン内にコピーした写真のデータがないか調べます。 消されててもデータを復元します。/ 該当するデータは過去にも今にも無いです/ 全員ですか?/ では周辺の写真を現像できる場所へネットワークを通じてハッキングを行い写真のデータを探します/ ん?3人のPCを遠隔でハッキングですか?/ です。 友達ならメールのやり取りぐらいしてるでしょうし、そこからネットワーク通じて3人のPCにハッキングかけます/ 3人のPCには該当写真はありません ただしあたりをつけたカメラはプリンタ直結で印刷可能です/ プリンタはパソコンに繋げれるタイプですか?/ 今井家のはつなげますね/ では今井家のパソコンからつながったプリンタへハッキングしてコピーした写真を現像した痕跡があるか解析します/ 無いですね/ えーと 写真はプリントサービスがあるのでおそらくそれで作られたと予測できました/ では周辺のプリントサービスがある場所へネットワークと電話回線を通じてハッキングを行い 写真の現像データを照合してコピーした写真を探し、その時の顧客情報をハッキングして 誰が現像したのかを調べます。また、監視カメラぐらいありますよね?そういう場所って。監視カメラのデータ解析して現像した人の映像をハッキングして携帯に映像をコピーします/ 絶対障壁【能力による直接特定】に該当するので退魔フェイズになるまで検索時間がかかります/ シーン切ります/ ***** 退魔フェイズ ***** 暁が検索した結果 早苗がプリントしている光景が写りました/ では、皆瀬に礼をいってから 検索結果と会話内容等をアリアにメールして、ライドに電話します「すいません、ライドさん。ちょっといいですか?」/ 「どうした?」ちょっと小声/ 「ちょっと厄介なことに/・」 といって検索結果と会話等の情報を伝えます。 その間に皆瀬の部屋からでて、アリアがいるだろう保育園にむかいます/ では 通話したところで 今井早苗「難航してそうですね」 −−マスターシーン−− (EM_6) −−12ヶ月前−− (EM_6) 近所の奥さんA「それでねー、そこのお店のケーキがとっても美味しくてね、良かったら今日食べに行かない?」 (EM_6) 近所の奥さんB「いいわねー」 (EM_6) 今井早苗「あ、ごめんなさい私は結を病院に連れて行かなければならないのでこれで」 (EM_6)   (EM_6) 近所の奥さんA「今井さん……、大変そうね」 (EM_6) 近所の奥さんB「ほんと、息抜きするひまもない感じ。偉いわよね」 (EM_6) 近所の奥さんA「りっぱよね」 (EM_6)   (EM_6) 『早苗は娘の結が心臓に穴が開いていて虚弱体質なため一般的な育児よりも苦労をした。娘のために頑張る。それが生きがいになるほどに。』 (EM_6)   (EM_6) −−10ヶ月前−− (EM_6) 今井早苗「結はこれで元気になるんでしょうか?」 (EM_6) 医者「術後の経過も良好です。しばらくすれば体力的にもう普通の子供と変わらなくなるでしょう」 (EM_6) 医者「お母さんも大変だったでしょう。これからは、まあ普通の育児の分の苦労はあると思いますが、楽になるでしょう」 (EM_6) 今井早苗「……。そうですね」 (EM_6)   (EM_6) 『難病の娘はいなくなった、娘のために頑張る母親もいなくなった』 (EM_6)   (EM_6) −−8ヶ月前−− (EM_6) 近所の奥さんA「よかったわねー結ちゃん。いままで大変 だった わね」 (EM_6) 近所の奥さんB「そうだ、この前言ってたお店のケーキ、食べに行きましょうよ。今日は大丈夫でしょ?」 (EM_6) 今井早苗「……ええ」 (EM_6)   (EM_6) 『ほめられることもなくなった。だから−−』 (EM_6)   (EM_6) −−5ヶ月前−− (EM_6) 午後の喫茶店。人目につかない隅の席で紅茶を飲んでいる早苗。 (EM_6) バッグから結の写っている写真を取り出して (EM_6) 今井早苗「結、ちゃんと看病してあげるからね」 (EM_6) そうつぶやき、写真をおもむろに半分ほど引き裂いた。 (EM_6)   (EM_6)  10分後携帯電話が振動で保育園からの着信を知らせる (EM_6)   (EM_6) 10コールほど電話を手に持ったまま待ったあと (EM_6) 今井早苗「はい、今井です。なんでしょう?」 (EM_6) 小西保子「○○保育園の小西です。結ちゃんが急に熱を出してしまって……」 (EM_6) 今井早苗「えっ!?そんな……分かりました。仕事は……なんとか早退しますので、1時間ぐらいで迎えに行きます」 (EM_6)  ゆっくりとカップに残った紅茶を飲み終えた後、幼稚園へ駆けつけるために喫茶店を出た。 退魔フェイズ 0ターン目 【障壁判定】を開始します 早苗は呪いの力をアルルカン・ライドにむけ心臓麻痺で昏倒させようとしてきます 今井早苗(和也が頼んだ退魔士は呪いの正体を突き止められず返り討ちになった。そういうことよ) 今井早苗(私はずっと結の看病をしなければならないんだから) 異能(6)+全力(4)+ドラマチック(4) 2d6+14 変則ですが戦闘開始です (Toybox) EM_6 -> 2d6+14 = [2,6]+14 = 22 どうにか出来るなら応援可です/ 電話口でライドの異常ってきづけますか?>EM/ 気づけることに説明が付けられれば気づけます/ 「あぁ…そういうことか…だが残念だったな」電話は確りと口元に ライド体をすっぽり覆う継ぎ接ぎだらけの黒い衣に白い仮面、死神を彷彿させる姿となる 「上杉暁良く聞け、最初に会った公園だ、分かったな」それだけ言うと即座に早苗に掴み掛かり衣の効果で壁や床をすり抜けマンションから飛び出る 早苗を掴み公園へと移動しながら「<不幸の宣告>宣告しよう、お前は呪いに“失敗”する」 能力4 1/ はい、応援は?/ します/ できるならします。大丈夫です?>EM/ OKです/ では、公園だ、と電話口で言われた直後に能力3自己領域を展開。 光速で保育園に移動してアリアを姫抱っこで担いで 外観速度は光速だが、内部の暁とアリアの体感速度は通常と変わらないので、この間にアリアに事情を説明して 落下中の2人に合流します。 はい/ 着いたところで加勢すべく、すぐさま能力4を全開にして空中で待機。ライドの幸運を祈る。/ はい、では+12でどうぞ/ 2d6+12 (Toybox) raido_8 -> 2d6+12 = [6,4]+12 = 22 「例え呪いが成功してもお前は地面に叩き付けられるだけだ」仮面の下の表情は変わらない/ では早苗は「きゃああ」と運ばれながらも即座に振り払い 公園にたって 化物を見るかのように驚きながら、胸元に手を当てて「なっなんなの!?」/ ***** 退魔フェイズ 1ラウンド/目標90分・最長2時間 ***** イニシアチブ、ちなみに早苗は手番が来たらロールdのみでパスします/ 2d6  (Toybox) EM_6 -> 2d6 = [3,5] = 8 2d6 (Toybox) akira_9 -> 2d6 = [6,1] = 7 2d6 (Toybox) Aria_9 -> 2d6 = [3,5] = 8 2d6 (Toybox) raido_7 -> 2d6 = [5,1] = 6 アリア、早苗、アキラ、ライドの順ですねどうぞ/ あ、あと 事件フェイズ中の暁のハッキングですが 弱点に関連するものはスキャン対象に入っていても検索対象として明示されていない限り気づかなかったorスルーしてしまっているとして扱ってます/ では 畏敬の念すら抱く光り輝く姿のまま語りかけます。 「理由は聞きません。きっとずっと積もった思いがあるのでしょうから。でもだからといって異能に手を染めるのは、いずれ貴方自身を滅ぼします。 「その時になったら、結ちゃんは貴方のことを愛していて、悲しむんです。 「身勝手な貴方のことを、純粋に信じているんです。 「これからもっと、色んな事ができます。結ちゃんが成長した時に、結ちゃんにお母さん、本当にありがとう、って言ってもらえる日が来ます。 「だから、安心して、自分を認めて、力を手放してください。 気が休まるように、気操術もあわせ、4,3,1/ はい、応援は?/ します/ します/ はい/ 「上杉暁、これはお前の仕事だ」そう言って藁人形を暁に向かって投げる 能力4アリアを指差し叫ぶ「<幸福の宣告>彼の者に光あれ…」/ 人形を受け取ったと当時に自己領域を展開してマンションに戻り 領域は解除しないでカメラを探して、見つけてから領域解除。能力2情報解体で人形とカメラを原子状まで分解します/ アキラの使用能力は2です?/ です。解体なので/ ほい では+10でどうぞ/ ん?12では?/ あ、暁の分なしですね。了解です。/ えーと8+4+2 で14だ/ 2d6+14 なんか色々間違ってすみません/ (Toybox) Aria_9 -> 2d6+14 = [3,3]+14 = 20 +14でどうぞ/ では 早苗は胸元に手を当ててオロオロしたふうに 今井早苗「なにを言っているんです?私はこんなに一生懸命看病してるですから 結が悲しむわけ無いじゃないですか」 異能(6)+キーワード「ゆがんだ想い」(3)+魔術師(2) カメラですが 室内にはありません。よく見ると早苗の腰のポケットが膨らんでる気がします 今井早苗「早く結にかけられてる呪いとやらを解いてください、じゃないとあなた達も大変そうじゃないですか」 アリアの周りに黒い霧が現れ心臓麻痺で昏倒を狙います 2d6+11 (Toybox) EM_19 -> 2d6+11 = [5,5]+11 = 21 「まったく…荒療治が必要なのかしら」悲しそうな溜息とともにポツリと/ 今井早苗「具合悪そう……大丈夫ですか、結も心配だし早く戻って看病しなきゃ……」/ 早苗の手番 早苗は胸元に手を当ててオロオロしながら 今井早苗「早く戻らないと、きっとあの子また病気になるわ」 そう言って早苗は胸元を握りしめ結のことをとても心配しているような振りをする/ アキラどぞ/ 部屋から飛び出して《森羅 演算速度を最速に設定。自己領域 展開 情報解体開始》 光速で早苗に近づき、腰のポケットにあるだろうカメラを情報解体しつつ、胸元で組まれている両手を掴んで 後ろで拘束。服の中に隠してるとしても首にはヒモか鎖があるだろうから、首からアクセサリー類がついてるだろう紐が鎖があるなら ついでとばかりに紐とかを通じてアクセサリも情報解体。ということで能力234/ はいおうえんは?/ します/ しません/ はい/ 「早苗さん…貴方には愛してくれる人がいる。だからあとは、自分自身を認めるだけでいいんです。 「もう、心配しないでください。安心してください。結ちゃんはもう元気になってますよ。今度は沢山遊んで、「いいお母さんね」って言われるようになりますから」 心配しないように精神を操作。能力3。/ では+12でどうぞ/ 2d6+12 (Toybox) akira_8 -> 2d6+12 = [6,6](6ゾロ)+12 = 24 ではカメラは分解されました あと服に隠すように紐で服の内側の胸元に 「騎士たち3人がインターホンに写った時の写真」を隠し持ってました 写真三人の体の部分は破かれています で、分解されました 今井早苗「な、なにするの!」 今井早苗「だめよ、私はあの子の看病をしていないと いい奥さんでいられないんだから 」 今井早苗「だから結は病気じゃなきゃいけないの」 今井早苗「じゃなきゃ私なにすればいいかわからないじゃない」 キーワード(3)「ダーク」+魔術師(2)+渾身(2) 異能の呪いが使えなくなっても魔力をそのままぶつけ暁を弾き飛ばそうとする 2d6+7 (Toybox) EM_17 -> 2d6+7 = [6,4]+7 = 17 (…さすがに、無駄に強制行使しすぎね……)笑顔が陰って無表情に/ 暁を振り払えず アリアの精神操作で 今井早苗「どうすればいいお母さんって言われるの?看病する以外になにがあるの??」/ アルルカン・ライドどうぞ/ その姿は黒衣では無く、季節外れのコートでもなく、しっかりとした神父服に身を包み首には十字架の代わりに銀色の小さな車輪が掛けられている ゆっくりと早苗に近づき、そしてポンと早苗の頭に手を乗せる 「褒められるではなく褒めるに、看病ではなく応援に、良い奥さんではなく良い母親になりなさい、今井早苗、貴女ならできるはずだ、苦しいこともあるだろう、それを乗り越えれば必ず光は見えてくる」 結に喋りかけた時と同じ優しく澄んだ声で語り掛ける 「きっと良い未来が待っている<幸運の宣告>喜びを知るものは永遠なれ…!」そう叫ぶ それと同時に鐘を大きくならす、母と娘の未来を祝福するように心に響く美しい音色が鳴り響く 能力4 3/ はい応援は?/ します/ しますー/ はい/ ライドの言葉を顕現し、未来を明るく照らすように神々しく光り輝き、その言葉通りの祝福の祈りを捧げます。能力4/ 拘束はしたまま、ライドが持っている写真を渡してもらって、解体します。能力2/ では+13でどうぞ/ 2d6+13 (Toybox) raido_6 -> 2d6+13 = [1,1](1ゾロ)+13 = 15 今井早苗「でも、わたしは……わたしは…」 今までの行いを改めるべきか、どうして良いかわからない 混乱した早苗は魔術回路を焼ききり最後の魔力波でライドを弾き飛ばそうとする 魔術師(2)+捨て身(3) 2d6+5 早苗の魔術の才能自体を消費した最後の一撃 ていっ (Toybox) EM_7 -> 2d6+5 = [2,3]+5 = 10 魔術の才を潰してなおもライドの言霊にたえ、そして早苗はその場に倒れこんだ 今井早苗「わたしはいったいこれからどうするのが正しいの?」/ 「…あなたが親になるんじゃありません。子どもが親にしてくれるんです。どうするのが正しいのかは、みんな模索しながら生きてる。あなたもその答えを結ちゃんと探すのがいいでしょう」 姿は戻り、あまり抑揚なく語りかけ、後ろを向いてその場を去ります。 (…つかれたなあ…。帰ってゆっくり休もう…)/ ポケットからジッポライターとタバコを取り出し、ただ虚空を見つめてタバコに火をつける(依頼は成功したが、神父として騎士としてこれでよかったのだろうか) 「後はあんた次第だ・・・今井早苗」それだけ声を掛けると服装は元のコートに戻り、そして黒いオートバイを呼び出すと後は何も言わずにエンジンをかけ走り去る/ 倒れた早苗を抱き起こして姫抱っこで抱えて、マンションへ一瞬で移動します。 部屋のソファーにでも早苗を下ろして、体調を確認した後 「親、というのは僕にはいないから、わかりません。でも、ずっと病気になって心配される側はわかります。だから、少しは結ちゃんの気持ちも考えてください。それで、結ちゃんと一緒に探してください」 そして、和也に依頼は完了したことを告げ、部屋から出て行きます。 (退魔対象は…倒すべきもの…けど・・・)/ ***** 後日談 ***** 早苗は和也に自分のしていたことをすべて話した 最初は心臓病の結のためにと思っていたことが、いつの間にか手段が目的になっていたと 早苗と和也はそのあと長い時間話し合った −−数年後−− 結「ねえパパ。今日はママと一緒に遊園地に行くんだよね」 和也「ああそうだよ。結は早苗、ママに会うの楽しみか?」 結「うんっ、だって久しぶりだもん」 結「あ、ママっ」 道の先に早苗を見つけた結は待ちきれないと元気に走りだす 和也「おいおい転ばないようになー」 結「だいじょーぶー」 3人はお互いを傷つけないで一緒にいられる道を歩き始めた *****  退魔イベント 病気がちの園児 閉幕 *****