イメージBGM (http://dova-s.jp/bgm/play153.html)
「子ども達の間で密かに囁かれる怪談。
『……このマンションのさ、十三階には…』
『…幽霊が出るんだって。』
大人は一笑に付すだろう。
十三階にも人が住んでいる。
幽霊なんて出るんだったら、十三階の人達は住めなくなってるよ。
だが、子ども達の恐怖が薄れることはない。
(EM_10) 彼らは十三階に行く事を何より恐れた。
(EM_10) そしてその一方で、十三階について知りたがり、興味を持ち続けた。
(EM_10) 『…それならお前、一人で十三階に行ってみろよー』
(EM_10) 『ほら、エレベーターのボタン押しといたから早く乗れって』
不可知なものを恐れながらも興味をもってしまう子どもの遊びが、遊びで済まなくなった時。
(EM_10) …今宵は、その、お話で御座います。」
(EM_10) (BGM 了)
(EM_10) ***【退魔イベント】『十三階の怪談』【甲種】***
依頼フェイズ(30分)
登場順は書き込み順、ということで。
依頼人の一人、森宅のマンションに騎士達は行くように指示されています。
では、九園からどうぞ/
依頼場所であるマンションの入り口に和服姿の男が佇んでいる
「ここが依頼場所ですか…他の方はまだ来てないのかな?」とりあえず他の騎士を待つ/
マンションは新しく、綺麗に掃除がなされています。
オートロックになっていますね/
突如九園の傍で空間が揺らぎ
「こんばんわ、八百重さん」大きめ黒のパーカーをきて両手に剣を握った少年が現れる。
まるで軽き走ってきたかのようで、軽く呼吸を整えてから剣をカバンになおした。/
「やぁ、暁君、今回もよろしくたのむよ」破顔一笑しながら答える/
「はい、よろしくお願いします」微笑みを浮かべて応えます/
スーツ姿の地味な男が歩いてきます
そして、見たことのある顔を確認し「おや、今日は八百重さんと・・・」
微笑して「上杉さん・・・でしたね?お二人ともこの前の月見依頼でしたね。」>二人/
依頼→以来/
「あ、クローズさんですね、以前はお世話になりました、今回もよろしくお願いします」と言い頭を下げる/
「はい、お月見以来ですね。今日はよろしくお願いします」丁寧に頭を下げて微笑みつつ>クローズ/
「さて、そろそろ行きましょうか」>二人/
「はい」/
三人はトリスタンから依頼人宅が502号室であることは連絡を受けています/
「では、行きましょうか」アパートの全形を眺めてから突入/
では、インターホンから502号室に連絡を入れます
んでは依頼人らしき女性の声で
「トリスタンからのものですが、鍵を空けていただいてよろしいでしょうか?」/
「…あ、はい」開けてくれます
三人はエレベーターに乗り、5階へつきました/
では、502号室まで行って
「トリスタンの者です、森さんのお宅でよろしいですね?お話をうかがいたいのですが・・・」
と、中に入れてくれるように頼みましょう/
鍵の開く音の後、「お待たせしました、森と申します」
三人のちぐはぐなメンバー構成にちょっと戸惑ったのか、複雑に表情をかえ「どうぞ、中へお入りください」
応接間に通されると、安藤と名乗る被害者の子どもの母親も居り、頭を下げた
ということで、お互いの自己紹介のあと、事前情報が伝えられました/
一応、イゾルデと同じですが、コピペ
(EM_10) 依頼人:森夏奈(ヒナタの母)、安藤優希(ユウジの母)
(EM_10) 依頼内容:行方不明の二人(ヒナタ・ユウジ)を無事に見つけ出すこと
(EM_10) 概要:同じビル内に住む子ども同士で遊んでいたところ、娘のヒナタと同じ階のユウジくんが行方不明になった。
(EM_10) 警察に捜査を依頼したが、監視カメラの映像などから考えるに、普通の事件ではないらしい。
(EM_10) 子ども達の間で流行っている怪談とどうも関連があるようだが…。
(EM_10) 退魔対象:怪談の幽霊
(EM_10) 解決方法:二人を保護し、退魔対象を倒す
(EM_10) 居場所(退魔フェイズ時):不明
(EM_10)
(EM_10)
(EM_10) 【ゲーム補助】
(EM_10) 絶対障壁
(EM_10) 能力で強引に退魔対象の居場所へたどり着く行為。
(EM_10) キーワード
(EM_10) [怪談]、[嘘つき]、[神隠し]
(EM_10) 【情報源】
(EM_10) <NPC>
(EM_10) 名前:ケンイチ
(EM_10) 初期情報:小学3年生。同じビルに住む、ヒナタ、ユウジ、リョウタ、リカと5人でよく遊んでいた。
(EM_10) 居場所:自宅(302)
(EM_10) 名前:リョウタ
(EM_10) 初期情報:小学2年生。ケンイチと同様、元気を無くし、自室に篭っているようだ。
(EM_10) 居場所:自宅(401)
(EM_10) 名前:リカ
(EM_10) 初期情報:小学1年生。姉の麗香と一緒に自宅に居るようだ。
(EM_10) 居場所:自宅(803)
(EM_10) <場所・状況>
(EM_10) 名称:○○タワーマンション
(EM_10) 初期情報;13階建てのマンション。築二年でオートロック、監視カメラ完備(エレベーターと各階の廊下に数台)。防犯対策がきちんと施されている。
(EM_10) ちなみにヒナタは小学3年生で家が502。ユウジは小学2年生で家が501である。
/
監視カメラの映像は見ることは可能ですか?>EM/
森「今はありませんが、管理人さんに話をすれば、見れるかもしれません」/
「そうですね、後で一声かけて見せていただくとしましょう。事情が事情ですし、分かってくれるでしょう」
(ま、断っても無駄なんですけどねぇ・・・)/
「え〜と子ども達の間で流行っている怪談のお話って知っていますか?知っている限り教えていただきたいのですが?」にこにこ/
「それなんですが、よくわからなくって。」
森「ヒナタやユウジ君と一緒に遊んでた子たちがそういう話をしているらしいんですが」
/
「ささいな噂話にもヒントが隠れていることも多いですからね、その話も聞いてみる価値はありますよ」
「ところでその話は、あなた達保護者はまったく話を聞いたことがないと思っていて良いですか?」/
「…え、えぇ」「十三階に幽霊が出るんだ、なんて子どもが最近言っていたような気はしますけど、詳しくはちょっと」/
ということで時間を過ぎましたので、事件フェイズに移行します/
事件フェイズ
***シーン 九園***
まだ三人は森宅にいる状態です。
どうします?/
挨拶もそこそこに森家を出てエレベーターに乗り込みます
そこで結界を使ってエレベーターを念入りに調べます/
では、エレベーター自体には何の異能も感じません
では一旦13階まで上がって、何も無いようならそのまま8階に向かいます/
普通に13階につきました/
エレベーターを降りた感じでは、5階と同じような景色ですね/
では8階に向かいます/
ほい、つきました/
ではインターホンを鳴らす前に、式を出しておきます、格好は淡いピンク色の和服
「椿姫、がんばってね〜」と言ってインターホンを鳴らします/
ん、と九園と椿姫二人、ということでいいですか?
/
あ、九園は結界で隠れておきます、受け答えは式で
見た目的には式一人ですが二人で大丈夫です/
「はい、鹿島ですが?」リカの家の苗字ですね、女性の声が聞こえます/
椿姫「私椿姫と申します、今回の事件の件でお伺いしたい事があってまいりました」柔らかいトーンで話します/
「…あ、事件調査の方ですか、森さんから伺っています」
と声がして、足音と鍵を開ける音
「お待たせしました。私、鹿島麗香です。どうぞ中へ。」高校生くらいの女の子が迎えてくれます/
「いえ、お構いなく」にっこり微笑みながら部屋に入っていきます 九園は結界で隠れつつその後ろをこっそり入ってきます/
リビングに入ると、泣きはらした目をした女の子が居ます
「リカ。事件の調査をしに来た人だって。」椿姫に紹介をした後、お茶を勧めます/
「お気遣いありがとうございます」にこにこしながらお茶を受け取り、姉妹二人の疑心を封じておきます
椿姫「リカちゃん、どんな事があったのかお姉さんに話してくれるかな?」柔らかい笑顔で話しかけます/
「……う、うん」今にも泣き出しそうな様子で話しはじめます
「リカね、十三階の幽霊がとってもとっても怖くて」
「あの日の前に怖くて眠れなくなっちゃったの」
「それで、お姉ちゃんに相談したの」ゆっくりゆっくり、途中途切れながら話しています/
椿姫「そっか〜怖かったね、でももう大丈夫よ!」にこりと微笑み掛け
「え〜とお姉ちゃんの方も何か知ってることがあったら教えてくれる?」と麗香に尋ねる/
麗香「はい。」「確かどうしても怖いって言うんで、お姉ちゃんだけ十三階に行って、確かめてくる、って言ったんです」
麗香「幽霊が居たら退治してあげる、そのあと一緒に行こう、って」
「で、私、ひとりで行ったんですけど、何とも無くて」
リカ「そのあと、それでも怖かったけど、幽霊居なかった、ってお姉ちゃんが言うから一緒に行ったの」
リカ「ホントに大丈夫だったから、あの日もあんまり怖くなかったんだけど…」思い出したようで泣き始めます/
「大丈夫、怖くないよ」にっこり笑い 後ろの九園が結界で心の恐怖を消し去ります
椿姫「リカちゃん、そのひ日どのお友達と、どこの場所で、何をして遊んでいたか、教えてくれる?ゆっくりでいいよ」包み込むようなトーンで話しかける/
障壁判定を開始します
曖昧記憶(2) 小学一年生の記憶力で状況を説明するのは難しい
2d6+2
(Toybox) EM_10 -> 2d6+2 = [2,4]+2 = 8
どうぞ/
結界で心の不安を取り除きつつ、再び疑心を封じなおします
能力4 3/
+7でどうぞ/
2d6+7
(Toybox) kyuen_10 -> 2d6+7 = [6,1]+7 = 14
それではゆっくりですが、話し始めます
リカ「んーとね、公園で遊んでたときにケンちゃんがユウジくんに十三階に行け、って言ったの」
「遊んでたのは、リカとケンちゃんとユウジくんとヒナタちゃんとリョウタくんだよ」
「だけどユウジ君も怖かったから行きたがらなかったの」
「でもヒナタちゃんがおねえさんだから、一緒に行ってあげる、ってなって」
「マンションに戻った時、一階から二人で十三階に行ったの」
「それから、ずっと三人で待ってたんだけど、二人は降りてこなくて…」/
椿姫「え〜と、エレベーターに二人が乗ったのは何時ごろか覚えてる?だいたいでいいよ〜」にこにこ/
「覚えてないけど、公園が暗くなってきたから四時くらいかな」/
では、時間です/
***シーン 暁***
どうします?/
「監視カメラの映像が気になるので、管理人さんのところにいきたいのですが、場所を教えていただけませんか?」/
では、教えてくれます。一階の管理人室ですね/
「では、管理人さんのところにいきますけど…クローズさんも行きます?」/
「そうですね、それでは同行させてください」/
では、二人で1階にいきます。途中廊下の監視カメラを位置を記憶して/
5階のフロアでは監視カメラは3台ありますね
死角がないわけではありませんが、映らずに通るのは無理そうです
一階は少ないですが、開けているので同様です。
/
では、1階の管理人室にいってインターホンがあれば鳴らして、事情を説明してから、監視カメラの内容を見せてもらえるよう頼みます。
/
白髪の作業着の男性が出てきます
「事件の調査?んーと、警察の人…、じゃないよね?」二人を見ながら/
「はい、警察の者ではありませんが、正式に調査を受けている者です」微笑みつつ丁寧に応対します/
「…うーん、申し訳ないけど信用できないね。」「事件を聞きつけた野次馬も居るからね」
【障壁判定を開始します】
改めてロールと能力宣言どうぞ/
《森羅 戦闘状態起動 知覚能力上昇 対象を捕捉 ノイズ情報解体開始》
周辺のノイズとなる情報を解体しつつ、視覚、聴覚から眼の前の管理人の言動、呼吸等の情報を読み取ります。
能力4+2/
んーと、読み取ってどうするのでしょ?/
何か隠し事とかがないか、というのを読み取ろうかと思ってました。セリフ入れるの忘れてたのですorz/
えーっと、温和に情報を提供してもらうなり、実力行使するなり、自由ですが、
隠し事をしているかどうか読み取るだけでは不十分ですよ
まぁ、見た目、隠し事をしているようには見えないですけど/
すいません、じゃあ上の訂正してもいいですか?/
ほい、どうぞどうぞ/
「えっと、少し手間かと思いますが502号の森さんに確認をとっていただけないでしょうか?」
困ったように微笑みつつ「何なら、直接読んできますけど」と付け加えます。能力は使用しないです/
ほい。応援はしますか?>クローズ/
します
能力3、虚無の眼:疑心を停滞させ、話を聞きやすくします/
ほい、では+3でどうぞ/
2d6+3
(Toybox) akira_10 -> 2d6+3 = [4,3]+3 = 10
不信(2)
2d6+2
(Toybox) EM_4 -> 2d6+2 = [2,3]+2 = 7
「…んー、そうか。いいのかな。」クローズの能力によって、疑念を抱くことができず監視カメラを見せてくれます
「警察にも説明したんだけど、どうも変なんだよね」
マンションフロアの監視カメラ映像だけでなく、エレベーター内の映像をまとめたメディアも出しながら
見てみると、一階で5人が写っている映像
エレベーター内でヒナタとユウジの二人が写っている映像はありますが
同時刻13階の監視カメラの映像には何も写っていません
時刻がリンクして見られるように編集してありますが、
エレベーターが到着して、13階に居るはずの時間帯に、二人の姿は13階の映像に写っていません/
エレベータが13階に着いたとき、とびらが開く直前のエレベーター内には2人の姿は映ってますか?/
映っています/
では、扉が開きだしたときは?/
映っています。二人がエレベーターを出るまで、エレベーターのカメラは二人を写していますね/
ちなみに、他の階の映像にも二人の姿はありません/
エレベーター内の監視カメラから、エレベータの扉が開いた階の映像は見えますか?/
いいえ。エレベーターのカメラが映しているのはエレベーター内だけです/
今監視カメラの映像を見てるのってパソコンですよね?/
ですね/
「すいません、ちょっと調べさせてください」
といって、パソコンを操作させてもらいます。その際、自己領域を展開して自分とパソコンのみを加速世界へ。
パソコンからエレベータの管理会社へハッキングして、子供二人がエレベータにのったときの
エレベーターの動作記録から、該当時刻にエレベーターが1階から13階まで動いたか、確認とります/
正常に動いています/
では、自己領域を解除。「確かに、変ですね…ありがとうございました」
管理人にお礼をいってから302号へ向かいます/
つきました/
ではインターホンをならします/
坊主頭でそこかしこに小さい傷の跡が見える。日焼けした肌が印象的な少年が扉をあけて出てきます
「お姉ちゃん、だれ?」声は小さく元気がありません /
「初めまして、上杉暁といいます」少年の目線に合わせるようにかがんで微笑みながら
「13階の怪談について調べているんですけど、何か知っていることがあれば教えてもらいたくて着ました。大人の方は皆さん知らないようですし…」と、ちょっと困ったような表情で/
「……」「うん、いいよ。入っても。」落ち込んだ様子ですが、部屋にいれてくれます/
「ありがとうございます」少年についていって部屋にはいります/
ケンイチの部屋に行き、しばらく黙っていますが「…あの事件さ、俺がわるいんだ」
「俺が、ユウジに、十三階に行ってみろ、って言うから、それで…」涙を堪えていますが、鼻をすすります/
「泣きたいときは我慢しないで泣いていいんですよ」ケンイチ君を抱きしめて頭を撫でながら
「二人は助けます。だから、事件が起こったときのことと、怪談の話、教えてください。二人を助けるヒントがあるはずですから」/
では、ひとしきり泣いた後、落ち着いて話し始めます
「十三階の幽霊、俺も怖かったんだ」「でも、それがみんなにバレるのは嫌だから、怖がりのユウジを行かせようとしたんだ」
「もちろんユウジは行きたくない、って言った」
「だから嘘ついたんだ」
「幽霊が居る13階に中村○輔のサインボール置いてきたんだ、ユウジ、取りに行ってみろよ」「って」
「取ってこれたらサインボールやる、って」「それでもユウジは行こうとしなかったんだけど」
「ヒナタが一緒に行ってあげるから、行こうって」「アイツも幽霊の話、怖がってたはずなのに」
「なのに、『私は幽霊に会いに行ったことあるから、ユウジ君に付いて行ってあげる』って」
/
「そうだったんですね…ありがとうございます」ケンイチの頭を撫でながら「ユウジ君は必ず助けます。だから、ユウジ君が帰ってきたらちゃんと謝って、お帰り、っていてあげましょうね」微笑み
今の情報をクローズに送って、シーン終了で/
***シーン クローズ***
どうします?
/
では、402号室へ向かいインターホンを押します/
「はい、森内です。」リョウタの家の苗字ですね/
「初めまして、黒須と申します」
「森さんと安藤さんに頼まれて、ヒナタさんとユウジさんどこに行ったのかを調べています」
「あ、はい。」
失礼/
「お話をうかがってもよろしいですか?」
信用させるために、依頼主の名前を出します/
「あ、はい。森さんから話を伺っています。」扉をあけ、「どうぞ。リョウタが居りますので、中へ」と案内されます
綺麗に切りそろえてある前髪が特徴的な、メガネをかけた少年がいます。
リョウタ「こんにちは」すこし、緊張しているようですが自己紹介をします/
微笑して
(CLOSE_9) 微笑して
(CLOSE_9) 「ヒナタさんとユウジさんのことを調べています」
(CLOSE_9) 「リョウタさんに話をうかがいたいのですが、よろしいですよね?」
(CLOSE_9) 子供だろうが丁寧な態度を崩さず/
「うん。部屋にきてよ」母親は心配そうにしていますが二人で話をする、とリョウタが話して二人になります/
「お母さんには言いにくい事があるんですね?大丈夫、ちゃんと秘密は守ります」
にっこり笑い「それに、居なくなった二人を探したいなら・・・私は君の味方ですよ」>リョウタ/
「…うん。お母さんは怪談自体あんまり知らないから、大丈夫だとは思うんだけど」
「十三階に幽霊がいる、って怪談」「ほんとは僕の嘘なんだ」
「みんなが怖がって、本気にしだしたからなかなか言い出しにくかったけど」
「だから、正直、何がなんだかわからないんだ」/
(CLOSE_9) 「嘘・・・ですか」
(CLOSE_9) 「幽霊は嘘。でも、二人が消えたのは本当」
少し考えるしぐさをして
「前に、このマンションで何か生き物が居なくなったりしたことはありますか?」/
「よくわからないけど、そういう話は聞いたことない」/
「ヒナタさんは幽霊に会った事があると言って、ユウジさんと一緒に13階に行ったようですが・・・」
「ヒナタさんに幽霊の嘘がばれていた様子はありましたか?」/
「…いや、ヒナタちゃんは本当に怖がっていたし、それはないとおもう」
「ただ、ユウジとは部屋が近くで、ヒナタちゃんがユウジの面倒よくみてたから」
「ユウジを庇うつもりで、嘘ついただけなんじゃないかな」/
「なるほど」
「そういえば、幽霊がいると嘘を言ったのはいつごろですか?」/
「2週間前くらいからだよ。」「予想よりみんな怖がって、こんなに流行るとはおもってなかったんだけど」/
「念のため、嘘の細かい内容を教えてもらえますか?」
/
「後は・・・嘘の内容が、どんどん変わったりしていきませんでしたか?」/
「うん。」「そんなに複雑な話じゃないけど」
「最近よんだ本にビルの屋上に幽霊が出る、って話があって」
「それを真似て、13階に幽霊が出る、って言っただけなんだ」
「みんな自分の家より上の階なんてまず行かないし」「行ったこと無いから、人が住んでるけど、怖いんだと思う」/
「今まで、ヒナタさんやユウジさんの周りで、変なことが起こったりしたことはありませんでしたか?」/
「無いよ」
「よくわからないけど、幽霊の話してると本当に幽霊が寄ってくる、って聞いたことあるし」
「そのせいで二人が消えちゃったのかもしれない」青ざめたかおで疑問を口にします/
「話してくれてありがとう」
「私達も、二人を助けるのに全力で取り組みますからご期待くださいね」
では、二人に情報を渡してシーンチェンジします/
□退魔フェイズ(時間無し、ただしイニシアチブから二時間で心の敗北)
どうしますか?/
では、皆と合流するために1階のエントランスに向かいます/
同じく4階から1階のエントランスに移動します/
ほい。合流して1階につきました/
「幽霊は嘘だったようですが・・・ただ事で無いことが起こっているのは間違いないですよねぇ」/