22:07:25 (EM_10) ****【甲種】キャンペーンイベント 奇譚『神隠しの物語』第3章―首吊**** 22:07:25 (EM_10) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 22:07:25 (EM_10)   22:07:25 (EM_10) ――――ぎい、 22:07:25 (EM_10)   22:07:27 (EM_10) 耳元で音がする。 22:07:29 (EM_10) 首吊の紐が、軋る音だ。 22:07:31 (EM_10) 真夜中の、自分の部屋の、その闇の中に、確かに、聞こえる。 22:07:34 (EM_10) きっと、あの男が部屋の中心で、首を吊っている。 22:07:36 (EM_10)   22:07:38 (EM_10) ――――ぎい、 22:07:40 (EM_10)     ぎい……… 22:07:42 (EM_10)   22:07:44 (EM_10) 揺れる音。 22:07:46 (EM_10) 首吊死体が、揺れる音。 22:07:48 (EM_10) 視界の隅に、影が揺れる。何度も、往復する。 22:07:50 (EM_10) それでも、誰も気づかない。 22:07:52 (EM_10) 自分以外に、誰にも、見えない。 22:07:54 (EM_10)   22:07:56 (EM_10) ――――ぎい、 22:07:58 (EM_10)     ぎい、 22:08:00 (EM_10)     おいで、 22:08:02 (EM_10)     おいで… 22:08:04 (EM_10)   22:08:06 (EM_10)     こっちに、おいで……… 22:08:08 (EM_10)    22:08:10 (EM_10)  * 22:08:12 (EM_10)   22:08:14 (EM_10) 「―――あ」 22:08:16 (EM_10) 川に映る月を眺めていた少女は、急に視線を対岸の森へと向けた。 22:08:19 (EM_10) 誰にも、見えない。少女にだけ見える景色。 22:08:21 (EM_10) 「まにあわなかったね…」 22:08:23 (EM_10) 1人の青年が首を吊っていた。 22:08:25 (EM_10) そしてその傍らには、1人の老紳士が笑って、首を吊っていた。 22:08:28 (EM_10)   22:08:30 (EM_10) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 22:08:34 (EM_10) **** 依頼フェイズ 30分 **** 22:08:36 (EM_10) 【【開催情報】 22:08:38 (EM_10) タイトル:奇譚―首吊 22:08:42 (EM_10) EM  :昂 22:08:44 (EM_10) 開催日時:6月28日 22:00〜 22:08:46 (EM_10) 参加人数:3人 22:08:48 (EM_10) 退魔種別:甲 22:08:50 (EM_10) 参加条件:特になし(PLの好みがでます。非常にモヤモヤする可能性があります) 22:08:53 (EM_10) キャンペーン内容:下記ページ参照 22:08:55 (EM_10) http://www40.atwiki.jp/majyusupo/pages/177.html 22:08:57 (EM_10)   22:08:59 (EM_10) 依頼情報】 22:09:01 (EM_10) 依頼年月日:6月28日昼過ぎ 22:09:03 (EM_10) 依頼場所:聖常学園幼等部近くにある河川敷 22:09:05 (EM_10) 依頼人:空野叶子(そらの きょうこ) 22:09:07 (EM_10) 依頼内容:おにいちゃんをたすけて 22:09:09 (EM_10)   22:09:11 (EM_10) 概要: 22:09:13 (EM_10) おにいさんをきょねんみたときは、かわったものをつけてるな、っておもったの。 22:09:16 (EM_10) でもね、ことしになってからみたらまきついてて、しまっているようにみえたんだ。 22:09:19 (EM_10) たにもね、なんにんかまきついてるひとがみえたよ。でも、もうつられちゃう。 22:09:22 (EM_10) おにいちゃんにいったら、それは『ぎしき』だっていってたんだ。 22:09:25 (EM_10) おにいちゃんのがっこうでおこるから、おにいちゃんも『ものがたり』にくみこまれる。 22:09:28 (EM_10) だからね、まほうつかいさんにもきいたの。そうしたら、それは『みたて』だよ、っていったの。 22:09:31 (EM_10) かれがおきるためにひつようなことなんだって。 22:09:33 (EM_10) あとね、かれとおにいちゃんは『てき』どうしだから、おにいちゃんがあぶないんだって。 22:09:36 (EM_10) だからね、たすけてほしいの。 22:09:38 (EM_10)   22:09:40 (EM_10) あとね、さいきんおにんさんをみたら、みえたんだ。おにいさんが『さいごのみ』だった。 22:09:44 (EM_10) だからね、いそいで。さいごのおにいさんがつられると、かれがおきちゃうの。 22:09:47 (EM_10) そうすると、たくさんつられちゃうから。 22:09:49 (EM_10)   22:09:51 (EM_10) 退魔対象:かれ 22:09:53 (EM_10)   22:09:55 (EM_10) 解決方法:おにいちゃんをたすける 22:09:57 (EM_10)   22:09:59 (EM_10) 居場所(退魔フェイズ時):不明 22:10:01 (EM_10)   22:10:03 (EM_10) 【ゲーム補助】 22:10:05 (EM_10) 絶対障壁 22:10:07 (EM_10) [事件フェイズで退魔対象を拘束・退治する行為] 22:10:09 (EM_10) [ある特定のNPCの死亡回避] 22:10:11 (EM_10)   22:10:13 (EM_10) キーワード 22:10:15 (EM_10) [末弟思想]、[果実]、[復活] 22:10:17 (EM_10)   22:10:19 (EM_10) 【情報源】 22:10:21 (EM_10) <NPC> 22:10:23 (EM_10) 小鳥遊郁杜(たかなし いくと) 22:10:25 (EM_10) 初期情報: 22:10:27 (EM_10) 聖常学園高等部2年文芸部部員。 22:10:29 (EM_10) 市内にある神社の息子で、運動神経は学園内トップといわれるほど。でも運動部には入らない。 22:10:32 (EM_10) おにいさん―七屋敷果奈人の弟(希実人)の友人であり、希実人から相談を受け、その後はだいたい一緒に行動し気晴らしに剣道の相手などもしているらしい(護衛?)。 22:10:36 (EM_10) 希実人から果奈人について何か聞いているかもしれない。 22:10:39 (EM_10) 居場所:聖常学園高等部体育館剣道場 22:10:43 (EM_10)   22:10:45 (EM_10) <NPC> 22:10:47 (EM_10) 名前:神目御影(じんま みかげ) 22:10:49 (EM_10) 初期情報: 22:10:51 (EM_10) 叶子曰く、まほうつかいさん。 22:10:53 (EM_10) 遠い昔は人だったようだが、《あちら側》について研究し続けたせいで今は闇の者らしい。 22:10:57 (EM_10) 今回の事件の真相を誰よりも詳しく知っているが、それゆえに何もできないらしい。 22:11:00 (EM_10) 元々『物語』に組み込まれていない騎士が会いに行けば、彼の状況を動かすことができるかもしれない。 22:11:03 (EM_10) 居場所:近くの森の朽ち果てた鳥居の下 22:11:05 (EM_10)   22:11:07 (EM_10) <場所・状況> 22:11:09 (EM_10) 名称:高等部図書室 22:11:11 (EM_10) 初期情報: 22:11:13 (EM_10) 叶子曰く、樹がある場所。 22:11:15 (EM_10) 学園内に樹は2本あり、1本が高等部図書室、もう1本が大学内図書館。 22:11:18 (EM_10) どちらの樹にも実はなっているらしいが、実以外があるのが高等部図書館の樹のほうらしい。 22:11:21 (EM_10) 行けば何かわかるだろう、とのこと。あと、種は学園内の全ての図書室にあるらしい。 22:11:24 (EM_10)   22:11:26 (EM_10) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 22:11:29 (EM_10)   22:11:31 (EM_10) 聖常学園幼等部近くにある河川敷には、昼過ぎということもあってか人が疎らにいる。 22:11:34 (EM_10) しかし、河川敷のその一角、橋の影に隠れるような日陰には、少女―空野叶子と騎士の3人だけが周囲から切り離されたように、いた。 22:11:38 (EM_10) 叶子「きょうは、きてくれてありがとう」 22:11:40 (EM_10) 笑顔でいった後、叶子はちょっと困ったような表情をしながら 22:11:43 (EM_10) 叶子「でも、ちょっとおそかったみたい。おにいさん、きのうのよるに、つられちゃった」 22:11:46 (EM_10) 叶子「もう、かれはおきてしまったの。だから、もうはじまっている」/ 22:15:24 (Ian_10) 一歩少女に近づき少し腰をかがめて少女と同じ目線になる。「君が依頼人の叶子ちゃんかな?初めまして、イアン・ロックウェルといいます。」そして軽くお辞儀をする。 22:16:46 (Ian_10) / 22:19:04 (Nagare_10) 叶子の言葉を聞き、一瞬考えているような表情をしたが、すぐ笑みを浮かべて「俺は流、って言うんだ。…遅いかもしれないけれど、全力は尽くすね」/ 22:21:55 (CLOSE_10) 「初めまして、黒須と申します。今回の依頼について詳しい話を伺えますか?」 22:22:03 (CLOSE_10) 依頼人の年齢に関わらず、丁寧にあいさつ 22:22:06 (CLOSE_10) / 22:23:19 (EM_10) 叶子「はじめまして、そらのまじゅつしさん。あなたは、おに?かな。それと・・・あなたは、うーん、たくさんたべるそんざい、だね」 22:23:48 (EM_10) 3人を順番にみていき、笑みを浮かべると 22:24:20 (EM_10) 叶子「たべるあなたは、なにがしりたいのかな?」/ 22:24:36 (CLOSE_10) 「そうですね・・・」 22:25:50 (CLOSE_10) 「起きたという『かれ』とは何者か、そしてはじまったというのは何が始まったのか、ですかね」 22:26:37 (CLOSE_10) 「今回の依頼は、おにいちゃんを助ける事だけだと考えていましたが、そちらの対処は依頼に含まれていますか?」/ 22:27:31 (EM_10) 叶子「かれは、うーん、なんていったらいいのかな?まほうつかいさんがくわしいから、わたしはよくわからないの」 22:28:00 (EM_10) 叶子「でも、おにいちゃんのてきなのは、わかるよ」 22:28:33 (EM_10) 叶子「はじまったのは、かれの『ものがたり』だよ」 22:29:09 (EM_10) 叶子「かれの『ものがたり』がこのままおわってしまうと、かれがおきちゃうの。そうすると、おにいちゃんがあぶないんだ」 22:29:50 (EM_10) 叶子「いらいは…うん、おにいちゃんをたすけるのがいちばんだから、かれからまもってくれれば、それでいいよ」/ 22:30:25 (CLOSE_10) 微笑して「それが最優先ですね、わかりました」/ 22:33:30 (Ian_10) (かれ、ものがたり、彼女はいったい何のことをしゃべってるのだろう?それに私たちのことを魔術師や鬼と・・・。しかし今聞くべきことは・・・) 22:34:36 (Ian_10) 「では私からも質問してもいいでしょうか?君の知ってることでいいから”おにいちゃん”と、そして”まほうつかいさん”だったかな?について教えてくれないかい?」/ 22:35:11 (EM_10) 叶子「おにいちゃんは 【魔王】 だよ」 22:35:31 (EM_10) どこかうれしそうに笑みを浮かべながら 22:36:07 (EM_10) 叶子「わたしの おにいちゃん。 みんな 【魔王】 ってよぶの。 なまえは さいり。 とづか さいり だよ」 22:36:33 (EM_10) といって、高等部があるほうを指さして、あそこにいるよ、といいます。 22:37:14 (EM_10) 叶子「まほうつかいさんは あっち。 えっとね 【がんぼう】 から なりたっているんだって」 22:37:46 (EM_10) 叶子「こんかいの ないようは ぜんぶ しってるよ。 でも しってるから かんしょうできないの」 22:38:05 (EM_10) 叶子「あとは ちょくせつ きいたほうが わかるとおもうな」 22:38:19 (EM_10) そういって、川の反対側の森のほうをさします/ 22:39:31 (Ian_10) 「・・・なるほど。ありがとう。私も全力を出して君のお兄ちゃんを助けると誓いましょう。」そう言って右手を胸の前に置く。 22:40:35 (Ian_10) (つまりまず学園の高等部に行けば何かわかるということですね。それと”まほうつかいさん”という情報源もあると。同じ魔術師としてそっちは私が行った方がいいかもしれないかな?)/ 22:40:43 (CLOSE_10) 「すいません、あと1つだけ」 22:40:49 (CLOSE_10) 「おにいちゃんの写真が有れば見せてください」/ 22:41:22 (EM_10) 肩掛けポーチからスマホをとりだして、写真を見せてくれます。 22:42:18 (EM_10) そこには、長めの黒髪で文学少年といった感じの男子生徒が本を読んでいる姿が映ってますね/ 22:42:40 (CLOSE_10) 写真を確認して「ありがとう」 22:42:52 (CLOSE_10) 「では、森の方に行きましょうか」/ 22:44:11 (Nagare_10) 「俺は、図書室の方に行こうと思ってるけど…先生(イアン)はどうです?」/ 22:45:23 (Ian_10) 「クローズさん、森には私が行きたいのですが?情報を握っている人物は”まほうつかい”と呼ばれているそうです。私も一応魔術の知識を少しもっているのでもしかしたら何かわかるかもしれません。」>クローズ/ 22:46:06 (CLOSE_10) 「そうですか。では適材適所と行きましょう」 22:46:16 (CLOSE_10) 「イアンさんにお願いしてもよろしいですか?」>イアン/ 22:46:31 (Ian_10) 「ええ。お任せください。」>クローズ/ 22:48:31 (CLOSE_10) 「では、私が剣道部の方にいっていましょうか」/ 22:53:02 (Ian_10) 「わかりました。そうしましょう。それではお二人ともお気をつけて。」そういって森の方に向かう。/ 22:53:47 (Nagare_10) 「ええ、じゃあまた後ほど」と言うと高等部の図書室の方へ歩き出す/ 22:54:05 (CLOSE_10) では、移動します(以上です)/ 22:54:26 (EM_10) ****事件フェイズ(120分/1シーン40分)**** 22:54:26 (EM_10) 1:クローズ 2:イアン 3:流 22:54:26 (EM_10) ========================= 22:54:26 (EM_10) **** シーン:クローズ **** 22:54:26 (EM_10) どうしますか?/ 22:55:02 (CLOSE_10) 剣道部へ行きます 22:55:26 (CLOSE_10) / 22:55:41 (EM_10) では、剣道場につきました。中では2人の生徒が真剣に打ち合っている最中のようです 22:56:36 (EM_10) また、道中ですが、不思議なことに、あまり人にあうことはありませんでした/ 22:57:47 (CLOSE_10) 真剣に打ち合っているようなので、終わるまで待っています 22:58:18 (CLOSE_10) ついでに、二人の動きもどんなものか観察します/ 22:58:36 (EM_10) では、クローズには剣道の打ち合いをしている2人のうち、1人は確かに剣道の動きで剣道部員だろう、ということがわかりますが 22:59:20 (EM_10) もう1人のほうは、無理やり剣道の形にしているだけで、より実践的な戦いの動きをしているとわかるでしょう。 22:59:38 (EM_10) そして、実力の差もはっきりわかります。 23:00:02 (EM_10) なんとなくですが、剣道部員のうっぷんばらし、とか、に実践的なほうがつきあってるふうにみえますね。 23:00:25 (EM_10) そうしていると、終わったのか、実践的なほうが面をとりながら 23:00:48 (EM_10) ?「何のようだ?見ない顔だが…」 23:00:48 (EM_10) 黒の短髪、少し色黒の肌、体格と顔立ちは共に引き締まったもので、一目でスポーツマンとわかりる男子生徒が答えます/ 23:02:06 (CLOSE_10) 丁寧に「初めまして、黒須と申します」 23:03:16 (CLOSE_10) 「七屋敷さんの件で、調査をしています」 23:03:35 (CLOSE_10) (部外者にうるさそうな人ですし、この名前は出した方がいいんでしょうかね?) 23:04:13 (CLOSE_10) 「なかなかタイプの違う戦い方で面白いですね、話を聞くだけのつもりだったのですが、ついつい見てしまいました」/ 23:04:42 (EM_10) 目に警戒の色が濃く浮かびながら 23:05:12 (EM_10) ?「世辞はいい。依頼元をきいても?」/ 23:06:03 (CLOSE_10) 「あまり(依頼元の名前は)出すべきではないんですが、口止めされていたわけではないですし・・・」 23:06:31 (CLOSE_10) 「まあいいでしょう。空野叶子さんといいます」/ 23:06:55 (EM_10) その名前をきいた瞬間、驚いたような表情をしてから、一瞬だけ悩み 23:07:46 (EM_10) 郁杜「すまない、いらん警戒をした」 23:07:53 (EM_10) 丁寧に頭を下げてから 23:09:23 (EM_10) 郁杜「俺は小鳥遊郁杜。一応文芸部の部員だ。それで、七屋敷の件だったな。何がしりたい?」/ 23:10:14 (EM_10) 郁杜「と、いうか、黒須さんは今回の件、どこまでしってるんだ?」/ 23:12:03 (CLOSE_10) 「そうですね・・・少し抽象的な物言いになりますが『ものがたり』についてを多少」 23:13:02 (CLOSE_10) 「そしてその件で、七屋敷さんが『つられて』しまっているということ」 23:14:53 (CLOSE_10) 「ほうっておけば、すごい数の人間が『つられて』しまう・・・そんなところでしょうか」 23:15:44 (CLOSE_10) 「今は、とづかさんを守れと言う空野さんの依頼で動いています」/ 23:15:59 (EM_10) 郁杜「そうだ、つられた。七屋敷―こいつの兄貴は昨日の夜に森で首吊って死んだ」 23:15:59 (EM_10) そういって、もう1人の剣道部員―黒髪でしっかりした体格の男子生徒に視線を向けて話します。 23:15:59 (EM_10) 郁杜「どうも前から幻覚やら幻聴やらをきいているようで、しきりに、首が、とかいってたらしい」 23:15:59 (EM_10) 郁杜「で、最近こいつも兄貴の部屋でかわった本を読んでから幻聴やら幻覚をみるようになったらしい」 23:16:02 (EM_10) 郁杜「そこで俺達に相談があって、調べてたとこだ」 23:16:03 (EM_10) 一度言葉を区切ってから 23:16:36 (EM_10) 郁杜「それにしても、すごい数の人間がつられるだと?」 23:16:59 (EM_10) 郁杜「どうなってやがる…そこまでもう《感染》してるのか?」 23:17:53 (EM_10) 郁杜「それに斎理を守れ?彼女は何が見えたんだ?」 23:18:02 (EM_10) すこし考えてから、 23:18:46 (EM_10) 郁杜「すまん、俺じゃなくて斎理と直接はなしたほうがいいかもしれん。今、本について調べてるから、もう少ししたらこっちくるとおもうし」/ 23:19:32 (CLOSE_10) 「わかりました、ではしばらく待たせていただきましょうか」 23:20:44 (CLOSE_10) 「もしよければ、私も(剣道に)付き合いますよ。うさばらし・・・といったように見えましたし、違う相手と戦った方が、いろいろ気がまぎれるでしょう?」/ 23:21:03 (EM_10) 郁杜「だ、そうだが?」 23:21:31 (EM_10) 話をふられた男子生徒―希実人はちょっと驚いたような表情をしてから 23:21:52 (EM_10) 希実人「さすがに、昨日の今日で兄貴のことがあったし、うさばらしってばれるか。」 23:22:04 (EM_10) 苦笑しながら 23:22:24 (EM_10) 希実人「んじゃ、道具はこっちに―」 23:22:36 (EM_10) 郁杜「―――っ?!」 23:22:36 (EM_10) まるで何かの音が聞こえたかのように、郁杜が振り返る。 23:22:36 (EM_10) 刹那 23:22:36 (EM_10)   23:22:36 (EM_10) ―――ざあ、 23:22:36 (EM_10)   23:22:38 (EM_10) 風が吹き、世界は変質する。 23:22:40 (EM_10)   23:22:42 (EM_10) 木が、生えていた。 23:22:44 (EM_10) 黒い巨大なよじれた木が、青く瑞々しい枝葉を伸ばして、まるで空を覆うように、生えていた。/ 23:23:33 (CLOSE_10) 「ふむ・・・次の狙いは誰なんですかねぇ・・・」 23:23:58 (CLOSE_10) (どういう意図でうごいているんですかねえ・・・) 23:24:29 (CLOSE_10) まずは二人に攻撃がいかないか、守るために前に立ちます/ 23:24:34 (EM_10) 風がふき、葉が和音を奏でる。 23:24:34 (EM_10) そんな中、希実人は、ただ、木を眺め続ける。 23:24:34 (EM_10)   23:24:34 (EM_10) ―――おいで、おいで。ここにきて、収穫を始めるのだ。 23:24:34 (EM_10)    お前の親のために、実を持ち帰るのだ。 23:24:35 (EM_10)   23:24:37 (EM_10) ふらり、と希実人が木に近づく。その希実人の行動を止めようと郁杜が動いたと、同時に 23:24:40 (EM_10)   23:24:42 (EM_10) ―――邪魔は、誰にもさせない。 23:24:44 (EM_10)   23:24:46 (EM_10) 【障壁判定を開始します】 23:24:48 (EM_10) 突如、圧倒的な気配が集積し、皮膚があわ立つほどの敵意が集結していく。 23:24:51 (EM_10) 触れるだけで狂死しそうな気配が、周囲にみち、一斉に襲い掛かる。 23:24:54 (EM_10) 障壁:異能[甲](6)+使い魔(2) 23:24:56 (EM_10) 2d6+8 23:24:56 (Toybox) EM_10 -> 2d6+8 = [1,6]+8 = 15 23:25:02 (EM_10) / 23:30:40 (CLOSE_10) 能力2、分裂:増えた分裂が、希実人と木の間に割って入る 23:32:48 (CLOSE_10) 能力3、虚無の眼:希実人と郁杜の、瞼の筋力を停滞。まぶたがストンと落ちる(目を閉じて何も見えない状態にする) 23:33:41 (CLOSE_10) 能力4、他者吸収:葉・枝の部分を捕食する。振り子のような動きで催眠状態にするのでは?との判断 23:33:44 (CLOSE_10) 能力2,3,4です 23:33:45 (CLOSE_10) / 23:33:54 (EM_10) では、+9でどうぞ/ 23:34:00 (CLOSE_10) 2d6+9 23:34:00 (Toybox) CLOSE_10 -> 2d6+9 = [3,1]+9 = 13 23:34:56 (EM_10) では、数の暴力といった気配がすごく、分裂したクローズの動きをとめます。 23:35:10 (EM_10) そして 23:35:12 (EM_10)   23:35:27 (EM_10) ぎい、ぎい… 23:35:27 (EM_10)   23:35:27 (EM_10) 首吊死体が揺れる音が聞こえる。 23:35:27 (EM_10)   23:35:27 (EM_10) ぎい、ぎい… 23:35:27 (EM_10) おいで、おいで… 23:35:29 (EM_10) こっちにおいで… 23:35:31 (EM_10)   23:35:33 (EM_10) ―――さぁ、収穫のときだ 23:35:35 (EM_10)   23:35:49 (EM_10) ?「悪いがそれはまださきだ」 23:36:19 (EM_10) と、声がしたと同時に、パチン、とまるで風船が割れるように、世界がわれ 23:36:24 (EM_10) 元の剣道場に戻ります。 23:36:44 (EM_10) ?「どうやら、間に合ったようだな」 23:37:31 (EM_10) クローズの後ろに、いつのまにか、黒髪の男子生徒―写真でみた、十塚斎理がたっていた/ 23:37:38 *nick CLOSE_10 → CLOSE_8 23:37:47 *nick EM_10 → EM_9 23:37:56 (CLOSE_8) 「すいませんね、助かりました。戸塚さん、でよろしいですか?」/ 23:38:51 (EM_9) 郁杜「すまん、斎理。あと、この人は叶子ちゃんから依頼をうけた人らしい」 23:38:51 (EM_9) 郁杜に答えようと斎理が口を開いた瞬間 23:38:51 (EM_9) 希実人「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ?!」 23:38:51 (EM_9) 絶叫と共に希実人は狂ったように走って道場から出て行きました。 23:38:52 (EM_9) 我に返った郁杜が追おうとしますが、既に追いつかないのはわかりきったことなので、その場で止まります/ 23:39:47 (CLOSE_8) 「おや、放っておいてもよろしいのですか?」 23:39:50 (CLOSE_8) / 23:40:21 (EM_9) 斎理「…どうせいから追っても、つかまらん。それより、確かに俺が十塚斎理だ」 23:41:05 (EM_9) ここで郁杜から斎理にクローズについて説明と話してた内容までつたわります 23:41:49 (EM_9) 斎理「なるほど。俺でよければ答えよう」 23:42:30 (EM_9) 斎理「・・・・・・・・すまないが、どうやら余り時間がないようだ。移動しながらでいいか?」 23:43:39 (CLOSE_8) 「そうですね。ではそういう事でお願いします」ということで歩きながら話を聞くことにします(以上です)/ 23:43:40 (EM_9) / 23:44:04 (EM_9) **** シーン:イアン **** 23:44:04 (EM_9) どうしますか?/ 23:44:11 (Ian_10) ”まほうつかいさん”を探します。パッと見それらしい人物はいますか?それとあたりの様子が知りたいです。/ 23:44:27 (EM_9) 川を渡った森の中。明らかにわかりやすいぐらいの獣道の先に、その朽ち果てた鳥居があった。 23:44:27 (EM_9) 昼過ぎなのに、その鳥居には木々の陰によって暗く、何処か現実離れした空気が満ちている。 23:44:27 (EM_9) そして、鳥居の周辺には、生き物はまったくいなかった。/ 23:44:54 (Ian_10) (鳥居・・・。ということはここは神社なのか?) 23:45:25 (Ian_10) さっそく知識ロールをしたいと思います。このあたりの神社、あるいは伝承について何かイアンは知っていますか?/ 23:45:46 (EM_9) んー調べればわかることなので、さらっと 23:46:16 (EM_9) ここは元々この地方の地域信仰が行われていた中心となった場所で 23:46:44 (EM_9) 60年ほど前に、信仰自体なくなったとされています。 23:46:53 (EM_9) なので、実質60年間放置されてたばしょですね。 23:47:17 (EM_9) 地域信仰はよくある山神です/ 23:48:36 (Ian_10) (たしか60年前までここはよくある神社だったか) 23:49:28 (Ian_10) 能力2:風読み [肉体能力]を使用して近くに人がいるか探します。 23:49:33 (Ian_10)   / 23:49:57 (EM_9) では、イアンが能力を使用しようとする直前 23:49:58 (Ian_10) 空気中の気流を第六感で感知する。 23:49:58 (Ian_10)  敵の位置や数、匂い、音を人一倍感じる。 23:49:58 (Ian_10)  有効範囲は半径1キロ。 23:51:21 (EM_9) では、イアンが能力を使用しようとする直前 23:51:26 (EM_9) 御影「さて、君が来たということは…やはり【魔女】は主の役を選んだということだね」 23:51:26 (EM_9) 御影「悪いが今の私は完全に傍観者だ。何を求められても、願われても、何もできはしない」 23:51:26 (EM_9) 御影「できることといえば…【魔王】もできるが、《あちら側》、《感染源》、《感染》、『物語』といった基本的な内容の話ぐらいだろう」 23:51:34 (EM_9) 時代物の映画から抜け出来てたような、白シャツの上から夜色マントを羽織り丸眼鏡をかけた男が、いつの間にか鳥居にもたれるように立っていた。 23:51:34 (EM_9) その白く冷たい仮面のような容姿は長めの黒髪で影になって表情は見えないが、何故か怖気を奮うような嗤みを浮かべているのがかわる。/ 23:52:20 (Ian_10) 身構えながら「・・・君が”まほうつかいさん”かな?」>御影/ 23:52:55 (EM_9) 御影「いかにも、わたしが【まほうつかいさん】と【ちいさな魔女】に呼ばれるモノだ」/ 23:53:37 (Ian_10) (ちいさな魔女?叶子ちゃんのことか?わからないことだらけだ。) 23:54:55 (Ian_10) 「なるほど。私の名はイアン。叶子ちゃんから”おにいちゃん”と呼ばれている”魔王”を救うよう依頼されている者です。はっきりいって今の私たちには情報が全くない。なんでもいいので知っていることを教えていただけませんか?」>御影/ 23:55:04 (EM_9) 御影「わからないことがあれば問えばいい。答えれる範囲で答えよう。ああ、【ちいさな魔女】は空野叶子と呼ばれる少女だよ」 23:55:37 (EM_9) 御影「といってもね、先ほどいったとおり、今回私は『物語』全てを知っている。故に」 23:56:18 (EM_9) 御影「何もできないのだよ。先ほどいった基本的な内容の話はできるが…はてさて、君は何をしりたいのかね?」/ 23:56:37 (Ian_10) 「ではまず”かれ”とはいったいなんなのか教えてください。」>御影/ 23:57:04 (EM_9) ニタリ、と御影の笑みが濃くなり 23:57:25 (EM_9) 御影「残念だが、今の私には答えられないないようだね」 23:57:43 (EM_9)   23:57:49 (EM_9) 突如、空気が変わる 23:58:09 (EM_9) 【障壁判定を開始します】 23:58:42 (EM_9) どうやらはじめから設定されていたのか、隠れていた圧倒的な気配が集積し、皮膚があわ立つほどの敵意が集結していく。 23:58:42 (EM_9) 触れるだけで狂死しそうな気配が、周囲にみち、一斉に襲い掛かる。 23:58:54 (EM_9) 障壁:異能[甲](6)+罠(2) 23:59:00 (EM_9) 2d6+8 23:59:00 (Toybox) EM_9 -> 2d6+8 = [4,1]+8 = 13 23:59:03 (EM_9) / 0:02:25 (Ian_10) 能力2 風読み:周囲で具体的に何が起きているか判断し安全な回避場所を見つける 00:03:34 (Ian_10) 能力3 魔術知識: 持てる知識を総動員しこの異常現象がなんなのか探しつつ山神の恩恵を受ける的確な行動を判断する。 00:05:21 (Ian_10) 能力4 天候操作: 自分と御影を烈風で包み込み安全な場所まで緊急移動しつつ縦横無尽にかまいたちを飛ばして敵を威嚇する 00:05:28 (Ian_10) 以上能力2,3,4です/ 00:05:39 (EM_9) +9でどうぞー/ 00:05:52 (Ian_10) 2d6+9 00:05:52 (Toybox) Ian_10 -> 2d6+9 = [1,4]+9 = 14 00:06:38 (EM_9) では、密集していた何か―おそらく召喚されただろう悪魔や天使といった分類の何か達をかいくぐり 00:06:40 *nick Ian_10 → Ian_8 00:07:15 (EM_9) おそらく元々は社があったのだろう広場の中央へと無事避難できました。 00:07:28 (EM_9) 威嚇のせいか、すでに召喚された者達はきえてます。 00:07:47 (EM_9) そして、その一連の出来事を見ていた御影は一度大笑いをすると 00:07:54 (EM_9) 御影「さすが【円卓の騎士】。この眼で君達の能力を見れることが、私は非常にうれしく思うよ」 00:07:54 (EM_9) 御影「私は【願望】によって成り立っている。しかし、君達ほどの存在は『物語』の定義さえ覆すのだろう」 00:07:54 (EM_9) 御影「彼の影は消えた。さあ、話を始めようか」 00:08:09 (EM_9) 御影「まずはかれについてだったね?」 00:08:43 (EM_9) 御影「かれは、とても優秀な『記録者』であり『学究者』であり、【魔道士】だ」 00:08:43 (EM_9) 御影「彼の【願望】はただ1つ。世界のおわりまでを知る事」 00:08:43 (EM_9) 御影「永遠の『過程』こそ学問の本質。しかし人は死に縛られている」 00:08:43 (EM_9) 御影「故に彼は永遠を手に入れようとしているのさ」/ 00:08:59 *nick EM_9 → EM_7 00:12:10 (Ian_8) 「・・・よくわからないが【かれ】は人としての禁忌に触れ、今も多くの犠牲者を出し続けている、ということでいいのかな。私たちは【かれ】がこれ以上犠牲者を出さないようおそらく退治しなくてはいけないのだが、かれを倒すにはどうしたらいい?」>御影/」 00:12:33 (EM_7) 御影「かれの弱点を知りたい、ということかな?」/ 00:12:48 (Ian_8) 「そういうことです。」/ 00:13:03 (EM_7) クックック…と御影は笑うと 00:13:53 (EM_7) 御影「【魔道士】であるかれの力は、召喚術だ。それを行うのは、言葉や音、と思われるが・・・」 00:14:04 (EM_7) 御影「実際は、呼吸なのだよ」 00:14:18 (EM_7) 御影「安定した呼吸をさせないこと。それがかれの弱点だ」 00:14:56 (EM_7) 御影「それをしない場合は、たとえ耳を殺そうが、何をしようが、術は成功する」/ 00:15:23 (Ian_8) (召喚術を止めるために呼吸をさせないか。魔道士対策とはいえずいぶんと荒っぽい対処法だな・・・。) 00:16:46 (Ian_8) 「なるほど、ありがとう。では次に君たちについて教えてほしい。【魔王】や【魔女】とかやや穏やかではない言葉がよく出るが君たちの関係は一体なんなんだい?そしてこの地で起きている一連の出来事はいったいなんなのか教えてくれないかい?」/ 00:17:13 (EM_7) 御影「なに、単純に『物語』での役割といったものだよ」 00:17:45 (EM_7) 御影「本質、ともいうものかもしれんがね。我々は『物語』の一部だ。故に、役割がある。それだけのことだよ」 00:18:12 (EM_7) 御影「関係性も、『物語』での役割での関係性にすぎない。あぁ、だがそうだな」 00:18:42 (EM_7) 御影「私は【願望】の守り手。故に【ちいさな魔女】の守護者となることを選んだともいえるのだろうね」 00:19:27 (EM_7) 御影「この地で起こる出来事は、必然だよ。簡単にいえばそれこそある『物語』の一部といったところだろうね」/ 00:20:10 (Ian_8) (物語か) 00:21:45 (Ian_8) 「ありがとう。ではさいり君について教えてくれ。私たちの本来の目的はさいり君を助けることなのだが彼は今具体的にどういった状況に陥っているんだい?/」 00:22:39 (EM_7) 御影「今現在、直接な危険はない。だが、かれが永遠を手に入れたら…おそらく真っ先に消されるだろうね」 00:23:19 (EM_7) 御影「【魔道士】にとって、この地に在る【魔王】はてきなのだからね」/ 00:24:05 (Ian_8) 「【永遠を手に入れる】とはどういうことだい?」/ 00:24:19 (EM_7) 御影「そのままだよ。永遠の命さ」 00:25:07 (EM_7) 御影「といっても、擬似的かもしれんね。まぁ、簡単にいえば、すでに故人である彼が復活するというだけだがね」/ 00:27:00 (Ian_8) 「そして昨日の夜【おにいさん】がつられ【かれ】は目覚めたか。なら急いでさいり君を保護しなくてはいけないか。」 00:27:22 (Ian_8) そのまま物語について詳しく聞き出そうとしてイアンのシーンを終了します。/ 00:28:14 (EM_7) 御影「何、まだ目覚めただけだ。復活はしてないよ。とはいえ…もうするがね」 00:28:26 (EM_7) クックック、と笑い声が響いて。 00:28:28 (EM_7) **** シーン:流 **** 00:28:28 (EM_7) どうしますか?/ 00:29:36 (Nagare_10) 図書室に入って、何かないかと探そうとします/ 00:30:20 (EM_7) 道中、人はおらず、図書室内も人気があるようには感じません。 00:30:20 (EM_7) 人を探していると、図書室の奥まった窓際の隅の席に、1人の女子生徒とおそらく司書だろう白衣を着た男性がいます。 00:30:20 (EM_7) 女子生徒は茶色っぽい長髪でおとなしそうな雰囲気で、表情が抜け落ちた様子でただ本を読んでます。 00:30:20 (EM_7) 司書は穏やかな表所でその女子生徒を眺めているだけです/ 00:31:30 (EM_7) ちなみに図書室は、結構広いし蔵書もかなりあります。あとは、普通の図書室です/ 00:35:04 (Nagare_10) 「…結構広いなぁ」と小さく呟いて、窓際の二名を見て「すみません、ちょっといいですか?」と/ 00:36:35 (EM_7) 司書「おや?外部の方ですか?どうかなさいましたか?」 00:37:13 (EM_7) 中年の温和な眼鏡をかけた男性の司書が笑顔を浮べて答えてくれます、 00:37:36 (EM_7) その間、女子生徒は流のことなど認識していないのか、表情が抜け落ちた様子でただ本を読んでます。/ 00:39:49 (Nagare_10) 「ええ、ちょっと調べ物をしようとして来たのですが広くて…。」と苦笑して、女子生徒に目を向け「彼女は何の本を読んでるんです?」/ 00:40:30 (EM_7) 司書「ここの蔵書はかなりありますからね。何ならこちらで調べますが、何の本でしょうか?」 00:41:14 (EM_7) 司書「彼女の本ですか?これは、昔話の【奈良梨取り】という本なんですが、ここでは貸出禁止本となっているので、こうしてここでよんでいるんですよ」 00:41:32 (EM_7) 笑顔で答えてくれますが、やはりその間の女子生徒は(以下略/ 00:44:03 (Nagare_10) 「奈良梨取り、ですか? 聞いたことないですね、どういう話ですか?」と司書に言った後、女子生徒に「こんにちは。いつもここで読んでるんですか?」と会話を試みます/ 00:44:17 (EM_7) 司書「そうですね…よければ、読んでみますか?」 00:44:49 (EM_7) そっと、いたって自然な動作で女子生徒から本をとり、流へと差し出す。 00:45:28 (EM_7) 女子生徒は本をとられたことで、ようやく流を認識したのか、どこか流を見ているようで見ていない目で 00:45:48 (EM_7) ちいさく、こんにちわ、とだけかえします/ 00:48:29 (Nagare_10) 「え、良いんですか? 彼女読んでいたんじゃないんです?」と言いつつ、本を貰うと中身を流し読みします。どんな内容です?/ 00:48:44 (EM_7) では、本をうけとってページを開いた瞬間 00:48:47 (EM_7)   00:48:47 (EM_7) ―――ざわ… 00:48:47 (EM_7)   00:48:47 (EM_7) と、締め切った図書室内に風がふく。 00:48:47 (EM_7) すると、どこか甘い梨のような果実の香りがしだす。 00:48:47 (EM_7) そして、そう認識した途端、そこは図書室ではなく、沼の傍に1本の見上げてもてっぺんが見えないほど大きな黒く歪んだ木が生る場所に変わっていた。 00:48:51 (EM_7) 見上げないとわからないが、木には実がたくさんなっているのか、ぎしぎし、と風に揺られる音がする。 00:48:54 (EM_7) いや、実にしては、音がおかしい/ 00:49:45 (Nagare_10) (――なんだ、この音。それに何処だ…?)と上を見ます/ 00:49:59 (EM_7) では、見上げた流の眼に飛び込んできたのは 00:50:10 (EM_7) たくさんの実った果実―ではなく 00:51:04 (EM_7) まるで果実のように木の枝にぶらさがった、高校生や大学生、大人などの首吊死体/ 00:52:27 (Nagare_10) 「――ッ!? こりゃ、またひでえな…」と驚きつつ、状況にすでに馴染んでしまった表情を浮かべます。(因みに先ほどの二人はどちらへ?/ 00:52:38 (EM_7) 女子生徒はいません。 00:52:47 (EM_7) そして、司書はというと 00:52:53 (EM_7) ゆらり、と狂気染みた笑みを浮かべたまま 00:52:53 (EM_7) 司書「くはははは…誰にも、誰にも邪魔はさせない!」 00:52:53 (EM_7) 【障壁判定を開始します】 00:52:53 (EM_7) 突如足元に魔方陣が浮かび、ぶつぶつぶつ、と司書が呟く声にあわせて首に何か紐のような見えない何かがまきつき締め付ける。 00:52:54 (EM_7) 障壁:崇拝者(2)+魔術師(2) 00:53:02 (EM_7) 2d6+4 00:53:02 (Toybox) EM_7 -> 2d6+4 = [6,2]+4 = 12 00:53:06 (EM_7) / 00:54:43 (Nagare_10) 能力4:竜胆を使い、締め付けるものを切り裂く 00:56:00 (Nagare_10) 能力3,2:切り裂くのと同時に斉天大聖の力の黒蛇と白蛇に司書を拘束する様にする/ 00:56:43 (EM_7) +9でどうぞ/ 00:56:59 (Nagare_10) 2d6+9 00:56:59 (Toybox) Nagare_10 -> 2d6+9 = [3,3]+9 = 15 00:57:09 *nick Nagare_10 → Nagare_8 00:57:31 (EM_7) では、首に巻きついた何かはきられ、司書は蛇に拘束されます。 00:57:39 (EM_7) 司書「くっ…ははっ…はっ…もう、もう遅い!」 00:57:39 (EM_7) 司書「親父は、最高の【魔道士】はもう実った!目覚めた!誰にも、邪魔はできない!」 00:57:39 (EM_7) 司書「蘇るんだ!あとはあの子が、俺が用意したあの子がこの場所にくるだけでいい!」 00:57:39 (EM_7) 司書「いや、もう、くる!」 00:57:40 (EM_7) 司書「くははははははははははははははっ!!!」 00:57:58 (EM_7) そして狂ったように笑いながら拘束された状態で背中から沼に落ちるように司書が倒れると、 00:58:06 (EM_7) パリン 00:58:22 (EM_7) という音と共に世界がわれ、元の図書室に戻ります。 00:59:13 (EM_7) そして、流の視線の先、丁度司書が座っていた席の後ろの窓が、われてます。 00:59:18 (EM_7) 司書の姿はありませんが女子生徒は席に座ったままです/ 01:00:55 *nick EM_7 → EM_3 01:01:30 (Nagare_8) 「…あー、、本当になんだよ」と呟く。 (EM、流が司書から差し出してもらった本はまだありますか?/ 01:01:48 (EM_3) ありますね/ 01:02:52 (Nagare_8) 「……奈良梨取り、ね。お嬢さんは、何時もこの本読んでるの?」と女子生徒に問います/ 01:03:13 (EM_3) 小さく首を振って、否定をしますね/ 01:04:18 (Nagare_8) 「んー…そっか。この本読んでる時って、どんな感じ?感想とかでもいいんだけど」/ 01:05:23 (EM_3) 生徒「この本は、本物。掟に当てはまる本。でも、この『物語』は、私が求める『物語』じゃなかった…」/ 01:05:43 (EM_3) 生徒「この種は、私では実らない」/ 01:10:45 (Nagare_8) 「…なるほど。じゃあ、最後に聞いていいかな。《掟に当てはまる本》って言うのは、何の掟に当てはまるんだい?」/ 01:11:06 (EM_3) 生徒「…この図書館の3つの掟…」 01:11:27 (EM_3)  * 01:11:27 (EM_3) 1つ、“貸出禁止”の本はできるだけ読んではいけない。それには呪われた本が混じっている。 01:11:27 (EM_3) 2つ、著者の死後に書かれた本も読んではいけない。死後の世界に引き込まれてしまう。 01:11:27 (EM_3) 3つ、本を読んでいる最中に寒気がしたら、決して振り向いてはいけない。貴方の背後には死者が立っている。 01:11:28 (EM_3)  * 01:11:49 (EM_3) 生徒「この本は、全てに当てはまる本」/ 01:14:19 (Nagare_8) 「なるほど。ありがとうございました。…少しだけ、この本お借りしてもいいですかね」と言って礼をする/ 01:14:32 (EM_3) **** 退魔フェイズ 1ラウンド/目標90分・最長2時間 **** 01:14:39 (EM_3) さて、みなさん、どうしますか?/ 01:15:58 (CLOSE_8) では、木の枝をぱっくんちょして得た情報を思い出しながら合流します/ 01:16:14 (EM_3) では、木から読み取った情報は 01:16:38 (EM_3) この木は大量の実―首吊死体が実っていること。 01:16:54 (EM_3) そのたくさんの実は、この学院の生徒や教員であること。 01:17:37 (EM_3) しかし実は1つを除いて実っただけで、既に死んでいること。 01:17:41 (EM_3) がわかりますね/ 01:18:29 (Ian_8) イアンも2人と合流しますが御影さんもついてきてもらうよう頼みます。/ 01:19:48 (EM_3) 御影は、私は話はできるが直接『物語』にはまだ関われないのだよ、といっていくのを拒否しますね/ 01:20:29 *nick EM_3 → EM_18 01:20:51 (Ian_8) じゃあそのままあいさつして二人と合流します。/ 01:22:35 (EM_18) では、合流しました。でいいですかね?場所の指定あります?/ 01:23:10 (Ian_8) なるべく広い場所がいいです/ 01:24:19 (EM_18) 校内でしたら、中庭か校庭か、体育館ですかね/ 01:25:46 (EM_18) どこにしましょう?/ 01:28:29 (EM_18) では、校庭に3人とクローズと一緒にいた斎理と郁杜が集まりました/ 01:29:42 (Ian_8) 4人に駆け寄り「みなさん。無事でしたか!」といいつつ手に入れた情報を共有する/ 01:30:52 (CLOSE_8) こちらも、得た情報を共有します/ 01:31:14 (Nagare_8) こちらも情報と、借りてきた本を見せます/ 01:31:18 (CLOSE_8) 「なるほど、呼吸ですか。催眠だと思ったんですけどねぇ・・・」>イアン/ 01:31:30 (CLOSE_8) 催眠→振り子の催眠/ 01:32:47 (Ian_8) 「呼吸対策は私の魔法でなんとかできると思います。あとは【かれ】の居場所なのですが、その本を使ったらもしかしたら呼び出せるかもしれませんね。」>流/ 01:34:33 (EM_18) では、そんな騎士3人の会話を聞いていた斎理が考えを纏めているのか、小さな独り言をつぶやきだします/ 01:35:56 (Ian_8) 「ん?どうしました?」>さいり/ 01:36:32 (EM_18) 斎理「いや、こちらで調べていた情報とそちらが調べた情報を纏めていたんだが…」 01:37:06 (EM_18) 斎理「どうやら読み違いをしていたようだ。マズイな…急いで戻ったほうがいい」/ 01:37:26 (Nagare_8) 「……どういう意味です?」>さいり/ 01:37:57 (EM_18) 斎理「その本は、すでに種としての機能を失っている。同様に、この本」 01:38:02 (EM_18) そういって 01:38:26 (EM_18) 斎理は1冊の本をだします。それは流がもっている本とまったく同じ本です。 01:39:02 (EM_18) 斎理「七屋敷の兄と本人がいつの間にかもっていて、そして兄の死因でもあるこの本も同様に機能を失っている」 01:39:46 (EM_18) 斎理「これで、木のある“はざまの世界”にはいけない。直接木が生えている場所にいくしかない」/ 01:41:24 (Nagare_8) 「木のある場所…そういえば、図書室の所。確か司書の座ってた後ろの窓が割れていたような…」/ 01:43:45 (EM_18) 郁杜「窓?確認しにいくか?」 01:44:09 (EM_18) 斎理「いや、する必要はない。どうせ、あるのは首吊死体だけだ」 01:44:47 (EM_18) 斎理「しかし、図書館にはいくぞ。そこに木があるのなら、リコリスの力で“はざまの世界”にいける」/ 01:46:39 (Ian_8) リコスコという聞きなれない言葉に首をかしげるが「いいでしょう。そこに行きましょう。しかしさいりさん、くれぐれも無茶はしないようにお願いします。」/ 01:47:48 (EM_18) 斎理「問題ない。俺達は元々この『物語』を《異界》の『物語』と読んでいたが、【魔道士】の『物語』―儀式というなら対処法ができるしな」 01:48:19 (EM_18) 郁杜「俺は動かなくていい感じか?このメンツだと」 01:48:52 (EM_18) 斎理「保険だ。こちら側に残っておけ」/ 01:52:16 (EM_18) 斎理「リコリス、つなげれるな?」 01:52:29 (EM_18) リコリス「はい」 01:52:51 (EM_18) いつの間にか、斎理の横には、15才ぐらいの漆黒の腰まである髪に臙脂色のワンピースを着ているお人形のように可憐な美少女がたてます/ 01:55:10 (EM_18) ****** 間話 ******* 01:55:10 (EM_18)   01:55:11 (EM_18) イアンがさったあと、御影は笑みを浮かべながらゆったりと言葉を紡いだ。 01:55:11 (EM_18) 御影「さて、沼の主は君を食べるために最高の狩人を連れてきたようだが…どうするのかね?」 01:55:11 (EM_18) ?「たとえ最高の狩人であろうと、私のすることは変わらない」 01:55:13 (EM_18) いつの間にか、その首吊死体は御影の傍にいた。 01:55:15 (EM_18) スーツをきた老紳士だった。 01:55:17 (EM_18) 左目だけしかめており、白髪で皺が目立つ顔だが目には力が満ち溢れていて、でも声は少々かれている。 01:55:20 (EM_18) 死体とは、思えない存在だ。 01:55:22 (EM_18) 御影「ならば、君は君の【願望】のため、戦うといい」 01:55:25 (EM_18) ?「もちろんだとも。では、また会おう。【魔人】よ」 01:55:27 (EM_18) 御影「また、があればね。【魔道士】―七屋敷夢人よ」 01:55:29 (EM_18)   01:55:31 (EM_18) ***************** 01:55:33 (EM_18)   01:55:35 (EM_18) ―――ぎし 01:55:39 (EM_18)    ぎし… 01:55:41 (EM_18)    よくきたね、さあ、収穫をはじめよう― 01:55:43 (EM_18)   01:55:45 (EM_18)   01:55:47 (EM_18)   01:55:49 (EM_18) 昔、あるところに仲のいい3兄弟と母親がいました。 01:55:51 (EM_18) 病気だった母親はあとがそう長くなく、梨を食べたいといった母親ののために、3兄弟は沼の傍にある大きな梨の木から実をとってこようとしました。 01:55:55 (EM_18) まずは長男がいきました。しかし帰ってこなかったのです。 01:55:58 (EM_18) 沼の主に食べられたからでした。 01:56:00 (EM_18) 次に次男がいきました。しかし帰ってこなかったのです。 01:56:03 (EM_18) 次男も主に食べられたからです。 01:56:05 (EM_18) 最後に三男がいきました。 01:56:07 (EM_18) 三男は途中で出会った老婆の言いつけを守ったおかげで、無事梨を取ることができました。 01:56:10 (EM_18) また、梨をとるさい、老婆からもらっていた刀で主を倒したことにより、飲み込まれていた兄弟も助けることができました。 01:56:13 (EM_18) 3人で梨をもってかえり、母親にたべさせると、なんと母親の病気は治ったのです。 01:56:16 (EM_18) そうして、4人で幸せにすごしましたとさ。 01:56:18 (EM_18)   01:56:20 (EM_18)   01:56:22 (EM_18)   01:56:24 (EM_18) ***************** 01:56:26 (EM_18) 図書室につくと、 01:56:28 (EM_18) 斎理「ではいくぞ。リコリス、やれ」 01:56:30 (EM_18) リコリス「はい」 01:56:32 (EM_18) すっ、と息を吸い込むと、朗々とリコリスは詩をうたう。 01:56:35 (EM_18)   01:56:38 (EM_18) ―籠に小鳥を囲いましょう 01:56:40 (EM_18)  霞で編んだ、鳥の籠 01:56:42 (EM_18)  黄昏と共に霞はきえる 01:56:44 (EM_18)  小鳥はきえる 01:56:46 (EM_18)  籠の中― 01:56:48 (EM_18)   01:56:50 (EM_18) リンッ―――― 01:56:52 (EM_18)   01:56:54 (EM_18) と鈴の音が響いた。 01:56:56 (EM_18)    01:56:58 (EM_18) そして 01:57:00 (EM_18)   01:57:02 (EM_18) 世界が、反転した。 01:57:04 (EM_18) どこか甘い梨のような果実の香りがしだす。 01:57:06 (EM_18) そして、そう認識した途端、そこは図書室ではなく、沼の傍に1本の見上げてもてっぺんが見えないほど大きな黒く歪んだ木が生る場所に変わっていた。 01:57:10 (EM_18) たくさんの、首吊死体がなっていた 01:57:12 (EM_18) そして、その木の下に、死体を眺めるように、希実人が背を向けて立っていた/ 01:59:31 (CLOSE_8) 「おや、七屋敷さんですね。生きていたようで何よりです」>希実人 とりあえず、声を掛けて反応を見ます/ 01:59:51 (EM_18) ゆっくりふかえりながら 02:00:13 (EM_18) 希実人「ええ、心配をかけたみたいですね」 02:00:50 (EM_18) と、左目をしかめながら答えます/ 02:04:49 (Ian_8) 能力1 魔力感知を使用し希実人を中心にあたりの魔力の様子を確かめます。具体的に言うと魔法を使うであろう敵がどこに隠れているか探ります。/ 02:05:05 (Nagare_8) 「…左目、どうかされたんですか?」>希実人/ 02:05:33 (EM_18) 希実人「え?あぁ、癖みたいなものですから、気にしないでください」 02:05:53 (EM_18) 少し困ったように笑ってから 02:06:31 (EM_18) 希実人「それより、帰りませんか?俺も気づいたらここにいたんで、帰り方がわかるならつれて帰ってほしいんですけど」 02:08:17 (EM_18) それと、魔力感知ですが、行うのならイニシアチブはりますが、どうします?/ 02:18:36 (EM_18) じっと、3人の後ろで見ていた斎理が淡々と言葉を紡ぐ 02:18:36 (EM_18) 斎理「…七屋敷に、そんな癖はなかったはずだがな…違うか?」 02:18:36 (EM_18) 斎理「【魔道士】」 02:18:36 (EM_18) すると、希実人は左目を歪めたまま、どこか歪な笑みを浮かべ 02:18:37 (EM_18) 夢人「フフフ…一応初めましてだね、【魔王】よ。七屋敷夢人という」 02:18:39 (EM_18) 斎理「…血縁か。なるほど、それで【奈良梨取り】、末弟思想をつかって見立ての儀式というわけか」 02:18:42 (EM_18) 斎理「一応聞いておく。その身体をかえすきはないな」 02:18:44 (EM_18) 夢人「もちろん。これは元々次の私の身体になるために生まれてきたのだから」 02:18:47 (EM_18) 斎理「なるほど…一応いっておく。身体をのっとられているだけだ。後の判断はまかせる」 02:18:50 (EM_18) それだけいうと、斎理はリコリスと一緒にさらに後ろに下がります。 02:19:12 (EM_18) 夢人「それでは、はじめようか!」 02:19:54 (EM_18) イアンには、はっきりと、木を中心にこの場全てに魔法によって仕掛けがすでにされていることがわかります。 02:20:05 (EM_18) ということで、イニシアチブです/ 02:20:48 (EM_18) 2d6 02:20:48 (Toybox) EM_18 -> 2d6 = [5,6] = 11 02:20:50 (Ian_8) 2d6 02:20:50 (Toybox) Ian_8 -> 2d6 = [1,1](1ゾロ) = 2 02:20:55 (Nagare_8) 2d6 02:20:55 (Toybox) Nagare_8 -> 2d6 = [3,2] = 5 02:21:01 (CLOSE_8) 2d6 02:21:01 (Toybox) CLOSE_8 -> 2d6 = [5,2] = 7 02:21:28 (EM_18) EM クローズ 流 イアン の順番で。 02:21:34 (EM_18) では、EMから 02:22:25 (EM_18) 希実人の口から、朗々と一定の呼吸で言葉が紡がれる。 02:23:04 (EM_18) 突如、設置されていた圧倒的な気配が集積し、皮膚があわ立つほどの敵意が集結していく。 02:23:04 (EM_18) 触れるだけで狂死しそうな気配が、周囲にみち、一斉に襲い掛かる。 02:23:56 (EM_18) 夢人「すでに果実は収穫済み。この身体はわたさんよ」 02:25:20 (EM_18) キーワード[果実](3)+策略(3)+罠(2) 02:25:34 (EM_18) 2d6+8 02:25:34 (Toybox) EM_18 -> 2d6+8 = [1,5]+8 = 14 02:25:54 (EM_18) 対象はイアン/ 02:30:51 (Ian_8) 対抗します。能力2風読みで敵の攻撃をかわしつつ能力4天候操作で希実人の周囲の空気を減らし呼吸困難にさせる。/ 02:31:18 (EM_18) ほい、応援は?/ 02:32:02 (CLOSE_8) します/ 02:32:09 (Nagare_8) します/ 02:32:18 (EM_18) どうぞ/ 02:41:23 (Ian_8) 能力3 魔術知識で一般的な呪文詠唱に必要な呼吸量を計算して割出しどれくらい薄い空気にすればいいか判断する/ 02:41:57 (EM_18) 追加ですね?/ 02:42:26 (EM_18) では応援のほうどうぞ/ 02:42:45 (CLOSE_8) 能力4、他者吸収:イアンへの攻撃が来たら捕食することで防御/ 02:44:47 (Nagare_8) 能力4:向日葵を使い、狂死しそうな気配を反射し、夢人へ/ 02:44:54 (EM_18) では+17で、どうぞ/ 02:46:14 (Ian_8) 2d6+17 02:46:14 (Toybox) Ian_8 -> 2d6+17 = [3,5]+17 = 25 02:47:07 *nick EM_18 → EM_5 02:47:19 *nick Nagare_8 → Nagare_7 02:47:37 *nick Ian_8 → Ian_6 02:47:47 (EM_5) では、空気を減らされたことで呼吸がみだれ、それにより詠唱が中断します。 02:47:55 *nick CLOSE_8 → CLOSE_7 02:48:22 (EM_5) また、イアンへ向かった気配はクローズに捕食され、一部は希実人(夢人)のほうへいったようで 02:48:42 (EM_5) その場に膝をつきながら、荒れた呼吸をしています。 02:49:08 (EM_5) ちなみに、あまり長い時間この状態だと、先に希実人の身体がもちそうもないですね/ 02:50:47 (Ian_6) 「これで彼の召喚術は封じました。しかし長時間このままだと希実人君の体が持ちません。クローズさん早くとどめを!」/ 02:52:20 (EM_5) では、クローズ/ 02:52:40 (CLOSE_7) 「生き返りたいなら生き返りたいで、それなりの準備をあらかじめしておくべきでした」 02:52:45 (CLOSE_7) 「現に、かなり強引に進めたせいであっさり露見しています」 02:52:51 (CLOSE_7) 「対処できる自信もあったのかもしれませんが・・・実際はこんな調子ですからねぇ」 02:53:04 (CLOSE_7) 「見つからない。これ、簡単なようでとっても大事です」 02:53:25 (CLOSE_7) 能力3、虚無の眼:口の動きを停滞させて、呼吸を乱す 02:53:59 (CLOSE_7) 能力2、分裂:複数名に増えて、希実人(の身体)を取り押さえる 02:54:54 (CLOSE_7) 能力4、他者吸収:身動きが取れない程度に、生命力だけを奪い取ります 02:54:59 (CLOSE_7) 能力2,3,4です/ 02:55:06 (EM_5) 応援は?/ 02:55:30 (Nagare_7) します/ 02:55:42 (Ian_6) します/ 02:55:48 (EM_5) どうぞ/ 02:58:01 (Nagare_7) 能力4:金木犀を発動し、出来るだけ狂死させてしまいそうな気配など、希実人の身体に影響がないようにする/ 02:58:19 (Ian_6) 能力4天候操作 口の動きが停滞した希実人君が死なないよう空気をもとに戻しつつ、気圧の急激な変化で希実人君の身体に直接ダメージを与える。/ 02:58:44 (EM_5) では+17でどうぞ/ 02:58:45 (CLOSE_7) 2d6+17 02:58:45 (Toybox) CLOSE_7 -> 2d6+17 = [6,5]+17 = 28 02:59:48 *nick Nagare_7 → Nagare_6 03:00:15 *nick EM_5 → EM_0 03:00:47 (EM_0) では、何かしらの抵抗はしようとしたようですが、すぐに負けと判断したのか 03:01:23 (EM_0) あっさり全てをくらい、そのまま気絶します。 03:02:17 (EM_0) ただ、取り押さえていたクローズは、最後に 03:02:37 (EM_0) 小さく口が動き、音のない言葉を紡いだのだけはわかるでしょう/ 03:04:34 (CLOSE_7) 念のため戸塚君に何かをしないのかだけは警戒をしています 03:04:58 (CLOSE_7) 何かを言おうとしていた感じですか?>EM/ 03:05:58 (EM_0) これも『物語』のシナリオの1つの流れに変わりなかった。結果は何も変わってなどいない 03:06:13 (EM_0) と音にだしたらこういってましたね/ 03:07:40 (CLOSE_7) 微笑して、暖かい響きのする口調で「では、縁が有ったらまたお会いしましょう」 03:08:13 (CLOSE_7) 普段は、敵であれば割り切ってますが、全てが知りたいと言う同好の士が相手だったせいか 03:08:31 (CLOSE_7) かける言葉(だけ)は優しかった/ 03:09:26 (EM_0) では、その言葉を聴いたのか、どうか、タイミングはあやしいですが、気絶する瞬間笑ったのだけはわかります。 03:10:04 (Ian_6) 「・・・とりあえずこれで一件落着でいいのでしょうか?」さいりに歩み寄り話しかける。/ 03:10:05 (EM_0) 一応、希実人の身体は無事ですね/ 03:10:24 (EM_0) 斎理は難しい表情を崩さないまま 03:11:07 (EM_0) 斎理「…種があれだけ、とは思えんが…儀式の形式上…いや、今はしょうがない」 03:11:29 (EM_0) 斎理「一応終りでいいだろう。戻るぞ」/ 03:12:32 (CLOSE_7) (さて・・・まだ終わりではないのかな?) 03:13:30 (CLOSE_7) 「彼の知識欲が本物なら、もっといろんな手を用意しておくところでしょうね。少なくとも私なら、1手に全てをかけるようなことは避けます」 03:13:32 (CLOSE_7) / 03:15:34 (EM_0) 斎理「叶子が警戒した相手だ。なんらかの手は用意している、というか、そもそも今回のが下準備かもしれんな」 03:16:22 (EM_0) 斎理「そのあたりは、もう本体が消えた今ではわからん。【魔人】なら知っているだろうが…あれは話さんだろう」/ 03:16:52 (Ian_6) 「【魔人】ですか?」/ 03:17:19 (CLOSE_7) 「とりあえず、仕事はあなたの護衛。それが守られればそれでよし、といったところですかねぇ」/ 03:17:44 (EM_0) 斎理「神目御影、叶子は【魔法使い】といっているがな」 03:17:51 (EM_0) ちいさく息を吐いてから 03:18:06 (EM_0) 斎理「当分の間は大丈夫だろう。たぶんだがな」/ 03:19:45 (CLOSE_7) 「では・・・」 03:20:13 (CLOSE_7) 「トリスタン、任務完了。ですね」/ 03:20:38 (Ian_6) 腑に落ちない顔をしつつ「そうですね。クローズさんの言う通り私たちの任務はこれで終了ですね。また何かあったら是非私たちのことを読んでください。」/ 03:21:37 (Nagare_6) 「仕事は終わった。…ま、仕事としては終わったけど、ねぇ」とうーん、と言いつつ考え込む/ 03:24:31 (EM_0) 斎理「わかった、礼をいう」 03:24:36 (EM_0) **** 後日談 **** 03:24:36 (EM_0)   03:24:36 (EM_0) あれから、希実人は1時間ほどで目を覚まし、剣道場からの記憶を失っていた。 03:24:36 (EM_0) 斎理と郁杜は、あれから他に散らばっていた種を回収し、全て正規手順で消滅させていったようだ。 03:24:37 (EM_0) そのさい、理事に手伝ってもらったらしいが… 03:24:37 (EM_0) ちなみに、この件で大量に吊られた人達は既に《あちら側》に取り込まれているせいか、存在の記憶を消されているようで 03:24:42 (EM_0) 特に問題は起こらなかったらしい。 03:24:45 (EM_0)   03:24:47 (EM_0) ************* 03:26:08 (EM_0) ************* 03:26:08 (EM_0)   03:26:08 (EM_0) ―――ぎしっ 03:26:08 (EM_0)   03:26:08 (EM_0) その木の枝に1人、まるで実のように初老の男性が首をつってぶら下がっていた。 03:26:09 (EM_0) そこに1人の男性がやってくる。 03:26:11 (EM_0) 御影「やあ【魔道士】。これも君の『物語』の流れなのかい?」 03:26:14 (EM_0) 夢人「もしろん。【魔女】がいるとわかった時点で全て初期段階から狂っていたのだ。ならばその対処ぐらいするだろう」 03:26:17 (EM_0) と、そこに1人の少女が現れた。 03:26:19 (EM_0) 叶子「こんにちわ、【まどうし】さん。それとも、果実泥棒さん?」 03:26:22 (EM_0) 夢人「?!…まさか【魔女】がここにくるとは思わなかった。主としての役目を果たしにきたのかね?」 03:26:25 (EM_0) 叶子「んーわたしとしては、おにいちゃんの てきに ならないのなら、べつに なにを してもいいよ」 03:26:28 (EM_0) 夢人「君は実に難しいことを言う。あの【魔王】は【狭間の守人】にとって、危険でしかないのは理解しているのだろう?」 03:26:32 (EM_0) 叶子「でも だめ。わたしの おにいちゃん だから。それに あのこの おきにいりだもの」 03:26:35 (EM_0) 夢人「………なるほど、やはり君はアレを望むのだね?」 03:26:38 (EM_0) 叶子「だって、わたしは【魔女】だから」 03:26:39 (EM_0) 夢人「ならば私は早急に準備を進め、君達の前に立ちはだかろう」 03:26:44 (EM_0) そうして、少女はきえ、男性はきえ、最後に首をつった老人だけ残り 03:26:47 (EM_0)   03:26:49 (EM_0) そして、老人も消えた。 03:26:51 (EM_0)   03:26:53 (EM_0)   03:26:55 (EM_0)   03:26:57 (EM_0) ************* 03:27:15 (EM_0)   03:27:15 (EM_0) ―――pipipi 03:27:15 (EM_0)   03:27:15 (EM_0) ハジマリは、1通のメール。 03:27:15 (EM_0)   03:27:15 (EM_0) 「さあ、血の呪いの儀式をはじめよう」 03:27:16 (EM_0)   03:27:18 (EM_0) **** 奇譚『神隠しの物語』第3章―首吊 閉幕 **** ----------------------------------------------------------------- 弱点:状況発動 安定した呼吸をさせないこと