21:54:21 (EM_Yoriko) >開催日時:9月14日(日) 22:00〜(それ以前でも参加者が集まり次第開始) 21:54:21 (EM_Yoriko) > 21:54:21 (EM_Yoriko) >イベント名:告げられる、真実 21:54:21 (EM_Yoriko) > 21:54:21 (EM_Yoriko) > 21:54:22 (EM_Yoriko) >ニックの表記:(騎士のニック)_力 21:54:24 (EM_Yoriko) > 21:54:26 (EM_Yoriko) > 21:54:28 (EM_Yoriko) >ルールの使用 21:54:30 (EM_Yoriko) >□組み合わせ判定の使用 あり 21:54:32 (EM_Yoriko) >□特殊な判定の使用  なし 21:54:34 (EM_Yoriko) >□フェイズ進行  なし(ロールの都合上、時間を飛ばす可能性はあります) 21:54:37 (EM_Yoriko) > 21:54:39 (EM_Yoriko) >状況設定 21:54:41 (EM_Yoriko) >日時 9/12(金) 夜半 21:54:43 (EM_Yoriko) >場所 葉月家 道場 21:54:45 (EM_Yoriko) > 21:54:47 (EM_Yoriko) >参加者:長尾宵(昂さん)・葉月頼子(黒) 21:54:49 (EM_Yoriko) > 21:54:51 (EM_Yoriko) > 21:54:53 (EM_Yoriko) >内容:一緒に遊んでいた上杉暁の様子に疑念を抱いた頼子、 21:54:56 (EM_Yoriko) >   彼のパートナーである宵に問いただし、宵も承諾する。 21:54:59 (EM_Yoriko) >   彼の口から語られる秘密、頼子が下す決断は? 21:55:01 (EM_Yoriko) > 21:55:03 (EM_Yoriko) >補足:舞台設定等は参加者同士で相談しつつ適宜行います。 21:55:06 (EM_Yoriko) > 21:55:08 (EM_Yoriko) >---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 21:55:54 (EM_Yoriko_10) 葉月家の母家からやや離れた道場 21:56:08 (EM_Yoriko_10) 窓からは美しい月の光が刺し、十分な明るさを得ていたが、道場には電灯がついていた。 21:56:26 (EM_Yoriko_10) 葉月頼子は道着を着込み、眼を瞑ってその中央に正座していた。 21:56:35 (EM_Yoriko_10) 既に時刻は午後8時、夕餉も終わり、彼女以外に道場には誰もいない。 21:56:43 (EM_Yoriko_10) 静謐な空気の中、頼子は静に眼を開き、呟いた。 21:56:47 (EM_Yoriko_10)   21:56:55 (EM_Yoriko_10) 「……来た」 21:56:57 (EM_Yoriko_10)   21:56:59 (EM_Yoriko_10) / 21:57:22 (syou_10) では、頼子の前にの空間に急に切れ目が現れる。 21:57:59 (syou_10) それはまるで扉サイズの大きさの長方形をつくると、本のページを捲るようにベラリ、と捲れて 21:58:09 (syou_10) 日暮「失礼する」 21:58:25 (syou_10) 赤い軍人が中から現れた/ 21:59:29 (EM_Yoriko_10) 「……」にこり、と笑い、「こんばんわ、日暮さん。貴方もご同席されますか?」/ 21:59:55 (syou_10) 日暮「我々は常に閣下とともにある。たとえ認識できずともな」 22:00:27 (syou_10) 捲った空間をなおすと、まるで役目は終わった、とでもいう雰囲気で頼子の前に移動すると 22:00:44 (syou_10) 「じゃ、お話し合いでもはじめようか」 22:01:23 (syou_10) チョコン、といつものネコミミキャップをかぶった宵がいつの間にか頼子の前に座っていて、赤い軍人はきえていた/ 22:02:39 (EM_Yoriko_10) 「こんばんわ、ショウ。」 22:03:13 (EM_Yoriko_10) そう言って頼子は立ち上がり、道場の壁際に移動する。 22:03:40 (EM_Yoriko_10) 壁際には、丸盆に急須と、湯呑みが二つ 22:04:24 (EM_Yoriko_10) 「ほうじ茶、どうぞ?」/ 22:04:36 (syou_10) 「ども〜ありがとにゃ」 22:04:51 (syou_10) お茶をうけとって、うにゃ〜、とくつろぎモード/ 22:06:47 (EM_Yoriko_10) 「ふふっ」と笑い、「うん、崩していいよ。」と言いつつ本人はお行儀よく正座しているという>宵/ 22:07:06 (EM_Yoriko_10) (ちなみに淹れたてなのでまだ熱い<お茶) 22:07:08 (EM_Yoriko_10) / 22:07:36 (syou_10) 正座?足が痺れるだけだよ、とすでに足はダラーン。そしてお茶は、持って熱いのに気づいたため、受け取ったまま、冷えるの待ち 22:07:56 (syou_10) (猫だけに猫舌です)/ 22:09:03 (EM_Yoriko_10) 「宵は、熱いの苦手?」/ 22:09:17 (syou_10) 「僕もあーちゃんも猫舌だよー」 22:09:24 (syou_10) フーフーとさましながらw/ 22:09:57 (EM_Yoriko_10) 苦笑しながら「じゃあ、次に来るときは氷用意しておくね」/ 22:10:36 (syou_10) 「ありがとーまぁ、極度ってわけじゃないから」/ 22:14:53 (EM_Yoriko_10) 「温めがいいかな……お母さんに相談しておくね」/ 22:15:07 (syou_10) 「ありがとにゃ〜」 22:15:23 (syou_10) ようやく少しは飲めるようになったのか、チビチビ口をつけつつ/ 22:16:32 (EM_Yoriko_10) くすっと笑い、「なんか、ホントに猫みたい」/ 22:17:24 (syou_10) 「ふっふっふーやるならとことん、ね」ニヤリ、と笑い 22:18:11 (syou_10) 「まーそろそろ本題入る?あんま長引かせても、かわんないでしょ」 22:18:49 (syou_10) と、普段の口調から変わり、どこか年相応でもあり、達観したような感じで/ 22:19:48 (EM_Yoriko_10) 「……そうだね。宜しく」湯呑みを置き、姿勢を再度正して 22:21:57 (EM_Yoriko_10) 「じゃあ、知識の祖語から埋めていこうか」 22:22:43 (EM_Yoriko_10) 「暁に今、何が起きてるの?」/ 22:23:06 (syou_10) 「何・・・ね」 22:23:23 (syou_10) 考える仕草をしながら 22:23:44 (syou_10) 「では逆に聞こうか。よーちゃんは、暁に何が起こっているのか、どこまで把握してるのかな?」/ 22:29:16 (EM_Yoriko_10) 「……【森羅】を使い続けて、負荷で人の身体を既に保てなくなってきている事、記憶や感覚が消えていっている事、……感情もなのかな。年末に手に入れたメモリーで、どこまで抑えられてるの?」/ 22:30:41 (syou_10) 「年末のメモリーで、身体に関しては問題なくなってるよ」 22:31:13 (syou_10) 「元々、人の身体を保てなかった理由が、暁の身体を構成している【黒の水】って物質でね」 22:31:59 (syou_10) 「これは原型細胞の集合体・・・まぁ、ただの細胞が集まった、ただの水なんだよ。それを【森羅】で制御して人の形を取ってるわけ」 22:32:53 (syou_10) 「で、問題なのが生物ってさ、より優れた器官とか得たら進化のためにいらない器官は捨てていくでしょ?」 22:33:35 (syou_10) 「【黒の水】はね、それを行ってただけ。そして【森羅】もそれを【正常】と認識してただけ」 22:34:11 (syou_10) 「わざわざ人の形を保たなくても、わざわざ感覚なんて使わなくても、それ以上に性能がいいものがすでにあるんだから、必要ないってね」 22:35:23 (syou_10) 「だから、身体の形を保てなかった。まぁ、メモリのおかげで今は勝手に身体の形が崩れることはないよ」/ 22:36:15 (EM_Yoriko_10) 「記憶も、“いらない”って思ったから捨てられたの?」/ 22:38:32 (syou_10) 「そうだね。元々【森羅】の基本設計には、必要ないものだからね」/ 22:40:27 (EM_Yoriko_10) 「……感情も?」/ 22:40:41 (syou_10) 「ただのバク扱いだからね」 22:41:48 (syou_10) 「【森羅】は【死ぬまで戦い続ける】ためにある兵器だから。より効率的に、より的確に、最後まで永遠に、戦うためにあるだけ」 22:42:00 (syou_10) 「感情も記憶も、必要ないものだよ」/ 22:44:35 (EM_Yoriko_10) 「……」きゅっと、道着を手で握りつつ、 22:45:53 (EM_Yoriko_10) 「記憶や感情は兵器には不要、けど一方で、<審判>や<皇帝>の様にそれを力とする人もいる。」 22:47:53 *kuro join #魔獣舞台 (~kuro@125-14-164-91.rev.home.ne.jp) 22:47:54 *EM_Yoriko_10 quit (Client closed connection) 22:48:56 *nick kuro → EM_Yoriko_10 22:49:16 (EM_Yoriko_10) 「けど……やっぱり、悲しいね」/ 22:49:23 (syou_10) 「力の根本が何か、の違いだね。そのへんは」 22:50:23 (syou_10) 「【森羅】はただの生体量子コンピューター。だた【死ぬまで戦い続ける】ためにある兵器」 22:51:14 (syou_10) 「たとえ使用者がその結果死のうが、強制的に最後まで戦わせる」 22:51:45 (syou_10) 「そういう風に作られてるわけだしね。本当、狂った研究だよね、こんなの考えたやつ・・・」 22:51:58 (syou_10) 茶を飲んで一息ついてから 22:52:19 (syou_10) 「ま、だから失敗して、破棄されたわけだけど」/ 22:53:43 (EM_Yoriko_10) 「おかわり、いる?」/ 22:53:54 (syou_10) 「是非」 22:53:58 (syou_10) / 22:57:17 (EM_Yoriko_10) 「これから、さ」お茶を注ぎつつ「アキラは、どうなるの?」/ 22:57:59 (syou_10) 「記録を残して、より【森羅】が使いやすい端末になるだけだよ」 22:58:11 (syou_10) フーフーとお茶をさましつつ 22:58:14 (syou_10) 「あ、違うか」 22:58:31 (syou_10) 「【初め】に戻るだけだ」/ 23:00:26 (EM_Yoriko_10) 「初めっていうのは、黒の水の事?」/ 23:01:21 (syou_10) 「もっと前だよ。そもそも【黒の水】は偶々【森羅】が過去のデータの繋がりから見つけて完成させたものだし」 23:01:49 (syou_10) 「アルカナとばとったせいで、必要と判断した結果だし」/ 23:03:05 (EM_Yoriko_10) 「じゃあ、研究所から出る前?  ……それとも、宵と同じ、前任者?」/ 23:03:27 (syou_10) 「ん?あー…よーちゃんには言ってないのかな?」 23:03:49 (syou_10) 「暁ね、小学校あがる直前に、1回しんでるんだよ」/ 23:04:23 (EM_Yoriko_10)                                                     「ぇ」 23:05:05 (EM_Yoriko_10) 一瞬、宵から出た言葉が、理解できなかった 23:05:26 (EM_Yoriko_10) 声をだし、ようやく、言ったことをそのまま受け入れる準備が出来上がる 23:05:47 (EM_Yoriko_10) 「……続き、聞いても良い?」/ 23:07:33 (syou_10) 「僕も最初は詳しくしらなかったんだよねーただのちょっと大規模な事故で、唯一の生存者が暁だった、ってだけで」 23:07:51 (syou_10) 「まー蓋開ければ、魔獣だったらしいけど」 23:08:44 (syou_10) 「で、奇跡的に生き残った。と、思われてたわけ」 23:09:59 (syou_10) 「実際は、偶々そこで実験してた【森羅】の元になったナノマシーンがほぼ死んでた暁に適合して、暁を作り変えただけなんだけどね」/ 23:10:31 (syou_10) ゆっくり、茶をのみつつ、一息 23:10:52 (syou_10) 「だからね、僕が最初にあった上杉暁って存在は、その時に死んでて」 23:11:36 (syou_10) 「そのあとあった、今の上杉暁って存在は【森羅】が作り変えた上杉暁って存在なんだよ」/ 23:14:45 (EM_Yoriko_10) 「……じゃあ、初めの状態っていうのは……」/ 23:15:02 (syou_10) 「僕が二回目に暁にあったときの状態」 23:16:03 (syou_10) 「たった一つの約束でなりたった【自我】だけがある、カラッポで【森羅】が一番端末として動かしやすい状態ってこと」/ 23:17:09 (EM_Yoriko_10) 「……約束?」/ 23:17:32 (syou_10) 「それに関しては、僕もわかんないんだよねー」 23:17:58 (syou_10) 「だから、新しい約束で縛ってたわけだけど…あんま意味なかったね、今となっては」/ 23:19:04 (EM_Yoriko_10) 「……それでも、生きては、いるんだよね?」/ 23:19:36 (syou_10) 「生きてるよ。まだ、その【時】じゃないからね」/ 23:22:45 (EM_Yoriko_10) 「その時が来たら、次は宵の番なの?」/ 23:23:35 (syou_10) 「元々、暁があの時死んだのは、僕のせいだしね」 23:24:44 (syou_10) 「暁が役目を終えないと、【暁光の涙】は覚醒しないし。それは世界の【定義】だからかえれないし」 23:25:16 (syou_10) 「覚醒したら、役目があるからねー役目を果たすまでは生きさせられるとは思うよ」/ 23:27:07 (EM_Yoriko_10) 「……どういう事?」<僕のせい/ 23:27:36 (syou_10) 「そのままの意味だよ。【暁光の涙】」 23:28:05 (syou_10) 「覚醒するには【鍵】がいるだけ」 23:28:17 (syou_10) お茶で間をとってから 23:28:42 (syou_10) 「不本意なことに、僕は世界に運命を捻じ曲げられて【選ばれてしまった】」 23:28:57 (syou_10) 「だから、暁も【選ばれてしまった】。僕がいたから」 23:29:06 (syou_10) 「それだけだよ」/ 23:31:37 *myu join #魔獣舞台 (~myu@58-190-220-210f1.osk3.eonet.ne.jp) 23:32:15 (EM_Yoriko_10) 少し、無言となり、冷めてしまったお茶に口をつけて、飲み干す 23:34:29 (EM_Yoriko_10) 「……宵達を【選んだ】存在が居るっていう事なの?」/ 23:35:56 (syou_10) 「世界が【選んだ】。そうやって、今までも【暁光の涙】は元々の運命を捻じ曲げられて存在してた」/ 23:36:59 (EM_Yoriko_10) 「選ばれる基準は?」/ 23:37:40 (syou_10) 「さあ?それは世界にきいてよ。何基準でえらんでんだか、こっちが知りたいぐらいだよ」/ 23:38:36 (EM_Yoriko_10) 「……なら」 23:39:45 (EM_Yoriko_10) ポットから急須にお湯を注ぐ 23:40:12 (EM_Yoriko_10) 「それは、ショウのせいじゃない。」/ 23:41:26 (syou_10) 「違うよ。【鍵】はね、確かに世界が選ぶ。けどね、この人が【鍵】だって、そう決めるのは【暁光の涙】なんだよ」 23:42:20 (syou_10) 「僕は暁だと決めた。暁が僕の足りない半身だと、ね。だから世界が【選んだ】」 23:42:54 (syou_10) 空になったので、新しいのをいれてもらいつつ 23:43:37 (syou_10) 「まー今思えば、あの時、あの場所で、僕と暁が出会ったのも、世界の【定義】で決められてたんだろうけどね」 23:43:54 (syou_10) 「それでも、そう決めて選んだのは僕だし」/ 23:45:46 (EM_Yoriko_10) お茶を注ぎつつ「そうなんだ、大変だったね」<そう決めて選んだ>宵/ 23:46:42 (syou_10) 「僕的には大変じゃないよ。巻き込んだ暁は…あーあっちもいいのか」 23:46:52 (syou_10) 新しいお茶を冷ましつつ 23:47:17 (syou_10) 「結局、僕らは自分勝手に決めて、自分勝手に勝ち逃げ狙ってるだけだしね」/ 23:49:52 (EM_Yoriko_10) お茶の熱を、急須越しに手で感じつつ 23:51:20 (EM_Yoriko_10) 「……ショウが勝ち逃げ出来たら、どうなるのかな?」/ 23:51:58 (syou_10) 「僕ら的にはハッピーエンド」/ 23:52:28 (EM_Yoriko_10) 「詳しくは……教えてくれないんだ」苦笑しながら/ 23:52:54 (syou_10) 「僕らのハッピーエンドが、よーちゃんのハッピーエンドかどうか、わからないしね」 23:53:09 (syou_10) 「それに、まだ知られるわけにはいかないんだよね。世界に」/ 23:55:11 (EM_Yoriko_10) 「私、また泣いちゃうかな?」/ 23:55:57 (syou_10) 「どうだろ?僕ももう泣き方忘れてるからねーわかんないや」/ 23:57:18 (EM_Yoriko_10) 「そう、聞かれたら不味いなら、聞かないでおく」 23:57:24 (EM_Yoriko_10) 「でも、ね」 23:59:59 (EM_Yoriko_10) 「今の話を聞いてても、やっぱり私は、アキラの事はショウのせいって、思えないな。」 00:02:04 (EM_Yoriko_10) / 00:02:09 (syou_10) ふっ、と笑みを浮かべながら冷めたお茶を飲んで 00:02:33 (syou_10) 「ま、その辺は僕が勝手にそう思ってるだけだから、気にしなくていいよ」 00:03:24 (syou_10) 「人の記憶ってのは、もろいからね…忘れたくないだけなんだよねー本当」/ 00:04:50 (EM_Yoriko_10) 「ショウは、代わりに全部覚えてるの?」/ 00:05:30 (syou_10) 「まー僕、【受け入れる】ためにいるしね」 00:06:20 (syou_10) 「あと、一応記録は残るし」 00:06:31 (syou_10) お茶のみつつ/ 00:07:48 (EM_Yoriko_10) 「……アキラの分も?」/ 00:08:02 (syou_10) コクリ、とうなづいて/ 00:10:03 (EM_Yoriko_10) 「そうなんだ、これから大変だね……」/ 00:10:33 (syou_10) 「んー別に大変じゃないよ。今のとこ、予測計算どおりだし」 00:10:54 (syou_10) 「あとは、僕がちゃんとできればいいだけだしねー」/ 00:12:23 (EM_Yoriko_10) 「………………そうなったとき、『あーちゃん』はどうなるのかな?」/ 00:13:32 (syou_10) 「そうなったとき、はどのときのことかな?」ニヤリ、と食えない笑みを浮かべながら 00:13:57 (syou_10) 「それによってこたえはちがってくるよ」/ 00:15:38 (EM_Yoriko_10) 「……クイズ?」/ 00:15:56 (syou_10) 「さあ?それは好きにとらえていいよ」 00:16:11 (syou_10) 笑みを崩さすお茶を口にはこんで/ 00:16:48 (EM_Yoriko_10) 「正解したら世界に知られて、企み失敗 なんてこと無いよね?」ジト眼になって/ 00:17:09 (syou_10) 「それは大丈夫。ご安心を」 00:17:24 (syou_10) クスクスと笑いながら/ 00:22:01 (EM_Yoriko_10) 「そう?じゃあ……」 00:22:08 (EM_Yoriko_10) 一旦、考えて 00:24:34 (EM_Yoriko_10) 「ショウが世界に叛逆して、全部片付け終わった時」/ 00:24:56 (syou_10) クスクスと笑いながら 00:25:29 (syou_10) 「それなら、ゆっくり寝てるんじゃない?」/ 00:25:49 (EM_Yoriko_10) 「そうなんだ、そうなるといいね」 00:26:07 (EM_Yoriko_10) 「もしそうなったら、また二人で遊びに来てくれる?」 00:26:09 (EM_Yoriko_10) / 00:26:34 (syou_10) 「そうだねーそのときは、ちゃんと休憩して体調整えてからいくよ」/ 00:27:52 (EM_Yoriko_10) 「……来てくれるんだ」ぼそ 00:28:07 (EM_Yoriko_10) つう、と涙がこぼれる/ 00:29:18 (syou_10) 「そりゃーいきますよ。こんな可愛い子にお願いされちゃったわけだし」 00:29:27 (syou_10) ニヤリ、と笑いながら/ 00:29:45 (EM_Yoriko_10) えっく、ひっく、とすすり泣き始める/ 00:30:02 (syou_10) よしよし、と頭をなでつつ 00:31:08 (syou_10) (本当、いい子だよね…だからこそ…) 00:31:22 (syou_10) (深更:閣下、そろそろ姫のほうのプログラムが終わりますが) 00:32:09 (syou_10) (勝手にスリープモードに移行するんだっけ?なら放置で) 00:32:18 (syou_10) (深更:了解)/ 00:34:44 (EM_Yoriko_10) 「……今日はありがとう、たくさんお話してくれて。まだ言えない事とか、言わない事もあると思うけど、それでも」 00:34:49 (EM_Yoriko_10) 「だから、さ」 00:37:20 (EM_Yoriko_10) 「私は、二人の味方でいるよ。世界が、運命が、周りが、『暁』が、『あーちゃん』が、そしてショウがどう言おうと。」 00:37:57 (EM_Yoriko_10) 「ううん、私だけじゃない。今も、昔も、二人の事を大事に思う人達はいっぱいいるよ。」 00:38:41 (EM_Yoriko_10) 「だから、目的を一人じゃどうしても出来ないって思ったら、いつでも助けを呼んで。」 00:39:34 (EM_Yoriko_10) 「魔獣だって、3人で闘うもん」 00:40:02 (EM_Yoriko_10) 「二人は、世界に二人だけじゃ、無いよ」 自分で涙を拭い、再び姿勢を正しつつ/ 00:40:20 (syou_10) 頼子の頭から手をどけて 00:40:29 (syou_10) 「ありがとね。さてと」 00:40:57 (syou_10) 立ち上がって、赤い軍人のパペットをはめると 00:41:25 (syou_10) 「長いしちゃったにゃ〜今度はあーちゃんのお菓子でももってくるにゃ」 00:41:32 (syou_10) 「まったね〜」 00:42:09 (syou_10) ニャハ、といつもどおりの笑みを浮かべると 00:42:29 (syou_10) 気がつけば、そこには宵ではなく、赤い軍人がいて、きたとき同様空間をきると 00:42:39 (syou_10) 頼子に頭をさげてから、中にきえた/ 00:43:10 (EM_Yoriko_10) 「うん、またね……」消えゆく二人に、手を振りながら。 00:43:35 (EM_Yoriko_10) そうして、立ち上がる。 00:44:23 (EM_Yoriko_10) 電灯を消すと、そこには月夜の光 00:45:32 (EM_Yoriko_10) 美しい光を見上げ、再度一礼をし、頼子は道場を後にした/ 00:45:56 (syou_10) 暗い部屋に、僅かにともる機械の光。 00:45:56 (syou_10) 淡い光を放つ槽の前に、彼はいた。 00:45:56 (syou_10)   00:45:56 (syou_10) 日暮「閣下…」 00:45:56 (syou_10) 「何?」 00:45:56 (syou_10) 深更「結局、あのことはいっさい触れないようにしたようですが、よかったんですか?」 00:45:58 (syou_10) 「今知ったって、結局無駄だしね。それに…どうやら前のときのも結局残ってなかったみたいだし」 00:46:01 (syou_10) 夜陰「そういう【定義】だしな」 00:46:03 (syou_10) 「そうそう。それによーちゃん自体がそれに気づけなかった。ならそういうもんなんだよ」 00:46:06 (syou_10) 明方「よく言うぜ。嘘は言ってないけど、肝心なこと、なんもいってねーくせに」 00:46:09 (syou_10) 夜明「本当によかったの?これでちょっとは保険になるかもしれないってことは―」 00:46:12 (syou_10) 夕刻「無…」 00:46:15 (syou_10) 「そういうこと。それに、そのために月夜がいるんだから」 00:46:18 (syou_10) 夜陰「………上手くいくといいな」 00:46:20 (syou_10) 「いかすよ。絶対に。でさ、君らはいいわけ?」 00:46:22 (syou_10) 日暮「我等は閣下と共にある存在です」 00:46:24 (syou_10) 明方「今更どうこういうことじゃねーだろ?」 00:46:26 (syou_10) 夜明「あたしらの個別の願いも叶うしね」 00:46:28 (syou_10) 夕刻「………」(コクリ、と) 00:46:30 (syou_10) 深更「まーよくなかったら、わざわざ計画にのりませんしねー」 00:46:33 (syou_10) 夜陰「結局、一度輪から外れた俺らにできることなんて、そうないしな。お互い様だろ」 00:46:36 (syou_10) 「じゃ、がんばりますかー」 00:46:38 (syou_10)   00:46:40 (syou_10) ―コポッ 00:46:42 (syou_10)   00:46:44 (syou_10) と、目の前の槽から音がする。 00:46:46 (syou_10) 槽の中で眠る片割れは、小さく笑ったようだった。/