23:13:08 (EM_10) *********************前日談************************** 23:13:08 (EM_10)   23:13:08 (EM_10) お気に入りのオルゴールの音が響く中、あるアパートの一室で女性は我が子を撫でていた。 23:13:08 (EM_10) 邪神と契約してまで手に入れた秘法により生み出した我が子。邪神を倒すための剣たれと願った子であった。 23:13:09 (EM_10) だが魔術のせいかほんのかすかに人でない気配はあれど、その赤子は残念ながら普通の人間であるように見えた。 23:13:12 (EM_10) そして、人外の気配云々以上に当初女性が願っていた程、その赤子は力を持っているようには見えなかったのだ。 23:13:16 (EM_10)   23:13:17 (EM_10) ただ子供を産み落とし、苦労しながら育てている今。身勝手な子供への失望はとうの昔に消え果てていた。 23:13:22 (EM_10) 女性は我が子がただの人間であった事を、ただの人間である自分の子と意識出来る事に強く感謝していた。 23:13:25 (EM_10) 『悠香』と名づけた我が子の髪をそっと撫で、呟く。 23:13:27 (EM_10) 「悠香」 23:13:29 (EM_10) 「うー」 23:13:31 (EM_10) 指をそっと差し出しながら、我が子に語りかける。 23:13:33 (EM_10) 「悠香、生まれてきてくれてありがとね」 23:13:35 (EM_10) 「あー」 23:13:37 (EM_10) 赤子は差し出された女性の指をそっと握る。 23:13:39 (EM_10) 微笑んでいた女性は視線を挙げて部屋の片隅を見る。 23:13:41 (EM_10) 実家から持ちだした不思議な石の剣。竜人女帝の骨より作られたと言われる竜剣。 23:13:44 (EM_10) これははるか昔に力の殆どは失われたらしく、格上の敵に対してはろくな武器にもなりはしない。竜の骨で出来た剣というのも疑わしい話だ。 23:13:48 (EM_10) だけれども重さの割には女性でも持てるほど軽く感じられ、そして有象無象の闇のものであれば通用する魔力はまだ多少残存していた。 23:13:52 (EM_10) 女性は覚悟を秘めた瞳で暫く竜剣を眺めた後、再び視線を我が子に落とす。 23:13:55 (EM_10) 「どうか貴女に、竜人女帝の加護がありますように……。例え、私が皆の記憶から消え去っても、ママは貴女を愛しているからね、悠香」 23:13:59 (EM_10)   23:14:01 (EM_10) ************************************************** 23:14:04 (EM_10) 【開催情報】 23:14:06 (EM_10) タイトル:人想う故に我有り 23:14:08 (EM_10) EM  :ラルセト 23:14:11 (EM_10) 開催日時:2015/01/16 23:00 23:14:13 (EM_10) 参加人数:3人 23:14:15 (EM_10) 退魔種別:甲種 23:14:17 (EM_10) 参加条件:前後編を予定しており、後編のイベントに当たります。 23:14:20 (EM_10) 抽選になった時、前編の参加PCの『クローズ』『月島美冬』『数多伊吹』の三名が優先に 23:14:23 (EM_10) なります。 23:14:25 (EM_10) その次に前回延期時参加希望を出していただいた青色さんが優先です。 23:14:28 (EM_10) 【依頼情報】 23:14:30 (EM_10) 依頼年月日:開催日時と同日 23:14:32 (EM_10) 依頼場所:京都府某所 23:14:34 (EM_10) 依頼人:警察署長 23:14:36 (EM_10) 依頼内容:山中より響く轟音の原因究明及び轟音の停止。何か危険なものによる 23:14:39 (EM_10) ならば、その排除 23:14:41 (EM_10) 概要: 23:14:43 (EM_10) 以前山中で騒ぎがあった際、こちらで対処していただいた警察の署長です。 23:14:46 (EM_10) つい先日、一部で問題となっていた幽霊騒ぎが収まった……と思ったのですが、何 23:14:49 (EM_10) やら退魔師や霊能者の方々が『近くの山に異様な気配がある』とおっ しゃって 23:14:52 (EM_10) いるのです。 23:14:54 (EM_10) 退魔師の方々にお願いして調査してもらったのですが、驚いた事に山中を追われ 23:14:57 (EM_10) るように出てきまして、それから山中で謎の音が時折轟くように……。 23:15:00 (EM_10) 退魔師の方々の口は一様に重く、何があったのかさっぱりわかりません。特に状 23:15:03 (EM_10) 態が酷い方はすっかり塞ぎこんでしまい、病院の世話になっている方も いる程 23:15:06 (EM_10) です。 23:15:08 (EM_10) 口を揃えて「山中に踏み込まないほうがいい、早く対処すべき」とは言われては 23:15:11 (EM_10) いるのですが、果たしてどうしたものか、こちらも困っています。 23:15:14 (EM_10) 現状では山の中に踏み込みさえしなければ何も起こりませんが、山から市内まで 23:15:17 (EM_10) はそう遠くありません。何の要因で事態が変化するかわからない以上、 一刻も 23:15:23 (EM_10) 早い事件の解決が望まれています。 23:15:25 (EM_10) よって貴方方に確実且つ迅速に事態の解決をお願いする次第であります。 23:15:28 (EM_10) 退魔対象:不明 23:15:30 (EM_10) 解決方法:事件の収束 23:15:32 (EM_10) 居場所(退魔フェイズ時):不明 23:15:34 (EM_10)   23:15:36 (EM_10)   23:15:38 (EM_10) 【ゲーム補助】 23:15:40 (EM_10) 絶対障壁 23:15:42 (EM_10) [事件フェイズで退魔対象を拘束・退治する行為] 23:15:44 (EM_10) キーワード 23:15:46 (EM_10) [暴走する歌]、[責め苛む邪悪]、[『いなくなれ』] 23:15:48 (EM_10) 【情報源】 23:15:50 (EM_10) <場所・状況> 23:15:52 (EM_10) 名称:山中 23:15:54 (EM_10) 初期情報:付近の山中。時折轟音が響くようになっている。 23:15:57 (EM_10) 土砂崩れなどは確認されていないが、地鳴りにしても唐突に起こっているものな 23:16:00 (EM_10) ので住民が不安がっている。 23:16:02 (EM_10) 腕利きの退魔師が何名か派遣されたが、どれも返り討ちに遭っている。 23:16:05 (EM_10) <NPC> 23:16:07 (EM_10) 名前:流山悠一郎 23:16:09 (EM_10) 初期情報:地元の名士、流山家の新当主。 23:16:11 (EM_10) 先代当主である父親が完全にリタイアしたため、誰にも掣肘される事なく流山家 23:16:14 (EM_10) の運営を行っているようだ。 23:16:16 (EM_10) こうも流山家の土地が存在する場所で事件が立て続けに発生するのは異常で、何 23:16:19 (EM_10) か隠し事があるのかもしれない。 23:16:21 (EM_10) そうでなくてもこのままでは悪評が立つのも時間の問題なため、某かの情報や協 23:16:24 (EM_10) 力を得られる可能性は非常に高い。 23:16:26 (EM_10) 居場所:流山邸 23:16:28 (EM_10) <場所・状況> 23:16:30 (EM_10) 名前:竜山 23:16:32 (EM_10) 初期情報:以前も山中で怪奇現象が発生していた地点。 23:16:34 (EM_10) もしかしたら何か手がかりが掴めるかもしれない。 23:16:37 (EM_10) 警察署長「どうか、事態の収束にご協力お願い致します」/ 23:18:46 (Ibuki_10) 「わかりました。お任せください」(…やっぱり、コレ疲れる。…けど、しないと、なぁ…) 23:19:59 (Ibuki_10) 表面上は丁寧に頭を下げます。しかし、心の中では話し方に疲れている模様。服装は黒いフードにズボンでどうぞ/ 23:21:40 (Mifuyu_10) ピンクのゴスロリ服で「わかりました。ところで、山に入った退魔士の方は怪我とかはしてなかったんですか?」>署長/ 23:23:26 (junpei_10) 「どうもー片瀬川でっす。よろしくー」>伊吹 23:23:43 (junpei_10) 「結局山の中になにかいるから倒せってこと?大丈夫楽勝ですよ」/ 23:24:06 (EM_10) 署長「怪我をされている方は居るようですが、山の中に踏み込んでいますし……」 23:25:04 (EM_10) 署長「まあ、目立つような大怪我をされた方はいないかと。ただ、彼等の中で何かが堪えたのか、隠したい事態に遭遇したのか……それすら話してもらえない状態でして、困っております」>美冬/ 23:26:07 (Mifuyu_10) 「そうですか、行って確認するしかないようですね」/ 23:27:20 (Ibuki_10) 「そうですね。…それと、こちらこそよろしくお願いします。<悪魔>の騎士、数多伊吹です」>順平 23:28:39 (Ibuki_10) ペコリ、と頭を下げます(日本人……大変…でも、頑張ろう)/ 23:29:44 (Mifuyu_10) 「またご一緒しましたね。よろしくおねがいしますね」>伊吹/ 23:30:41 (junpei_10) 「恒例ですけど何処行きます?」二人に/ 23:31:40 (Ibuki_10) 「こちらこそ…」>美冬 23:35:49 (Ibuki_10) 「…では、二人がいいのなら僕は…地鳴りのする山中へ…」/ 23:36:43 (Mifuyu_10) 「じゃあ私は悠一郎さんに話を聞いてみましょうか」/ 23:37:25 (junpei_10) 「確かにレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは戦闘向きだしね」わかったようなことを言い出す 23:37:37 (junpei_10) 「それじゃ僕が竜山で」/ 23:41:50 (Ibuki_10) 「…わかりました」(……片瀬川。僕の能力を…知ってる。……ん、それが片瀬川の能力ということ…なら、無問題)/ 23:43:59 (Mifuyu_10) (レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン?? 音楽バンドだっけ??)/ 23:44:46 (junpei_10) 「と言っても僕も戦闘向きなんだよなあ。なにか出てくれればいいけど」/ 23:46:46 (Ibuki_10) 「……楽しみ、です」(…"永劫"片瀬川…どんな奴?楽しみ…)/ 23:48:40 (Mifuyu_10) (??ま、いいか) 「じゃあ行きましょうか」といって出発/ 23:49:31 (EM_10) ******事件フェイズ(一シーン 40分)****** 23:49:52 (EM_10) (シーン 伊吹) 23:50:16 (EM_10) 退魔師が何かと遭遇したと思しき地点は署長から渡された地図に記されているようです。 23:50:20 (EM_10) さて、どうしますか?/ 23:52:55 (Ibuki_10) (…地図、助かる。…すぐに原因に会える、かも) 23:53:48 (Ibuki_10) 地図に記された場所へ一直線。警戒は一応しておいていつでも戦闘態勢に入れます/ 23:55:02 (EM_10) では、山中を移動しているとどこかで見覚えのある人物がふらふらと歩いているのを偶然目撃します。 23:55:34 (EM_10) 前回の依頼で邪神の結界の封印を維持していたはずの、流山悠香です。 23:56:27 (EM_10) 視界に入っていないのか伊吹に気づいた様子もなく、夢遊病者のようにふらふらと視界を横切っていきます。/ 23:59:54 (Ibuki_10) 「?…悠香、どこに行く…?」悠香の様子を不自然に思い、自然な動きで透明化させた鎖を伸ばし感情状態を探ります。どのような状態になっていますか?>GM/ 00:06:15 (EM_10) 感情状態は読み取れないです。訳の分からないくらいグッチャグッチャです。 00:06:33 (EM_10) こちらから何らかのアクションを起こさないと、相手も気づかないかもしれません/ 00:09:07 (Ibuki_10) (…!?感情状態がおかしい。なにが…)悠香の肩を掴み「待つ……悠香、どうした…?」正面に回り込み顔を覗き込む/ 00:09:57 (EM_10) 【障壁判定を開始します】 00:10:31 (EM_10) 伊吹に肩を掴まれた悠香の目の焦点が合います。ですが、相変わらず伊吹でない何かを見ているようです。 00:10:41 (EM_10) 「……いなくなれ」 00:11:11 (EM_10) ボソリ、とそう呟いた瞬間。悠香から凄まじい魔力が吹き上がります。 00:12:22 (EM_10) そして、悠香の腕が、足が、次々と人間でない……黒い竜のそれに変質していきます。 00:13:32 (EM_10) 異能甲(6) 00:13:38 (EM_10) 2d6+6 / 00:13:38 (Toybox) EM_10 -> 2d6+6 = [2,1]+6 = 9 00:16:14 (Ibuki_10) 「…これは、悠香の能力…?……何を見ている、知りたい…」 00:18:00 (Ibuki_10) 能力4 自身の身体をダイヤに、鎖をモリブデンバナジウム鋼に変化 00:20:06 (Ibuki_10) 能力3 鎖を黒い竜の急所を外した部位に突き刺し、竜の運動エネルギーを吸収し拘束させる 00:21:45 (Ibuki_10) 「……傷は、治す。…一度、落ち着く」能力4,3で/ 00:21:59 (EM_10) では+7でどうぞ/ 00:22:31 (Ibuki_10) 2d6+7 00:22:32 (Toybox) Ibuki_10 -> 2d6+7 = [4,2]+7 = 13 00:22:40 *nick EM_10 → EM_6 00:24:34 (EM_6) では、一瞬悠香に鎖を刺したところと同じ部位に痛みが走り、同時に鎖を伝って不穏な気配が伊吹に侵入しようとしました。 00:25:19 (EM_6) ですが、悠香が咄嗟に鎖を砕いて伊吹への逆侵入を阻止します。 00:27:13 (EM_6) 今のところは優勢ですが、鎖を突き刺した際に悠香の竜に変じた部分、手足や胴体等に生じた黒い鱗から発生した瘴気のようなものが悠香の周りに漂っていて、迂闊に近寄れません。 00:27:39 (EM_6) 鎖を壊したのも偶然か本能的なものらしく、悠香自身はすっかり正気を失っているようです。 00:28:17 (EM_6) 悠香「私は……私は化け物じゃない! 私は!!」 00:28:31 (EM_6) / 00:30:24 (Ibuki_10) 驚きつつもすぐに砕かれた鎖の部位を元通りに治します 00:35:52 (Ibuki_10) 「悠香!……この瘴気、鎖から逆流してきたエネルギーと同じ…?」(鎖を使えばソレが何か、わかる…しかし、別のエネルギーが逆流する。…ソレは危険)少し距離をとり、状況を窺います/ 00:36:43 (EM_6) では、伊吹が距離を取った瞬間に悠香は向きを変え、山の奥の方へと逃げていきます。 00:37:48 (EM_6) ですが、瘴気は直ぐに消えないらしくその場に残存している上、遠くから竜の咆哮のようなものが聞こえてきます。 00:37:52 (EM_6) なので追いかけるのは容易でしょう。 00:38:30 (EM_6) ただ、心配なのは正気を失っているらしい悠香の姿が手足からゆっくりと黒い鱗に覆われていっていた事、 00:39:04 (EM_6) そして、恐らく今の悠香の能力は攻撃や何らかの干渉に反応する代物であり、どこをどうしたものか全く判らないことです。 00:39:27 (EM_6) 何か、悠香に正気を取り戻させる道具などが必要なのかもしれません。 00:39:35 (EM_6) / 00:40:28 (Ibuki_10) 「…どこへ行く? 00:42:08 (Ibuki_10) 追う…いや、一旦二人と合流する…?」携帯で情報共有してシーンチェンジで/ 00:42:17 (EM_6) では、シーンチェンジします 00:42:34 (EM_6) (シーン 美冬) 00:43:10 (EM_6) さて、どうしますか?/ 00:45:03 (Mifuyu_10) 悠一郎の元を訪ねます/ 00:45:31 (EM_6) では、訪れた美冬を悠一郎自身が出迎えます。 00:47:40 (EM_6) 悠一郎「またお会いしましたね。しかし、このタイミングでの訪問ということは……」/ 00:49:30 (Mifuyu_10) 「付近の山中で時折轟音が響くようになっている件を調べているのですけど、なにかご存知ではないですか?」/ 00:50:56 (EM_6) 【障壁判定を開始します】 00:51:24 (EM_6) 悠一郎「知っている、といえば知っています。ですが……」 00:52:03 (EM_6) 悠一郎はその次の言葉が出ないようです。 00:52:20 (EM_6) 悠一郎「ですが……うん……」 00:52:50 (EM_6) 悠一郎「話すべきだとは思うのですが。はは、いざ事態に直面すると言葉というものは出ないものですね」 00:53:13 (EM_6) 迷い(2)+愛情(2) 00:53:26 (EM_6) 2d6+4 / 00:53:26 (Toybox) EM_6 -> 2d6+4 = [5,2]+4 = 11 00:57:44 (Mifuyu_10) 悠一郎の目を見て 00:58:10 (Mifuyu_10) 魔眼で話す気をおこさせ 00:58:45 (Mifuyu_10) 体を霧化させてから元に戻ってみせ 01:00:19 (Mifuyu_10) 「前回の依頼も果たしましたし、山に先に入った他の退魔師のかた達よりは出来るつもりです」 01:01:42 (Mifuyu_10) 「知っていることがあるなら、話してくれませんか? 何も聞かずに山に入って私達が強引に解決するよりは良いのじゃないですか?」 01:02:01 (Mifuyu_10) 能力を見せて、話すことを促す 01:02:08 (Mifuyu_10) 使用4.3/ 01:03:45 (EM_6) では+7でどうぞ/ 01:06:00 (Mifuyu_10) 2d6+7 01:06:00 (Toybox) Mifuyu_10 -> 2d6+7 = [6,4]+7 = 17 01:06:04 (Mifuyu_10) / 01:06:07 *nick Mifuyu_10 → Mifuyu_9 01:06:15 *nick EM_6 → EM_0 01:07:39 (EM_0) 悠一郎「山中の轟音……あの原因は悠香です」 01:07:39 (EM_0) 悠一郎「僕達の見通しが甘かった……と言うか、悠香が頑張り過ぎたんです」 01:07:39 (EM_0) 悠一郎「先の邪神討伐を依頼した際、邪神はこちらの予想を上回る力を隠し持っていました」 01:07:39 (EM_0) 悠一郎「地道に契約を積み重ねて少しずつかすめ取っていった力に加え、まだ果たされていない契約の代償などを」 01:07:40 (EM_0) 悠一郎「それで、あの子は咄嗟に竜人女帝を庇ってそれら全てを引き受けたのです。確かに、今の竜人女帝には受け切れない力だったでしょう」 01:07:43 (EM_0) 悠一郎「ですがただでさえ結界の維持で疲弊しているのに、予想を上回る力を浴びた……」 01:07:46 (EM_0) 悠一郎「そこへ加えて、あの子自身も『契約の代償』だった事が災いしました」 01:07:49 (EM_0) 悠一郎「『邪悪な契約の強制執行』の肩代わりはあの子に荷が勝ちすぎる行いだったのです」 01:07:53 (EM_0) 悠一郎「今、悠香は自身の魂を貪り尽くそうとする邪神の力を戦っているのでしょう」 01:07:55 (EM_0) 悠一郎「あの邪神は、貴方達によって倒されました。それは間違いありません」 01:07:58 (EM_0) 悠一郎「ですが、あの子は邪神が倒される前から、邪神のものになる運命だった……」 01:08:01 (EM_0) 悠一郎「ですから邪神本体とは別で、邪神の力は彼女を依代に復活しようとしているのです」 01:08:04 (EM_0) 悠一郎「あの邪神があちこちの欲深い人間とかわしていた約束は死して尚人々を苦しめる事を目的とした、忌まわしいものなのです」 01:08:09 (EM_0) 悠一郎「……竜山家伝承の書、僕の持っている断片には一つ情報があります。邪神の贄にされたもの、あるいはその虜にされてしまったものの魂を解放する方法です」 01:08:14 (EM_0) 悠一郎「それは、仮死状態になるまで痛めつけてしまう事。邪神は死にゆく人間に興味は無く、あっさりと放棄してしまいます」 01:08:18 (EM_0) 悠一郎「恐怖も絶望も生きていればこそ」 01:08:18 (EM_0) 悠一郎「死に際のそれは邪神にとって美味ではありますが、恐らくは卵を産む鶏を絞め殺すような贅沢なのでしょう」 01:08:22 (EM_0) 悠一郎「古文書に記された昔なら兎も角、現代なら本当に殺してしまわなければ手のうちようはあると思いますし」 01:08:25 (EM_0) 悠一郎「だから、どうしても困った時は思い切って戦うのも手だと思いますが……邪神の力が侵食している今、何か決め手がなければ難しそうですね」 01:08:27 (EM_0) 悠一郎「後は……竜人女帝は『魂の炎』というのを持っていたそうです」 01:08:31 (EM_0) 悠一郎「全ての竜人がそうなのかはわかりませんが。竜人女帝の『魂の炎』は邪悪な神の力と拮抗したとか何とか」 01:08:34 (EM_0) 悠一郎「もし、その『魂の炎』があれば邪神に侵食されている悠香の回復も早いかもしれません」 01:08:39 (EM_0) / 01:11:33 (Mifuyu_9) 「そうですか、分かりました」 01:13:30 (Mifuyu_9) 「女帝さんから魂の炎借りられるか聞いてみますか……。出来る限り悠香さんの負担にならないように解決したいと思います」 01:14:04 (Mifuyu_9) とりあえず二人に情報を送信 01:15:34 (Mifuyu_9) シーンパスで/ 01:15:52 *nick Ibuki_10 → Ibuki_9 01:16:02 (EM_0) 悠一郎「悠香の負担にならないようにしてくれると助かります」 01:16:12 (EM_0) 悠一郎「あの子は……僕の、大切な家族なので」/ 01:16:20 (EM_0) ではシーンチェンジです。 01:16:28 (EM_0) (シーン 順平) 01:16:32 (EM_0) さて、どうしますか?/ 01:16:43 (junpei_10) ではやって来ました、竜山。。 01:16:46 (junpei_10) / 01:17:22 (EM_0) では、竜山を歩いていると結界のようなものの中にどっしりと腰を据えた、頭に角の生えた幼女がいます。/ 01:18:03 (junpei_10) 「どうも、エターナルチャンピオンです。うわさに聞く悠香さんのご先祖様ですか?」/ 01:18:13 (EM_0) 竜人女帝「うむ。何の用かの?」  01:18:14 (EM_0) / 01:19:00 (junpei_10) 「カクカクシカジカで悠香さんが邪神の力に当てられて暴走してるっぽいので、魂の炎というものを貸してください」/ 01:19:58 (EM_0) 竜人女帝「よいぞ。但し注意事項と条件がある。それでも良いか?」/ 01:20:31 (junpei_10) 「とりあえず聞かせてくださいな」/ 01:21:28 (EM_0) 竜人女帝「まず、魂の炎は我自身にしか生み出せぬし、携帯出来ぬ。じゃから、我を悠香の元へ連れて行く必要がある」 01:21:41 (EM_0) 竜人女帝「条件は……ちょっと、我のおしゃべりに付き合ってくれる事、じゃ」/ 01:21:53 (EM_0) 竜人女帝「聞いてくれるだけで良い」/ 01:22:05 (junpei_10) 「はぁ、それくらいならいいですけど」/ 01:23:12 (EM_0) 竜人女帝「実はな……邪神を封じる結界を強化する際、我と悠香の魂は僅かだが交じり合ったのじゃ」 01:23:12 (EM_0) 竜人女帝「故に、今の悠香の気持ちは痛いほどによく分かる。奴の方は……奴自身の力が強すぎて、恐らくは意識も出来ないくらいにしか感じておらんじゃろうがの」 01:23:12 (EM_0) 竜人女帝「奴は怯えておるのじゃ。あ奴は元々臆病な子のようじゃからの」 01:23:12 (EM_0) 竜人女帝「物心付いた時から両親と信じて養父母の顔色を伺い、なまじっか整った顔と実の母親の悪名故に周囲からいじめられ……」 01:23:16 (EM_0) 竜人女帝「兄とは唐突に疎遠になるも、それでも唯一自分を庇ってくれた兄を信じて耐え忍ぶ日々」 01:23:19 (EM_0) 竜人女帝「そこへいきなり人外の力を手に入れ、誰にもバレぬように必死に隠して……」 01:23:22 (EM_0) 竜人女帝「当然、一般人とは仲良くしたいと思っても出来ない。もし、自分の力がうっかり発動してしまったり、自分の存在が原因で不幸になったりするのが怖いから」 01:23:26 (EM_0) 竜人女帝「本当は誰かに愛されたくて、でも皆から排除されていると思い続けてきた」 01:23:29 (EM_0) 竜人女帝「ようやく同じような力を持った仲間を見出し、そこに居場所を探し求め……」 01:23:32 (EM_0) 竜人女帝「そして、人の形をした自然災害のような存在に遭遇し、覚悟を決めているとは言えど心身ともに傷つき疲れ果て……」 01:23:36 (EM_0) 竜人女帝「目の前で仲間の一人が正気を失い、自身はそうなるまいと冷血に徹してみれば心はより酷く傷ついていく……」 01:23:39 (EM_0) 竜人女帝「あの子は、自らを人と想うておる。例え他の誰がどう言おうと」 01:23:42 (EM_0) 竜人女帝「だからこそ、恐れているのじゃ。心弱き人々の言動、行動を」 01:23:45 (EM_0) 竜人女帝「自身もいつかはそうなってしまう事を……そして、誰かを傷つける事を」 01:23:47 (EM_0) 竜人女帝「山中の轟音、あれは自身を責め苛む恐怖に悠香が上げた悲鳴なのじゃ」 01:23:50 (EM_0) 竜人女帝「恐らくは、山中に踏み入った誰かが悠香の心身を傷つけた事で、化け物と見られる恐怖や人間に対する失望が生じ、邪神の力によって爆発的に増幅されてしまっているのじゃろう」 01:24:20 (EM_0) 竜人女帝「そして……もし、お主達が悠香に大切な日々を思い出して欲しいと願うなら」 01:25:08 (EM_0) 竜人女帝「奴の実の母親が持っていた思い出のオルゴールを探すが良い。恐らくは、流山悠一郎の手元にあるはずじゃ。奴自身はそうとは知らぬじゃろうが」 01:25:42 (EM_0) 竜人女帝「例え悠香が忘れてしまったとしても。奴自身が受け止めている様々な『思い』の中に、必ずその思い出は入っている」 01:26:14 (EM_0) 竜人女帝「思い出のオルゴールの音色はそれを表に引き出し、必ず今の悠香を動揺させるはずじゃて」/ 01:26:53 (EM_0) 竜人女帝「長話に付きあわせて済まなんだな」/ 01:27:01 (junpei_10) 「皆絶望耐性が低いんだなあ…」 01:27:51 (junpei_10) 美冬さんに連絡してオルゴールを探してもらうように手配 01:28:03 (junpei_10) 「それじゃ、いきましょうか、女帝さん」/ 01:28:49 (EM_0) 竜人女帝「うむ。任せよ、悠香を乗っ取らんとする邪神の力は我が消し去ってくれようぞ。大船に乗ったつもりでおるが良い!」/ 01:30:33 (junpei_10) では追いかけているであろう伊吹くんのGPSを頼りに悠香さんのところへ向かいましょう/ 01:30:49 (EM_0) ではシーンチェンジで。 01:35:05 (EM_0) まだ時間は残っているので美冬さんのシーンを再度行う事も出来ますが、このまま退魔フェイズに移行しますか?/ 01:36:26 (Mifuyu_9) ではメールで順平からの情報を確認し 01:37:30 (Mifuyu_9) 「悠一郎さん、悠香さんのお母さんが持っていたオルゴールがあるそうなのですけれど、心当たりありますか?」 01:37:45 (Mifuyu_9) 「今の悠香さんにはきっとそれが必要なんです」/ 01:37:57 (EM_0) 悠一郎「オルゴール、ですか?」 01:38:11 (EM_0) 悠一郎「……心当たりが無いわけでもないですが。ちょっと待っててください」 01:38:44 (EM_0) 悠一郎はそう言うと、一端部屋を出て行った後、少ししてから小さな小箱を抱えて戻ってきます。 01:39:12 (EM_0) 悠一郎「昔……山中で拾ったものです。僕の持っているオルゴールはこれだけですし、恐らくこれの事だと思います」 01:39:48 (EM_0) 悠一郎「僕のものではないのですが……もし、悠香に関係あるものだとすれば、大切にしてやってください。悠香の母のものだとすれば、なおさら。」/ 01:40:39 (Mifuyu_9) 「分かりました。お借りしますね」 オルゴールを受け取ってから山に向かってシーン終わりで/ 01:43:01 (EM_0) ******退魔フェイズ(目標 90分)****** 01:43:08 (EM_0) ではみなさん、如何なさいますか?/ 01:44:23 (junpei_10) 女帝さんを連れて合流。/ 01:44:32 (Mifuyu_9) 同じく合流/ 01:44:57 (Ibuki_9) 情報共有した後、悠香の後を追っていた伊吹の元へ、合流で/ 01:45:14 (EM_0) では、合流します。 01:45:58 (EM_0) 追跡の甲斐あって、今悠香が気づいていない状態ですね。落ち着いてはいるようですが、侵食は大分進んでいるようです。 01:47:06 (EM_0) 伊吹が来る前に攻撃された分が一気に来ているのか、あるいは悠香が抵抗力を失いつつあるのか、今の悠香は首から顔の右半分まで黒い鱗に覆われているようです/ 01:48:13 (junpei_10) 「ああ、すっかり黒化しちゃってまあ……」/ 01:48:53 (Ibuki_9) 「……大分姿が変わっている。竜人女帝、残り時間…どのくらい、ある?>竜人女帝/ 01:49:12 (EM_0) 竜人女帝「持って今日中……」 01:49:30 (EM_0) そう言いつつ、竜人女帝の顔が少し青ざめています。身体もガタガタ震えているようです。 01:50:13 (EM_0) 竜人女帝「情けないな、我とした事が。悠香と穢れを共有しているようじゃ。まあ、魂の炎を使うまでは保たせる」/ 01:52:10 (junpei_10) 「とりあえず護衛ここに立てときますね」盾を持った騎士を何人か召喚しておく。/ 01:54:17 (junpei_10) 「おーい悠香さーん目を覚ましてー」 01:54:38 (junpei_10) 「絶望に負けちゃったパターンはもう卒業していいんですよー」/ 01:54:51 (EM_0) では、順平の声に反応して悠香がくるりと振り向きます 01:54:56 *nick EM_0 → EM_15 01:55:12 (EM_15) 悠香「……」 01:55:40 (EM_15) 悠香の右目にはおよそ何の感情も浮かんでいません。ただ、真っ黒な空洞のような目で順平をじっと凝視しています。 01:56:10 (EM_15) 悠香の左目には、微かに感情が揺れています。今にも吹き消せそうな小さなものですが/ 01:56:56 (junpei_10) 「うちの嫁を殴り飛ばした時の気勢はどうしたんですか!」/ 01:58:14 (Mifuyu_9) 「悠香さん、邪神に呑まれないで」 01:58:32 (Mifuyu_9) オルゴールゼンマイまいて鳴らします/ 02:01:30 (Ibuki_9) 「……悠香。恐らく、僕が悠香から下がったのが…心を傷つけた」 02:02:17 (Ibuki_9) 「…だから、証明…する。悠香は化物じゃ…ない」鎖を構えます/ 02:03:13 (EM_15) 悠香「……嫁?」 02:04:35 (EM_15) 悠香は機械的な動きで首をかしげます。同時に、皆の気配が変わったのを見て悠香から発される瘴気……敵意、憎悪、様々な負の念に反応してそれをそっくり返す魔力が今まで以上に濃くなります。 02:04:46 (EM_15) では、イニシアチブです。 02:04:48 (EM_15) 2d6 / 02:04:49 (Toybox) EM_15 -> 2d6 = [3,1] = 4 02:04:58 (Mifuyu_9) 2d6 02:04:58 (Toybox) Mifuyu_9 -> 2d6 = [2,2] = 4 02:04:59 (Ibuki_9) 2d6 02:04:59 (Toybox) Ibuki_9 -> 2d6 = [3,2] = 5 02:05:15 (junpei_10) 2d6 02:05:15 (Toybox) junpei_10 -> 2d6 = [1,1](1ゾロ) = 2 02:06:10 (EM_15) では、美冬さん……の前に。 02:06:28 (EM_15) 悠香の左目から涙が溢れ出ます。 02:06:36 (EM_15) 悠香「嘘……私、こんなの知らない……」 02:06:55 (EM_15) あ、違った。伊吹さんの番の前に、でした。失礼しました。 02:07:00 (EM_15) では、伊吹さんの番です/ 02:11:18 (Ibuki_9) 「…その魔力。そう、ソレが邪魔……だった」二本の鎖を地面に突き刺すと、生き物のように鎖がそのまま悠香に向かっていく 02:14:22 (Ibuki_9) (鎖は…使用者と繋がっていれば自由に操れる。…いま僕は、地面を通して繋がっている)鎖をオスミウムに変化させ、地面へ縛り付けるように拘束します。そして魔力を吸収しアースのように地面から拡散させます 02:17:36 (Ibuki_9) 「悠香…思い出す。僕と悠香の関係は薄い…でも、悠香には大切な記憶が、ある!感情がある!…思い出せ…ッ」能力2 で自分への負荷を減らし、鎖から悠香を責め苛む邪悪を排出させようとします 02:17:45 (Ibuki_9) 能力使用4,3,2です/ 02:17:59 (EM_15) はい、応援は?/ 02:18:31 (Mifuyu_9) します/ 02:18:50 (junpei_10) します/ 02:18:58 (EM_15) ではロールと能力の宣言をどうぞ/ 02:19:30 (junpei_10) 魔剣で悠香さんは傷つけないように邪神の力だけ斬ります。能力4/ 02:22:01 (Mifuyu_9) 「このオルゴール、大切な人との思い出が詰まっているんでしょう、思い出してっ」魔眼で記憶を呼び起こすように誘導します 能力4/ 02:22:14 (EM_15) では+17でどうぞ  02:22:15 (EM_15) / 02:23:04 (Ibuki_9) 2d6+17 02:23:04 (Toybox) Ibuki_9 -> 2d6+17 = [4,1]+17 = 22 02:24:17 (EM_15) 悠香「知らない……知らない知らない知らない知らない!」 02:24:33 (EM_15) 悠香「今更……人が、物心付く前に死んでおいて……!」 02:24:41 (EM_15) 悠香「こんなの……こんなのってないよ!!」 02:25:34 (EM_15) 悠香は何らかの風景を幻視しているようで、正気は取り戻しているようではありますが、極端に感情的になってしまっているようです。 02:26:21 (EM_15) 故に攻撃に対してカウンター気味に発動するはずの瘴気も、殆ど効果が出ていないのですが…… 02:26:31 (EM_15) 悠香「うわああああ!!!」 02:26:57 (EM_15) 代わりに魔力が悠香の叫びに乗り、辺りに撒き散らされてしまっています。 02:27:23 (EM_15) ドラマチック「暴走する歌」(4)+暴走(4) 02:27:33 (EM_15) 2d6+8 / 02:27:33 (Toybox) EM_15 -> 2d6+8 = [3,2]+8 = 13 02:27:42 *nick EM_15 → EM_5 02:28:46 *nick Ibuki_9 → Ibuki_7 02:28:54 *nick junpei_10 → junpei_9 02:29:07 (EM_5) 邪神の力が切られて弱まり、悠香の記憶が呼び覚まされる。 02:29:28 *nick Mifuyu_9 → Mifuyu_8 02:29:47 (EM_5) そして負の感情を地に流されている状態で暴れまくった悠香は、すっかり疲れ果てた様子になっています。 02:29:53 (EM_5) 悠香「うう……」 02:30:22 (EM_5) ですが、黒い鱗は未だ剥がれ落ちる事はなく、悠香の右目にも光は宿っていません。/ 02:33:20 (Ibuki_7) 「…ッ。ダメだ…魔力が完全に消費できていないッ」悔しそうに舌をうつ 02:34:51 (Ibuki_7) (…これが人の心の闇。深い…まだ届いていない……なに、この感情?」/ 02:35:04 (EM_5) では、美冬さんの番です/ 02:37:46 (Mifuyu_8) 魔眼で負の感情を抑え 能力4 02:37:46 (Mifuyu_8) 魔力派とかは霧化で透過させて受け流す 能力3 02:37:46 (Mifuyu_8) 「きっと、悠香さんが物心付く前にいなくなりたくていなくなったわけじゃないっ」 02:37:46 (Mifuyu_8) ダガーナイフを抜いて精神を集中 02:37:47 (Mifuyu_8) 「物心ついてなくても覚えているんでしょ、お母さんのこと思い出してっ!」 02:37:48 (Mifuyu_8) オルゴールの音に乗せて死後の世界から悠香の母親が悠香に伝えたかった言葉を届ける 02:37:51 (Mifuyu_8) 能力2 02:37:53 (Mifuyu_8) / 02:41:46 (EM_5) できれば能力2のところだけリテイクで/ 02:41:51 (Mifuyu_8) 魔力派とかは霧化で透過させて受け流す 能力3 02:41:51 (Mifuyu_8) 「きっと、悠香さんが物心付く前にいなくなりたくていなくなったわけじゃないっ」 02:41:51 (Mifuyu_8) 「物心ついてなくても覚えているんでしょ、お母さんのこと思い出してっ!」 02:41:51 (Mifuyu_8) 魔眼で子供の頃の記憶を呼び起こす 能力4 02:41:52 (Mifuyu_8) 4.3で 02:41:52 (Mifuyu_8) / 02:42:43 (EM_5) ほい、応援は?/ 02:43:46 (Ibuki_7) します/ 02:44:09 (junpei_9) します/ 02:44:21 (EM_5) ではロールと能力の宣言をどうぞ/ 02:46:11 (junpei_9) 相変わらず邪神の力だけ狙って斬り続ける。能力4/ 02:47:19 (Ibuki_7) 鎖から魔力を流し拡散させる(演出)鎖の物質をオスミウムからDHAを取り込んだ混合物に変化、脳を活性化させ記憶を呼び覚ます補助を行います/ 02:47:33 (Ibuki_7) 能力使用は4です/ 02:48:55 (EM_5) 鎖から魔力を拡散させるか、あるいは鎖から記憶を呼び覚ます補助を行うかのどちらかに絞ってください/ 02:50:09 (Ibuki_7) なら、能力4で補助を/ 02:50:25 (EM_5) では+15でどうぞ/ 02:50:33 (Mifuyu_8) 2d6+15 02:50:33 (Toybox) Mifuyu_8 -> 2d6+15 = [2,5]+15 = 22 02:50:37 (Mifuyu_8) / 02:52:46 (EM_5) 悠香「あ……」 02:53:11 (EM_5) 悠香の左目が揺れ、美冬にそっと手を伸ばそうとします。 02:53:13 (EM_5) ですが。 02:53:55 (EM_5) 悠香の右目が昏く燃え上がり、悠香は己の身を掻きむしるようにして悲鳴をあげます。 02:54:31 (EM_5) 悠香「わ、私は……まだ人間で……いた」 02:55:36 (EM_5) 左目から光が消え、美冬に伸ばした手を握りしめて殴りかかります。 02:56:16 (EM_5) 己が傷つこうが、鎖で肉が持って行かれそうになろうが、全く厭うことなく。 02:56:40 (EM_5) キーワード「責め苛む邪悪」(3)+捨て身(3)+闇のもの(2) 02:56:48 (EM_5) 2d6+8 / 02:56:48 (Toybox) EM_5 -> 2d6+8 = [6,3]+8 = 17 02:56:55 *nick EM_5 → EM_0 02:57:11 *nick Ibuki_7 → Ibuki_6 02:57:18 *nick Mifuyu_8 → Mifuyu_7 02:57:54 (EM_0) では、悠香の拳が美冬を捉える前に、悠香を突き動かしていた邪悪な力は消失します。 02:58:36 (EM_0) そして、悠香はバッタリと倒れ、ピクリとも動きません。/ 02:59:11 (junpei_9) 女帝さん連れてきてお願いしよう/ 02:59:32 *nick junpei_9 → junpei_8 02:59:33 (Mifuyu_7) 「っと……女帝さんお願いしますっ」/ 02:59:52 (EM_0) 竜人女帝「うむ。我に任せるが良い」 03:00:35 (EM_0) そう言った竜人女帝は青く燃え上がり、悠香の傍らにそっと立ちます。 03:00:48 (EM_0) 竜人女帝「……悠香。我の全てをお主に託そう。これ以上教えられる事が無いのは残念じゃが」 03:01:11 (EM_0) 竜人女帝「後はお主自身の力で掴み取るが良い」 03:01:17 (EM_0) そして、三名を見て頭を下げます。 03:01:46 (EM_0) 竜人女帝「我が……我が、千年前にこの生命を捨ててでも邪神を殺しておけば、お主らにここまで手間を追わせる事は無かった」 03:02:38 (EM_0) 竜人女帝「済まなかった。……ただ、こうして生き延びたことで我の志を正しく継いでくれるやもしれぬ者に逢えためぐり合わせだけは……」 03:03:21 (EM_0) 青い焔は悠香に移り、黒い鱗は焔の中に消えていきます。 03:03:53 (EM_0) ですが、竜人女帝の姿も消えていき……悠香の身体から黒い鱗が全て消え去った時、竜人女帝の姿もまたそこから消えてなくなっていました。/ 03:05:20 (Mifuyu_7) 「っ……女帝さん……」 03:06:06 (Mifuyu_7) 悠香を抱き起こしますが起きそうですか?/ 03:07:18 (EM_0) はい。弱っていたのも大分回復しているようです/ 03:08:10 (Mifuyu_7) 「……だいじょうぶですか?」/ 03:08:26 (EM_0) 悠香「……うん。皆の声、ずっと聞こえてたよ」 03:08:33 (EM_0) 悠香「……ありがと、ね」 03:08:43 (EM_0) 少し悲しげに、ですがそっと微笑みます/ 03:08:48 (Ibuki_6) 「……終わった、か」悠香を見つめ 03:09:58 (Ibuki_6) (………感情の正体、わかった…気がする。…僕も、悠香も、人間になりたかった、人間でいたかった。だから…助けたいと…思った。…きっと)/ 03:11:03 (junpei_8) 「……自分を大事にしてくださいね。これまで以上に」肩を貸して帰ろうか/ 03:12:23 (EM_0) 悠香「うん……ママと、ご先祖様が生命を懸けてくれたんだもの……だから、この生命は……」と大人しく肩を貸してもらいます/ 03:12:36 (Mifuyu_7) 「悠一郎さんから預かっていたのですけど、オルゴール、渡しておきますね」悠香にオルゴールを渡す/ 03:12:47 (EM_0) 悠香「……ありがと」/ 03:15:36 (Ibuki_6) 「…悠香、君は人間……僕たちが保証、する。不安になる…必要、ない」少し照れくさそうに、フードを深く被って/ 03:16:33 (EM_0) 悠香「ふふ……優しいんだね」と微笑む>伊吹/ 03:17:10 (Ibuki_6) 「………」プイッ/ 03:18:35 (Mifuyu_7) その様子を見て微笑み「トリスタン、依頼完了ですね」/ 03:24:00 (EM_0) *********************後日談************************** 03:24:01 (EM_0)   03:24:01 (EM_0) 「悠香、身体は大丈夫か?」 03:24:01 (EM_0) 「うん、これくらいなら平気。皆と竜人女帝が生命を懸けてくれたから……」 03:24:01 (EM_0) 悠香と悠一郎の二人はある岩の前に来ていた。かつて、邪神が封印され、騎士たちに滅ぼされた墓所の入り口。 03:24:02 (EM_0) その脇に、小さな……とても小さな、墓標が立てられていた。二人はその前に立って黙祷するかのように、暫くじっとしていた。 03:24:06 (EM_0) やがて悠香がポツリと呟く。 03:24:08 (EM_0) 「私のママも……生命を懸けてくれたんだよね」 03:24:10 (EM_0) 「……僕には判らない。だけど、きっとそうだと思う。遺跡の岩を背中で抑えるようにして、立っていたから」 03:24:13 (EM_0) 「……」 03:24:15 (EM_0) 「あの竜剣が、その身体を岩に縫い止めていたから……きっと、そうなんだと思う」 03:24:18 (EM_0) 悠香の瞳に、じっとりと水気が宿る。 03:24:20 (EM_0) 「……」 03:24:22 (EM_0) 「……悠香。僕は少し離れておく。終わったら、呼んでくれ」 03:24:25 (EM_0)   03:24:29 (EM_0) その日、謎の轟音騒ぎから始まった新たな異変の終わりを告げるかのように……完全な竜でもなく、完全な人でもない、一人の竜人の小さな泣き声が森の奥に響いていた。 03:24:33 (EM_0)   03:24:35 (EM_0) ************************************************** 03:24:38 (EM_0) 退魔イベント 人想う故に我有り 終演 -------------------------------------------------------- 弱点  思い出のオルゴールの音色を聞かせる